クリエイターのための自転車ライフ[1]新連載 クリエイターよ、自転車に乗ろう。/須貝 弦

投稿:  著者:  読了時間:4分(本文:約1,500文字)



●自転車でスッキリしよう

デジクリをお読みのクリエイターのみなさん。突然ですが、ここはひとつ、自転車に乗ろうじゃありませんか。通勤に、仕事の移動に、自転車をおおいに活用していただきたい。私はそう思うわけです。

メタボとかエコとかいくつかの理由はありますが、今、自転車は大きなブームになっているようです。急激に盛り上がったというよりは、ここ10年の間にジワジワと伸びてきて、一気に爆発した感じでしょうか。実際、デジクリの記事においては、時々ではありますが、もう何年も前から(私以外の書き手の方も)自転車の話題について書かれています。

今ここで、クリエイターの皆さんに向けて「自転車に乗りましょう」と呼びかけるのは、何もブームだからというわけではありません。エコだからとか、クリエイターの皆さんの腹囲を心配してとか、そういうことでもないんです。理由はシンプルです。

自転車って、なんだかスッキリする!



自転車に乗り、ペダルを回転させて前に進むと、いつのまにかライディングに集中している自分がいます。自転車に乗っている最中は、己のカラダとちょっとした対話をしているような気分になります。まず、これ自体が気持ちいい。

そして「ライディングに集中する」ということは単に没頭するということではなく、周囲にいろいろ気を遣うこともあって、カラダのセンサーが研ぎすまされている状態なのです。そんなとき、ふと目に入った「何か」(ゴミとか、虫とか、そういうことではありません)にインスパイアされて、ひらめきを得るということもあります。

そして、目的地について自転車を降りると、なんかそこでちょうど良くスイッチが切り替わるんですよね。その先にある仕事や用事に、スッと入っていくことができるのです。今、都市部で自転車通勤をする人が増えているのには、こういった理由もあるのだと思います。自転車雑誌の記事等でユーザーインタビューすると、そういう返事が返ってくることが多いです。

●もうちょっと積極的に使ってみよう

自転車は持っているけど、あまり使っていないとか、まったく使わずに家でホコリをかぶっている……という人は、結構多いのではないでしょうか。いきなり「自転車で通勤しようよ」などとは言いません(私自身、通勤してないし)。とりあえずママチャリでもいいから、もし家に自転車があるなら、もうちょっと積極的に使ってみてはいかがでしょうか。

買い物に行くとき、天気がよければクルマではなく自転車を使ってみてはいかがでしょう。「実は俺、パチンコ好きなんだ」という方がいたら、パチンコのかわりに自転車でフラッと出かけてみてはいかがでしょう。行き先は何も、特別な場所である必要はありません。近所の書店でもレンタルビデオショップでも、カフェでもファミレスでもコンビニでも、どこでも構わないのです。

もし近くに、そこそこの大きさの川が流れていれば、それは自転車にとって絶好のロケーションかもしれません。川沿いの道を自転車で流せば、今の季節なら秋の気持ちよい風を感じることができるでしょう。一級河川のような立派な川であれば、サイクリングロードが整備されているかもしれません。犬の散歩やジョガーに注意を配りつつ、街中よりちょっと広い空の下を走れば、気持ちもリフレッシュできるというものです。

ご自宅で仕事をされているフリーランスの方であれば、仕事中の気分転換に自転車は最適です。飲み物を持参すれば、1円も使わなくて済みます。気分転換と称してコンピュータの画面を見つめて、見る必要のないWebサイトを渡り歩くよりも、ずっと健康的で有意義な時間となることでしょう。

【すがい・げん】< http://www.macforest.com/ >
ネタに困ったら自転車……というのが常態化してしまうのが怖かったので、いっそのこと自転車の連載にしてしまおうと目論む33歳。