KNNエンパワーメントコラム 政治2.0 インターネット選挙で政治が変わる!/神田敏晶

投稿:  著者:  読了時間:9分(本文:約4,300文字)


KNN神田です。

今日は大事なお話があります。

「参議院選挙に東京都から無所属で立候補する予定の神田敏晶です」という挨拶ではじめたいと思います。


「立候補する予定」という歯にモノがはさまった言い方は、公示日前のため、事前選挙運動につながる可能性があるからです。昭和25年に生まれた公職選挙法では、インターネットの活用は、政治活動はいいけど、選挙活動はダメというルールになっています。

今回、ボクはこのふざけた法律を第一弾として改正し、インターネットを安心、安全、便利で公平、自由につかえる社会の実現をめざして決意いたしました。

……といっても、デジクリ読者の皆さんは、また、神田さん、いつものネタで何か企んでいるんでしょう! と思われるでしょうが、今回はネタはネタでも大ネタなんです。

もちろん、企みはボクの人生の中でも最大級です。
思えば、1999年のY2K問題に東京のライブでの活動を世界に知らせようとした「Y2Kプロジェクト」
< http://ascii24.com/news/i/serv/article/1999/12/03/605812-000.html >
< http://web.archive.org/web/*/http://www.y2k-tokyo.org/ >
→デジクリでは1999年11月以降に連載。「Y2Kプロジェクト」で検索可能
< http://bn.dgcr.com/archives/19991101000000.html >

そして、2001年に計画されていた宇宙旅行にメルマガ読者から1000円づつ募り、宇宙からのメルマガ発行をする「2001年宇宙の旅」
< http://web.archive.org/web/*/http://www.knn.com/report/2001/ >
など、インターネットでいつも、社会に何か影響をあたえられないかと探す旅をしていたようです。

そして、日本中に知れ渡った2004年の「セグウェイ事件」では、罰金50万円(そのうち30万円は自賠責保険なんですよ)。新しいクルマに自賠責保険をかけてないからということで立件されたことを不服に思い、罰金か100日拘束(一日5000円相当)で97日分だけ罰金を払って、東京拘置所へ。その後の東京拘置所獄中記は、「東京拘置所」で検索すれば、いまだにGoogleで3番目にあらわれるというSEOのされかた(笑)。

東京拘置所獄中記
< http://knn.typepad.com/knn/segway/index.html >
→デジクリでは2004年8月以降に6回連載。
1 < http://bn.dgcr.com/archives/20040830000000.html >
2 < http://bn.dgcr.com/archives/20040906000000.html >
3 < http://bn.dgcr.com/archives/20040913000000.html >
4 < http://bn.dgcr.com/archives/20040915000000.html >
5 < http://bn.dgcr.com/archives/20041004000000.html >
6 < http://bn.dgcr.com/archives/20041013000000.html >

今回の出馬は、OhmynewsでITだけではなく、社会的な記事を書くつもりで、参議院に出馬するための条件などをヒアリングしていくことがきっかけでした。

「参加してみてわかる2007年参議院選挙」
< http://www.ohmynews.co.jp/news/20070705/12855 >

その取材の中で、ボクの戦う相手がしっかりと見えてきてしまったのです。その後、国会での内閣不信任案の傍聴をする機会を得られました。まさにそこは、国政のていたらくぶりを物語っています。

与党議員たちが数の多さで、寝たり、笑ったり、席から離れたりと、まるで荒れはてた中学校のクラスのようなものです。ヤジの飛ばし方というと、それはまるで、テレビでよく見る成人式のランチキ騒ぎのようにも見えました。こいつらにまかせておけないと本当に感じました!

さて、今回のボクのマニュフェストは、
< http://knn.typepad.com/knn/2007/07/post-2.html >
に掲載しているとおり、戦術はインターネットのみ。

ご存じのとおり、7月12日(木)の公示日以降、候補者はインターネットサイトを一切、更新できなくなります。
このナンセンスな法律のひとつくらい変えられない、自分で自分の首を絞めている国に、社会保険庁を信用しろとか、年金は大丈夫とか言われても、まったく信憑性がありません。

大丈夫なんだったら、すべての国政に関するデータベースのAPIを公開し、プログラマーがマッシュアップツールでつくり、国民すべての人が、いろんな職業の人がいろんな角度から国の状態を把握できるようにして、安心させてほしいものです。国はどんなときにでも、国民に対して公正明大でなければならないのです。インターネット時代は、隠ぺい体質をことごとく破壊していきます。

7月12日(木)以降、現実社会では知名度のないボクのチャレンジは、公職選挙法の第142条「文書図画の頒布」のルールにのっとり、選挙期間中はポッドキャストの音声による政治活動を行います。

また、みんなのマニュフェストを書き込めるようにWiki&マニフェストの「ウィキフェスト」も用意しました。
< http://kandatoshiaki.jp/ >

また、12日以降は、セカンドライフ内で、座り込み抗議活動をおこないます。すでにもう座り込んでいますが(笑)。
< http://slurl.com/secondlife/Armon%20Gill/175/127/41/ >

そして、フィナーレはNHKの「政見放送」です。都議選の政見放送は、違法ではありますがYouTubeで何度も繰り返し見られています。外山さんの政見放送は、NHKからの削除依頼があった今でも196本もの映像が公開し続けられています。
< http://jp.youtube.com/results?search_query=%E5%A4%96%E5%B1%B1%E6%81%92%E4%B8%80 >

そう、いくら法で規制をしても、インターネットの進化に追いつくことはできないのです。むしろ、インターネットを活用することにより、インターネットの脆弱性を補う方向へと国がシフトしていく時期に来ているのです。

政治とメディアが、かろうじて秩序を保てる時間は、そう長くはないとボクは考えています。インターネットでこれから人々が苦しむことのないよう、今からインターネットをいい方向で活用できる法整備をすすめなければならないと思います。

この、インターネットで選挙ができない時代に、いかにインターネット選挙で国政に貴重な野党の一議席を獲得するかの動向は、日本のインターネット史に新たな一行を加えることができるチャンスだと考えています。そして、政治の「情報公開化」に適応できない政治家は今すぐ去るべきでしょう!

もちろん、選挙管理委員会様に相談しながら進めていきたいと思いますが、デジクリ読者さん、「応援する」とかのネットでの書き込みは、公示日以降、第三者でも公職選挙法上、残念ながら違法とされています。

ボクは、現行法のギリギリのところまでの、「インターネット選挙活動」を推進するということとなります。

立花隆さんのコラムも一読いただくとボクの気持ちが伝わるかもしれません。
「今どきナンセンスな公職選挙法ネットは解禁ではなく義務化せよ」
< http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/050902_gimuka/ >

ということで、7月29日(日)の選挙日まで、ボクはネットで発言できなくなります。

7月30日(月)のデジクリですべての結果はわかることとなります!
それでは、みなさんいい選挙を! いってきまーす!!!


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