[1891] 憤怒する明王を詣でて

投稿:  著者:  読了時間:21分(本文:約10,300文字)


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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1891    2006/01/10.Tue.14:00発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 18256部
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<カメラの向こう側から1億8千万人に見られている>

■デジタルサウンズ研究室 
 憤怒する明王を詣でて……
 モモヨ(リザード)
 
■買い物の王子さま[113] 
 想定外の使い道
 石原 強
 
■Otaku ワールドへようこそ![19] 
 秋葉原の路上で足が震えた:テレビ収録
 GrowHair
 
■セミナー案内
 CSS Nite Vol.4


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■デジタルサウンズ研究室 
憤怒する明王を詣でて……

モモヨ(リザード)
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正月からこんなことを書くのは心苦しいが、世も末である。人がこの世にある限り、彼=人の生きている土地は地獄であり、その世は末世である。そんなことは承知しているが、今の世はこれまでの如何なる時代に比しても混乱の度合いが激しい。どこからどうみても末世である。

この末法観が私の年頭の思いである。いや、末法を末の世と呼ぶこと、ではない。末の世をそのまま地獄と観じてそれを厭う、そういう自分の感覚を今少し信じてやりたい、ということである。

思えば、私達は、末法に対して、貝のごとく自我を閉ざし、自己の内部に地獄が侵入することをのみ避けてきた。

私達……ではない。すくなくとも、ここ何年かの私がそうだった。音楽を離れた後、普賢岳に始まる九十年代の自然災害に対して自己を参与させることで、地獄に対する自己の隔絶をはかってきた。そんな私である。

難しく表現してしまったが、簡単にいうなら、自分の行動によって、地球の怒りに対しての謝罪を表明して一つの慰藉として来た、とうことだ。建設省のプロジェクトでサラリーマンとして働くことが私の贖罪であり、そこから自分勝手な慰藉を手に入れていたのだ。

いま、自己に沈潜して思いをめぐらせば、私の場合、越し方には一つの諦念が通奏低音のように流れていたようである。これまで、何度も書いたように、これを私は、自己の無常観であると認識している。

このデジクリに原稿を書き始めた経緯であるデジタル音楽、そのダウンロードサービスについても、いまや、すでに世の主流。

今更、云々するようなこともない。そうした観点から見れば、あきらかに無意味である。今後、問題となることは、主流、巨大企業のそうしたやり方、ストリーミング等のサービスが普及するにつれて、これまでそうした分野を牽引してきた中小企業や個人が、今後、どうなっていくか、である。現在、ネットの利用について、あれこれ議論されているが、その結果として、ネットが電波の利用とその利権、と同じ歴史を辿ることが考えられるからだ。

電波は、当初、研究家とアマチュアに支えられて、その利用が考えられたのである。そこに、社会的な運用が開始される。となると、その運用を守るという名目で、周波数が割り当てられていく。電波の研究について大きな寄与をした研究者、つまりアマチュアについては、電波の利用、研究に関する実験を主たるものとして、という条件付で少しばかりの周波数が割り当てられ、そのまま現在に至っている。

この間、実に百年、つまり一世紀近い年月が流れている。とかくと大変なことのように思えるが、五十歳を越えた私には、こうした時間経過も、あっという間のこととしか思えない。『三十歳過ぎは信用するな』といっていた若き日々を思えば、隔絶の感があるが、確かに私は半世紀を生きたのだ……ろう。

とにかく、世の中を眺めてばかりでは、どうにもならない。「ながめせしまに」なんていって許されるのは、小野小町くらいのものだ。今年は、今生を地獄に変えようとする力に対して心の底から憤る、そんな年にしたい。

そう思い田端の高台にある小さな不動明王を詣でた。今年の目標は、不動明王の憤怒、である。

モモヨ(リザード)管原保雄
< http://www.babylonic.com >

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■買い物の王子さま[113] 
想定外の使い道

石原 強
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最近、仕事の関係で出張が多くなった。PCや資料に着替えなど持ち物は沢山あります。特に持参して配布するプレゼン用の資料が出張用の鞄に入りきらないのです。でも帰りになくなる荷物のために、大きな鞄で行くのも面倒くさい。補助として使えるバッグがあれば便利だろう。

思い出したのは、先日街で見かけた小さく折り畳めるトートバッグ。ホックを外すと、細く四つ折になったキャンバス地の袋部分が現れ、B4サイズまで十分入る大きさのバッグになります。メーカーはイタリアのイル・ビゾンテ。質の良い革を使った素朴で味のあるハンドメイドのバッグや財布が人気です。

独特の作りが気になりましたが、その時は旅行でもなければ使い道がないだろうとあきらめました。そこであらためてネットで検索してみます。すると、このメーカーのバッグを扱う店は多数あるけど、数が少ないのか色や柄がそれぞれ違います。

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コンパクトに収納が出来るユニークなデザインのトートバッグ。ハンドルと底部は馴染みやすく丈夫なレザーを使用しています。カラーは落ち着いた配色のストライプと、ストーンウォッシュされた味わいのあるブラウンの2色をご用意。軽量なので旅先のお供にも最適です!
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決めたのは服やバッグなどのインポート物専門のセレクトショップ。ビジネスでもプライベートでも違和感なく使えそうなブラウンが気に入ったし、直営店より一割安い価格も満足です。早速、注文しました。

翌日に発送されて三日で手元に到着。宅急便の袋を開けると、トレードマークである水牛(ビゾンテ)のついたカラシ色の袋が入っています。中から取り出したバッグは風合いのあるキャンバスと柔らかな革に味があって良い感じです。

しかし、丈夫なキャンバスに革の取っ手がついているため、折り畳んだ状態でも結構かさ張ってしまい、出張用の鞄に入りきりません。すぐに使いたいと意気込んで買ったけど、長らく出番がないままになっていました。

せっかく買ったのだからと、お正月の帰省時にお土産を入れるのに使ってみました。帰りは畳めるからちょうど良いと思っていたら、実家の両親からお節のごちそうにお歳暮のお裾分け、庭で採れたミカン、タオルやサランラップ等々の雑貨までどっさりもらったお土産を入れるのに大活躍。

こんな時、紙袋だと持ちにくかったり破れたり心配だけど、このバッグならいくら詰めても大丈夫。家人は「こんなにもらえてラッキー! このバッグに全部入ってよかった」とホクホク顔です。こんな風に使うつもりじゃなかったんだけど……ちょっと複雑でした。

バッグを買ったお店「ATIST」
< http://www.rakuten.co.jp/atist/ >

【いしはら・つよし】info@webanalyst.jp
ウェブプロデューサー、ウェブアナリスト
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
年末年始は休みとはいえ掃除をしたり挨拶にでかけたりと結構忙しい。
ちょっと気を抜いたら風邪をひいてしまいました。
・ウェブアナ
< http://www.webanalyst.jp/mt/ >

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■Otaku ワールドへようこそ![19] 
秋葉原の路上で足が震えた:テレビ収録

GrowHair
http://bn.dgcr.com/archives/20060110140200.html
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コスプレがテーマの番組にカメコを引っ張り出すなんて、猫の番組に蚤を出すようなものではないか。そう言って最初はお断りしていたのだが、ならチョイ役でもぜひ、と押し切られる形で、私も出演することになった。

「ロンリープラネット・シックスディグリーズ」という番組である。旅行ガイドブックのテレビ版として、世界のあちこちの都市にスポットを当て、あまり知られていない文化を発掘する。オーストラリアで制作され、世界50か国で放送される。「それなら50人ぐらいは見るんですかね?」ととぼけたら、視聴者数は1億8千万人とのことである。軽くのけぞる。そんなすごい番組があるのか。DVDになることも決まっているそうで。

●「青信号」と書いて「イケイケ」と読む

番組の企画を請負う会社の横川芙美枝氏(仮名)から最初にメールをもらったのが10月12日である。デジクリを読んで、情報源として頼れそうだと思われたようである。逆に私の方からは、テレビの裏側で制作がどういうふうに進んでいくのか大いに興味があり、喜んで引き受けた。もちろん、オタク文化についてはできるだけ深く理解するよう努めていただくことと、一般人の立場からオタクを見下して笑いものにする趣向へ偏らないことは、よくよく念を押した。

今回は東京をテーマに、60分番組を6つのセクションに割って、新旧硬軟織り混ぜて題材を取り上げるのが任務で、その中のひとつとしてコスプレをテーマにしたいとのことである。また、背景的に、秋葉原に代表されるようなオタク文化も取り上げたく、まずは情報収集したいということなので、見ておくべきポイントをいくつかと、コスプレのイベントについて教えてあげた。翌日にはさっそく歩き回ってみたそうで、その取材熱心なところを心強く思い、こちらも積極的に協力したいと思うようになった。

もうひとつ、英語の話せるコスプレイヤーを見つけるという課題があった。10月28日のこのコラムで呼びかけてみたところ、その日のうちにさっそくメールをもらった。風之宮そのえさんからである。「アニマムンディ」というゲームを制作している「花梨エンターテイメント」という会社のプロデューサーだそうである。そのゲーム、知ってる! イベントでそのキャラに扮するレイヤーさんを撮ったことがある。ゴシックで、ホラーで、「やおい」な(男性同士の恋愛を扱った)、乙女向けのゲームである。

イベントの企業ブースなどでゲームのプロモーションをしている、オフィシャルレイヤーさんを紹介して下さるとのことである。いわば、プロのコスプレイヤー。しかも英語が話せるとは、まさに渡りに船である。紹介してもらったのは、主人公ゲオリク役のMABOさんと、子爵ミハエル役の上条トモコさん。特にMABOさんにはコスプレセクション全体の案内役を務めていただくことになった。

収録開始に先立って、ディレクターのトニーが日本に来て、11月23日(水・祝)に秋葉原で打合せとロケ地の下見をした。そのときに、オタク文化やイベントでの撮影マナーについて説明したら、私も出演してそれを話さないか、と話を向けられた。えーっと、2月以来髪もヒゲもぼうぼうに伸び放題のむさいおっさんの姿なんて、見苦しくはないのでしょうか? まあしかし、それを考えるのはディレクターの役目なので、私は言われればやりますけど?

取材対象は、私の提案がほぼ全面的に通る形で、具体的な場所は横川氏があちこち交渉にあたって、決めてくれた。
- メイド喫茶:秋葉原「@ほぉ~むカフェ」
- スーパードルフィーのお店:原宿「天使のすみか」お迎えセレモニー
- コスチュームのお店:渋谷「コスパ」
- コスプレイベント:晴海「コスプレヘブン」
- コスチューム制作と原画の描画風景:花梨エンターテイメント
同人誌を扱う書店だけは、諸事情により無理だったが、それは仕方がない。私にはメイド喫茶とコスプレイベントで出番が与えられた。

●ついついやってしまった「萌え~」

12月7日、秋葉原のメイド喫茶で収録。MABOさんがプレゼンター(総合司会)のトビーを連れてきて、メイドさんとゲームをしている私と引き合わせるという設定。恐ろしいことに、台本というものがまったくなくて、どんなことを聞かれるかすら、事前に知らされない。トビーとは本当に初対面。メイドさんも撮影開始直前にぱっと選ばれた。名前は、るきさん。

私は芸能人インタビュー番組などを見たことがあったのでさほど面食らうことはなかったが、わざと最も無理解で意地悪な視聴者の立場に立って、ぶしつけな質問をずけずけと浴びせてきたりする。あんまりムキになって反論すると、視聴者からは狭量な人と見えてしまうようで、心得た芸能人などはさらっと流して、自分のペースで言いたいことを言っている。

どうも、西洋文化圏の人は誤解されそうになると、全力で自己弁護する癖がついているようで、この種の質問は相手にしゃべらせる作戦なのかもしれない。日本人だと「あきれてものも言えない」とばかりに黙ってしまいそうだが。

さて、いよいよ収録開始。私はるきさんと、プラスチック製のワニで遊ぶ。歯をひとつずつ交代交代で押し込むのだが、ひとつだけはずれがあって、それに当たると、ばくっと噛み付かれるのである。四十路の坂を越えたおっさんとしてどうかという問題はこの際棚上げして、遊び興じる。

トビーとMABOさんが入ってくる。私はそっちを見る。後ろをついてきたテレビカメラにビビって、驚愕の表情でちらちらっと見てしまった。あ、まずいっ。と、今度は「あ、まずいっ」の表情が顕わになったかも。ますますまずいっ。今度は「ますますまずいっ」の表情が。ますますますますまずいっ。……。滑り出しぼろぼろ。演技ができないのだ。撮り直しはせず、そのまま進行。

最初に飛んできた質問は、ド真ん中直球。待ち構えていたところ。
トビー:メイド喫茶っていったいどういうところ?
私:えー、これは2.5次元空間と言いまして。
ト:はい?
私:だから、2.5次元空間。
ト:どういうこと?
私:3次元の実世界は現実的な問題がいろいろあってストレスがたまりやすく、一方、2次元の架空世界では実体がないので決して手が届かないという限界があり、その中間ぐらいが心地よいわけです。

いきなり小難しい解説をしてしまったが、実は、オタク社会評論家、本田透氏の著書「萌える男」からの受け売りである。本田氏は「オタク社会を評論する人」と「みずからオタクである社会評論家」の二重の意味でオタク社会評論家である。3月に上梓された「電波男」は「恋愛資本主義」に支配されすぎた現代社会を舌鋒鋭く批判して面白く、感動的だった。が、オタク専門用語と注釈の嵐なのと、「~だYO!」の語尾や「なんだってーーーー!!!」のような誇大表現の多用がちょっとうっとおしかった。

近著「萌える男」は、オタクっぽい表現を排して本格的な社会評論である。一般人に対比して、オタクの側の姿勢の方が正しいと力説し、「萌える」ことによって負の感情を昇華させ、自我を安定させる効用を説く。共感するところ大なるものがあり、私もその線で話をした。

トビーは、るきさんにも質問してきた。
ト:ここでメイドさんをやっていることの意味は?
るき:疲れた人たちを癒してさしあげることです。
(あー、できたメイドさんだー。萌え~)
ト:一体何に疲れてるんだろ? ゲームのやりすぎじゃないだろうな?
(こいつ~!)
る:全部だと思います。仕事だとか、人混みだとか。
(うまくかわしていいこと言った!)

メイド喫茶は「普通の」喫茶店とどこが違うのかという話になった。これは「萌え」の概念を抜きにしては語れない。平板に「萌え」と言ったのではその感情を十全に表現しきれない。両手を前に向けてグーにして、手首をくっと曲げ、顔の両脇に持っていき、首をちょっと傾げて、「萌え~」とやるのが正しい。はい、ご一緒にどうぞ。「萌え~♪」。

「萌えとは結局エロではないのか?」と聞いてきた。よくそういうことを臆面もなく聞くね。しかし、これは本質的な問題で、議論の的になるところである。一般的な定義としては「コンテンツ上のキャラクター(漫画、アニメ、ゲームなどの登場人物やアイドルなど)への抽象的愛情表現」が妥当なところだが、それ以外にも種々の解釈がなされている。

堀田純司氏の著書「萌え萌えジャパン」では、アニメーション監督、鶴巻和哉氏の定義「特定のキャラクターに関する不十分な情報を個人的に補う行為」を引用しているし、大塚英志氏の近著「『ジャパニメーション』はなぜ敗れるか」では萌えとはエロだと言い切っているし。

話を面白くしようとの目論見もあり、私は危険な賭けに出た。「萌えとは、その言葉によってしか表現しえない新しい感情で、高度に進化した人類にだけ付与された特別の賜物なのです」。やべ、言っちゃったよ。こういうのは、西洋人にはウケない。典型的な西洋人は "superiority complex" と呼ばれる精神的な固着に縛られている。日本語で「コンプレックス」というと「劣等感」の意味で使われるが、心理学用語としては「固定概念」を意味し、「劣等感」はその一種で "inferiority complex" という。その逆の「優越感」もあり、それが "superiority complex" である。自信を持って生きてるんだから問題なさそうにも見えるが、現実世界との齟齬をきたすという点において、やはり健全ではない。日本人が彼らに対してちょっとでも優越性をほのめかすような発言をすると、まるでアブナい人を見るような目で見返してくる。

やはり、ぐちゃぐちゃの議論が展開した。ここにはもうひとつ、文化的背景の相違があった。典型的な日本人の論法は外堀を埋めてから本丸に駒を進めるアプローチをとるが、西洋人は結論をまず先に言ってから理由を述べる。こっちの流儀で「こうも言われているし、ああも言われているけれども、私はこう考える」のような筋道に沿って話そうとすると、前半部分でさえぎって「だけどさー」と切り込んでくる。だからー、最後まで言わせてくれよー! 埒の明かない議論をスパッと切って、メイドさんに助け舟を求めた。

私:ねえねえ、「萌え」って「エロ」とは違うよね?
る:全然違います!
(さすが~! 予想通りとはいえ、よく言ってくれた!)
私:(トビーに)ほらね!

るきさんとの波長の合いっぷり、まるで旧知の仲のようだ。休憩のときに名刺を差し出すと、なんと、もらい覚えがあるという。え? それでお互いに思い出した。コスプレイヤーとカメコとして会ってるじゃんよ。約2年前のコミケだ。柚河晴輝(ゆずかわはるき)の名前で、アンナミラーズのウェイトレスのコスだった。奇遇だー。

るきさんと一緒にプリクラ撮って、メイド喫茶の収録終了。あの議論はテレビスタッフからは評判がよかった。白熱しながらも全然かみ合ってないところが大ウケだったようで。そろそろ昼ぐらいかと思って時計を見ると、2時だった。

すぐ後で、私の立ち姿の収録。この番組のお決まりなんだそうで、じっと立っているところをカメラが前、左、後ろ、右、とぐるぐる回って写す。私は秋葉原の路上で。それ自体は何の苦もないことだが、黙って立っていると急に緊張してきた。カメラの向こう側から(時間差はあるが)1億8千万人に見られているのだと思うと足が震えた。実はけっこう小心者だったりするのが、丸見えじゃー。後にスタッフのお笑い草になってたようで。う゛ー。

それから原宿へ移動。次回に続く。

【GrowHair】GrowHair@yahoo.co.jp
カメコ。元旦はキャンディミルキィさんと明治神宮へ初詣。キャンディさんは女装界にこの人あり、というすごいお方。「ひまわり」という女装雑誌(残念ながら廃刊)の編集長であらせられた。その日ももちろんいつものキャンディキャンディのコスチュームで。ものものしい警備もこういう仮装ゲリラにはまったく動かず。
< http://www.geocities.jp/layerphotos/ >

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■セミナー案内
CSS Nite Vol.4
< http://www.cssnite.jp/ >
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Web標準を進める上で重要な役割を果たす「CSS」にスポットを当てるマンスリーイベント。毎月第3木曜日19時スタートで、アップルストア銀座で開催。

日時:1月19日(木)19:00~(開場18:50)
会場:アップルストア銀座 3F Theater(東京都中央区銀座3-5-12)
< http://www.apple.com/jp/retail/ginza/ >
講師とトピック:
(1)たにぐちまこと(H2Oスペース):AjaxでWebはどのように変わっていくのか
(2)鷹野雅弘(株式会社スイッチ):スタイルシートの切り替え
参加費:無料 事前登録不要:座席数(96席)を超えると立ち見になります。


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■編集後記(1/10)
・年末年始に長い休みがあったが、いつもと同様、まとまったことができないままあっけなく終わってしまった。では、その休み中になにをしていたのかというとよく思い出せない。年末に一日かけてCG美少女作品を約60梱包つくって送り出した。久しぶりに鮮やかな色のついた年賀状をつくった。これは、友人のアーティストのサイトを見ていたら、ギャラリーにたくさん作品が掲載してあったので、気に入ったのを借りたのだ。彼にもその年賀状を送ったら、「見事なほどの原色で、僕ってこんなに派手派手なの? と客観的に見ることができた」というメッセージをもらった。喜んでもらったのだろうか? 1月3日はすばらしくいい天気だったので、自転車で荒川沿いを北上し、さいたま市の西北のはじっこまで行って帰ってきた。娘に自慢したら、そんな遠くまでクルマで行くのもいやだとあきれられた。1月7日も好天で、今度は荒川沿いを南下してみた。じつに快適、快調。でも、それは前に買い物かごのついた、変速装置もないママチャリ系なのだ。いつ買ったか忘れたクロスバイクは調整しないまま、屋根付き屋外の駐輪場に放りっぱなしだ。今年は大学の自転車部の45周年イベントが富士山で行われるという。走って行こうか(半分本気……)。
デジクリ、今年もよろしくお願いします。(柴田)

・今年もよろしくお願いいたします。/親戚の集まりで、私に挨拶をしない子供がいた。覚えているかと聞いたら、知らないという答え。さんざん遊んであげたのにとがっくり。/甥にお年玉を渡す。もう持ってるからいらないと断られる。母が先に渡したのと同じポチ袋だったため。来年はこんなこと言わないんだろうな~。(hammer.mule)

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