[2399] 結局、大阪はもうかりまっかの街か

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<東京様は何をやってもスケールが大きい>

■笑わない魚[242]
 結局、大阪はもうかりまっかの街か
 永吉克之

■デジアナ逆十字固め…[73]
 水滴レンズを静止させる
 上原ゼンジ

■ブックガイド&プレゼント
 男の食いしんぼダイエット 絵と文/ラジカル鈴木


■笑わない魚[242]
結局、大阪はもうかりまっかの街か

永吉克之
< https://bn.dgcr.com/archives/20080403140300.html
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たいして生産的ともいえない用事で、年に2〜3回は東京に行く。行くときはたいてい美術館にも寄ることにしている。わが大阪では絶対に、どうあがいても、泣こうが喚こうが観られないような展覧会を、東京様は、鳩にパン屑をばらまくかのように、惜しげもなく開催してくださるからである。

東京様は何をやってもスケールが大きい。アートに関しても豪気だ。ネットでお手軽に調べた範囲では、東京23区内だけでも、美術館と称する、もしくは事実上美術館として機能している施設(面倒なので、十把一絡げに「美術館」とする)が大小あわせて50館ほどある(博物館に類したものを除く)。そして、その中には「でかい級」美術館が10ほど、そして「くそでかい級」美術館が3館ほどある。

東京様にお住まいの方々は灯台もと暗しで自覚がないかもしれないが、大阪では府全体が大同団結しても13館ほどの美術館を捻り出すのがやっとなのだから、東京様の数字がいかに凄まじいものであるかがご理解いただけるであろう。どことは言わないが、美術館が3つしかない県だってあるのだ。

ちなみに、上の数字の後にいちいち「ほど」をつけているのは自信がないからだが、それに加えて非常にいい加減な基準で判断しているからなのである。例えば、港区にある国立新美術館には行ったことがないが、サイトの写真に基づいて、くそでかい級に入れた。また新宿区の佐藤美術館も行ったことはないが、そのこじんまりした名前から判断して、でかい級には入れなかった。

ともかく、近くに美術館があるというのは羨ましい。近ければ、展覧会を観る機会も多くなるだろう。そうなれば当然、審美眼も磨かれて、それが日常生活にも反映され、立ち居振る舞いに輝きが生まれる。東京人がみな輝いているのは、そのためだ。逆に大阪人がみなカエルの死骸のように、どんよりとして見えるのは、美術館が少ないからなのである。

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ネットで調べているうちに、だんだん腹が立ってきた。まず渋谷区には、美術館が区内に少なくとも6館はあるのだ。そのうちの松濤美術館と戸栗美術館のサイトを見ると、前者の住所が、松濤2-14-14、後者が松濤1-11-3。ご町内にふたつもの美術館。何なのだこの胴欲は。大阪人顔負けのがめつさである。少しは他の区にも分けてさしあげたらいかがだろうか。美術館のない区に。杉並区とかさ大田区とかさ。

それでもまだ飽き足りず、東京には美術館が繁殖し続けている。06年、六本木に森美術館がにできたと思ったら、翌年、同じ六本木に国立新美術館ができてしまった。この無分別な美術館密度はどうだ。それでなくても、六本木のある港区に、美術館は推定13館もあるのだ。13館といえば大阪府全体の美術館と同じ数ではないか。港区は都内の大阪府か。

しかし無法なのは、やはり台東区の上野公園で、美術館が3つもある上に博物館もある。おまけに動物園もある。パンダまでいる。そもそもどういう覚悟でひとつ公園のなかに美術館を3つも建てたのだろうか。ひとつあれば充分ではないか。その中でいちばん小さい上野の森美術館でいいから、大阪にもらいたいものだ。仁徳天皇陵の向かいに上野の森美術館あったっていいじゃないか。

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大阪府は、役人が血税で慰安旅行をすることに対して理解があるだけでなく、芸術関連の事業に対しても理解があるというところを内外にアピールしていただきたいのだが、どうもそちらの方面には、官民挙げてやる気が感じられないのである。

やっぱり美術館てないとあかんねやろかあっても儲からへんしな、ほんまは今ある美術館もなくしたいんやけどなそやけど美術館少ないとなんややっぱり大阪てタコ焼きとお笑いしかないんやとか言われるんであって、文化都市としての面目が保てんのであって、んでも美術みたいなんはとにかく衣食足ってからの話やとも思うのです。(『乳と卵』調)

とまあ左様な存念をもっているような気がするのだが、美術館という事業は本来儲からないものなのだ。東京様の美術館だって儲かっていないのである。施設維持のための募金箱が置いてある美術館をよく見かけるが、今回の上京で訪れた東京都現代美術館にも置いてあった。てことは儲かっていないのだ。

たしかに、ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』やフェルメ−ルの『真珠の耳飾の少女』のような、超ド級国宝級教科書にも載ってる級の歴史的人類の知的遺産的名画でも展示しない限り、満員札止めになるほどの観客を呼ぶのは難しい。しかしそれでも、いろいろな芸術を紹介しようという心を東京様が失わないから、東京人は輝いているのだ。

しかし、つらつら考えてみるに、美術館が少ないということは、つまり大阪府民が美術館を、たいして必要としていないということなのだろう。必要としているなら自治体に期待しなくても、商売人が、それで一発銭もうけしてこましたろと企んで民間の美術館がもっとできるはずだと思うのだが、私はビジネスに関しては無知蒙昧なので、その辺りは何とも言えない。

キリンプラザ大阪という、大阪で唯一の現代アート中心のスペースがあった。そのロケーションが道頓堀のごっちゃごちゃした界隈で、そら大阪的でよろしいがな、大阪のアートシーンも変りまんがなでんがな、と思っていたら、昨年閉館してしまった。一定の役割を果たしたというのが表向きの理由だが、もしこれが東京様なら閉館しただろうか、と考えるのである。ともかくこの閉館が大阪人の、アートに対する無関心をさらに育んでくださることであろう。

しかし何を申すも詮なきこと。深刻な財政難の折じゃ、もとより自治体に期待などしてはおらぬ。また民間人も、商いとお笑いとタコ焼きに専念いたせ。もうよい。大阪のアートは拙者が守る。

【ながよしかつゆき/若年寄】katz@mvc.biglobe.ne.jp
ある程度の年齢になると誰でもそうなるものなのか、それとも単に私がアナクロニズムに陥っているのか、その辺は定かではないが、このところ日本の伝統演芸が心に沁みる。今CDでよく聴くのが講談で、二代目神田山陽の大岡政談。浪曲もよござんすよ。あまりに有名な寿司喰いねえの『石松三十石船』。いい喉してるねぇ二代目広沢虎造。いずれも古風な言葉満載で、言葉フェチのあっしにゃたまりませんや。

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■デジアナ逆十字固め…[73]
水滴レンズを静止させる

上原ゼンジ
< https://bn.dgcr.com/archives/20080403140200.html
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前回は消臭ビーズをレンズ代わりに使ってみるという話を書いた。その後、ホームセンターや100円ショップで、いろんな透明ゲル状物質と遭遇した。まず、猫砂。もちろん本物の砂じゃなくて、小さな球状の固体。これが猫のオシッコを吸うと大きくなって、プヨプヨの小さな玉になる。7.2リットルも入っていたから、買うのを躊躇したが、芸術のためにゲット。猫飼ってないし、余ったらどうしよう。自分で使うっつってもなあ……。

猫のオシッコ用のものがあるんだから、赤ちゃんや老人用のオムツの中にもこういった物質が入っていてもおかしくはない。というか、昔オムツを洗濯機に入れてしまい、ほかの洗濯物に透明のデロデロのものが付着して、カミさんが激怒したという事件があったなあ。そう、そう、そう、ありました、ありました。うん、オムツは止めておこう。

ネットで探して買ったのが、植物栽培用のもの。土の代わりに使うのだが、透明のコップなんかに入れておくと、部屋に飾っておいても美しい。最初の状態では、1mm程度の玉なのだが、水を吸うと最大12mmぐらいになる。このぐらい大きいとレンズとしても使いやすいのでGood。

さらに手頃なのは、同じく植物栽培用のものだが、100円ショップで入手した。量が多くないし、105円で買えるところがいいな。猫砂を買う前にこれを見つけていれば……。ということで、私の真似をしてみたい人は猫砂よりも、100円ショップの植物栽培用のものがいいよ、というトクトク情報でした。

●ツルの先に水滴をつける

ゲルを使わなくても、花や葉っぱについた水滴をレンズにするという方法もある。花や葉っぱというのは、水を良くはじくので、けっこうぷっくりとしたレンズが出来上がる。ただ、屋外で撮る場合には、水滴レンズと被写体の位置が問題になるし、ブレやすく風に弱いという難点がある。

とりあえず、室内で試してみた。等倍のマクロレンズを使っているが、さらに寄りたいので、ベローズを併用した。ベローズというのはレンズとボディの間に挟む蛇腹で、これを延ばしていくと、かなり小さなものまで画面いっぱいに撮影できるようになる。

近所を徘徊して、実験に使えそうな植物を採集してくる。まず、つる性の植物。できればツルの先端の、くるりんとした部分に水滴をのせてレンズにしてみたい。

撮影は割と神経を使うものだった。まず、被写体が小さいのが一番の原因。それから、レンズに余計なものが映り込まないように気をつけなければいけないし、レンズに映り込む光源の形なんかも気になる。ツルをうまい具合に支持しなければいけないし、ツルの先にスポイトで水滴を乗せるのもなかなか難しい。

けっこう大変ではあるけど、水滴は透明度が高くてきれいだし、この水滴の宇宙は今後も楽しめそうだ。

ついでに、花や葉っぱについた水滴自体の撮影もしてみた。水滴をレンズとして使うのではなく、水滴自体にスポットを当てるということ。花の写真を撮る時に霧吹きで水滴を付けて撮影する方法があるが、いい気になってシュッシュカ、シュッシュカ、霧をかけていると、ちょっとあざといイメージになってしまう。分かりやすい、きれいきれいな写真のイメージだ。その辺は避けて通りたいんだけど、突き抜けられれば、面白くなりそうな気もする。

◇つるレンズと水滴を味わう写真
< http://www.zorg.com/photo/zenji/
>

●ミルククラウンのテクニックを応用

葉っぱに水滴を乗せるのではなく、空中に静止した水滴をレンズにする方法というのも、実際に試してみることにした。ミルククラウンの撮影法が応用できるはずだ。ミルククラウンというのは、牛乳の海の中に牛乳のしずくを垂らすと、王様の冠のような形にはねるというもの。

撮影法としては、暗い所でストロボを光らせる。短い閃光時間のおかげで、落下する雫を静止させることができるというわけだ。ただし、いいタイミングでシャッターを切ることは至難の業なので、電気的な装置を使ってタイミングを合わせるというのが、一般的なミルククラウンの撮影法だ。

しかし、私としては、とりあえずちょっと試してみたいだけなので、そんな装置を買ったり作ったりというのはしたくない。デジカメだったら、撮影枚数を気にする必要はないし、ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たる方式で、とりあえずやってみることにした。それと、最近のカメラはシャッタースピードも早くなってるから、定常光で動きを止められないだろうか、というのも試してみたい。

ネットで調べたミルククラウンの撮影法で知ったのが、水滴を一定間隔で落とすための器具。点滴で使うものですね。ローラークランプというらしいが、管に圧力をかけて、滴下量のコントロールを行う。これはぜひ欲しい器具だね。なんか医療用の器具とか理化学器具っていうのはそそられるんだよなあ……。

調べてみると安いものなのだが、安いものに高い送料がかかるのが、ちょっとくやしい。しばらく買い控えていたが、結局東急ハンズでチューブ付きのものを発見して、即購入。勝利は目の前だ。

ペットボトルのフタに穴を開けてチューブを取り付ける。さらにペットボトルの底を切って逆さまにして水を入れておけば、ポタポタと水滴が落ちる装置の完成だ。試しに水を入れて滴下量のコントロールをしてみるが、なかなか調子いい。

実際に落とす水の中には、ローションを入れて、少し粘度を増してみた。ミルククラウンがクラウンの形になるのは、水よりも少し粘っこいからだ、という記事を「子供の科学」で読んだような記憶があるからだ。

そして、すべてのセッティングを終え、水滴を垂らそうとしたのだが、全然落ちてくれない。たぶんローションを入れたせいだろう。チューブをしごいてみたり、いろいろやってみたが、うんともすんとも言わない。一回装置を全部バラして、吹いたり、吸ったりしてみたが、完全に詰まってしまっているようだ。

ウーム、どうしてくれよう? (つづく)

【うえはらぜんじ】zenstudio@maminka.com
◇上原ゼンジのWEBサイト
< http://www.zenji.info/
>
◇「カメラプラス トイカメラ風味の写真が簡単に」(雷鳥社刊)
< http://www.maminka.com/toycamera/plus.html
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■ブックガイド&プレゼント
男の食いしんぼダイエット 絵と文/ラジカル鈴木
< http://www.orangepage.net/CGI/book/book_detail.cgi/4873035651
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20080403140100.html
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欲望のおもむくままに暴飲暴食を続けていた結果、ふと気がつくと、20才から35才にかけての15年で43kg増!! とトンデモない事態に陥っていました。男の価値は容姿ではない、と言い聞かせていたものの、女性からサッパリ相手にされなくなり、また当然のごとく健康面で危機も訪れ、現実を直視せざるを得ませんでした。僕の半生記も交え、どうやって6か月で23kg落としたのかお話します。
パソコンに向かっている時間が長いクリエイターは運動不足に陥りがち。共感していただける部分も多いことと思います。常識に当てはまらないことも多いとは自覚しておりますので、実用性があるかどうか、参考になるかどうかはわかりませんが…でも、これは体重に悩む貴兄(貴女)へのエールであります!(ラジカル鈴木)

オレンジページ刊
発売日:2008年4月2日
定価:700円(本体667円+税)安い!お手頃!
雑誌コード 62113-82 ISBNコード 978-4-87303-565-9
●メタボ抜けたらヨメが来た!「男の食いしんぼダイエット」
巻頭スペシャル対談 松村邦洋VS.ラジカル鈴木

内容:イラストレーター・ラジカル鈴木の汗と笑いのダイエットエッセイ登場!食べるの大好き、美味しいもの探求に余念のない著者が「食いしんぼ」のまま23kgの減量に成功し、結婚までできた道のりを、ユーモアたっぷりに綴ります。タレント・松村邦洋氏との「男のダイエット対談」も必見です。今月から「メタボ検診」も始まり、注目度もアップするこの時期。ぜひご高覧ください。

・表紙
< http://www.dgcr.com/kiji/20080402/01 >
・裏表紙
< http://www.dgcr.com/kiji/20080402/02 >
・ラジカル鈴木 サイト
< http://www1.big.or.jp/%7Eradical/topics.html
>
・アマゾンで見る
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873035651/dgcrcom-22/
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●本誌をラジカル鈴木さんよりデジクリ読者3名様にプレゼント。
応募フォームをつかってください。締切は4月11日(金)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に4月中旬掲載予定です。
< http://www.dgcr.com/present/list.html
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■編集後記(4/3)

フォトグラフール・図書館のサイトで町田康を検索したら、一番新しい本が「フォトグラフール」であった。書誌情報の内容事項には「ヘリを操縦するサル、男の爆発、ラクダのプライド…。動物写真が、ニュース写真が、語りかけることとは。さまざまな写真が正しく意味するところについて、綿密な調査のうえ、純客観的な見地から解説。『現代』連載を単行本化。」とあって、なんだかいつもの町田康とは違うようだが、興味をひかれたので借りに行った。表紙は一見、人間の手を持った山羊の写真だが、手前の柵に人間が隠れて手だけを柵にかけていることはすぐにわかる。本文では「山羊で人間の手なんていいことはひとつもない。」なんてナンセンスなことを書いている。冒頭筆者は、「私は身の毛がよだつほど嘘が嫌いである。/そんな世の中で私が唯一、信じられるのが写真である。なぜなら写生写実といって、そこに作者筆者というものがある以上、絵や小説には必然的に嘘が生じるが、現実事実を撮影する他ない写真には嘘が生じようがないからである。」として、書誌情報にあるようなことを標榜し威張ってみせるが、もちろんすべて嘘っぱちである。約70点の古写真を用い、それぞれにトンデモなショートショートを添えている。いや、ショートショートとは「意外とコクのある超短編」を指すのだから違うか。ちょっとヘンな写真に、おもしろおかしくコメントするという芸は全然新しくない。むしろ陳腐な企画だ。そのパターンが本書だが、これがまた全然おもしろくない。どこを読んでもまったく笑えない。よくもまあ3年間にわたってこんなつまらない連載を続け、単行本にまでしたのか講談社。今まで読んだ町田康の作品の中でサイテー。図書館の書誌情報なんかあてにしてはいけない。(柴田)

・昨日『プロフェッショナル 仕事の流儀』を見逃したと書いたらMさんからメール。7日25時10分から再放送あり。今度こそ見るぞ〜! 情報ありがとうございます。/チベットの人たちのための署名。名前と国名のみなので意味があるのかどうかわからないけれど。アクセスしてSKIPできないFlashを待っていれば署名欄が出てくる。主にドイツ、アメリカ、日本の人たちが署名中。他の国の人たちもちらほら。「Worldwide」をクリックすると世界地図が出てくるよ。/ダウンロードしたFLVを再生不可にするサーバ「Flash Media Rights Management Server」(FMRMS)が4月中旬に受注開始。ローカル環境の暗号化されたFLVファイルを開こうとすると、インターネット上の認証サーバにIDとパスワード入力が必要になるとのこと。YouTubeやニコニコはどうなる?(hammer.mule)
< http://www.for-the-people-of-tibet.net/
>  署名
< http://www.atmarkit.co.jp/news/200804/02/flash.html
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