[2096] いまだに学園祭が大好きというDNA

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<論理武装したクリエイターなんて面白くもなんともない>

■ネタを訪ねて三万歩[22]
 いまだに学園祭が大好きというDNA
 海津ヨシノリ

■グラフィック薄氷大魔王[78]
 ネタに困ったら
 吉井 宏

■展覧会案内
 デザイン・日本・亀倉雄策


■ネタを訪ねて三万歩[22]
いまだに学園祭が大好きというDNA

海津ヨシノリ
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人によって『今年もそろそろ終わり』と感じる時期が多少は違っているものなのでしょうか。実は、私は随分長い間11月末にこれを感じていました。父が表具師だったことにより、毎年12月は大パニックだったためです。とにかく物心付いた頃から、私にとって12月は特別を通り越して異常という意識が強かったためです。ですから、私にとっての年末は11月なのです。もちろん感覚的にね。まっ、今はしっかりと12月が自然に訪れる生活をしているつもりですが、この子供の頃の反動から、どうも年末年始のセレモニーが苦手です。

きっと、年始回りをしたことがない(勤めてもいないので行く場所もない)ことがかなり影響しているかもしれません。まっ、それでも昭和の良き時代には親戚を回ってはお年玉を稼いでいましたが、いつしか私が一番下の従姉妹にお年玉をあげなくてはならない空気を読んだ時、このセレモニーも自然消滅してしまったように記憶しています。

※表具師というと、襖や障子を張り替える職人という意味合いが最近は強いようですが、掛け軸や額を作ったり、屏風を仕立てたりする職人を指します。そして私の父は掛け軸や屏風が専門でした。

子供の頃と言えば、今年はリリー・フランキーの東京タワーが大ヒットしました。原作もドラマもしっかりとチェックしましたが、私は最近の昭和ブームで自分の子ども時代の事とオーバーラップして、何か不思議な感覚に襲われることが多くなってきました。

例えば、渋谷の東急デパートへの通路の一部はいまだに当時のタイルが残っている箇所があります。景観がきれいになっても、赤坂見附駅で銀座線と丸ノ内線の乗り換えをすると、私はすぐに勤め出した頃の自分にタイムスリップしてしまいます。そんな昔の空気が少しだけ残っているのは、やはり京王線と井の頭線かもしれません。明大前や下高井戸、下北沢、新代田あたりのホームに降り立つと、ふと当時の自分がその辺を歩いているような錯覚すら感じます。

便利で新しいモノが町に溢れ出し始め、それらを手に入れるために親達が汗水垂らして頑張っていた背中を見て育った私たちの世代は、もしかすると最後のノスタルジー世代かもしれません。物心付いた小学校の6年間、たったそれだけの期間に体験した様々なことを、いまだに引きずり影響されていることに驚くばかりです。そして今の仕事へのきっかけとなった様々な事件や出会い、影響がこの時期に集約されていたことを思い出しました。もちろんそれ以降の人生でも色々な影響はうけています。しかし、あの小学校の6年間に勝る事はありませんでした。

学校と言えば11月2日から5日にかけて、学園祭を色々とはしごしてしまいました。ある学校では関係者として、またある学校では出演者として、はたまたある学校では情報収集の怪しいおじさんとして、色々と楽しませてもらいました。面白かったのは、予測不可能なスケジュールであったために、かなり予定が狂い、神出鬼没状態となってしまったことです。もちろん、それはそれで楽しい関わり方であったと感じています。とにかく、ある意味で無礼講みたいな学園祭の空気が昔から大好きです。

でも、必要以上にインディーズ系のアーティスト等を含めた芸能人などに依存していると取られてもしかたのない学園祭は『来年も参加したい』とは思いません。芸能人と屋台を見に来るわけではないからです。屋台なら屋台で何か一工夫が欲しいところですが、それは野暮な愚痴かもしれないですね。これは私が文科系の大学出身者ではないことに大きく影響しているかも知れません。例えば極端な話、文科系の大学といえばコンサートと模擬店しかないも同然ですから。まっ、それを理解しつつも、普段入れない大学の校舎を探検したりするのが面白いのですが、少し志が変かもしれないですね。

逆に学園祭そのものが好きなのは、市立中学や高校、それに美術・音楽系の学校ですね。展示や発表会的な要素が強いので、参加して面白かったという印象が残るからです。まっ、お祭りなのですから、気軽に参加して楽しめばいいのでつまらないコメントは愚の骨頂でしたね。

とにかく私が学生の時は、できる限り出店者あるいは出演者として突っ張っていました。今もその気持ちは少しも薄れていないのですが、さすがに学生ではないので控えめにしないとまずいですね。でないと、単なる変なおじさんになってしまいますから。もっとも、どこかの学生になってしまうという奥の手もありますね。迷うところです。

まっ、変なおじさんにならずに済むのはIT関連のイベントだけかもしれません。先月の原稿掲載の直ぐ後となった26日、東京国際フォーラムで行われたマイクロソフト主催のREMIX Tokyoに参加してきました。今年後半で最も注目されたイベントのひとつではないでしょうか。前日の25日がゲッティーイメージズでのPhotoshopセミナーでしたので、朝10時30分から20時までのREMIXはかなり疲れてしまいましたが、得るものは多かったと感じています。

しかし、お土産にもらったWindows Vistaのプレリース版に少し困ってしまいました。Macintoshなら外付けハードディスクにインストールして遊ぶことが出来ますが、Windowsではそれは無理ですからね。さりとてまだMacBook Proにはインストール出来ません。もしかすると宝の持ち腐れになってしまうかもしれません。そんなこんなでかなり楽しめたイベントでした。

ただし、問題は昼食です。私は一人で店に入って何かを食べるというのがとても苦手なのです。かなりストレスが溜まります。結局15分ほど徘徊した後に、いつものようにコンビニで気まぐれ定食を買ってベンチで済ませました。ちなみに私の言う気まぐれ定食とは、(1)稲荷寿司または納豆巻きに緑茶(2)アンパンまたはメロンパンに牛乳(3)お赤飯または梅昆布のおにぎりに緑茶、といったところです。学生の頃は『アンタマチュー(アンパン、たまごパン、コーヒー牛乳)』というのにも拘っていました。貧乏性丸出しですね。

貧乏性丸出しといえば、最近はすっかり新しいソフトの衝動買いが少なくなりました。刺激にマヒしてしまったことは否定出来ませんが、あれこれ遊んでいられなかったことが一番影響していました。でも、それが永遠に続いてしまうのは体によくありません。というわけで、久しぶりにmodoという新しい3Dソフトにはまってしまいました。

ソフトそのものは最近リリースされたというわけではないのですが、まっ、吉井宏さん(http://www.yoshii.com/)が随分と入れ込んでいたので、かなり前から存在は知っていました。しかし、それほどの必然性を感じていなかったのです。STRATAとShadeとZBrush、それにいざとなったらRhinocerosもあるので、困らないと思っていたのですが、やはり、手描きイラストみたいなモデリングを素早く行なうという意味では持っていてもいいかな〜というノリです。もちろんZBrushでそれは充分なのですが、時々発症する新しいもの好きの病気といったところです。


そもそもこのジャンルのソフトウェアは、それぞれ一長一短がありますので、色々持っていたほうが素早い対応が可能というわけです。頭の体操という意味でもね。とにかく、粘土細工のようにグリグリと、捏ね繰り回しながら温いキャラクターを作ってみたいと思っていたからです。

こうなったらZBrushの時のように沢山作り込むだけです。理屈はいりません。完成度も必要ありません。3Dのラフスケッチです。少しずつ感触を掴みながら機能を理解すればいいだけです。

ところで前回のテキストで、10月末に『ラブリバーたまがわこども絵画展』の審査員を行なったことを書きましたが、正しくは審査委員長でした。もう肩書きなんてどうでもいいから、もっと子どもの絵を見せてという感じだったので、まったく気にしていなかったのです。そして、10月29日の表彰式の時にそれに気がついて少し焦ったという次第です。もう少し緊張感持ちましょうという意味で反省猿しました。こんな具合に、相変わらずオマヌケまっしぐらです。とにかく、とても有意義な体験をすることが出来ました。

【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター

アップルストア銀座でのセミナーはかなりリズム感が出てきました。あとはネタの整理といったところですが、冠は『画像処理テクニック』という切り口なので、Photoshopに拘る必要もないわけです。拘ってもいのですが、それだと面白くないですからね。自分の勉強にもなりません。ということで、少しずつ『脱Photoshop』あるいは『Photoshopユーザーのためのなんちゃらソフトウェア』みたいなのものを色々と画策中です。もちろん、宗旨替えをするというわけではありません。ひとつのことだけにエネルギーを集中することは、クリエイターにとっては命取りだからです。常に新しい発見と刺激を求める行動が必要だと感じています。論理武装したクリエイターなんて面白くもなんともないですからね。

そういえば、10月25日に行なったゲッティーイメージズでのPhotoshopセミナーの最後に受けた質問のひとつに、後から考えるとかなり私が勘違いして回答してしまったものがありました。思い込みはその場の空気で随分深みにはまってしまうことがあります。真剣に質問を理解し、素早く適切に回答しようとするあまり、余計な事まで考えてしまうことが原因なのかもしれません。帰宅してしばらく時間が経てば気がついたりするのはそのためかもしれません。

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■グラフィック薄氷大魔王[78]
ネタに困ったら

吉井 宏
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週に一度のデジクリの原稿書き。たまにネタに困ることがある。今回がそうだ。そういうときは、ネタに困ったことを書けばいいのだ、と何かに書いてあった。まあ、正確には、次号の原稿として出すにふさわしいテーマが見あたらなかったりタイミングが悪かったり、勢い込んで書く意欲がなかったりするってことだけど。

書きたいことはいくらでもあるし、本や雑誌の原稿、ブログや掲示板などを含めて、過去に書いたものを現在の視点でちゃんと書き直したいものも山ほどある。が、むずかしい。原稿として出しにくいテーマとしては、次のようなものがある。

●出すタイミングを失なったもの。

グラフィックソフトやパソコン関連だけでなくニュースを含めた時事ネタ関連で、時期が遅くなってしまい、「何で今頃?」と言われそうなもの。書きたいと思った時点ではそのテーマについてよくわかってなく、だいたいわかった時点ではもう遅くなってる。また、「何、突然?」みたいに出すタイミングに必然性がなさ過ぎるのもむずかしい。

●すでに過去の回で書いてしまったもの

いちばん興味のあるものや書きやすいものは、だいたい過去の回で書いてしまってるわけです。ただし続編はアリなので、またタイミングを見て書いていきます。

●僕的に旬でないもの。

Painterの話など。もちろん、Painterに興味がなくなったとかじゃなく、15年近くも空気のように当たり前に使ってきている必需品に、改めて何か大きな発見はないし、過去に感じた驚きなどはさんざん書いてきたわけで。ZBrushについてもそろそろ同じ。なので、PhotoshopをPainterライクに使うことや新しく習得しつつある3Dソフトのほうがぜんぜん旬。

●僕がおもしろいと思っていても、ちっともウケてなさそうなもの。

フィギュア制作がこれですね。ごく一部でウケてるようですが、まあ、一時期のようにフィギュアの話ばかり連続で書くのは、オタクでない一般のデジクリ読者をシラケさせてるのではないかと。またときどき書きますけどね。スカルピー(オーブン粘土の一種)がまたおもしろくてね〜。

●単なるエッセーや日記みたいなもの。

いちおう、どこかでグラフィックや制作に通じるテーマでないと、ここに書くのはふさわしくないかなってのはあります。そうでないものも時々書いてますが。

●僕よりはるかに詳しい専門家がデジクリ連載陣にいるもの。

音楽、映画、Webやメディアの動向、カラーマネジメント。諸氏におまかせします。

●自慢してるだけと思われそうなもの。

ごくごく一部で、僕が作ったり使ったり描いたり書いたりしたものを「また自慢がはじまった」的に受け取る人がいるようだ。そりゃ、僕の書き方に傲慢な傾向があるんだろうけど。作りたくて作ったものを誰にも見せずにしまっておくほうが不自然なわけで、発表の仕方に改善の余地はあるだろうけど、発表したい時に好きなように発表させてくれよと。不快かもしれないけど、ちょっと目をつぶっててくれよと。とは思ってるものの、モロに自慢に受け取られるおそれのあるテーマは書きにくくなってきたのは確か。

●あからさまに広告なもの

展覧会や小さなイベントの告知やグラフィック関係書籍の宣伝はともかく、「フィギュア、60個限定販売開始」とは、さすがにあからさますぎて書けません。1ヶ月前、ついにハンドメイドフィギュアを発売しまして、ほぼ完売しました(あと2〜3個大阪に残ってる模様)。次回の販売は未定。これからもデジクリ連載に制作レポートは書きますが、販売に直接つながる情報は書きません。興味のある人は僕のブログやHPをときどきチェックしてね。

●ぜひ書きたかったのに、意欲がなくなったもの。

あるテーマについてWebで簡単に下調べなどしてると、あちこちの掲示板やブログなどでさんざん議論が交わされていたりする。たまたまそれを読んでしまうと、自分で書く気がなくなってしまう。意見に引きずられそうになったり、かえってわからなくなったり。あるいは、こんなに反論が来るものなのかと恐れをなして書けなくなってしまう。

●デリケートすぎたり理詰めで反論されそうな、意見・信条など。

ものすごい集中砲火を浴びてしまいそうな、一般的には反社会的かもしれない意見。たとえば「こんな風潮の中でもタバコをやめない僕は意志が強い」とかそういうの。

……などなど。こういったものを避けた上で、できるだけナイスタイミングなテーマを書いていければと思ってます。あと、僕の中でのブログとデジクリ原稿の関係についてのルール。ブログに書いたものを転載するのはオーケー。ただし、かなり加筆してます。逆に、デジクリに書いたネタはブログに載せない。以上。次回は何かちゃんと書きます。

【吉井 宏/イラストレーター】hiroshi@yoshii.com

前回の「ハロウィンとクリスマス」、番号をまちがえて[76]になってましたが、正しくは[77]です。ところで先週の告知、音楽イベント「podman neo」一周年記念スペシャルCD来場者にプレゼント。いつもお客は1〜3人程度なので、プレゼントありの今回は5〜6人くらいは来てくれるかなと。CD-Rにメンバー3人のオリジナル新曲を2曲ずつ計6曲入れて15枚焼き、カッコよく盤面プリントもしました。で、来場者は一人でした。それもデジクリとは無関係のメンバーの友人。わっはっはっはっはぁー。

HP < http://www.yoshii.com/
>
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/
>

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■展覧会案内
デザイン・日本・亀倉雄策
< http://u-moa.jp/jp/exhibition/index02.html
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会期:11月19日(日)〜1月21日(日)9:30〜17:00 月休 12/29〜1/3 1/9休
会場:宇都宮美術館(宇都宮市長岡町1077 TEL.028-643-0100)
観覧料:一般700円、大高生500円、小中生200円
※毎月第3日曜日(12月17日、1月21日)は「家庭の日」支援のために、小・中高生に同伴した大人の観覧料が半額となり、小・中・高生は市内・市外を問わず無料となる
内容:亀倉雄策の代表的なポスターやブックデザインなどと共に、未公開の作品・資料をあわせた約400点によって、亀倉のデザイン活動の軌跡をつぶさに紹介する。

●座談会「亀倉雄策の横顔—その発想と表現技術」
日時:12月3日(日)14時から
会場:宇都宮美術館講義室 先着170名、入場無料
講師:羽原肅郎、町田安男、田淵裕一

●JAGDA栃木の日 JAGDA栃木の誕生秘話
「それは亀倉雄策の一言からはじまった」
日時:1月7日(日)
第1部 10:00〜11:30 JAGDA栃木会員によるトークセッション
「亀倉雄策・栃木・デザイン思い出話」
会場:宇都宮美術館講義室 先着170名、入場無料
第2部 14:00〜15:00 JAGDA栃木会員による「デザイン・日本・亀倉雄策展」
ギャラリートーク
会場:宇都宮美術館展示室

●学芸員によるギャラリートーク 毎週土曜日14時から 会場で

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■編集後記(11/29)

・知らなかった。亀倉雄策の大規模な展覧会がギョーザの街で開催されているとは。今朝のニュースを見て、あわてて検索した。

・写真展を見に行ったら、作家の仲間たちがおしゃべりを続けていて、作家と話す機会がなかったと書いたら、(写真展に限らず)同じような経験をしたというお便りをいくつかもらった。せっかく個展を開いたのだったら、いつでも気安く話せる仲間たちよりも、初めて会う見知らぬ観客のほうに常に注意を向けていて、いつ話しかけられても応じられるような態勢にいるとか、あるいは積極的に話しかけたりするほうが得るものが多いのではないかと思う、というご意見に同感だ。まあ、他にお客がいないのならともかく、熱心に見てくれているお客がいるなら、とりあえず仲間内の交流はちょっとお預けにしたほうがいいと思う。わたしは、作家がいるならできるだけ作品の感想を述べたり、いくつか質問するよう心がけている(何も言葉が出てこないときもある。逃げるように帰る)。てもちぶさたな作家さんを見ると、努力してでも会話したいと思う。それが見る側の義務かもしれない。そこで考えたのだが、作家にギャラリートークを依頼してみようかと。相手がわたしひとりではしょうがないので、お客が5人以上会場内にいたら、みんなを呼び集め作家さんにインタビューしちゃうというの。一対一ではないから、作家もお客もみんな話しやすいと思う。会場側が設定するギャラリートークというのも、少ないがあることはある。そういう限られた機会をとらえるのではなく、お客側がゲリラ的にギャラリートークを迫るわけだ。今度どこかの会場で実現してみたいと思うが、余計なお世話だろうか。呼びかけて無視されたら悲しいだろうな。(柴田)

・体が回復してきた。マシになってはぶり返すパターンだが良くなってきている。で、回復してくると急に食欲が出てくるのはなぜ? 一日中、何か食べてるよ。太りそう〜。咳は残っているものの、全部がお腹からの咳ではないので起きていられるようになった。起きてるだけで頭はちっとも動かないが、それは徐々に戻るだろう。やっぱり「健康」「体力」だね。それがないと何もできない。ひとり世の中から置いてけぼりな感じで焦っている。まだ電車に乗るのは難しそうなので、リハビリで郵便局に行く。ベッドに戻りたくないので、帰宅途中にあったShop99に寄り道。面白いものがないか探すのが楽しい。手で切れる幅広クリアテーブなんてあるんだね。お掃除用の重曹やクエン酸を売っていてびっくりした。と、流れてきたBGMが強烈。フォークソングのような魂の歌。帰宅して調べたら、橋本ひろしと冒険団の「目標」という曲だった。サイトに歌詞があるので見て。まっすぐすぎるぐらいまっすぐ。しかし仕組みがよくわからないわ。メンバー固定じゃないんだって。/岡本太郎の作品「電撃」60年ぶりに発見。/昨日の書き忘れ。RSオケで峰が「本気だ」と叫ぶが周りとの意識のズレから馬鹿にされて泣き、千秋が心の中で、何故皆は峰を笑うのかと思うところも好きだ。(hammer.mule)
< http://www.denka.co.jp/cgi-bin/product/showproduct.cgi?id=269
> カットE
< http://www.tanimura.biz/catalog/easycut_opptape.html
>  手で切れる
< http://www.bokendan.com/disc/mokuhyo.html
>  目標
< http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/art/?1164717547
>  電撃

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目標
橋本ひろしと冒険団
クラフト 2007-01-24


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今日の芸術―時代を創造するものは誰か 強く生きる言葉 壁を破る言葉 芸術は爆発だ!―岡本太郎痛快語録 美の呪力

by G-Tools , 2006/11/29