[2506] シャボテン公園と伊豆高原の動物事情

投稿:  著者:  読了時間:24分(本文:約11,500文字)


<※釜めしはまだ食べない。>

■わが逃走[30]
 再び軽井沢に電車(在来線)で行きたいが、それは無理なので妄想するの巻
 その2
 齋藤 浩

■伊豆高原へいらっしゃい[23]
 シャボテン公園と伊豆高原の動物事情
 松林あつし

■展覧会・イベント案内
 ゼラチンシルバーセッション08展 Save The Film(東京)
 関西シャシンエキスポ 御苗場


■わが逃走[30]
再び軽井沢に電車(在来線)で行きたいが、それは無理なので妄想するの巻
その2

齋藤 浩
< http://bn.dgcr.com/archives/20081002140400.html >
───────────────────────────────────
国籍不明の潜水艦(潜望鏡つき)は、エラい人が言うにはクジラだそうです。原発の下に活断層が発見されたそうですが、エラい人が言うには、日本の原発は安全だそうです。自然界最強のカビが検出された汚染米は、エラい人の発表によると、人体への被害は報告されていない、だそうです。

これで10年、20年後にみんなが死んでも、この事件との因果関係を認めるだけの証拠が見当たらないということで、誰も責任をとらずに済むのでしょう。

そういえば私は小学生の頃、校舎の屋上へ通じる踊り場付近の天井から剥離しているアスベストの塊をこそぎ落として友達と投げ合ったり、お互いの顔にこすりつけたりして遊んでいました。頬にこすりつけた後、軽く叩くと、たくさんの細かい針で刺されたような痛みがおもしろくて、友達5〜6人で休み時間の度にそんなことを毎日やっていた訳です。おそらく私はがんで死ぬでしょう

私の記憶によれば、新宿の都庁にもアスベストが使われているそうです。起工されたときは、すでに危険といわれはじめた後でしたが、法律上は問題ないとのことでした。なにごとも経済優先のわが日本では、建築は何十年か経つとぶっ壊すようになってるけど、都庁をぶっ壊すことになった場合はどうするんでしょう?

当時のニュースキャスターもそんなこと言ってた訳ですが、きっと人体への被害は報告されていないということになって、その頃オレはもうこの世にいない訳だ。人生はあっという間だなあ。

そんなふうに、あっというまに終わる人生だからこそ、私がこの世に生きていた証をどうにかして残したい。そんな想いから書きはじめたこの『わが逃走』も、おかげさまをもちまして連載30回を迎えることができました。

今までさまざまなくだらないことやくだらないこと、そしてくだらないこと等を徒然なるままにだらだらと書き続けて1年と3ヶ月とかそんくらい。早いものです。

で、ごく稀に読者と名乗る方からメールをいただいたりして、嬉しくってまたくだらないことを書いて……などと続けられたら、オレ的に本望ってやつですよ。はい。では、このあたりで前回からの続きを。読んでない方は、わが逃走第29回『再び軽井沢に電車(在来線)で行きたいが、それは無理なので妄想する』の巻を読んでくださいね。
< http://bn.dgcr.com/archives/20080918140200.html >

五●碓氷峠

さて、本編です。横川のつぎは、もう軽井沢。わずか一駅区間だが、この碓氷峠は66.7パーミル(1000m進むと66.7m上がるの意)という急勾配のため、列車の“一生懸命登っているぞ感”が楽しめてイイ。それをひしひしと感じながら名物駅弁『峠の釜めし』をいただく訳だ。軽井沢までの所要時間は20分くらい。

発車ベルが鳴り自動ドアが閉まると、いつもより少し強いガタン! という揺れとともに列車は動き出す。やはり機関車が後ろについてるとひと味違うぜ。走行音も一段低くなり、ビリビリした振動も加わってくる。車に例えれば低速ギアで走りつづけている感じだ。おぎのやのスタッフ(釜めし販売員)に見送られつつ発車したら、進行方向左側の自分の席に戻る。
※釜めしはまだ食べない。

ゆっくりと動く車窓から、妙義の奇岩群を眺めるのだ。動く列車から巨大な岩山を見上げると、その岩山もゆっくりと角度を変えてゆく。カッコイイ。たまらん。
※釜めしはまだ食べない。

次にオレは、進行方向右側の空いてる席へ移動する。窓に顔をおしつけて前方を見ると、朽ちかけたレンガ造りの建造物が見えてくる。旧丸山変電所跡。日本でいちばん美しい廃墟*である(*オレ基準による。現在はパッとサイデリアみたいな修復が施されて、B級映画のセットみたいになってしまった。でもオレの脳内では廃墟のまま)。

とくに今ごろの季節が最も美しく、バックの秋空や手前のコスモスとのコントラストは絶妙。ゆっくり鑑賞したいオレの気持とは逆に、列車は非情にもこのへんでスピードを上げるのだ。

サーッと美しいレンガ建築が後方へと流れていく。それを見届けると、すぐに席に戻る。釜めしのふたを開けるタイミングはここと決めている。ここより先だとトンネルを頻繁に通過するため、ふたを開けた瞬間の色が蛍光灯に照らされたものとなってしまう危険があるのだ。そういった意味からも、自然光による具材の美しさを楽しむにはこのポイントがイイのだ。

さあ、ここでやっと釜めしのふたを開ける。まず紐をほどき、掛け紙をはずす。そして益子焼の重いふたをあけ、さらに薄紙をめくると、円形の器に美しく配置された鶏肉や椎茸、ごぼう、筍、栗などが目に飛び込んでくる。きかせ色のグリーンピースと杏がいい仕事している。真っ白なうずらの卵をちょっと箸で持ち上げると、隣接していた鶏肉と紅ショウガの色が付いていたりして、そこがなんともシズルなあ。

で、うずらの卵から食べるかというと、もったいないから後にとっておいて、ごぼうや筍からいただくのだ。旨い。ここで気づいた! お茶を買って安心してたけど、なめこ汁も買っとけばよかった! すっかりその存在を忘れていた。しまったー!! 気をとりなおして鶏肉を食べる。旨い。別添の漬け物パックを開け、わさび漬けを茶飯と一緒にいただく。旨い。

そうこうしているうちに、列車はトンネルを次々と通過してゆく。トンネルとトンネルの間に一瞬見える谷間の景色を見逃さないように釜めしを味わいつつ、気圧の関係で耳がカポッとなったのを、アゴを左右に動かし解消しつつ釜めしを味わう。

さて、出たり入ったりを何回繰り返したか忘れた頃(=釜めしを食べ終えた頃)、突然列車の走行音が変わる。重低音の演奏が1オクターブ上がる感じになるのだ。車掌のアナウンスが入る。そこはもう、軽井沢だ。右手に国道18号が見える。この先に旧軽井沢があるのだ。左手にはゴルフ場。オレの脳内ではアウトレットモールなど存在しないのだ。

さて、そろそろ降りる準備をして……、と思ったけどやめた。この際だから、中軽井沢まで行って旨い蕎麦を食べよう。軽井沢駅では機関車切り離しのため3分停車。乗客の大半はここで降りてしまった。発車まで時間があるので、ちょっとホームに降りてみる。空気が濃く、鋭い。ああ、軽井沢だなあ。

六●中軽井沢

軽井沢駅周辺ってなんか作り込まれた感じがするので、イマイチ好きになれない。それに対して田舎な感じの中軽井沢駅は風情があってイイ。

そんな駅前の蕎麦屋『かぎもとや』で天ざるを食べるため、軽井沢駅からもう一駅乗車することにした。軽井沢を出発と同時に席を進行方向右側へ移動する。国道18号と平行して走りつつ、高校を過ぎたあたりで浅間山が見える。うーん、美しい。

さらに列車は進み、町役場付近を通過すると速度を落とす。軽井沢─中軽井沢間は約5分。あっという間だ。しばらく行くと湯川を越える。橋の上から見る浅間もイイんだよなー。特に春のはじまり頃がイイ。凍りそうにつめたい川の水と雪を冠した浅間とのコントラストは、最高に美しいのだ。

などと考えていたら、もう中軽井沢駅に着いちゃった。荷物を網棚から降ろし、ホームに立つ。昭和な香り漂う木造の跨線橋を渡り、改札を出る。オレの脳内ではもちろん、有人改札だ。

そして歩くこと30秒、昔から変わらない木造の店舗。イイ。店に入り、天ざるを注文する。するとすぐに、浅漬けが出てきて、蕎麦が来るまでぽりぽりといただく。昔は浅漬けじゃなくて野沢菜だったような気もする。

そしてまず天婦羅が登場した。一応お約束なのでエビは1尾ついているが、それ以外は全て山菜。特にシソの葉が好きだー。ちょこっと蕎麦つゆにつけて食す。旨い。そして黒く、太く、荒っぽい蕎麦が登場する。ざらついた舌触りがイイ。すごく旨い。すまないがオレ様はここの蕎麦を3歳のときから食べているので、冷静に評価なんかできんのだ。とにかく旨い。シアワセ。

なにやらこの『かぎもとや』、有名店になりすぎたせいか評価は賛否両論ある。そりゃ、夏休みのど真ん中に来ちゃうとスゲー行列で、なかなか注文とりに来てもらえなかったり、バイトちゃんが気が利かなかったりするかもしれない。でもそれは仕方のないことじゃないのかなーと思うオレだ。シーズンオフに混む時間帯を避けて来れば、充分落ち着いて味わうことができると思うのだ。

蕎麦も店も全然気取ってないというのかな。素朴で誠実。昔からそんなに味は変わってないと思うんだけどなあ。蕎麦って一般的に腹持ちはイマイチと言われているが、ここの蕎麦は満腹感がスゲー持続する。シアワセ。とか言いつつ、夜は2軒隣の『玉川』*(*いまはもうありません)で定食をたべよう。などと妄想する齋藤浩でした。

さすがに釜めしと、かぎもとやの天ざるの連続食いはもう体力的にできないだろうなあ。妄想のなせる技ですね。

さて、2回に渡って信越本線と駅弁の妄想を語らせていただきましたが、分断されてしまった横川─軽井沢間、復活の可能性ゼロって訳じゃないらしいです。上り線だったか下り線だったか忘れたけど、そのどちらかの線路はまだ敷かれたままだし、整備もされているそうです。そうなれば、こんな妄想も実現できるのでしょうか。ちなみに今回紹介した駅弁は全て現在でも入手可能です。食べたことのない方は、ぜひご賞味ください。あ、かぎもとやの蕎麦もね。

【さいとう・ひろし】saito@tongpoographics.jp
1969年生まれ。小学生のときYMOの音楽に衝撃をうけ、音楽で彼らを超えられないと悟り、デザイナーをめざす。1999年tong-poo graphics設立。グラフィックデザイナーとして、地道に仕事を続けています。
< http://www.c-channel.com/c00563/ >

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■伊豆高原へいらっしゃい[23]
シャボテン公園と伊豆高原の動物事情

松林あつし
< http://bn.dgcr.com/archives/20081002140300.html >
───────────────────────────────────
伊豆高原へ移り住んで2年半……季節を二回りもすれば、ここの自然や気候がある程度わかってきます。家を探していた当時は、森に囲まれた分譲地と思っていたこの地も、今ではなんだか普通の住宅地にしか見えなくなってきましたし、温暖な伊豆半島のはずが、標高が200〜300m上がるだけで、結構寒い事もわかりました。もちろん、衣食住に困ることもなく、住みやすい場所であることには変わりありませんが……。

今回は、そんな伊豆高原(大室高原)の動物事情を整理してみたいと思いますが、その前に、伊豆高原と言ったり、大室高原と言ったり……読んでいる人にはちょっとわかりづらいと思いますので、この辺の地名をまとめてみます。

まず、伊豆半島にある市ですが、5つしかありません。熱海市から時計回りに、伊東市、下田市、伊豆市、伊豆の国市です。なので、それぞれの市は思いのほか広いのです。伊東市の海岸線にある主な地名は北から、宇佐美、伊東、川奈、富戸、城ヶ崎、伊豆高原、赤沢、熱川、稲取と続きます。

僕の住んでいる地域の最寄りの駅は伊豆高原ですが、住所は富戸であり、大室高原でもあります。ややこしいですね。一年前にも書きましたが、ここには住所が二つあり、一つは役所に登録されている正式名(富戸○○番地)で、もう一つは通称となるのでしょうか、分譲地名なのです。どちらの住所でも郵便は届きますが、何故か大室高原○丁目という分譲地名の方がメジャーなのです。(宅配業者は分譲地名しか知らない場合もあります)

大室高原と伊豆高原の違いですが、伊豆高原駅を中心とした「伊豆高原地域」の中に、大室山を中心とした「大室高原」が存在すると言えばイメージしやすいでしょうか。大室高原というのは、たぶん分譲地が造られた際に付けられた名前だと思いますが、そのまま分譲地名となり、住所となったようです。

しかし、実はここにはさらに別の呼び名があります。それは「シャボテン公園別荘地」です。

最初、「シャボテン公園別荘地」と「大室高原分譲地」は別物と思っていましたが、どうやら同じ地区を指しているようです。不動産屋の案内を見ると、多くが「大室高原(シャボテン公園)」と表記されていますし、別荘地を管理している管理センターの看板には「伊豆大室高原別荘地」とあり、実際のところ、どれが本当の呼び名なのかわかりません。

しかし、シャボテン公園別荘地と呼ばれているのには理由があります。そもそも数十年前、この地を開拓したのがシャボテン公園(動物園)を運営している会社だったのです。その後、この別荘地は何度か運営会社が変わり、シャボテン公園の管理も「シャボテン公園」「ぐらんぱる公園」「海洋公園」という関連会社に分割されたようです。

ですので、今現在大室高原分譲地はシャボテン公園の管理下にはないのですが、昔の名残がそのまま残っているのでしょう。

そこで、やっと本題ですが、まずこの分譲地に隣接するシャボテン公園という動物園を紹介したいと思います。

広さは一時間もあればゆっくり見て回れるほどで、キリンもゾウもライオンもいませんが、小動物や鳥を間近で見る事ができます。特に猿系と鳥系は結構楽しめます。バードパラダイスと呼ばれる一角では、フラミンゴや珍しい鳥たちをかき分けながら散策ができ、これだけでも見る価値はあるのではないでしょうか(フラミンゴをかき分けて歩くなんて経験めったにできません)。

小動物としては、カビバラ、手長ザル、ワオキツネザル、ミーアキャット、ワラビー、プレーリードッグ、ヤマアラシなどが見物ですが、ここの特徴として、オープンに放し飼いにされている動物たちも多い事が挙げられます。クジャク、インコ、リスザル、白鳥、アヒルなどがそうです。

実はこの動物たち、放し飼いだけあって、結構園外へ逃走するようなのです。知り合いのお家では、庭にクジャクが来ましたし、うちの前の電線をリスザルが這うのも目撃しました。よくこんな状況で、近辺の生態系が壊れないものです。リスザルなどは大発生しても良さそうなものですが、やはり台湾リスに追い払われてしまうのでしょうか……。

・シャボテン公園の動物たち
< http://www.nexyzbb.ne.jp/%7Epeppy_atsushi/digi_cre/08_10_02_syaboten.html >

という事で、今度はこのあたりの野生動物を紹介します。

まず、最も目に付くのがやはり「台湾リス」です。生態系が壊れる、と言えばすでに壊れているのかも知れません。何故なら、この台湾リスは外来種で、昔はいなかった動物だからです。本当は日本リスがいたのかも知れませんが、台湾リスの猛攻で追いやられたのでしょうか……とにかく、リスだらけです。実害はあまりなく、僕はかわいいなと思っているのですが、この辺の住人には嫌われているようです。

僕の目撃した動物と言えばこのぐらいですが、ご近所さんの情報では、ニホンザル、イノシシ、カワウソ、モグラなども結構いるそうです。特にモグラは大室山の麓、さくらの里を穴だらけにしています。その他では、天城山方面に大量のシカが生息しています。天体観測で天城山まで時々行きますが、片道20分の道中で、5〜6頭は出くわします。

最近住宅地化してきたとはいえ、このあたり、緑が多いことには変わりなく、野鳥は沢山やって来ます。

キジ、キジバト、コゲラ、アカゲラ、シジュウカラ、ウグイス、ヒヨドリ、メジロ、そしてカラス……驚いた事に、時々アオサギが上空を舞っています。近くで見るとかなりの大きさですが、どうやら近所の庭の池を臨時のねぐらにしているようです。

埼玉に住んでいる時も、裏は雑木林でしたが、こことは全然違うと感じていました。何が一番違うのか考えてみると、やはり音が違うんですね。静かだからこそ良く聞こえる野鳥の声……春先は、近くにいるウグイスと遠くのウグイスの声の掛け合いを楽しめます。

・大室高原の野鳥
< http://www.nexyzbb.ne.jp/%7Epeppy_atsushi/digi_cre/08_10_02_yacyo.html >

野鳥や動物以外でよく目にするのが、トカゲ、ヘビ、カエルなどです。ヘビはアオダイショウ、ヤマカガシ、マムシなどがいるようですが、僕が目撃したものは皆小さいヘビばかりで、まだ大きなものには出会っていません。ヤマカガシ、マムシは毒蛇で、近所の犬も噛まれて死んでしまったそうです。カエルはアマガエル、トノサマガエル、イボガエルなど通常のカエルの他に、巨大なウシガエル(?)も何度か見たことがあります。最大のもので20cmほどありました。

大きいといえば、このあたりの虫は巨大なものが多いようです。特に9月、10月はジョロウグモが最大期を迎え、大きい物で7〜8cmにもなりますし、蜘蛛の巣は直径1mを越えます。ジョロウグモは家に入ってこないのでいいのですが、都会の家庭でも良く目にするアシタカグモ(黒くて大きく壁を這う)もでかくなり、先日は手のひらほどもあるやつに出くわしました。こんなのが部屋の壁を這っていたりすると、ちょっとパニックになります。

カブトムシ、クワガタムシも結構いるようですが、まだ小さな「コクワガタ」しか見たことがありません。しかし、夏の夜、天城山に行く途中で駐車場に車を止めて、一晩中漁り火のように明るいライトを付けている人がいます。最初何かな? と不思議に思いましたが、どうやらクワガタを捕っている業者のようです。そういえば、よく「クワガタ販売」って看板を目にしますね。

この辺の別荘地は、雑木林や山林の中に造られたイメージがありましたが、近年(僕のように)移住して来る人たちが急増しているようです。うちの近所も常にどこかで新築工事をしていますし、空き家だった別荘も定住者が購入したりで、過疎化が進む伊東市にあって、唯一伊豆高原だけが人口増加をしているそうです。

あまり寂しいのも困りますが、ただの住宅地になってもここの良さが失われます。いつまでも動物たちと共存できる環境にあってほしいものです。

【まつばやし・あつし】イラストレーター・CGクリエーター
< http://www.atsushi-m.com/ >
pine4980@art.email.ne.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■展覧会案内
ゼラチンシルバーセッション08展 Save The Film(東京)
< http://www.gs-s.info/program/1002-16/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20081002140200.html >
───────────────────────────────────
会期:10月2日(木)〜10月16日(木)11:00〜19:00 最終日17時
会場:アクシスギャラリー(東京都港区六本木5-17-1 TEL.03-5575-8655)
入場料:300円

今回、大きく分けて三つの展示を行います。一つ目は、コンタクトプリントとそこからセレクトしたプリントを展示します。コンタクトプリントとは撮影したフィルムの全てのコマを印画紙に密着プリントしたもので、通常、撮影者はコンタクトプリントを見て引き伸すコマをセレクトします。コンタクトプリントを第三者に見せる事は通常ありえないのですが、視線、撮影過程、癖など写真家の行動や個性を解き明かす意味でも、あえてフィルムを丸ごと展示する事にしました。
二つ目は、前年に引き続き「時を経ても残るもの」をコンセプトに、写真家それぞれの若い時に撮影した写真、子供の頃の写真などの展示します。
三つ目は、さまざまなジャンルで活躍する方々をゲストに招いての展示(写真、詩、音楽、絵画、インスタレーション、写真家とのコラボレーション他)をします。(サイトより)

参加写真家:石塚元太良、笠井爾示、久家靖秀、小林紀晴、小林伸一郎、菅原一剛、鋤田正義、瀬尾浩司、瀧本幹也、辻佐織、泊昭雄、中野正貴、蜷川実花、M.HASUI、ハービー・山口、平間至、広川泰士、広川智基、藤井保、藤塚光政、本城直季、宮原夢画、三好耕三、森本美絵、山本哲也、若木信吾

参加ゲスト:浅野忠信、忌野清志郎、UA、坂本龍一、佐治晴夫、椎名林檎、
竹中直人、幅允孝、HYSTERIC GLAMOUR X WATARU、深津絵里、森本千絵、箭内
道彦、吉田克幸、吉永小百合

◇ゼラチンシルバーセッション08展トークセッション
※各トークセッションは先着50名まで
10月4日(土)17:00〜19:00
M.HASUI、平間至、広川智基、藤本智士(「Re:S」編集長)
10月5日(日)17:00〜19:00
笠井爾示、北村信彦(HYSTERIC GLAMOUR)、ハービー山口、広川泰士
10月12日(日)14:00〜16:00
操上和美、佐治晴夫(宇宙物理学者・理学博士)、森本千絵(アートディレクター)
10月13日(月)15:00〜17:00
小林伸一郎、瀬尾浩司、広川泰士

◇名古屋展
会期:10月22日(水)〜10月29日(水)
会場:名古屋芸術大学アート&デザインセンター
◇京都展
会期:11月8日(土)〜11月24日(月)
会場:art project room ARTZONE

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■イベント案内
関西シャシンエキスポ 御苗場
< http://pp-kansai.com/index.html >
< http://www.cwo.zaq.ne.jp/caso/top/top1.html >
< http://bn.dgcr.com/archives/20081002140100.html >
───────────────────────────────────
会期:10月7日(火)〜10月12日(日)11:00〜19:00 最終日17時
会場:大阪海岸通ギャラリーCASO(大阪市港区海岸通2-7-23 TEL.06-6576-36 33)
入場料:平日100円、土日500円、中学生以下・60歳以上無料
内容:「御苗場」は、写真による表現者たちが自由に作品を発表できる場として、2006年のPIE(フォトイメージングエキスポ)からスタートしたイベント。会場内の97ブースにはこれからの時代を担う写真家たちの作品を数多く展示するほか、ゲストアーティストによる作品も展示。また、会期中に行われるトークイベントでは、写真家、アートディレクター、雑誌編集長などが、目に止まった作品を取り上げてのライブ感溢れる写真講評を見ることができます。それぞれの分野の写真において「今」何が起こっているのかを知るチャンス。(サイトより)
◇トークショー
10月11日(土)11:30〜12:30「雑誌が求める写真と写真家」
蔵均(L magazine編集長)テラウチマサト(「PHaT PHOTO」編集長、写真家)
10月11日(土)14:30〜15:30「御苗場から発掘!? digmeoutのサポートアーティスト」
谷口純弘(FM802、digmeout FACTORYプロデューサー)古谷高治(digmeout ART&DINERマスター)
10月12日(日)11:30〜12:30「写真家の修業時代から、撮影現場の裏側まで」
藤代冥砂(写真家)MC:テラウチマサト
10月12日(日)14:30〜15:30「これから仕事がしたいこんなフォトグラファー」
田中偉一郎(アートディレクター)並河進(コピーライター)テラウチマサト

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記(10/2)

・原稿整理しながら、どこが「デジタルクリエイターズ」なんだと時々思う。デジタル? どこに? 全然OKだけど。/うちのさなぎちゃんは2週間くらい前のある朝、90度体勢を変えてぶら下がっていた。もはや羽化することなく死んでしまったのか。しばらく放置しておいたが、先日妻が違う方角から覗き込んで「からっぽだよ」と言う。なんだ、きれいに抜け出した殻ではないか。我々が見ていないときに、ちゃんとチョウチョになって飛んで行ったのだ。よかった。/しばらく雨が続いたある朝、庭の芝生に白くて丸い物体がいくつかあるのを見つけた。また上階から何か落ちて来たのかと思ったら、直径1〜2cmのマッシュルームみたいなキノコが半ダースほど。いきなり生えているではないか。抜いて捨ててしまったが、昨日の朝、ちよっと離れたところにまた生えていた。ネットで調べたが正体不明だ。/昨日、市立小1年生の孫娘はバスで隣のさいたま市の公園に遠足に行った。私立幼稚園の遠足と比べると遥かにしょぼい(幼稚園にはそうとうお金がかかっていたからなあ)。はるか昔、わたしが小1のときの遠足は、なんと、まさに、今わたしが住んでいる付近である。先日、実家から歩いて自宅に戻りチョットばてたコースよりわずかに短い距離を歩いて往復したのだ。舗装道路もなかった頃だ。えらいぞ、一年坊主&おじょうちゃん。小学校高学年でやはり歩いて行ったのが、隣の鳩ヶ谷市の小さな山(雑木林)だ。名前だけは覚えていたので、昨年の今ごろ自転車で行ってみたが、小学校からの距離はそうとうあった。いま歩いてみろと言われたらチョット躊躇する。昔の児童はみんな元気だった。貧しかったけど。(柴田)

・どこが? というのはもう何年も言われていることではないですか! 創刊した頃は、まだデジタルがマイナー側だったのであります。クリエイターのクリエイターによるクリエイターのためのメルマガ。松下にならって、うちも名称変更します? しかし「デジクリ」で通用しちゃってて……あっ、もういっそのこと「デジクリ」にしちゃいます?/「崖の上のポニョ」を観てからと紹介をためらっていたのだが、「デジタル」で繋がったので足利さんの記事を。「『崖の上のポニョ』はCGを使ってないというのが売り文句になってますが、デジタルで彩色、合成してるし、セル画は使ってないよということをまとめたWeb上の記事を最近2本書きました。」最近、から日数が経ってしまった。すみません。観てもいないのに、友人らに「ポニョ観た?」と聞かれるたびに、「あれ、実はデジタル彩色なんだって。」と受け売りしている私であった。ありがとうございます。(hammer.mule)
< http://www.rgs680.com/daily/tvprogram/046.html >
ポーニョポーニョポニョはCG使ってない!?
< http://journal.kizasi.jp/2008/09/post-ed0f.html >
ポニョはセル画という誤解
< http://bn.dgcr.com/archives/20080903140200.html >
CG使ってない、って作画だけだよな、やっぱ
< http://bn.dgcr.com/archives/20080723140200.html >
彩色や編集にはデジタル技術を駆使してるはずなのに
< http://bn.dgcr.com/archives/20080903140100.html >
何か神々しいものを感じました