[1878] 個人が活きるロングテール現象時代

投稿:  著者:  読了時間:20分(本文:約9,900文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1878    2005/12/06.Tue.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18300部
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          <意外にそのXデイは近いのかも>         

■KNNエンパワーメントコラム 
 個人が活きるロングテール現象時代
 神田敏晶

■デジタルサウンズ研究室 
 宅地建物取引主任者だった私……
 モモヨ(リザード)

■買い物の王子さま[110] 
 さりげなく持ちたい
 石原 強

■デジクリトーク
 写真の最終調整は誰がするのか?
 イシグロマサハル



■KNNエンパワーメントコラム 
個人が活きるロングテール現象時代

神田敏晶
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KNN神田です。

「ロングテール」といっても、知っている人にはアタリマエ、知らない人は知
らなくて当たり前というのが、「ロングテール」の言葉の意味をあらわしてい
ると思う……

「はてなDiary」によると……

インターネットによって、これまで「2:8の法則」などといわれていた2割の商
品が8割の売り上げを稼ぐ、という法則が成り立たなくなってきている、とい
った話。

流通コスト、在庫コストがネットビジネス、カタログビジネスでは従来のビジ
ネスに比べて圧倒的に低く抑えることができるので、細かいニッチなアイテム
を数多く集めることによって必ずしもヒット商品に依存しすぎずに売り上げを
あげることができることを暗示する。

「ウィキペディア」によると……

ロングテールはオンライン小売店の一つであるアマゾン.comを例に用いるとわ
かりやすい。一般的に、ある特定の分野における売り上げは、上位の20%が全
体の80%を占めるという「べき乗」の法則(あるいは「パレートの法則」)に
従っているとされている。今までのオフライン小売店では、在庫の制限などで、
この上位20%に当たる商品を多く揃えなければいけず、その他(80%)は軽視
されることが多かった。しかし、アマゾン.comなどのオンライン小売店は在庫
や物流にかかるコストが従来の小売店と比べて遥かに少ないので、今まで見過
ごされてきたこの80%をビジネス上に組み込むことが可能になり、そこからの
売り上げを集積することにより、新たなビジネスモデルを生み出した。そのこ
とを説明する時に使われるのがロングテールである。

米テクノラティ社がブログにもこの「ロングテール現象」が存在していること
を証明してくれた。
<http://www.technorati.com/weblog/2005/08/39.html>

MSM(※メインストリームメディアの意味、MSNではない)とブログとの関係を
あらわしたグラフであり、ロングテールの先の尾の部分には、たくさんのブロ
グが存在していることが推測できる。

これはネットでの現象なので、記事ネタとしてのMSMもしくは、通信社系のワ
イヤー記事はとても重要である。問題はその先である。生活の糧としてライテ
ィングをしているプロのライター、ジャーナリスト。そして、趣味としてブロ
グを書いているブロガーと呼ばれる素人が対峙している図なのである。

プロのジャーナリストたちは、求められているクオリティや、デスクの方針、
あるいは広告営業との兼ね合い、抱える仕事量の蓄積度、締め切りなどと日々
戦いながら執筆している。さらに、フラットで、客観的で、事実を確認してか
らでしか書けない要素を持っている。

さらに、会社に雇用されているジャーナリストとなれば、辞令のひとつで、机
ごと、地方や別部署に飛ばされるので、専門的な知識よりもジャーナリストと
しての思考があればいい。

反対に、趣味でブログをやっている人たちは、書くことと、それに対して、コ
メントやトラックバックが発生することによって、対価以上の満足度を得てい
る。この両者が対峙しているのが現在の状況だ。

ロングテールの長い長い末端に存在するブロガー同士は、価値が近接したブロ
ガーたちと情報を交換したり、フォークソノミー的なSNS(ソーシャルネット
ワーキング)やSBM(ソーシャルブックマーク)で、さらに自分にマッチした
情報ソースを見つけ始めている。すでにその情報には、たくさんの一般オピニ
オンの意見が反映された「ごった煮」状態の情報の中から、自らの気になった
部分を取り上げて、ブログにパブリッシュする。

ロングテールの上位に位置するブロガーには、AdSenseやアフリエイトによっ
て収入が得られるようになっている。総務省の調査によると、現在のアフリエ
イト収入の40倍はあと2年後の成長率で考えられるという。

趣味でブログを書いて、6,000円の人は240,000円と月給クラスの収入を得るよ
うになる。600円の人は24,000円と、フランス料理が毎月食べられる生活が得
られるようになる。

テレビやラジオ、新聞、雑誌などのマス媒体を数チャンネル、数紙、数誌を視
聴、聴視、閲覧しなければ情報を多角度に分析できなかったところから、通信
社記事といつくかの同じジャンルに興味のあるブログがあれば、同じような効
果が得られるような時代となりつつある。むしろ、前者以上の考え方ができる
ようになるであろう。

こんな時代になればなるほど、生活するために働くマジメな人ほど、情報が枯
渇していってしまう。死ぬほど好きなことを、さらに追求することによって、
そこから得られた経験は、プロの仕事時間内をはるかに凌駕することだろう。

クオリティもしがらみがないだけ、直球で、しかも客観的でなく、独断と偏見
と主観に基づいているので、文体がマッチすれば、プロの記事よりさらに好感
が持てるだろう。

いまだにトラックバックやコメントを受け付けない大手新聞社とちがって、ブ
ロガー同士はすぐに、互いの存在を意識することができる。対価を得なくても
やりだした人たちが、対価を得はじめた今日。給与生活で安住していたジャー
ナリストたちは、寝食、休日を問わず、書き続けるブロガーたちに安住の地を
一気に攻め立てられる時期が必ずやってくるだろう。

大手メディアが潰れないと思っている限り、意外にそのXデイは近いのかもし
れない。

個人が好きなことで自由にメシが食える時代が、もうすでに始まっている。そ
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■デジタルサウンズ研究室 
宅地建物取引主任者だった私……

モモヨ(リザード)
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マンションの耐震強度偽造(?)事件について、毎日、情報が一転二転してい
る。

私は、十年前の一時期、宅地建物取引に関わり、宅建主任者として東京都に登
録したことすらあった、という経験から、興味深く見守ってきた。

その当時、私は、某出版社から小冊子シリーズで、不動産購入の注意点をまと
めたものを出している。そんな私の本は、さまざまな注意点を網羅してあった
が、まさか、今回の事件のような事態は、想定していなかった。

マンション売買には別の不動産業者が介在した場合もあるだろう。その重要事
項説明は、どうだったのだろう。不動産に少しだけ関わった者として、ふと、
そんなことを考えてしまった。

重要事項説明というのは、不動産取引に際して宅建主任者が説明することを義
務付けられている行為である。

今回のマンションのような物件を区分所有建物という言い方をするが、そうし
た物件では、管理組合などについても詳細に説明する義務がある。また、物件
の瑕疵についてもわかっている限りは説明しなければならない。

今回の耐震強度(というより、鉄骨を抜いた)偽造物件など、わかっているな
ら、当然、説明しなければならない。つうか、そもそも不動産物件として取り
扱うべきではない。

むろん、今回の事件の当該物件は銀行も含めて、みなそれが不動産売買しうる
物件であると思って関わってきた。故に対価が支払われ、その物件を担保にし
て融資がなされたのである。

しかし、ことが明らかになるにつれてわかってきたのは、そうした建物が、物
件以前の存在だった、ということだ。担保価値以前に、存在してはならない物
件だった、ということである。

取り壊すことを思えば、逆に金食い虫、大手の銀行なら、そう判断するはずの
物件である。

当該物件に住む方々は、皆さん、大変な苦境に落ちていることだろう。本当に
地獄のような日々だと思う。

現在は、行政の対応に焦点が絞られた議論がなされているのは、住民の方の救
済を第一義においているからだろう。実際に、事件のみを眺めるなら、この一
連の事件は巨額の詐欺事件とすらいえる側面がある。

住民の方々の救済とは別に、こうしたマンションを撤去したり、建て替えたり
するのは、ここ数年のものに限っていえば売り手の責任である。

業者のきちんとした対応が求められている。

モモヨ(リザード)管原保雄
<http://www.babylonic.com>

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■買い物の王子さま[110] 
さりげなく持ちたい

石原 強
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以前から欲しいと思っていたブランドの革靴を買った。バーゲン前だし悩んだ
けれど「このデザインならきっと長く履けるし……」など、自分に言い訳して
奮発。

いい靴を長く履くためには日常のメンテナンスはもちろんだが、履き方が悪い
と型くずれしやすいらしい。靴を履く時には「靴べら」が必須とのこと。

とはいえ、靴べらをわざわざ持ち歩くというのもちょっと大げさだと思ってい
ました。せっかく持ち歩いてもすぐに取り出せないのでは意味がない。それに
あまり小さいものでは、かえって使いにくそうです。

新しい財布を探している時に、鞄屋さんで手頃なものを見つけました。こだわ
ったモノ作りで定評のあるお店です。ひとつひとつの商品に詳しい解説がつい
ていて、作った職人さんが自分の言葉で工夫した点、苦労して点などを語って
いるのです。作り手の誠実さが感じられてとても信頼できます。

この商品は、職人さんからの「これならいつでも持ち歩けるだろう?」という
メッセージがありました。

---
ポイントはデザインだね。この渋い革の雰囲気自体がいいけど、ベルトとボタ
ンがアクセントになってて、こんなにカッコいい携帯靴べらなんてないと思う
よ。ただいくらカッコいいデザインでも、靴べらだけで持ち歩くのは面倒くさ
いだろうから、普段持ち歩けるようにキーホルダーにしたってわけさ。
---

靴べら単体ではなく、キーホルダーになっていれば自然に身に付けることにな
ります。商品の魅力をテキストで説明するだけでなく、商品の様々な角度から
のイメージが掲載されてわかりやすい。実際に使っているイメージや、商品サ
イズも細かくチェックできます。

カラーは黒と茶の二色。以前に同じシリーズの小物を買っていたので、同じ黒
色で揃えたい。黒には売り切れ間近かの三角印が付いています。前回、気づい
た時に売り切れてしまい、再発売までずいぶん待ったので、今回は即注文しま
した。

靴べらが入っている分、キーホルダーとしては少し大きめ。でも家の鍵しか持
ち歩かないのでまったく問題ありません。しかし、家の鍵はちょうどクルマの
鍵のように、後ろが樹脂製で厚くなっているため、取り付けるキーフックはや
やキツい。

靴べらとしての使い心地はバッチリです。スナップを外して収納されている靴
べらを取り出すと、ケース部分が取っ手になるのです。うまく考えられている
なと感心しました。

先日、お座敷の居酒屋さんで飲み会があった時は、さりげなく使って自慢しよ
う思っていました。けれど、帰りにはすっかり出来上がっていて、靴べらのこ
となどすっかり忘れてしまいました。

携帯靴べらを買ったお店「鞄工房土屋」
<http://www.rakuten.co.jp/takuminowaza/>

【いしはら・つよし】info@webanalyst.jp
ウェブプロデューサー、ウェブアナリスト
12月3日の夜は、mixiの「永吉さんFan☆Club」の飲み会。東京新宿に永吉さん
出現。茂田さん、まつばらさん、初めてお会いしたGrowhairさん他、楽しく盛
り上がりました。ちょい飲み過ぎて、翌日は一日頭がボーっとしてました。
・ウェブアナ
<http://www.webanalyst.jp/mt/>

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■デジクリトーク
写真の最終調整は誰がするのか?

イシグロマサハル
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ここ数年で十分使用に耐えるデジタルカメラが普及し、デザイナーにも、ポジ
フィルムではなくデジタルデータが送られてくるようになりました。ここで、
写真の最終品質には誰が関わるのか? という問題が生じてきます。

写真は今まで、レイアウト上にあたりをとるか、あたり用の軽いデータを貼付
していたと思います。印刷所にはポジのまま納品し、ちょっとした注意書きを
指示する程度でした。ポジが直接元データになるので、それが見本にもなりま
す。

今まで通りに、印刷の方での調整を前提に、途中工程では手をかけない方がい
いのでしょうか?

「データはいじらない!」という印刷所もあります。その場合、未調整のまま
の写真が製品になってしまうことが起こります。実際、デジカメならイージー
です。ライターが直接撮った安易な写真が、そのまま最終原稿になっている現
実があったりします。もちろん、ヘタくそなカメラマンよりはずっといい写真
もいっぱいあります(カメラマンは違いを意識するべきだ)。また、デザイナ
ーも、編集者もディレクターも、写真の質にもっと気がつくべきです。

私はカメラマンが最終調整をするべきだと思っています。自分の手がけたデー
タをちゃんとしたものにして渡す! 当然のことだと思うのです(色調を知っ
ている訳ですし、、、ただ一つ、倍の手間がかかるという問題が生じます。そ
の分の料金がちゃんと取れるシステムが確立して欲しいものです)。

では、デザイナーは調整の問題には関知しなくていいのか? いいや、デザイ
ナーこそが調整できなくてはと思います。なぜなら、最終データを出せるカメ
ラマンはきっと限られるからです(?)。また、調整を必要とするデータは絶
えずあり得るからです。印刷所に委ねるのではなく、自ら調整してしまえば、
最終仕上がりをシミュレーションできてしまうというメリットもあります。

要は「美しい」を見分けるかどうかです。美的センスというと感覚的ですが、
デザインは感覚が勝負! パズルを解くように紙面にはめ込むのがレイアウト
ですが、最後を決めるのは感覚、センスです。その美的感覚で調整をすればい
いだけ。調整の技術レベルはすぐ覚えられます。覚えたら実践して、技術レベ
ルをどんどん上げればいいのです。

12月1日に「Graphic Designer's Illustrator CS & CS 2」を出版しました。
トンボの作成から印刷所に渡すファイルにするまでの、ベーシックな部分の
Illustrator解説書です。デザイナー向けに内容を限定していますが、
Illustratorファンにも必見のテーマを盛り込んでいます。
できましたら、店頭でご覧ください(大きな本屋さんやパソコンショップでな
いと置いてないかも、、、ですが)。でも、デザイナーのお友だちがいたら、
ぜひともすすめて欲しい! です。よろしくお願いいたします。

「Graphic Designer's Illustrator CS & CS 2」
毎日コミュニケーションズ刊 定価:2,940円(税込)
書籍コード ISBN4-8399-1437-0
<http://book.mycom.co.jp/book/4-8399-1437-0/4-8399-1437-0.shtml>

【イシグロマサハル】haru@i.email.ne.jp
<http://www.ne.jp/asahi/m/skystone/>
<http://plaza.rakuten.co.jp/skystone/>

<応募受付中のプレゼント>
Illustrator CS2完全制覇 本誌1877号(12/12締切)


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■編集後記(12/6)
・「メルマガ オブ ザ イヤー 2005」という人気投票イベントがあります。マ
ガジン名「日刊デジタルクリエイターズ」で投票して下さいね。
<http://melma.com/contents/moy2005/>

・昨日、わが家の犬ハニー号(♂)が満8歳になった。生まれて1か月以内だと
いうのに親元から離され、浦和の家にもらわれてきた。半年くらいは家の中に
いて、座敷や椅子を傷だらけにしたものだが、当時の写真を見るとほんとうに
かわいい。もっと撮影しておけばよかったと切に思う。その後は、木の下に自
分用の穴まで掘った広い庭での生活を謳歌していたが、マンションに引っ越し
てからはその数分の一の芝生とコンクリートのテラスになってしまい、当初は
ストレスで鳴いてばかりいたものだ。最近になっての変化と言えば、フェンス
の外を散歩する犬に向かって吠えかかるようになった。かつては、そんなのは
気にせずに自分の席で悠々としていたものだが、この頃はその寛大さがなくな
り、同類を見るやすっ飛んで行くのはどういうわけだ。老化現象かもしれない。
散歩に行くときは、テラスで抱き上げて玄関まで運ぶが、ずいぶん重くなった
と感じる。入居条件の10kg未満はとうに超えているはずだ。入居したあとの成
長だからしょうがないでしょう。マンション最大犬(笑)であることは間違い
ない。午後の散歩に出たとき、近所の黒犬ラッキーの飼い主だったおばあちゃ
んと会った。聞けば、猟犬ラッキーは年寄りでは制御できず、よく脱走された
し、パワフルなので散歩も大変、というので川向こうの娘さん宅に引き取って
もらったという。そういえば、最近脱走騒ぎがないと思っていた。名物がまた
ひとつ消えた。今日はホームセンターに行き、ハニー号が芝生のベンチ下に勝
手に掘った穴を埋める土を買ってこなければならない。これで3度目。もう土
ではなく小石にしないとダメかも。               (柴田)

・弟が近場の派出所に届けを出しに行った。「あかんわ。」と電話がかかって
きた。弟は家を出ていて、県境ならぬ市境に住んでいるのだが、一番近い派出
所では待たされたあげく、管轄外と言われてしまう。近場の市外警察ではダメ
で、遠くの市内管轄警察へ行けって。その場所はどこなのかを聞いてもわから
ないという返事。しぶしぶ住所を調べる警官。踊る大走査線のエピソードが頭
をよぎる。それでも話は聞いてもらえたらしいのだが、まず「オークション」
というものの説明からしなければならず、詐欺にあった商品自体も何なのかわ
かってもらえない。このレベルの犯罪は派出所ではなくて、大きめの警察署に
行って欲しいって。詐欺にあったとわかってすぐ、被害者の会の世話役に連絡
を入れていた。詐欺師の住所や警察担当者名まで教えてもらっていたので、派
出所でもその名前を出したのだが、担当者さんに電話してもらえなかったらし
い。「こうなったら、こっち(大阪)に戻った時に、その担当者さんに直接会
って届けを出そうかと思って。」と弟。私の目はきら~ん! 行く行く絶対一
緒に行く! 「いっとくけど、ビデオとかカメラとかボイスレコーダーは持っ
てくるなよ。」「なんで? ボイスレコーダーは必需品でしょ!」「……あの
なぁ……。」その日の夜にメールチェックしたら詐欺師からの「遅れてますが
年内に絶対返金します。」というメールが入っていたそうな。(hammer.mule)

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発行   デジタルクリエイターズ <http://www.dgcr.com/>

編集長     柴田忠男 
デスク     濱村和恵 
アソシエーツ  神田敏晶 
リニューアル  8月サンタ
アシスト    鴨田麻衣子

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