[2447] WEBのカラーマネージメント

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<大阪弁で外貨を稼げばいいのだ>

■デジアナ逆十字固め…[78]
 WEBのカラーマネージメント
 上原ゼンジ

■ショート・ストーリーのKUNI[41]特別篇
 時には大阪人のように
 やましたくにこ

■展覧会案内
 茂木健一郎・はな・角田光代・荒木経惟 4人が創る「わたしの美術館」展
 「日本のグラフィックデザイン2008 GRAPHIC DESIGN IN JAPAN 2008」


■デジアナ逆十字固め…[78]
WEBのカラーマネージメント

上原ゼンジ
< https://bn.dgcr.com/archives/20080619140400.html
>
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最近、サムスンのXL20 PLUSというディスプレイを使っている。Adobe RGB比119%という、色再現域の広さが売りのディスプレイだ。バックライトに白色LEDではなく、ひじょうに鮮やかなRGBの光を出すLEDを採用することによって、色再現域を広げることが可能になった。

なぜ色再現域の広いディスプレイがいいのかと言えば、最終的な出力メディア、たとえば印刷やインクジェットプリントや他のディスプレイの色再現域をカバーできていれば、色再現のシミュレーションをする際に有利になるからだ。

基本的には、ディスプレイの色再現域は4色プロセス印刷の色再現域よりも広いが、鮮やかなシアンやエメラルドグリーンなんかは、ディスプレイでは再現できない領域だった。それが技術開発により、カバーできるようになってきたというわけだ。

じゃあ、従来の色再現域の広くないディスプレイが使えないのか? と言えば、そんなことはなく、きちんとキャリブレーションを行い、プロファイルの埋め込まれた画像を、カラーマネージメントに対応したアプリケーションを使ってブラウジングすれば問題はない。ただ、色域外の色が似た色で表示されるだけの話なので、全然違う色になってしまうとか、見えないとかいう話ではない。

では、実際に使ってみて、どんな感じなのか。はっきりとした違いが分かるのが原色のアイコン類。グリーンや赤系の色はかなり鮮やかな発色だ。WEBの画像などは原色を使ったものが多いので、その違いは顕著になる。

しかし、Photoshopで普通の写真画像を見たとしても極端に色が変わって見えるということはない。同じ画像がディスプレイによって違って見えてしまったとしたら、仕事では使えない。カラーマネージメントがきちんとできていないということになるからだ。

カラーマネージメントが効いていれば、ディスプレイごとの色再現域の違いに関係なく、基本的な見え方は同じようになるはず。違いが出るのは、色再現域を共有していない領域のみだ。しかも、画像の中にその色が含まれていなければ、違いは出ない。

LEDで、彩度の高い色まで再現できるからといって、何かギラギラとしたような感じではない。というのは、輝度自体も下げて使っているからだ。私の場合、基本は印刷のシミュレーションのために使うので、あまり明るすぎては困る。だって紙は発光しているわけではないのだから……。

では、WEBだったら明るくていいのかと言えばそうでもなくて、決め事としては80cd/m2にすることになっている。というのは、WEBの場合はsRGBが基準となっているが、sRGBの規格で80cd/m2と決まっているからだ。

●プロファイルを埋め込むべきか?

LEDの広色域のディスプレイを使っているからといって、今までとガラリと見え方が変わったということはない。しかし、WEBの画像に関してはちょっと違和感を感じている。というのは、WEBのカラーマネージメントとは、ICCプロファイルを使うわけではなく、「みんながsRGBにすれば、プロファイルなんていうことを言わなくても、色は合ってくるよね」という考え方だからだ。

まあ、ディスプレイの色再現域に大きな違いがない時代は良かったが、今ではその違いはどんどん広がってきている。つまり、Photoshopを使ってsRGBで画像を作り上げたとしても、プロファイルを埋め込まずに公開すれば、広色域のディスプレイでは、本来よりもかなり鮮やかに見えてしまうということだ。

元々はWEBブラウザ自体がカラーマネージメントに対応してなかったし、プロファイル自体にも重さがあるので、プロファイルは埋め込まないというのが、WEB用の画像を作る際のセオリーだった。しかし、Safariなどのブラウザであればカラーマネージメントに対応しているし、プロファイルを埋め込んでおけば、色情報の正しい伝達は可能だということだ。

もちろん、相手がそういったブラウザを使っていなければしょうがないが、カラマネ対応ブラウザを使っていて、なおかつディスプレイのキャリブレーションをきちんととっていれば、海外からでも、正しい色で見てもらうことができるというわけだ。

現状で、どういう環境だったらカラーマネージメントに対応しているのかについてきちんと検証したわけではない。私の普段使っている環境(Mac OS 10.5.3)では、Safariはオーケー、FireFoxとOperaは非対応という感じだった。

以下のアドレスに、その対応、非対応が確認できる画像を置いておいたので、興味のある人は、チェックしてみてください。2点の画像はまったく同じもので、埋め込まれたプロファイルが違っている。プロファイルが認識できれば、下の画像が明るく見えるし(対応)、両方同じに見えればプロファイルを見ていない(非対応)ということになる。
< http://www.zenji.info/color/browser.html
>

私はWEBでも自分のイメージした色で写真を見て欲しいので、プロファイルを埋め込むようにしている。いずれどのブラウザもカラーマネージメントに対応し、なおかつディスプレイの色再現域の差が広がっていくであろうと予測すれば、自分が作るコンテンツにはプロファイルを埋め込むようにしておいたほうがいいだろうな、と思ったからだ。

【うえはらぜんじ】zenstudio@maminka.com
◇上原ゼンジのWEBサイト
< http://www.zenji.info/
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◇「カメラプラス トイカメラ風味の写真が簡単に」(雷鳥社刊)
< http://www.maminka.com/toycamera/plus.html
>

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■ショート・ストーリーのKUNI[41]特別篇
時には大阪人のように

やましたくにこ
< https://bn.dgcr.com/archives/20080619140300.html
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永吉克之さんが不調ということで、「デジクリ大阪枠」から私が代打に立つことになった。それで大阪のことを書こうと思う。永吉さんだけでなく、大阪も最近府庁だ。そう、大阪は府庁で東京は都庁…ちがうがな。大阪と永吉さんが不調だ。

一極集中で東京ばかりが活気づいてる、用もないのにみんな東京に行くし(あんただよ)、六本木ヒルズも東京ミッドタウンも別になんばパークスとそう変わらないのに行ってみたりするし(だから、あんただよ)。その一方で、大阪は破綻寸前でお金がないお金がない、だからあれもだめ、これもだめ、と知事が連日新聞やテレビに出て窮状を訴えている。

ああ、なんだかわびしいさびしいかっこわるいはずかしい。

ぱっとしない大阪のもので、ただひとつ元気なのが大阪弁だ。毎日のようにネットで文章を書いたりあちこちに書き込みしながら思うのは、大阪弁がすっかりメジャーになってしまったということだ。かなりこてこての大阪弁で書いても通じないことはまずない。それどころか、その書き込みに対して、東京の人でも大阪弁で返してくれる。デジクリの原稿を送ると柴田さんまで大阪弁で返信してくれはります。

さすがに東京人に生で会って会話すると、アクセントの位置もおかしいし、誤った活用もみられたりするが(「ちゃう」の否定形は「ちゃわん」とちゃうねん)文字で見る限りはほとんど問題ない。困ったものだ、と思う複雑な大阪人心理。

むかし、私の母が東京に行った。オリンピック以前のことだ。
道がわからなくなって近くにいた男に
「すんません、○○に行くにはどないしたらよろしいんでっしゃろ」と聞いた
(たぶん)
すると相手は教えてくれるどころか
「何言ってんだか、ちっともわかりゃしねえ!」と怒り出したという。
いまならそんなこともないだろう。まさに隔世の感だ。

そうだ。大阪弁で外貨を稼げばいいのだ。大阪以外のひとが大阪弁を使うと課金する。

「ほんま」「いややわあ」「あかん」クラスで1回5円、「そうでんなあ」「わやですわ」クラスで1回10円、頻度は低くてもここぞというときに存在感を発揮する「あんじょうゆうときます」「むちゃいいなはんな」「妹の嫁入りでんな」といったハイレベルになると20円。この制度に対して「えー、そら殺生な」「さすが大阪はがめついわー」と声があがれば思うつぼでさらに各55円。

「課金されるくらいなら使わないようにしよう」「別に困らないしー」とみんな思うだろうから、そこをなんとかして無理矢理使わせる。アイデア次第だ。マクドの新メニューに「ほんまかいなマック」とつけさせるとか、新大阪の駅名にさりげなく2文字を加えて「新大阪やで」に変えるとか、いくらでもあると思うが私は忙しいので府職員あたりにまかせる。

もちろん、東京都あたりが報復措置として似たようなことを始めるかもしれないが、東京弁なんか使わないもん。ふだん使うのは「標準語」だ。「てやんでぃ」なんて使わないし。ただなら使ってもいいけど、だれがお金出してまで使うねん。

ところで断っておくが、私は大阪弁が特にすぐれた言語だと思ってるわけではない。ちまたでは時折「大阪弁で『あほ』と言われても腹たたんけど、『ばか』と言われると腹が立つでしょ?」といった類の盲目的大阪弁擁護論を聞くけど、「?」である。言葉なんか使うひとや状況次第で無限にその表情を変化させるものだと思うから。私はとりあえず大阪弁とともに育ったから愛着がある。ほかの言葉より使いこなせる自信がある。単にそれだけだ。

で、話がもどるが。それでも大阪と永吉さんが経済的に行き詰まり、どうしようもなくなったら、いっそのこと解散してもいいかも。大阪解散! いいなあ。どうせいまでも人口流出しまくってるし。大阪人はいったん地下にもぐり、いつかもう一度「大阪」を立ち上げるその日まで、流浪の民となるのだ。そして、その場合でも言葉=大阪弁は力になるだろう。

2XXX年 某月某日、東京は神田駅近くのガード下。
若い男女がすれ違いざまぶつかる。
男「あ、すんません!」
女「あ!」
男「つい、ぼんやりしてしまって…だいじょうぶですか」
女「ええ、それより…もしかして大阪のひと?」
男「な、なぜそれを」
女「さっき『すんません』ゆうたやないの。あのイントネーション」
男「ああ、では、あんたも!」
女「しっ。声おっきいわ。私らねらわれてんねんで」
男「ねらわれて? だれに」
女「東京都の秘密警察に決まってるやん。大阪解散から○○年、今もひそかに
  生息する大阪人を根絶やしにしようと…あいつら」
男「ええっ」
女(悲しみに眉根を寄せ)「こ、今年になってからもう384人も犠牲者が」
男「知らんかった…なんちゅうおそろしい世の中や。大阪人が何をした。いつ
  か自分たちのふるさとを建設し、いまは天領となっている大阪城を奪還し
  ようとしている計画のどこが悪い」
女「私と一緒に行こ。仲間がいるとこへ案内するし」
男「しやけど…」
女「どないしたん?」
男「そういうあんたが、実は大阪人やのうて秘密警察の手先やという可能性も
  あるやろ」
女「な、何ゆうてんの! 私が信用でけへんの?!」
男「ああ、信用できんな。なんやったら1から10までゆっくり数えてみい」
女「1から10まで? そんなことが何か意味あるのん?」
男「ごちゃごちゃ言わんと数えんかい!」
女「いち、に、さん、し…」
「5」まで数えないうちにいつの間にか男の取り出したピストルが火を噴いた。

このオチは大阪の人間ならわかるはずでいちいち言うまでもないが、大阪の人間は決してこの女のような数え方はしないものだ。もし、たまたま、不幸にしてこのような数え方をしている大阪の人間がいたら、そう遠くないかもしれない未来に備えて今から正しい数え方をマスターしておくよう勧める。子供たちにも教えておいたほうがいい。言葉は民族の誇りであり命なのだから。

【やましたくにこ】kue@pop02.odn.ne.jp
みっどないと MIDNIGHT短編小説倶楽部
< http://www1.odn.ne.jp/%7Ecay94120/
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■展覧会案内
茂木健一郎・はな・角田光代・荒木経惟 4人が創る「わたしの美術館」展
─とっておきの横浜美術館コレクション─
< http://www.yaf.or.jp/yma/
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< http://www.yaf.or.jp/yma/pdf/080528_release.pdf
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20080619140200.html
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会期:6月20日(金)〜8月17日(日)10:00〜18:00 金20時 木休
会場:横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1 TEL.045-221-0300)
観覧料:一般900円、高大生600円、中学生300円、小学生以下無料、障害手帳お持ちの人と介護者1名無料
内容:茂木健一郎(脳科学者)はな(マルチ・タレント)角田光代(小説家)荒木経惟(写真家)の4氏をキュレーターに迎え、各キュレーターが横浜美術館のコレクションから選定した作品が展示される。
・茂木健一郎(脳科学者)テーマは「絵の力 -延長された顔-」
美術作品に表現された「顔」に注目し、そこに浮かび上がる人間の本質を探る。ポール・セザンヌ、フランシス・ベーコン、岸田劉生、奈良美智、松井冬子などの作品を展示。
・はな(マルチ・タレント)テーマは「ほほえみ浮かぶ、絵の中で」
仏像が写真作品にどう表現されているかという視点で、藤本四八らの作品を選定。さらに、マチス、川上澄生、斎藤清らの版画も展示。
・角田光代(小説家)テーマは「光」
「神」に触れようとしたことが感じられる、という視点で片岡球子、オディロン・ルドンらの作品13点を選定。また、この中から選んだ4点に触発されたショート・ストーリーを発表。
・荒木経惟(写真家)テーマは「模写・複写・盗作」
日本画を中心に選定するほか、本展のために撮り下ろした自身の新作を展示。また、「アラーキーの横浜美人100人撮り!」を開催し会期後半に展示。

◇スペシャルトーク 茂木健一郎「絵の力─延長された顔─」
日時:6月22日(日)15:00〜16:30
会場:横浜美術館レクチャーホール 先着240名 聴講無料
◇アラーキーの横浜美人100人撮り!
日時:7月6日(日)1日で100人の顔を撮影、モデルは一般公募。
◇スペシャルトーク はな「ほほえみ浮かぶ、絵の中で」
日時:7月12日(土)14:30〜15:30
会場:企画展示室及びホワイエ 企画展入場券が必要

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■イベント案内
DESIGN HUB第11回企画展:
「日本のグラフィックデザイン2008 GRAPHIC DESIGN IN JAPAN 2008」
< http://www.designhub.jp/exhibition_11.html
>
< https://bn.dgcr.com/archives/20080619140100.html
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会期:6月20日(金)〜7月21日(月)11:00〜19:00
会場:東京ミッドタウンデザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー5F TEL.03-6743-3777)
内容:約2,500名のプロフェッショナルからなる、アジア最大のデザイン団体・日本グラフィックデザイナー協会が、1981年より発行している年鑑『GRAPHIC DESIGN IN JAPAN』の2008年版の発行を記念して、掲載作品の中から約300点を実物と映像で展示。

◇トークショー
・永井一史(HAKUHODO DESIGN)×古平正義(フレイム)
日時:6月27日(金)19:00〜20:30
・新村則人(新村デザイン事務所)×柿木原政広(10)
日時:7月3日(木)19:00〜20:30
・澁谷克彦(資生堂)×佐藤卓(佐藤卓デザイン事務所)
日時:7月11日(金)19:00〜20:30
・服部一成(服部一成)×菊地敦己(ブルーマーク)予約受付終了
日時:7月17日(木)19:00〜20:30

進行:左合ひとみ(『GRAPHIC DESIGN IN JAPAN 2008』編集長)
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
参加費:各回1,000円(JAGDA会員・フレンドメンバーは無料)先着80名
申込方法:サイトから

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■編集後記(6/19)

・宮崎死刑囚の刑執行について、超党派の「死刑廃止を推進する議員連盟」が「日本において、死刑判決の数、執行の数を増大させている状況は異常である、と断言せざるを得ない」と抗議声明を出した。わたしには、そう言ってるほうが異常と断言せざるを得ない。「死刑廃止を推進する議員連盟の『死刑執行停止法案』を考える報告」というのをネットで見つけたので読んでみた。2003年のだけど。なんだ、このときから終身刑導入が大きなテーマになっていたのか。この報告はパネルディスカッションの抜粋だというが、相当ひどい編集である。話し言葉を文字に変換する際には、不足な言葉を補ったり、語順を入れ替えたり、不用意な発言部分は削除したりと、相応のテクニックが必要だ。それがきちんとなされていない上に、パネリストの発言はかなり端折っているようだ。だから、いきなりこんなものすごい発言が。《菊田幸一(明治大学教授):死刑廃止は絶対に実現しなければならないのです。終身刑はそのための方法であり、死刑存置論者への橋なのです。存置論者が死刑廃止へと渡るための強固な橋です。終身刑という橋を架けましたからどうぞこちらへ渡って下さい、というものです。あらゆる世論調査は、終身刑を導入すれば、死刑を廃止しても良いという結果が出ております。死刑廃止のために終身刑の導入は必要であると考えます。》あらゆる世論調査? ホンマかいな。いや、ウソでしょう。そんな世論どこに存在するのか。頭から尻までお粗末で無茶苦茶、というか狂信的で、始末におえないお方のようだが、これは発言のまとめ方が稚拙に過ぎるからだろう。他の発言も同様、あまりに乱暴に編集されているから、トンデモなディスカッションになっている。こんな報告をネットに晒していては、連盟にとってはかえって逆効果であろう。興味ある人は、消されないうちに読んでみよう。これを読んだ限りでは、連盟の国会議員は相当お粗末です。(柴田)
< http://homepage2.nifty.com/shihai/report/030524nichibenren/report.html
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死刑廃止を推進する議員連盟の『死刑執行停止法案』を考える報告

・Firefox3にも対応していなかった。/法そのものについて意見するのはわかるけれど、執行自体について意見するのは違うよなぁ。長い年月をかけて、たくさんの人が関わって裁判やっての結果なんだもの。執行しなければ何のための裁判かわからない。/昨日の続き。本を裁断してスキャンしてくれるサービスがあって、そこのサイトに、PDFでスキャンするよりJPEGでスキャンしておいた方が良いという意見があった。MacだとScanSnapという選択肢しかなさそうだが、WindowsだとCanon DR-2510Cをすすめる人もいた。Kakaku.comでは、ScanSnapはTWAINに対応しておらず不便だという人や、OCRソフトウェアの別途購入をすすめる人もいた。OCRの精度は信じていなくて、名刺は結局手入力した方が早いよな〜などと思っていた人間であったが(だからといってマメに入力することはない……)、今はどこまであがっているのか試してみたい。ということでWindows版の購入を決定。3年保証つけてのソフマップや5年保証つけてのジョーシンにするか、安い通販店にしようか。ねぇねぇ、サイトにあるMac用ドライバをダウンロードしたら使える?/大型手動裁断機は購入申込済。最低10年は使ってやる〜。文具王にならい、メモ用紙の色替えを考えているという理由もある。A5版の手帳を使っているので、A4版の色コピー用紙を買ってきて裁断するのだ。A5版の色用紙はほとんど売っていないのだ。リフィルとして売っているものは割高(約5倍)なので、メモだけに使うのはもったいないとつい思ってしまうのだ。面倒だからやらなくなるというのだけは避けたい…。/DTPエキスパートの件、締め切りました。皆様合格しますように。(hammer.mule)
< http://scanbooks.jp/scantec1.shtml
>  PDF化はメリットがない!?
< http://cweb.canon.jp/imageformula/dr/dr-2510c/
>  DR-2510C
< http://scansnap.fujitsu.com/jp/downloads/mac.html
>  おお、使えそう
< http://scansnap.fujitsu.com/jp/downloads/comparison.html
>
傾き補正はしてくれるが、原稿の向き(縦、横)の自動補正がないのね