[2001] 今日からデジクリ新世紀

投稿:  著者:  読了時間:21分(本文:約10,300文字)


        今日からデジクリの新しい世紀が始まります       
       本誌発行と同時にサイトもリニューアルオープン      
            < http://bn.dgcr.com/ >            


■ネタを訪ねて三万歩[17]
 自分の年齢が実感できない……
 海津ヨシノリ
            
■グラフィック薄氷大魔王[58] 
 作る楽しみ(Uコン篇)
 吉井 宏
 
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■ネタを訪ねて三万歩[17]
自分の年齢が実感できない……

海津ヨシノリ
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業界というとデザイン関係を指すのですが、デジタル関係と読まれることが多いのも確か。更に、このデジタルの狭い業界の中でも活発に行動されている著名な方が沢山いますが、まったく面識がないという方もかなりの数います。というより、知っている人の数はほんの一握り。いや、もしかしたら色々な発表会やパーティーなどでニアミスしているのかもしれませんが、写真と本人が異なっているといった事はよくあるわけですし、特に気にもとめていなかったりすると見過ごしてしまうのも確かです。

※業界という表現は、よく考えてみると随分いい加減だと感じました。いったいどれだけの人が業界を語れるのかと考えると、私も含めてかなり怪しいからです。

しかし、勝手知ったる友人達の場合は話が違ってきます。予想外の街頭はるか300m前方を横切っただけでも、なんとなく分ってしまうことがかなりあります。そうかと思えば、近所にとある有名俳優の自宅があるのです。大御所と言ったほうがよい大物俳優です。名前を知らない日本人はいないでしょう。当然、散歩中などにニアミスする方が多いそうですが、私は20年もこの街に住んでいて不思議なことにただの一度もニアミスどころか見たこともないのです。かなり頻繁に近所を徘徊しているわたしなのに。

※人名を覚えるのが苦手の私も、オーラの強い人は一発で記憶に入ります。そうなると500m先にいても気が付くのですから不思議ですね。どうやら私は人を形や色で覚えるようです。

●誰が誰を知っているかなんて興味はなかった

そんな、もしかしたら何かがズレているのかもしれない私は、パーティー会場などで唐突に交友関係の話を振られて困惑することがあります。私の知らないAさんの話を。私とBさんは仲がいいので、Bさんと仲の良いAさんと私は当然知り合いだという思いこみからくる誤解です。知らない方の話はできないですからね。そのくせ、あり得ない接点で意外な人を知っていたりするのもまた不思議な話ですが、それほど人間は計算通りには行動していないという証拠かもしれないですね。『なんであの人と知り合いなの?』と言われても、大きなお世話でしかないですからね。

とにかく、人と人のつながりほど第三者から見ると不可解なモノはないでしょう。セミナーなどで名刺交換の時の相手のようすや、質問をされた方から届くお礼のメールなど、随分恐縮した感じが多いのですが、私はそれほど大それた者ではありませんし、まだまだ勉強中の身。同じ仕事をしている仲間だと感じていますので、逆に恐縮してしまいます。でも、裏返せばそれほど高慢に振る舞う方が多いということなのかもしれないですね。まっ、相手の立場により態度を豹変する方はいっぱいいます。大切なのは自分がそうならないことですね。

※師弟関係、組織での上下関係、同窓関係、そんなこととは無縁で単純明快に年下というだけで横柄な態度を取る人を見ると、不快感より哀れさを感じてしまいますね。

●正反対に理解されるメールでの打ち合わせ

ということで、深読みされる前に話題を変えます。実は最近かなり悩んでいることがあります。打ち合わせの日程を決める際に、先方から届く「来週、都合の良い時間をお知らせ下さい」というメールに対して、「月曜15:00〜18:00、水曜12:00〜20:00は予定が入っていますので、それ以外でしたら大丈夫です」といったように私は返事をするのですが、ほぼ100%の確率で「それでは水曜15:00に弊社の会議室で」といった返事が届きます。

つまり、まったく逆の意味に取られてしまうようです。こんな時は、「月曜14:00以前か19:00以降、火曜日は終日、水曜11:00以前か21:00以降、木曜と金曜は終日大丈夫です」と答えるべきなのでしょうか。

メールでの対応はかなり独自性が一人歩きしているので、本当はもっと表現に神経を使わなくてはいけないのかもしれないですね。まっ、悪気はないのにメールの言葉尻がきつく、ほとんど挑発的な語尾を使ってくる方にはさすがにキレてしまいますが、本人はそのことに気が付いていないのだから冗談にもなりません。多分、私が短気ぐらいにしか感じていないのでしょう。怒るなんてことはほとんどないんですけどね。とにかく、重要な話は出来るだけメールを使わないというのも最近の流行らしいです。

※日本語メタメタの私が言っても、どうしようもないネタだったかもしれないですね。

●スパムコメントで大混乱

怒ると言えば、ブログのコメント機能をクローズにしてしまいました。唐突に50〜100の悪戯コメントが多発したからです。もう普通じゃないですよ。もっとも既にネットワーク上の様々なコミュニティーでは、適正参加者数を超えてしまっているので、健全さを求めること自体がナンセンスなのでしょう。友人の話では、各種ソーシャルネットワーク関係ですらバトルが始まっているとか。

とにかく、ブログの馬鹿コメント連発にはウンザリしてしまいましたが、打つ手がないので結局は泣き寝入りというわけです。コメントが付けられないブログなどなんの意味もないので、結果的に今まで通りオープンとし、ひとつでもスパムコメントがついた発言は随時手動でクローズさせることにしました。

※この手の犯罪に対する罰則があまりにも軽すぎるからなのかもしれないですね。もっともそれは犯罪全般に言えることですけど。

●一喜一憂の打ち合わせ

少しも最先端でないところが、この世界の永遠のテーマかもしれないですね。結局は、かゆいところに手が届いていないという意味で。便利というベクトルには面倒というベクトルが真逆に存在しているというわけです。例えば、電話で複雑な仕事の段取りを説明されるのが私は苦手です。基本的にまともに頭に入りません。こちらの都合の良いときにかかってくるわけではないからです。

先日も、ちょっと待ってと15分も受話器から離れてしまった方がいました。彼からかけてきたのに。しかも私は出かける寸前でかなり時間を気にしていた状態。指示は基本的にメールで簡潔に要点のみが合理的なのですけど、そうもいかないみたいですね。今年に入ってからそんなことで困惑していたのですが、打ち合わせのパターンにも変化が出てきました。具体的には、仕事柄、それほど打ち合わせで外出することもなく、黙々とメールやftpのやりとりで済むことが普通だったはずなのに、何故か3月頃からやたらと打ち合わせで外出することが多くなってきたわけです。

もちろん、今までだって打ち合わせのために外出することが皆無であったわけではありません。だいたいは週に一度ぐらいのペースだったので、大崎ゲートシティーのスターバックスを愛用していました。実は、ここが気に入っているのは、意外に穴場でいつも座れて静かに打ち合わせができるからなのです。私は人混みが嫌い。ましてや近くで喫煙されると窒息しそうになるので、ここは天国というわけです。もちろん、大崎の某A社とは無関係にここを利用していました。

ところが、最近は渋谷と銀座の指定がやたらと多くなっています。いや非常に多くなってきました。週によっては3日も続いてしまう渋谷と銀座での打ち合わせなんていうことも発生しています。もちろんクライアントは別々です。これもある意味で時代に逆行しているのかもしれないですね。iChatを使えば会議はできてしまうわけですが、やはり先方の環境がこちらと同じというわけでもありませんし。電話やFaxのような普及状況はいつになった実現するのでしょうか。恐らく私が現役をリタイアしたずうっと後かもしれないですね。

ところで、自分にとって遠い未来も実はすぐそこまで来ている事に実感が湧かないのは少し不思議です。高校生の時、私は今の自分の年齢に達した自分自身をまったく想像できませんでした。まっ、普通は想像できないと思いますが、その年齢を理解できなかったわけです。そして実際にその年になり、当時の父よりも年上になってしまってもまだ実感が湧きません。価値観が変わり当時の価値観では到底想像もできなかった、実年齢とは似てもにつかない行動なりファッションで武装しているからでしょう。当時の写真を見るとそれが一目瞭然で確認できます。ちょっと怖いかも。

※祖父母が私の年齢の時には既に祖父母として立派な形になっていました。その方がかなり怖い話かもしれないですね。

●その後のデジカメ始末記

写真と言えば、その後のデジタル一眼レフ始末記ですが、ストロボにシンクロさせる使い方はかなり重宝しています。しかし、スナップやポートレートの手持ち撮影の場合は可能な限りストロボを使用しない仕上がりが好きです。そもそもフィルムカメラと違ってその都度感度を変更できる利点を生かし、こまめに調整しまくっています。まっ、F2.8あればISO1600なのでほとんど鬼に金棒ですからね。距離が確保できれば80mmF1.8もいい感じ。もっとも実際には140 mmF1.8になってしまいますけど。

ただし、私のもっているレンズのうち古いタイプはマニュアルフォーカスなので露出もピントも全て手動。つまりは単独の露出計を使わないと撮影できないわけです。でも、最近はそれが味わい深くて面白くなっています。今のカメラはあまりにも便利すぎてしまい、なんとなく本来のかたちではないような錯覚さえ受けるからです。制約があるから考えるのが人間。例えば、デザインやイラストには制約はつきものです。何でもかんでも自由奔放にできるわけではないのは、今更私がここでとやかく言うことではありませんが、カメラはちょっとお気軽になり過ぎてしまったのかもしれないですね。デザインにも言えることですけど。

【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター
6月19日のアップルストア銀座でのセミナーに参加してくださった皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。次回は9月11日に決定しています。その後も定期的に続けていきますのでご意見などがありましたら気軽にメールを頂ければ幸いです。この企画はリニューアルした絵風蔵での原稿などと同様に、私の勉強の場でもあります。例えば世間的に私はIllustratorの達人ということになっていますが、作品数となるとPhotoshopの方が桁違いに多くなります。これはPhotoshopでの処理の多様性も影響しているのですが、そのわりには多様性の部分に触れる方が少ないのも事実なのは少しばかり寂しい気がします。

ところで、オンライン原稿の流れとして新たにiWebでブログを作成しました。内容は過去の作品を私自身が解説するという悪趣味系なのですが、もしかすると年内にもう2つぐらいのブログを仕事の関係で始めることになるかもしれません。かなり大変なことになってしまいそうです。

yoshinori@kaizu.com
< http://www.kaizu.com >
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< http://web.mac.com/kaizu/ >

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■グラフィック薄氷大魔王[58] 
作る楽しみ(Uコン篇)

吉井 宏
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第51回の「プラモデル篇」に引き続いて、Uコン篇。

「Uコン(Uコントロール、コントロールラインとも言う)」とは、エンジン付き模型飛行機の一種で、操縦者の持つU字型のハンドルから伸びるワイヤー2本を操作して、周回する飛行機の上下の舵をコントロールするもの。要するに、グルグル周回するだけのヒモ付き飛行機なんだけど、ラジコンが安価になる前はかなり流行していた。飛行場が狭くて済む利点もある。第一種・二種など規定化された曲技飛行や、エンジンの力を極限まで出し切るレース、尾部につけた紙テープをプロペラで切り合うコンバットなど、割ときちんと競技ルールが整えられており、各地で競技会が盛んに行われていた。大型機の遠心力は非常に強く、体全体で機体をコントロールするため、スポーツの要素も大きい。

中学2年生の1976年春、同じクラスのM君がUコンの専門誌を学校に持ってきた。ラジコン飛行機は高嶺の花だったがUコンならばと、エンジン付き模型飛行機が急に身近に思えてきた。コカコーラの懸賞の赤い複葉機のUコンを、当選した友人に見せてもらってうらやましかったし。M君たちの模型飛行機グループに仲間入りし、ただちに道具一式と機体キットを購入。エンジンは、たまたまその数年前に小学校夏休み自由研究のために買ってもらった「エンヤ09」というのを持っていた。実はすでに模型用エンジンにはある程度の知識があった。

工作は得意だったので木材切り出しや組み立ては問題なしだったが、塗装は困った。他のUコン飛行機がどんなデザインか全く知らないのだ(まだUコン雑誌を買ってなかったので)。プラモで慣れていたのに、迷彩塗装にすることはなぜか思いつかなかった。青で全体を塗ってみたがぜんぜん面白くない。黄色や赤で適当にサイケデリックな模様をつけて派手にしたり、当時好きだったマンガ「トイレット博士」の「スナミ先生」を紙に描いてコックピットに座らせたり、字を書いたり、思いつくままに遊んでみた。ユニークで面白いデザインになった、と思ったんだけど・・・。

初飛行の会場に意気揚々と機体を持ち込んだところ、仲間の機体を見て愕然!どれもカッコよく塗装されてる!!僕の機体の塗装は小学生の悪ふざけのようなダサダサの代物だった。絵やデザインが得意という自負のあった僕には、大ショックだった。自分の作ったものを客観的に見たり、既存のデザインをひととおり知っておく必要について、初めて意識した瞬間だったはず。落ち込んだ。初飛行は墜落大破だったし。

その頃、浜松近郊で開催されたUコン競技の全国大会見学にもM君と出かけた。青空に華麗に舞う曲技競技用大型機は非常に美しかった。派手な機体の並ぶ海外の航空ショウやエアレースのミニチュア版のよう。

以降、ものすごい勢いで機体を作り始めた。もっとも、新しく作った機体は初飛行の日に大破するため(っていうか墜落するまで飛ばすので)、飛行会ごとに1機ずつ作らなきゃならなかったのだ。機体キットは高くて滅多に買えないので、バルサ材やベニヤ板を買ってきてUコン雑誌の製作記事を参考にどんどん作った。授業中も塗装デザインのスケッチばかりしていたし、溶剤でクラクラになりながら塗装していた。

Uコンを始めるのと前後して、先輩たちとモメて吹奏楽部をやめ、同じくやめたT君と工作部に入部。これで晴れて授業時間以外は全部Uコン製作に当てられることに(試験前日以外に勉強なんてぜんぜんしなかった)。09エンジンから15エンジンに排気量アップし、次々に製作。COX049エンジンなどを載せる超小型機にも夢中に。また、超小型ゴム動力飛行機や、ハンドランチグライダーも盛んに作って飛ばした。

室内用電動Uコン実験にも挑戦。小さな機体に搭載した強力モーターと鉄道模型用のトランスをワイヤー2本で繋いで飛ばすもの。毎秒2回転くらいで恐ろしいほど高速でギュンギュン回り、遠心力でぶっ飛んで大破。また、Uコン雑誌に載っていた「人力Uコン」も作った。つまり手で振り回すグライダー式Uコンなんだけど、ちゃんと操縦できておもしろかった。

最もマニアックだったのは、大昔のディーゼル式模型エンジン(たぶん1950年代製)の新品を模型店で発掘し、購入。普通の模型用エンジンの燃料はメタノール+ひまし油なんだけど、このディーゼルエンジンの主燃料はエーテル。テレビで悪者がハンカチに染みこませて使うあぶない薬品。薬局で買ったが、中学生にそんなものよく売ってくれたもんだ。バッテリーやグロープラグなしで起動するのは感動的だったけど、非力だった。急ごしらえの機体に搭載してみたのだが、音がやたらと大きいだけで離陸どころか滑走もしなかった。つまり、その場でプロペラが回るだけ。

飛行会場は埋立地の野球場や空き地など。日曜の朝から集まって、交互に飛ばす(離陸時に機体を持つ人が必要なのでUコンは一人では飛ばせない)。宙返りや背面飛行に挑戦するが、せいぜい3〜4回の飛行で墜落。めちゃくちゃに壊れた機体からエンジンと真鍮の燃料タンクだけ取り外し、燃料をぶっかけて火葬っていうか焚き火するのが定番(今はおこられるだろうな)。

Uコン仲間は夏には7〜8人いたはずだけど、だんだん減って冬までにはM君と近所のT君と僕の3人に。地元の地名から「KFC(形原フライングクラブ)」と称していた。飛行会はUコン以外でも楽しかった。いろんな話をした。ある機体の名前が「リボルバー」で、ビートルズ好きのM君にそんなことも知らんのかと言われたり、そろそろ色気づき始めた頃で、誰かがデートしたとか手をつないだ話とかで異常に盛り上がったな。Uコンから離れていった仲間も、「子供の遊び」は卒業して普通の中高生並に異性やバンドに興味の対象が移っていった、そういう時期なのであった。M君もギターにのめり込みつつあった。

(余談。その頃、模型界ではサンワ・ミニプロポという安価な2chラジコン送信機が登場し、エンジン付きラジコンカー(ピーナッツバギー)が流行。その後の電動ラジコンカーのブームに繋がっていった。見た目が危険で広い場所が必要なエンジン付き模型飛行機はすたれていくことになる。僕らはUコンの最後の世代らしい。)

それでも僕はまだまだ夢中、やる気満々。最後に作ったのは049エンジンを載せた独自設計の超小型曲技機。黄色地に赤のラインの入ったカッコイイ機体だった。それまで墜落ばかりしていたのに、連続宙返りや背面飛行も安定し、これはイケるぞと勢いづいたんだけど・・・。

・・・中学3年になって、母親に「高校受験が終わるまでUコン禁止」を言い渡されてしまった。高校生になったら再開するつもりだったけど、マンガ家になりたいとか楽器を始めたりで忙しく、まあそのうちに始めようと思ってるうちに29年(!)も過ぎてしまった。エンジンは実家にまだいくつも残ってるはず。考えてみれば、Uコンに夢中になっていたのは1976年6月〜1977年3月までのたった10ヶ月間。濃い10ヶ月だったなあ。Uコン機だけでも20機以上製作した。写真を一枚も撮ってなかったのが悔やまれる。

Web検索してみたら、まだUコンやってる人たちがけっこういるようだ。当時の有名選手のサイトがあるし、あこがれの名機はやはり名機として生き残ってる。が、みなさんほとんど50歳以上って世代が泣ける・・・。

【吉井 宏/イラストレーター】hiroshi@yoshii.com

●予告通り、ハードディスクのかわりにフラッシュメモリ16GB搭載のバイオType Uのゼロスピンドルモデルが出た。今までHDDのスピードがボトルネックになっていた部分の性能が大幅アップだそうだ。バッテリの持ちも良くなった。キーボードも少し押しやすくなってるらしい。予想とちがったのは、価格。16GBもフラッシュメモリを積んだらHDDモデルの倍くらいするんじゃないの?と思ってたら、同じスペックで数割アップ程度だったこと。これからどんどんゼロスピンドルモデルが出てきそう。Type Uとtype Tの中間に軽量ゼロスピンドルモバイルPCを出してくるぞ。きっと。

●今夜、音楽イベント「第6回ポッドメン!」を開催します。6月28日(水)20〜23時。ロック、テクノ、ポップス等ジャンルを問わず、Garagebandなどで制作したオリジナルもOK。お気に入りの曲をiPodに入れ、イベント時間内をミキサー使って次の人へとノンストップで曲を繋いでいくiPodを使った参加型イベントです。入場料なし。iPodがあれば誰でも参加できますし、なくてもぜんぜんOK! 詳しくはリンク先をご覧ください。
< http://homepage.mac.com/hiron_x/podman/ >
実は、音楽は集まるきっかけというかお約束にすぎず、月に一度のおしゃべり大会っていうか、定期的な飲み会・交流会・情報交換会って感じにもなってきてます。楽しいです。

HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://graphic.pastel.co.jp/yoshii/ >

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おしえて!!Flash8 本誌1996号(6/30締切)


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■編集後記(6/28)
・編集後記をきちんと書くようになったのはいつの頃からなのか忘れた。ブログ化のためバックナンバーをすべて整理しているので、調べようとすればできるが、重要なことではないからやらない。最初のうちは書いていなかったが、だいぶ前にデジクリ自体をリニューアルして再スタートしたタイミングがあって(じつはそんなことがあったのでした)、そのあたりから記事下にくっつけるようになった。はじめのうちはほんの数行、いつのまにかどんどん増殖していった。それにあわせて、読者数がどんどん増えて23,000くらいまで行ったような記憶がある。編集している者の素顔を見せることと、読者数の増加に関係があるという判断に間違いはないと思う。正体不明のやつの編集物はやはりうさんくさい。ところが編集後記は、いまやめざわりなほどのスペースをとるようになった。そのせいか(?)、読者数は徐々に下がりいまは下げ止まり(?)といったところか。編集者はあまり主張してはいけないのだろう。でも、ついやってしまうんだなあ、意地悪なのに脇が甘いから、ときどきトンデモなことを書いている。もう誰の目にもふれて欲しくないようなバカを後日見るのはつらい。開き直って言おう、わたしは今の瞬間だけがわたしで、過去のわたしのやったことなんか知らない。(柴田)

・宅配便が届いた。誰からだろうと宛名を見たら「イメーション」と書かれてあった。デジクリ宛にサンプルが届くことがあっても、自宅個人宛に届くはずはないので不思議に思って開けてみたら、DVD-Rが30枚。当選したらしい。雑誌一年分やホームシアターシステムなどが当たるキャンペーン。DVD-RWを買った時についていたシールで、雑誌欲しさにゲームに参加したけれどはずれた。応募したことも忘れていたWチャンスでDVD-Rが。DVD-RWを20枚買って、DVD-Rが30枚。それもとっても品質の良さそうなハードコートもの。わらしべ長者のようだ。最近ラッキー続き。いろいろあっても、どうにかなりそうな気がする。物事のいい側面を見たほうが楽しくなるしね。(hammer.mule)
< http://dvd.imation.co.jp/relax/ >  9月29日まで