曜日感覚のないノラネコ[1]さすらい人におすすめの「Yahoo!無線LANスポット」/須貝 弦

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●電波があればどこだって仕事はできる

私には「自宅」とその近所にある「仕事部屋」という、二つの「場所」がある。しかし、ライターという「その気になればどこでもできる仕事」が故に、自宅でも仕事場でもあまり仕事をしていない。むかしからその傾向はあったし、むかし私がデジクリに寄稿していた頃にも散々モバイルネタを書いてきたわけだが、最近はとくに「モバイル頼り」が顕著だと自分でも思う。


もともと、PowerBookを持ち運んで、取材した内容をその直後に原稿に起こしPHSによるデータ通信で入稿するというワークフローを数年やっていたので、ドトールやスターバックス等で仕事をすることが染み付いている。実は自宅や仕事部屋より、そういった場所のほうがよっぽど落ち着くというおかしな状態なのだ。

なぜ落ち着くか。まず、一人じゃない。みんな他人だけど一人じゃないという状態が、私は不思議と落ち着く。気分転換がしやすい。ちょっと原稿が思うように進まないと思ったら、手を休めて人間観察をすればいい。観察に値する人間はうじゃうじゃいるから、なにひとつ不自由しない。もっと気分を変えたくなった場合は、店を移ってしまえばよい。

原稿を書くことを仕事にしている人には、こうやって「外」で仕事する人が、意外に多い。

さて、そんな「さすらいのワークスタイル」に必須のサービスが「Yahoo!無線LANスポット」だ。

[Yahoo!無線LANスポット]
< http://wireless.yahoo.co.jp/ >

かつて「Yahoo! BBモバイル 無料試験サービス」として提供されていて、その後に日本テレコムの「BBモバイルポイント」というホールセール(提携プロバイダー経由でしか使えない)の有料サービスに変わった。自分が契約していた複数のプロバイダーが、いずれもBBモバイルポイントと提携しておらず残念な思いをしていたのだが、ついにというかやっとというか、2006年12月19日より「Yahoo! ID」を持っている人向けにもサービスが提供されることになった。それが「Yahoo!無線LANスポット」というわけだ。
[ITMediaの記事]
< http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/19/news084.html >

通常価格は月額525円、Yahoo!プレミアム会員は月額210円(2007年5月31日まで無料)といった具合である。

無線LANスポットは、都内ならマクドナルドかルノアール、そしてルノアール系のニューヨーカーズカフェが確実だ。ただ「マクドナルドなら全部OK」というわけでもなく、駅前の小店舗などは対応していなかったりする。また、横浜市瀬谷区のように、首都圏でも「スポットがひとつもない」というエリアもあるから注意は必要だ。それでも、「Yahoo!無線LANスポット」によって外出先でのネット接続の自由度が大幅に向上することは間違いない。ノートPCだけではなく、DSやPSPを持っている人にもおすすめだ。

私は利用していないが、NTTコミュニケーションズの「HOTSPOT」(料金はやや高い)も組み合わせれば最強だろう。実際、すでに両方使っているというモバイラーも多い。

[HOTSPOT]
< http://www.hotspot.ne.jp/ >

私の場合はウィルコムのPHSにも忠誠を誓っているので、よほど重たいデータのやり取りでもない限り、外で仕事をすることのほうが自然という状況になっている。もっとも「コーヒーの飲み過ぎでときどき胃がおかしくなってしまう」というデメリットもあるのだが。

【すがい・げん】http://macforest.typepad.jp/
さっき名刺を見たら「ライター・編集者」と書いてあった。1975年生まれ。とくに頼まれたわけでもないが、ちょっと誘われたので再入部してみた。バックアップ要員(?)として、不定期ながらも続く(ストックされていく)予定。