うちゅうじん通信[12]うちゅう人のクリスマスの過ごし方/高橋里季

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みなさま、クリスマスのご予定はいかがですか?

私は、品川のO美術館(オー美術館)で開催される「ディジタル・イメージ2007展」(12月22日/土〜26日/水)に参加します。
< http://www.digitalimage.org/ >


「ディジタル・イメージ」というのは、CGの作家の集まりです。絵や写真、ムービー作品もあります。会員の中には、有名なクリエイターもいるらしいのですが、なんといっても私はそういう事にうといので、誰の名前を出せば、みんなが知っているのかよくわかりません。会員なのにこれでよいのかというと、入会当初からまったく大丈夫な雰囲気で、みんな親切でした。

私のイラストの先生は、手描きのイラストレーターなのですが、手描きのイラストレーターのお名前も、私はあんまり知らないんです。お会いした事があれば覚えているけれど、、、私はタレントの名前も覚えないし、なぜなのか、自分でもわからないんだけど。

「ディジタル・イメージ」には、美術大学や専門学校で教えている作家もいるので、学生さんたちが見に来てくれたり、会場は毎年盛況です。私も、先輩方の新しい技法などを見て、「え〜? これどうやったんですか〜?」とか、いろいろ教えてもらったり、みなさんの作品を楽しみにしています。

展覧会とかって、私は友だちと一緒の事が多いので、おしゃべりして、お菓子を食べたりしているのですが、ふと気づくとまわりの人たちは、とても静かに絵を見ているようだったりして、不思議な感じ。

そういえば昔、パルコの展覧会で村上隆さんが、「後ろ、気をつけてね。」と声をかけてくれた事があったわ。あろう事か私は、壁の絵に軽くよりかかっていたのでした(会場が暗かったせいもあって、黒っぽい大きな絵に気がつかなかったの私)。

村上隆さんは、どういう訳か偶然「あ、あの、<後ろ気をつけて>の人だ。」とお見かけする事があって、そういう時に村上さんが、ディレクターとかに、大きな声で「村上隆です!」と挨拶するのを見て、私も、とにかくどこかで知り合いに会ったら、大きな声で「高橋里季です!」と挨拶するのがクリエイターなのだと思い込んで今に至るのだわ。

もっとずっと昔、パルコの壁に絵を描いていた人に、私は聞いてみた事がある。「あの、こういう所に絵を描くには、ペンキ屋さんに就職するんでしょうか?」すると、その人は、子供だった私に優しく「僕は、一応、芸大出てるんですよ〜(^^)」と答えてくれました。

どうも、この人が、後から思えば日比野克彦さんだったような気がするんだけど。日比野さんは、私がよく応募していたパルコのJPS展やアゴストの日本デジタルアート展の審査委員だったりして、私は日比野さんをお見かけする度に、パルコの壁の事を思い出していました。

私、ぜんぜん知らなかった。日比野克彦とか村上隆とか有名な人だったのだ!(私は大勢の中のひとりだったので、日比野さんや村上さんも私を知らないと思うけど、私の知り合いの友人だったりするのかも知れません)

そう、今も、私は友だちの絵のテクスチャーが面白かったりすると、平気で指で触ってみたりするのよね。「これ、面白いね、あ、思ったより厚みがあるんだね」とか言ってるけど、考えてみたらプロの作家の作品なのだわ。

さて、こういう私をあたたかく見守ってくれている「ディジタル・イメージ」の展覧会なので、楽しく観る事ができると思います。皆様、ぜひ見に来て下さいね。私にメールを頂ければ、できるかぎりお会いできるように、時間を合わせて会場に居るようにします!

この原稿を書いている今、出品作品に、急にアイデアを試したくなって、アクリル絵の具が乾くのを待っているところ。デジタルに手描きの味をプラスなのだ! 、、、って、失敗したら やりなおしだぞ!(絵のサイズは、B1 2枚)いつもの事ですが、一年中で一番多く私の頭の中を占めるセリフは、「え〜?ヤダ〜どうしよう???」だと思うの。

日比野さんや村上さんは、「ディジタル・イメージ」の会員ではありません。もしかして、日比野さんも村上さんも、このメルマガを読んでいたら、遊びに来て下さいね〜!

【たかはし・りき】イラストレーター。 riki@tc4.so-net.ne.jp
専門学校東京デザイナー学院の雑誌広告のイラストを描きました。進学、卒業準備のシーズン、みんながんばって乗り切るのだ! 風邪とか気をつけてね。
・高橋里季ホームページ
< http://www007.upp.so-net.ne.jp/RIKI/ >