[2537] それでもやっぱりクロスバイクがおすすめだ

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<それがわかっていない>

■音喰らう脳髄[59]
 環境と人間
 モモヨ

■クリエイターのための自転車ライフ[4]
 それでもやっぱりクロスバイクがおすすめだ
 須貝 弦

■アナログステージ[4]
 異相シナプス
 べちおサマンサ



■音喰らう脳髄[59]
環境と人間

モモヨ
< https://bn.dgcr.com/archives/20081118140300.html
>
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いま上映中のドキュメント映画『ロッカーズ』に関する評言を読んでいると、どぎもをぬかれたりすることがある。で、よく読んでみると、どうやら、映画というもの、フィルムというものをよくわかっていなかったりする。映像記録の媒体は、みなビデオのようなものと考えているようなのだ。

「素材の選択は、まちがっていないのですよ。しかし、映像がねぇ、もう少しなんとかならないもんか、そう思いましてね」

わかってないくせに、そんな言葉をさらりと言ってのける。

たしかに、現在は、誰でも簡単に映像のノンリニア編集が楽しめる。しかし、ビデオが普及するまでは、編集どころか映像を記録することには大変な手間隙かかったものである。金もかかった。それがわかっていない。

三十路を過ぎ、かつクリエイティブと思わしき職業についている人物が、かつての映画青年達、映画愛好家達が生活上の辛苦をいかほどになめ、フィルムを買い現像していたものか、それがわかっていなかったりする。

『ロッカーズ』は、テレビ系の会社に勤めていた津島監督が会社を辞め、おりから勃興したムーブメント、東京ロッカーズとの出会いにより、仲間達とその記録をフィルムに焼き付けようとした作品、16ミリである。その後、80年代の知られたミュージシャンのPVなどを数多く手がけ、時代を代表する音楽系映像監督の第一人者にまで成長した監督の、自立にむけた一歩である。助走にあたる作品だ。

自主映画の悲しさというか、完成したプリントの代金を支払えなかったせいで、完全版は長い間現像した会社の倉庫に眠っていた。『ロッカーズ』(完全版)は、そういう作品である。

写真で言うならば、かつて現像を業者に託していた時代の作品である。業者に幾千枚ものポジ現像をたのみ、その後に取捨選択して繋いでいく。これが基本的なフィルムのありようだ。思えば、写真を動かそうとして、あれこれ工夫を重ね、それを実現したのが映画の端緒なのだから当然のことだが、映画の基本は写真なのである。

先人の仕事にあれこれ批判的でいるのは、悪いことではない。だが、そのような時には、先人達が苦闘してきた環境や時代をも視野に入れて作品をながめるべきだろう。機材の進歩によって当然ながら表現の幅が変ってくるのは音楽の世界も同じだ。いや、どんな世界でも同じだ。

人は時代、環境の外で生きられやしないのだから。

Momoyo The LIZARD 管原保雄
< http://www.babylonic.com/
>

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■クリエイターのための自転車ライフ[4]
それでもやっぱりクロスバイクがおすすめだ

須貝 弦
< https://bn.dgcr.com/archives/20081118140200.html
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短期集中連載の「クリエイターのための自転車ライフ」は、この第4回で最終回。今後は、まつかさコンビが『デジクリ別冊「自転車を楽しむ生活」』を画策されているとのことなので、そちらに譲ろうと思う次第だ。そもそも、デジクリの原稿枯渇危機を救うため“だけ”に生まれた連載でもあるし(笑)、デジクリには本来もっと相応しい話題があるはずだ。

●そもそもクロスバイクとは

今さら説明するまでもないが「クロスバイク」とは、MTBとロードバイクの中間に位置するジャンルだ。具体的には、MTBに近い形態かつ(それなりの)強度があるフレームに、ロードバイクと同じ直径のホイールを備え、タイヤの太さはMTBとロードバイクの中間──といったところだ。価格帯としては、5〜10万円くらいがボリュームゾーンと言えるだろう。

「はじめてのスポーツサイクルにはクロスバイクがおすすめ」という人と、「クロスバイクは結局のところ中途半端。後からロードバイクやMTBが欲しくなるくらいなら、最初からそれらを買えばよい」という人がいる。自分もクロスバイクを買って半年後にはロードバイクを買ったので、後者の気持ちはよくわかる。

しかし「自分はロードバイクが欲しい!」「折りたたみ自転車に限る!」というような明確な意志があれば別だが、やはり「はじめてのスポーツサイクルにはクロスバイクがおすすめ」だと思う。

クロスバイクは、生活の中で使えるスポーツサイクルだ。これが、クロスバイクのいちばんの利点だと思う。例えば、普段着で片道30分くらいの自転車通勤をする。ちょっと買い物に出かける。週末に20〜30kmくらいのサイクリングをゆっくり楽しむ。輪行(自転車を袋に入れて電車で移動すること)して観光地を訪れ、現地では自転車で行動する──そういった用途には「そこそこ軽く、そこそこ速く、わりと丈夫」なクロスバイクがぴったりはまるからだ。

そう、前々回の『自転車ライフ[2]自転車は日々の暮らしの中でできるフィットネス』に書いてあるようなことは、クロスバイクならばっちり満たせるというわけである。

●「際立ったキャラクターがない」のがクロスバイクのキャラクター

もちろん、クロスバイクを買った後でロードバイクやMTBが欲しくなることはある。しかし、もしはじめてスポーツサイクルに触れるというのであれば、クロスバイクで春夏秋冬を積んでからでも遅くはない。そして、ロードバイクやMTBを買ったとしても、置き場所さえ許すならばクロスバイクも残しておけば良いのだ。「週末のサイクリングはロードバイク、日常生活での移動はクロスバイク」といったような使い分けは、自宅での置き場所さえ許すなら便利だ。

何より、クロスバイクなら10万円で上等なものが手に入る。同じ金額で「上等な」ロードバイクは手に入らない。もっとも、近年では20万円を超えるようなクロスバイクを選択する人も、絶対数こそ少ないが増えてはいるようだ。ロードバイクでもなくMTBでもなく、ふつうの良い自転車が欲しい──という人にとって、そういったクロスバイクは魅力的に映るのだろう。クロスバイクというものは、それ自体が何か際立ったジャンルというわけでもなく、ごくごくふつうのスポーツサイクルでしかないが、だからこそとっつきやすいのかもしれない。

●たぶんクロスバイクの時代が来たのだよ

むかし「趣味は自転車」と言ったら、少し変態っぽい感じがしなかっただろうか。今は、そんなことはない。堂々と言えるし、なんだかアクティブでエコでカッコイイ感じすらするではないか。時代は変わるのだ。

自転車ブームは突然やってきたわけではない。しかしここ数年、一般誌で自転車特集が組まれたり、高いロードバイクがバンバン売れたり、まぁちょっとしたバブルという気はする。そしてココに来て、世界の経済成長が急速に減退しそうな雰囲気だ。アメリカはもちろん、ヨーロッパもマイナス成長の時代に突入するかもしれない。

自転車は世界的にブームだった。そのブームにおいてイメージリーダー的な役割を果たしてきた高いロードバイクは、来年あたり商売的には色あせてくるかもしれない。しかし、下支えをしていたのは、クロスバイクのような自転車たち。生活で使えて、なおかつ生活に彩りを与えてくれるような、ベーシックな自転車たちだ。

そういった自転車はヨーロッパにはそもそも根付いていたし、アメリカではフィットネス志向に乗って、そして日本でもフィットネスであったりオルタナティブな移動手段であったりという理由で広まり、少しずつ当たり前になろうとしている。

「クロスバイクは中途半端」などと、誰が言っただろうか。当たり前な、真っ当な自転車として、道具として、これから本当にクロスバイクの時代が来るのだ、たぶんきっと。

●ちゃんとした自転車に乗ってほしい

私は誰かに「高い自転車を買いなさい」とは言わない。しかし「ちゃんとした自転車に乗ってほしい」とは、切に願う。

・ちゃんとした店で
・ちゃんとした商売をしているメーカー&ディストリビューターの
・ちゃんとした自転車

……に、乗ってほしいと思う。

何をもって「ちゃんとした商売」と判断するかは難しいが、ちゃんとした店が扱っているブランドは、ちゃんとしていると思ってよいだろう。

海外の有名ブランドから商標の使用権を得て、日本で企画して台湾で作った商品(台湾製が悪いとは言わない。むしろ良い)に、あたかも海外の歴史も伝統もあるメーカーのように能書きを加えるのもビジネスとしては正当だ。「ちゃんと」の要件に「ブランドに対するプライオリティを持てるか否か」を加えてしまうと、欲しいものが買えなくなるので(笑)必要以上に気にしないことをオススメする。

まぁそんな話は脇に置くとして、いちばん重要なのはちゃんとしたお店で買うことだ。自転車は、乗りっぱなしではいけない。ギア付きの自転車なら、買ってしばらくすると変速ワイヤーが伸びるので、その調整が必要だ。ポジションが合わないと思ったら、ハンドルの高さを調整してもらう必要だってあるだろう。定期的な点検と調整が欠かせない「乗り物」であるということを、どうか意識していただきたい。

たかが自転車。
されど自転車。

本当にクリエイティブな仕事をされている方なら、良い店と良い自転車を選んでいただけるものと、私は信じている。

【すがい・げん】< http://www.macforest.com/
>
ということで、とりあえずデジクリでは自転車ネタを封印いたします。『デジクリ別冊「自転車を楽しむ生活」』の企画に賛同される方は、編集長、デスク、まつかさコンビに応援レターを送ろう! 私は……すみません、商業媒体でやらせていただきますので(笑)

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■アナログステージ[4]
異相シナプス

べちおサマンサ
< https://bn.dgcr.com/archives/20081118140100.html
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「能力限界の先には何があるのか」を日々模索している男、フナクゴヤ。常に人間のコミュニケーションに疑問を感じ、あることを思い浮かべる。

「人類から言葉をなくしてしまえば憎むべき社会は生まれず、社交辞令という、うわべのコミュニケーションに付き合うこともなく、会話から派生する憎悪もなくなる代わりに、言葉を失うことで洞察力も高まり、相手を思いやる気持ちが芽生え、相手の本来の姿がみえてくるのではないだろうか。」

限界という言葉があるから挫折という言葉が生まれ、他人の言葉に嫉妬し、考えることを止めてしまう。感情をコントロールするのも言葉や文字だ。人類ならではの文化が、逆に人間の可能性を最大限に引き出し得ないと考えたのだ。

フナクゴヤは、さっそく論文を作成し、自身のWEB SITEで全世界へ発信した。3日後、どのような反響がきているかWEB SITEを覗いてみると、アクセスカウンターの数字は、「0001105」から「0001109」しか増えていなく、更新の確認を2回したことを差し引くと、3日間で1人しか見ていないことに大変ショックを受けた。

「いままで気にもしなかったが、2005年の秋に開設したこのホームページ、3年間で1100アクセスとなっているが、1日1回、ワタシが見ている分もカウンターが回っているとしたら、3年間で10人も覗いていないのか…。」

WEB SITE上で、ユーザーの関心を集めることは無理だと判断したフナクゴヤは、いまや、自宅の飼い猫まで入会していそうな、日本最大のソーシャル・ネットワーキング・サービスで論文を発表することにした。

「この方法なら間違いなく、みんな注目してくれるだろう。コミュニティーなるものも作って、みんなで分かち合える日は遠くなさそうだ、ふふふ。」

『招待なしでの新規登録は行えない仕組みになっております。』

2分でSNSを挫折したフナクゴヤは、ストーブの炎を見ながら、己の人間関係を改めて考えるきっかけになった。

「そうか! なんで気が付かなかったんだ。自分で言葉を捨てろ! と提唱しているのに、自ら文字や言葉を使って配信しようとすることは、まさに矛盾しているではないか。では、ワタシの思いをどうやって世界に伝えればいいのだ……」

フナクゴヤは考えた。論文を文章で伝える代わりの方法として、音楽で伝えるのはどうか。フナクゴヤは楽器が何もできなかった。できるとしたら、小学生の頃に授業で習ったソプラノリコーダーと、発表会のときに触ったトライアングルだけだ。仕方なしに、実家からソプラノリコーダーを送ってもらい、自身の熱い思いを文字ではなく、音符と表情に乗せてカメラに収めた。

「これなら言葉が通じ合えなくても思いは伝わる! 音楽は全世界共通の心だ」

そう確信したフナクゴヤは、世界で最も有名な動画サイト、YouTubeから配信してみた。反応が気になって仕方ないフナクゴヤは、目覚めるとすぐYouTubeにアクセスし、反応を確認した。動画再生数が、508回になっているのを見て、やはり音楽の力は偉大だ! これで、世界に自分の思いが少しは伝わったと、世界中のユーザーから寄せられていたコメント欄に目を向ける。

「シの音がちゃんと出ていないまえに、なにがやりたいの?」

「オッサン、ウケルwww」

「新しい竿竹屋のテーマソングですね、わかります。」

「ウチのイヌが吠えて感動してました。100円ショップでCD売ってますか?」

フナクゴヤは絶望し、友人にこう語った。

「限界を体感するには大変な時間を要するが、恥辱感を体感するのに必要な時間は1秒もいらなかった。ワタシは素顔と心をすべて曝け出したしたというのに、あのコメントはいったなんだ!? 何が気に食わないといんだ! 文章も音楽もダメなら何で伝えればいいのだろう。」

友人は、頭を抱えるフナクゴヤに、こう答えた。

「なにを悩んでいるんだい、これから徐々に伝えていけばいいのさ。キミはまだ、全てを出しきっているとは思えない。リコーダーだけで伝えきれないのなら、カスタネットを足で踏みながら表現の幅を広げてみてはどうだい? 少しだけど、世界の人たちにキミの存在を知って貰えたんだ、自己顕示ではなく、自己開示をすればいい。キミのすべてを見せてやるんだ!」

友人の言葉に己を取り戻したフナクゴヤは、全てを曝すが如く、「ワタシを受け入れて欲しい」というプラカードを掲げ、全裸で街に繰り出した。街の人たちは驚き、騒ぎを駆けつけてきた警察にフナクゴヤはこう話した。

「みられる快感を覚えてしまった」

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
FAプログラマーと、秘密でいっぱいのナノテク業界の開発設計屋。
・ここ10日間で1日の平均睡眠時間が4時間ないことに今更気が付いた。深夜2時になると必ずお腹が減るので、健康も考えて牛乳で凌ぐ。普段、牛乳は飲まないのだが、コップ一杯で満足感があり、満腹誘発される睡眠も回避。便利だ。・ちょうど一か月前、読者様にはお馴染みの、永吉さんと三宮で飲んだくれていた。不思議さに磨きがかかっており、後半は何を喋っているのか理解できなかったが、あの状態(俗にいう泥酔)で無事に帰宅できるのは、毎回驚かされるばかりです。

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■編集後記(11/18)

・少し前だが、麻生首相が国会答弁などでぞんざいな口調に加えて、誤った言葉遣いを連発。「踏襲」「頻繁」「未曾有」などをへんてこな読み方をして、時事漫画などでからかわれていた。読売の「編集手帳」では単純な読み違い、いい間違いであろうと好意的に書いていた。その中で、「NHKが昔、ある人気俳優に密着して芸と素顔を特集したとき、俳優が番組のなかで『作者のイズは…』と3回語った。意図──イトである。放映後、NHKの用語委員会で議題になり、再放送ではテロップで『イト』と流すべきだ、いや、俳優が気の毒だ、と会議がもめた。」というエピソードが紹介されていた。結局、そのままにしたそうだ。「漢字の読み間違いというのは指摘する側も気まずいもので、なにか心ない行為をしているかのようなシュンとした気分になる。相手が首相でも変わらない。」。たしかにその通りで、夫婦間でさえそれが現れるとちょっと困惑する。妻はクイズ番組が大好きで、漢字の読み書きにはそうとう強い(昨夜はウジハラに勝ったと得意顔)。お互いに誤りの指摘は遠慮せずにすることにしているが、される側になると少し傷つく。さいきん自分で気がついたのだが、「探訪(たんぼう)」を「たんぽう」と誤っていた。辞書で引いたら出て来ないので判明したのだ。クイズで出た「喪心(そうしん:正気を失うこと。失神)」を「ちゅうしん(衷心:心の奥底。まごころ)」と読んでしまった。よく見えなかったんだよと弁解したが、本当なんだよ。しかし、このよく似た字、書き順はよくわからない。(柴田)

・えー! 自転車話は終わり? 街乗りはクロスバイク、というのに賛成。ロードだと段差が怖い(パンクするんじゃないかと思う)。車道を走りたくても、邪魔だとばかりに幅寄せしてくる車やバスがいるのよ。「ちゃんとした」にも賛成。ちゃんとした人たちに整備してもらえば、同じ自転車でも乗り心地は全然違うはず。素人の私でさえ感じたくらいなのさ。/OLの友人と出かけたり、話すと、忘れていたことを思い出したりする。ああそうだった、OLの時はそうだった、と。「待ち合わせ場所はAA百貨店のBBBB店のケーキ作りが見える入口で。」BBBBとは有名な洋菓子店の名前。えっ、BBBBっていま入り口近くにあるの? と返してしまった。OLの時はそのターミナル駅や各百貨店のデパ地下には詳しかった。あそこのケーキ、こっちのパン、CC百貨店のスーパーにはどこどこ産のオイルが売ってるとかそういうの。タイムスリップしている私に、「これ知ってる?」と見せてくれたのはAA百貨店発行のクリスマスケーキ・ミニカタログ。デパ地下に入っている各店の目玉ケーキ一覧。彼女が指したところには、ケーキの構造断面図が。例えば、上から苺、ピスタチオ、生クリーム、スポンジ、生クリーム、スライス苺、スポンジと、内部がどういう状態なのかわかるようになっている。内部に入っているのが、スライス苺なのか、まるごと苺なのか、ホワイトチョコなのか、いやいやホワイトチョコムースなのか、それによってどれにするか考えてしまうわ。今のケーキカタログってこんなに詳しいのね。ずっとあったのに知らなかっただけ? 断面図はとても大切よね。最初にやった人、すばらしすぎる〜!(hammer.mule)
< http://www.hanshin-dept.jp/shop/goods/index.vm?_categoryId=9828006&_code=89828007
>
これとか
< http://www.daimaru.jp/cmdtydetail/actionNameTxt/searchSite/cc/1/shc/106/scc/102/cmc/0676/bc/0600
>
こういうの