[2016] ショート・ストーリー「海」

投稿:  著者:  読了時間:21分(本文:約10,400文字)


<私的には写真を語り合うのは、もう沢山>

■ショート・ストーリーのKUNI[21]
 海
 やましたくにこ

■デジアナ逆十字固め…[13]
 そして剃毛に至る
 上原ゼンジ

■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト[113]
 FileMaker 8.5登場!! 〜その2:Webからテキストを抜き出す
 茂田カツノリ

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<私的には写真を語り合うのは、もう沢山>

■ショート・ストーリーのKUNI[21]
 海
 やましたくにこ

■デジアナ逆十字固め…[13]
 そして剃毛に至る
 上原ゼンジ

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 茂田カツノリ

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■ショート・ストーリーのKUNI[21]


やましたくにこ
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昔も今も、恋人たちはなぜか海に行きたがるものだが、これはある意味危険である。

なぜなら、海は聞いているからだ。甘いささやき、笑い声からなきごと、ののしりあい、抱擁の際の衣擦れの音、さりげなくはずした眼鏡をことりとそばに置く音まで、海は何食わぬ顔ですべてを聞き、そしてのみこむからだ。

そう書くとたちまち声が聞こえる。海辺に限らないのではないか。人の営みというものはやがてすべて海に排出されるものだから、と。おそらくその通りだ。海は川につながり、川は湖につながり、そして世界中の海はつながっている。われわれはどこへ行こうと、海から逃れられない。

私はある人から聞いたことがある。人がこの世に生きたという「事実」はその人が死に、その人のことを記憶しているすべての人が死んだ後でも消えることはないのだと。事実が残るとはどういうことだろうか? それはわれわれ人間を超えた存在、いってみればこの世界というものが記憶しているということだろうか?

私はそこでまた、海のことを思うのである。

あるところに年老いた夫婦が住んでいる。夫のほうは近くの海岸を散歩するのが毎朝の日課だ。

ある日の散歩中、ふと足元に目をやると波に打ち上げられた海草や木くず、空き缶などに交じって透明なゼリィのようなぷるぷるしたものが落ちている。これまでも落ちていたのに気づかなかったのか、そんなものが打ち上げられたこと自体初めてだったのかどうかはわからない。

なにげなく手で持ち上げると、それは思いのほか充実した重さを感じさせ、しかも生きもののようにかすかに温かみを帯びている。大きめの丸パンくらい。表面はさらさらしている。自然と、抱きかかえるかたちになる。

「こんなものを拾ったよ」
家に帰り、妻にそういう。
「どこに入れたらいいだろうね。そうだ。水槽があったね」

物置から古い水槽を引っ張り出してきれいに洗い、なんとなく塩水を張ってみる。やはり生きもののような気がするからだ。水槽の縁からすべらせると、それは静かに底に向かって落ちていき、ふわりと着地すると、もうそれきり動かない。透明なからだはかろうじて水との境目がわかる程度で、見る角度によっては、そこにあるのかどうかもわからない。

「なんだろうね、これは。生きもののように見えるがそうではないのかもしれ
ないね」
彼のそばで妻はそっと微笑むばかりだ。

夜半、夫婦のどちらからともなく目をさます。何かが聞こえるのだ。遠い遠いところから。いや、そうではない。それは部屋の隅に置いた水槽の中から聞こえるのだ。月明かりがかすかに照らす水槽の中。そこからひそやかな話し声が、細かな泡の粒のように立ちのぼってくるのだ。

(そうだろ? ねえ、きみも)
(ああ、これだったのね)
(ぼくはいつだって、きみを)
(どうかしら)
(なぜ)
(あ、見て、あそこ)
(水色が好きだ)
(私、知ってるの)
(なにを?)

夫と妻はものも言わず聞いていた。まだ若い男と女のたわいもない会話。背後できいきいと海鳥が鳴く。ぴちゃ、ぴちゃ、と波が桟橋に打ちつけるかすかな音も聞こえる。雲間から射す陽光が室内にさんさんと降り注ぎ、潮の香さえ満ちてくるようだ。

夫の目から涙がこぼれた。その声は若いころの彼の声に違いなかった。ベッドに横たわったままそっと妻のほうを振り向くと、妻と目が合った。妻は何も言わず微笑んだ。夫はたまらなくなり、妻を抱き寄せた。

「こんなことがあるのだねえ。なんと不思議なことだろう。これは僕とあなた
じゃないか。こんなことがあるのだねえ」
水槽の中からはいつまでも、声と水音が聞こえていた。

あくる日、妻はゼリィのようなその物体を水槽から出し、両手にかかえてひとりで浜辺に向かう。はだしで水の中に入っていき、腿まで浸かったあたりでその物体を水に放つ。物体は沈むかとみえてまた浮かび上がり、ひと揺れ、ふた揺れすると、もう、広大な水の堆積の中のどこにいるのかわからなくなった。

その中に、若い日の夫と、自分ではないほかの女の声を閉じ込めたまま。
彼女は若いころに海辺など行ったこともなかった。

海は今日もさまざまなものをのみ込み、ひたひたと膨張し続けている。近年、海面が上昇しているのはこの星が暖かくなっているからだと科学者は言うが、そうではない。やがて海はこの星のすべてを覆う。そのことははじめからきめられていた。われわれは遅かれ早かれ、自らの記憶の底に沈むべき存在なのだ。

・この作品は計良モトヒロ氏の作品「Vacant House」に触発されたものである。
氏の作品サイト↓(Gallery → etc-01 →ET-001)
< http://www1.linkclub.or.jp/%7enonbe/&m/ >

【やましたくにこ】kue@pop02.odn.ne.jp
みっどないと MIDNIGHT短編小説倶楽部
< http://www1.odn.ne.jp/%7Ecay94120/ >

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■デジアナ逆十字固め…[13]
そして剃毛に至る

上原ゼンジ
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●「写真時代倶楽部」というものがあった

「写真時代」には読者参加型のイベントがあったが、「写真時代倶楽部」もその一つだ。連載を持っている写真家を軸とした撮影会などがあり、私も読者として参加した。

ある時は森山大道さんと立川を撮り歩く会があった。街歩きを終えると撮影した写真のスライドを見ながら、森山さんから講評を伺った。モノクロのポジフィルムを簡単な器具を使って、その場で現像してしまうという製品を使ったのが印象に残っている。

荒木経惟さんの撮影会では、白夜書房の編集者とともに会社のオレンジ色のバンを名古屋まで運転していった。SM設備のあるラブホテルに、「写真時代」誌上でも馴染みのあるモデルを呼んで撮影会は行われた。

みんなモデルの同じ部分にばかりレンズを向けているのが異様だったが、ヌードの撮影会というのは、みんな同じようなものなのだろうか。アラーキーファンよりも、ただのエロ親父の比率の方が高そうだったが、もしかしたらアラーキーファンかつエロ親父であったのかもしれない。

撮影が終わったあとは、荒木さんの作品のスライドショーが行われた。モデルの女の子に白いTシャツを着せ、それをスクリーン代わりにして電通時代の作品などが投影される。「写真時代」編集長のスエイさんが、テナーサックスで即興の演奏を付けると、ラブホテルの一室はアートな空間となった。

森山さん、荒木さんとともに高田馬場を撮り歩くという豪華な回もあった。この日の私のテーマは、森山さんがどう撮っているのかを目撃すること。みんなで高田馬場に集合し、会がスタートすると、それぞれが被写体を求めて街へ散っていったのだが、私だけは森山さんの10メートルぐらい後方をジーッと付いていった。

そして森山さんが撮ったであろう辺りで自分も撮影する、ということを繰り返した。何でみんなはさっさといなくなってしまったのだろうか? おかげで私だけすごく得をしたのだが……。

●「FOTO SESSION '86」への参加

その後、写真時代倶楽部に集まっていたメンバーが中心となって「FOTO SESSION '86」という会が生まれた。中野坂上にアジトと呼ばれるアパートを借り、月に一度、それぞれが撮影した写真を持ち寄り例会を開いた。毎回、森山さんに写真を見ていただき、また、互いの写真を論評し合うという集まりだった。

私の写真はトマソンから始まり、カラーポジで撮影をしていたのだが、どんどん写真の方に吸い寄せられて行くと、モノクロの現像もしたくなっていた。アジトには暗室設備も作るということだったので、私も月に一度の寄り合いに参加することにした。

毎回、兄貴分として顔を出していたのが、「CAMP」の残党の山内道雄、尾仲浩二だった。「CAMP」というのは「WORK SHOP 写真学校」の森山大道教室の流れを次いで生まれた活動拠点で、活動期間は1976〜84年。北島敬三、倉田精二を擁し、スタイリッシュでトンガったイメージがある。

一方我々「フォトセッション」の方は同好会の延長線上と言ってもいい。月に一度集まり、アパートの畳の上に写真を敷き詰めて論評し合うという会なので、別に格好のいいものではない。

メンバーは年齢、職業、多岐にわたり、いろんな人種が集まっていた。それぞれが一カ月間で撮り溜めた写真を畳の上に公開するのだが、寡作の人間もいれば、毎回毎回異常な枚数のプリントを持ってきてブイブイ言っているやつもいた。

それを正座した森山さんが一枚一枚見て、セレクトしたり、コメントを加える。森山さんの方向に引きつけるのではなく、それぞれの持ち分を考えて、方向性を示してくれるというような感じだった。

それぞれのいい所を伸ばしてくれようとしているのに、みんなはどんどん森山さんの目に見えるマネをし始めた。かく言う私も、いつのまにかコントラストの強いモノクロプリントをするようになっていた。

昼過ぎから始めた例会は夕方に終わり、その後は買い出しをして飲み会へと移行する。飲めば写真に対する熱い想いが語られ、論争になりケンカになってしまうのだが、凄くディープでヘビーな場だったので、私的には写真を語り合うのは、もう沢山という感じだ。

私には私の考えがあるので、人様の意見なぞ聞きたくはない。飲めば写真論を語りたがる人がいるが、私は聞き流すようにしている。私にも隠しスイッチがあるので、ヘタにそんなもんに触られると、理性的ではいられなくなってしまうからだ。

昼間の素面の状態の時には紳士的に褒めてくれた森山さんも、アルコールが廻ると、「さっき言ったことは、ぜーんぶウソ! お前らの写真は全然ダメ!」とのたまう。そんな頃にはみんなもうズブズブで、一人倒れ、二人倒れして、雑魚寝をして収束というのが毎度のパターンだった。

私は「フォトセッション」に参加して、一年で会社を辞めてしまった。辞めて何をしたのかと言えば、頭を丸め、眉毛を剃り落としセルフポートレイトの撮影をした。こうして私は道を踏み外して行った……。

【うえはらぜんじ】zenstudio@maminka.com
「すぐにわかる! 使える!! カラーマネージメントの本〜仕事で役立つ色あわせの理論と実践マニュアル」(毎日コミュニケーションズ)が発売中。
< http://book.mycom.co.jp/book/4-8399-1937-2/4-8399-1937-2.shtml >

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■子育てSOHOオヤジ量産プロジェクト[113]
FileMaker 8.5登場!! 〜その2:Webからテキストを抜き出す

茂田カツノリ
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みなさん、FileMaker 8.5使ってみてますか〜? まだのひとは、Webビューアの楽しさ、そしていろいろと広がる可能性にぜひ触れてほしい。

・FileMaker 8.5試用版のページ(英語版)
< http://www.filemakertrial.com/ >

●Webビューアはこんなふうに使おう

前回でも「目玉機能」としてご紹介したWebビューアだが、これの使い道についてはまだまだ話し足りていないので、その続きなのだ。

まずご紹介したいのは、Webブラウザで見られるものはすべて見られるという点。特定のWebサイトを表示させるほか、いわゆるティッカーのようなものの表示にも使える。

ファイル形式としては、HTMLやGIF/JPEGはもちろん、Ajaxも動くし、Java ScriptもJAVAアプレットもFlashもOK。PDFの表示ももちろん可能で、WindowsならIEでの表示と同様にツールも表示される。さらにAdobe ReaderではなくPDFが編集できる「Acrobat」のほうをインストールしておけば、注釈を入れるなどの操作までできてしまう。

さらにWindows-IEなら、Word/Excelのデータを表示し、その編集までできてしまうのも面白い。Excelでグラフ書いてFileMaker上に表示、なんてことも可能だ。

JavaScriptも当然ながら動作するので、さっそく時計を作って表示してみた。FileMakerの動作に影響されず、プラグインもスクリプトもなしで表示できるので、とても便利。

サンプルをいくつか用意しているので、近々レクレアルのWebサイトでご紹介する(URIは後述)。

●GetLayoutObjectAttribute関数でテキスト切り出し

単独のページや画像を表示するだけでも面白いけれど、Webビューアの使い方はそれだけじゃない。なんと、Webページ内の特定箇所にあるテキストを切り出し、FileMakerのフィールドに入れるといったことまでできてしまう。

これには8.5で新設された「GetLayoutObjectAttribute関数」というのを使うのだが、これがちょっと難しく、やり方がわからなかったという人もいるかもしれないので、ちゃんと解説しておく。

まず、8.5からはレイアウトに配置したフィールドや図形などのオブジェクトに、名前が付けられるようになった。レイアウトモードのViewメニューから「Object Info」を選ぶと、サイズ等を設定するパレットが表示されるが、その一番上が名前の欄だ。デフォルトでは空欄なので、何かの名前を設定する。

そして「GetLayoutObjectAttribute関数」で、Object Nameと知りたい情報の種類をセットすれば、結果が得られる。この関数の引き数はちょっとややこしく、FileMakerの関数としては比較的難しい部類のものなので、ここでは結果だけお知らせする。

・Step1:
Webビューアのオブジェクトに「web001」という名を付ける。

・Step2:
計算フィールドを定義し、下記の式をセットする。

GetLayoutObjectAttribute ( "web001" ; "content")

これで、表示しているページのHTMLソースコードが取得できる。ちなみに、

GetLayoutObjectAttribute ( "web001" ; "source")

とすれば現在のURLが取得できる。

●mixiのお知らせ部分だけ切り出す

HTMLコードが取得できてしまえば、あとはFileMakerのテキスト関数を駆使して必要な情報を切り出せばよい。

たとえばmixiのお知らせメッセージ欄を切り出したいなら、下記の式を使う。

Let([

web = GetLayoutObjectAttribute ( "web001" ; "content");

start = Position(web;"< !-- お知らせメッセージ ここから -- >";1;1);

end = Position(web;"< !-- お知らせメッセージ ここまで -- >";1;1)

];

Middle(web;start; end - start)

)//Let

この結果からさらにタグを抜いても良いし、このままHTMLとしてローカルに書き出してWebビューアで表示しても良い。

こんな感じで、Web上のテキスト情報をそのままFileMakerのフィールドやスクリプトで扱えるので、データの配信のようなことが可能になるというわけだ。

●広告入りアプリケーション開発します!!

FileMakerで作成したデータベースは、ランタイム化という処理をすることで、FileMakerがインストールされていないパソコン上でも動作できるよう、アプリケーション化することができる。これを使ってCD-ROMコンテンツなども作成できるというわけだ。

で、FileMaker 8.5の「Webビューア」を使えば、Web上に掲載している天気予報やニュース、お知らせやBlogなどが掲載できる。

さらに、アプリケーション内に広告を掲載することだって可能。こうしたアプリケーションの開発を承っているので、ぜひ私に声をおかけ下さい(宣伝♪)。

●FileMaker 8.5のそのほかの機能は「recrear.jp」で!

FileMaker 8.5のそのほかの新機能は、僕の所属する有限会社レクレアルのサイトでご紹介する。
< http://recrear.jp/ >

▼「FileMaker Fun Night! AppleStore銀座」8月26日(土)18:00〜19:00
< http://www.sevensdoor.com/event.html >

「夏休みデベコン報告Special!」
フロリダで開催のFileMaker Developer Conferenceに参加したsevensdoorメンバーが、帰国直後のレポートを致します。Tipsコーナー、デベコン土産プレゼントなども盛り沢山!

【しげた・かつのり】shigeta@amonita.com
Webコンサルタント/プランナー & FileMakerデータベースデザイナー。
うちのフォード・ギャラクシー、新車価格は320万もするくせに、なんと鉄ホイール。純正のフォードキャップがところどころ割れてきたので、オートバックスで売ってたクロームメッキ風の悪趣味なものに交換。キラキラしてて子供には好評だが、カミさんが無言なのが気になっている41歳の夏...。
ちなみにこのクルマ、マジでいい!。ヤフオクで30万そこそこで買えるので、安〜いクルマ狙ってる人にはお勧め。

[有限会社アモニータ(Web制作/プランニング/出版プロデュース)]
< http://www.amonita.com/ >
[有限会社レクレアル(FileMakerソリューション開発)]
< http://www.recrear.jp/ >
[Max_blog —“インターネット拾いモノ”でも執筆中]
< http://www.maxwald.co.jp/ >
[mixi —“永吉克之Fan☆Club”コミュニティ]
< http://mixi.jp/view_community.pl?id=94983 >

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■展覧会案内
いしかわこうじ「どうぶつ+のりもの かくれんぼ」展
< http://www.kojiishikawa.com/ >
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会期:7月18日(火)〜7月24日(月)12:00〜19:00
会場:K.S.ギャラリー原宿(東京都渋谷区千駄ヶ谷3-62-1 TEL.03-3470-7337)
今年5月、ポプラ社より絵本「どうぶついろいろかくれんぼ」、「のりものいろいろかくれんぼ」(いしかわこうじ 作・絵)が発売されました。型抜きページをめくると、動物や乗り物がつぎつぎと現れる、楽しいしかけ絵本です。今回の個展では、この2冊の絵本に登場するグラフィックをモチーフにして描いた、カラフルな油絵やデジタル版画を展示します。作家は毎日会場にいて、本をお買い上げの方にはご希望でサイン画を描く予定です。
協賛:ポプラ社 WACOM COREL 出力用紙提供:.Too

<応募受付中のプレゼント>
Web Designing 2006年8月号 本誌2014号(7/27締切)

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■編集後記(7/20)
・デジクリのサイトもリニューアル中です
< http://bn.dgcr.com/ >

・幼稚園が夏休みに入って、孫娘と9か月の赤ん坊は毎日わが家に来ている。幼稚園児のほうは、このごろ自分一人で遊んでいるので(ソファに寝転がって、古いマンガ「ドクター・スランプ」を読んでたりする、ヘンな子だ)あまりかまわなくてもいいからお守りは楽だ。言葉は完全に通じるし(むこうの方が口が達者だったりして)。だが、赤ん坊のほうはどんなお守りをしたらいいのかわからない。自分の子ども達を、赤ん坊の時どう育てたのかもう忘れてしまった。言葉が通じない赤ん坊とのつきあいだが、ベビーカーに乗せて近所の静かな道を散歩するのが一番楽だ。ついさいきん、地図にはあるがどこにあるのか不明だった細道を、ベビーカーを押していて発見した。一人で入り込んだら怪しまれる路地も、ベビーカーなら大丈夫、「おや、行き止まりだねえ」なんて赤ん坊に話しかけたりする。だから、近隣の住宅事情にすごく詳しくなった(危険な人物だ、わたし)。怪しい物件の撮影も、赤ん坊連れなら平気でできる。しかし、連日の雨では出かけられない。そこで昨日は、マンションの一番上の階と中間の階と2階の通路をベビーカーを押して見て回った。お守りなのか、探索なのか。怪しまれないんだなあ、ベビーカーは。もっとも、夕方すこし前で誰にも会わなかったが。通路から門扉をあけて玄関に至るポーチ(3畳くらいのスペース)は、本来共有スペースのはずだが、ここをジャングルにしている家や、自転車を何台も置いている家(明らかに違反)、浦和レッズの大きな旗を飾っている家、チープなオブジェを並べている家など見られて(そんなに多くないが)なかなか興味深い。以前、いろんな家の裏庭を撮影したおもしろい写真展を見たことがあるが、マンション玄関前シリーズなんてどうだろう。いや、ほんと、トライしてみようかと思っている。(柴田)

・劇団新感線のチケット。ファンクラブに入っている人に優先予約を頼んでいたが、勝率10%程度。本人のものすらとれなかったらしく、発売日に買うか〜と腹をくくる。が、このチケット購入のための電話や並びが大嫌いである。朝10時から友人らと電話をかけまくって、とれるのが昼過ぎなんてザラ。14時頃にようやく繋がったと思ったら、売り切れましたアナウンス、なんてよくある話なのだ。サッカーW杯の決勝を「聞く」ためにTVをつけていたら、その前にやっていた番組で新感線のチケット限定販売をすると言うではないか。思わず電話したら30分ほどで繋がり、初日ゲット。発売日に買うより楽だなぁと思っていたが、あまりの忙しさで外出できず、出来ても遠出でチケット発売所に寄れず、流れてしまう。ショーックと友人に話していたら、別の優先予約番組を教えてもらった。今度はスタンバイし、この手のチケット番号の局番は同じだから賭けてみるかと先の番組で使ったものと同じ市外局番だけを携帯に入れて待つ。賭けに勝って残りの番号をプッシュしたら一発接続。楽日がとれてしまう。先に初日のが流れたのは、この楽日との出会いのためだったのね! 夜中のTVチケットゲット番組っていいかもしんない!(hammer.mule)