[2028] SNS2.0をめざして

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<駄目だった「けど戦記」>

■KNNエンパワーメントコラム
 SNS2.0をめざして
 神田敏晶

■クリエイター手抜きプロジェクト[98]InDesign CS/CS2編
 数学曲線を描く
 古籏一浩

■展覧会・イベント案内
 ディジタル・イメージ2006 15周年記念展
 札幌国際短編映画祭

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■KNNエンパワーメントコラム
SNS2.0をめざして

神田敏晶
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KNN神田です。

SNS新時代にむけて、9月14日、株式会社ミクシィが東証マザースに上場する。売上高19億円(2006年3月発表時)の会社が時価総額で1,000億円になると想定されている。純利益は5億7,600万円(前年比6倍)と総資産13億円企業が76倍もの価値を持つこととなる。(第7期決算公告より)
< http://mixi.co.jp/1803.pdf
>

有効ユーザー数(2006年8月21日現在)5,383,334人と、500万人を超え、老人子供も含め、日本人の26人に1人はmixiユーザーという数字となる。男女比では、男性2,658,906名、女性2,724,480名で、わずかに女性比率が男性比率を上回った。

知人の知人を紹介するという紹介システムのおかげで、荒れにくいコミュニティが成立している。しかし、保証の担保の根底は、単なるメールアドレスだけである。悪意あるものが自分で自分を招待し、複数のmixi idを取得し、トップページの検索機能で検索したアドレスに、すべてSPAMメールを送りはじめた時点で、この荒れにくかったシステムは崩壊してしまう脆弱性も持ち合わせている。

そもそも、500万人からユニークなアドレスを簡単に検索でき、メッセージを送れてしまう仕組みが問題であろう。

女性で20歳から30歳まで、東京都、趣味お酒、職業フリーター、写真掲載者で検索すると、1,866名の顔写真つきの女性が簡単に登場した。まるでカタログのようにズラリと並ぶ。最終ログインが5分以内の人を選びだし、メッセージを送るとすると、送られた女性は、どんな反応を示すだろうか?

そこに完全に偽装されたプロフィールや良質なコミュニティ群、自作自演の紹介文、そしてキムタクまがいの写真があった場合、マイミク登録を拒む人がどれだけいるのだろうか? トップの検索機能は、マイミクの検索のみに限定すべきだと思う。

また、500万人の日記から検索できる機能は、かなりマーケティングに使えるだろう。特に新製品の発売時や映画の公開日の日記は見ものだ。

TVやラジオとは、まったく違ったニュースが、そこにはかけめぐる。それが、mixiの醍醐味だ。自分の日記にコメントがあがる、返事を書く、さらにコメントとスレッドが3桁に及ぶことも…。日記ではなく掲示板と化している人も多い…。

「近接学理論」Edward T. Hall in 1963 によると、コミュニケーション距離を4つのグループに大別している。
< http://en.wikipedia.org/wiki/Proxemics
>

1/public distance used for public speaking(over 3.5 m, 12 ft)公共距離

2/social distance for interactions among acquaintances(1.2-3.5m,4-12 ft)社会距離

3/personal distance for interactions among good friends(45-120cm,1.5-4feet)パーソナル距離

4/intimate distance for embracing, touching or whispering(15-45cm,6-18inches)親密距離

これをメディアにたとえると、
1/公共距離はTVメディアなどのマスメディア
2/社会距離はウェブ
3/パーソナル距離は、SNSやブログの情報にあたるとボクは考えている。
そして、今後はSNSやブログの発展形が
4/「親密距離」に近づこうとしている。

広告に関しても、この近接学理論と同じで、親密であればあるほどの情報を信頼する傾向があるだろう。

ミクシィが上場を果たし、GreeがKDDIと提携し、TBSがSNSを駆使した情報番組を提供する。SNSがようやく2.0化した動きを見せ始めだした。いまはまだSNS1.5であるが…。

・毎週金曜日22:00MXテレビ「BlogTV」出演中!
< http://trj.weblogs.jp/blogtv/
>
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CEO Toshi Kanda mailto:kanda@knn.com
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TEL 090-7889-3604 FAX 020-4622-7170
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=550

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■クリエイター手抜きプロジェクト[98]InDesign CS/CS2編
数学曲線を描く

古籏一浩
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同じネタがやや連続気味ですが、今度はInDesignです。各ソフトでの違いが分かっていいかもしれません。

まあ、InDesignにも標準では数学曲線を描く機能はないので、何かの時に役立かもしれません。

InDesignの場合は、マルチページIllustratorといった感じなので、スクリプトもIllustrator CSに近いものになっています。いまいち不明な点もありますが、パスの元になる図形を作成しておいて、後から座標値を設定する、という方法で描いています。

InDesignは後発のソフトだけあって、構造が結構すっきりしています。スクリプトを実行するにはスクリプトを.jsの拡張子で保存します。CS2の場合は.jsxが良いでしょう。保存先は、InDesign CS(CS2)/Presets/Scriptsフォルダ内です。

後から、このフォルダにスクリプトファイルを移動させても構いません。また、InDesign実行中に移動させても問題ありません。InDesignは自動的に認識してくれます。

w = 0.1; // 横の拡大率
h = 10; // 縦の拡大率
step = 5; // 計算上の間隔
startP = 0; // 開始角度
endP = 360; // 終了角度
passData = [];
count = 0;
for (i=startP; i< =endP; i+=step)
{
r = i * Math.PI / 180;
y = Math.sin(r) * h;
x = i * w; passData[count++]= [x, y];}docObj = app.activeDocument;
pObj = docObj.rectangles.add();
pObj.geometricBounds = [0,0,0,0];pObj.paths[0].entirePath = passData;
pObj.paths[0].pathType = PathType.openPath;

InDesign CS2の場合はESTK(Extend Script ToolKit)から実行させて数学曲線を描かせることができます。以下のファイルの一番最初の行で、実行するファイルのパス名を指定します。ESTKから実行ボタンをクリックするとアクティブになっているInDesignのドキュメントに数学曲線が描かれます。

fileObj = new File("/sample1.js");
flag = fileObj.open("r");
if (flag == true)
{
scrt = fileObj.read();
indesign4.executeScript(scrt);
}

indesign4がInDesign CS2を示しています。4の数字はInDesign CS2はバージョン4なので、この値になります。InDesign CS3が出ればindesign5になります。このように、特定のバージョンのInDesignを指定して処理することができます。

【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>
Bridge、ESTKから実行すれば、複数のAdobeアプリケーション間でやりとりができたり、スクリプトを実行することができるはずなんですが、実際には駄目なアプリケーションや未対応命令があって、なかなかうまくいかないようです。AfterEffectsはエクスプレッションがあるので、このようなスクリプトは不要でしょう。
ゲド戦記・・・作者にとっては外道戦記。ジブリにとっては、駄目だった「けど戦記」

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■展覧会案内
ディジタル・イメージ2006 15周年記念展
< http://www.digitalimage.org/DI_15th/06_15th.html
>
< http://www.shinagawa-culture.or.jp/o_art/
>
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会期:9月2日(土)〜9月6日(水)10:00〜18:30 最終日16時
会場:O美術館 (東京都品川区1-6-2 大崎ニューシティ2号館2F TEL.03-3495-4040)
出展作家:朝倉民枝、雨宮由里子、安齊順子、石川日向、イシグロマサハル、伊東宣哉、岩井宣雄、岩渕泰治、上田隆義、上畠益雄、小笠原たけし、岡部タカノブ、小河原智子、上口睦人、川口吾妻、川野光弘、川野隆司、桐林千登勢、公庄治、國島宣弘、久保田晃司、楜沢順、桑島幸男、小澤貴也、小松修、斎賀和彦、菅原明彦、鈴木守、関谷哲史、セドラック星沢順子、タケウチヒデミ、武田瑛夢、田中誠、駄場寛、駄場真弓、出渕亮一郎、所幸則、富岡聡、中井勝郎、中川佳子、中野博文、なかばやしたける、中山嗣朗、永吉克之、なりた麻美、韮沢薫、NIWAKO、袴田一夫、服部正志、林ノブヒコ、HAL_、藤田潔、松永順、松林あつし、まつばらあつし、松本明彦、丸子博史、三河一郎、溝川秀男、武藤修、村上佳明、目黒詔子、望月澄人、森俊憲、山川一、山岸直子、山田ケンジ、山本健介、横井由美子、横山弥生、ROGMA6、渡辺秀樹

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■イベント案内
札幌国際短編映画祭
< http://www.sapporoshortfest.jp/jp/index.html
>
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会期:9月6日(水)〜9月10日(日)
会場:メイン 東宝プラザ(札幌市内狸小路5丁目)

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■編集後記(8/21)
・先週の金曜日、大阪のメビック扇町(デジクリの事務所があるところ)のコラボレーション室で「所幸則写真展 天使に至る系譜」の展示をした。わたしとデスクのハマムラさんと、デジクリの準メンバー(?)であるデザイナーのIさんの3人で、13時から開始した。作品を箱から出しているときに、アイスクリームをどっさり持って美術館キュレーターのOさんが現れた。さっそく捕まえて、手伝いをしてもらうことに。彼女もそのつもりで来てくれたのだった。わたしは、規格化された作品を18点、天井のレールから吊るというシンプルな作業だからカンタンと思っていたので、じつはなにもかも行き当たりばったりでいくつもりだった。しかし、それは間違いであることがすぐわかった。さすが、専門家は手順がいい。まず、プリントしたサムネイル画像を切り離し、机上でレイアウトのシミュレーション。絵柄や色あいを見て、どう並べたら効果的かを検討する。基準となる1点を吊ってみて、高さを決めたら全部のワイヤのフックの位置を固定する。壁の長さを測り、その面に収容する作品の点数から作品と作品とのあきを計算で出す。というように、基本的なことを決めてから、2人一組になって作品を吊っていくよう指示してくれた。なるほど、これなら作業は能率がいい。3時間くらいで終了してしまった。いきあたりばったりでやっていたら、もっともっと時間がかかったと思う。Oさんとは、10数年も前からの知り合いだ。かつて「ディジタル・イメージ」大阪展を、毎年夏休みにやっていたときの担当さんだ。もしかしたらチェックに行くかも、とメールをもらっていたのだが、けっきょく全面的に展示を手伝ってくれたのだった。本当にありがたかった。おかげで、もしかしたら泊まりかなと思っていたのが、日帰りになった。日帰りもそれなりにつらいものがあるけど。(柴田)

・今日からデジクリ主催、Mebic共催の「所幸則写真展 天使に至る系譜」開催。先週金曜日には設営に行ってきた。東京リボンさんから送られてきた作品の入った段ボールを前に、お預けを命じられた犬のように編集長の到着を待つ。最初は三人でやる予定だったが、途中から大阪芸大のOさんが来てくださって、設営スピード加速。彼女のアドバイスがとても勉強になった。どんな分野でもプロってかっこいいなぁ。前日、前々日とほとんど寝ていなかったので、設営完了後、差し入れのシューアイスを食べながら意識が飛びはじめる。眠い。ふと周りを見渡すと、所さんの世界が広がっていてきれいだなぁと改めて思う。所さんというと、カラフルなお花や小物の中に天使がいるイメージが強いのだけど、雑誌の表紙や時計広告などはちょっと違ったイメージ。準備前に作品画像をモニタで見ていたが、会場でのA倍出力では小さな画像では気づかなかったことを見つけたり。あっ! プレスリリースやらなきゃ!(hammer.mule)
< https://bn.dgcr.com/archives/20060816130000.html
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