音喰らう脳髄[60]バビロンロッカーはしる/モモヨ

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デジクリでもこれまで時に応じて、製作中、とアナウンスしてきた私とリザードの全集がやっと完成した。タイトルは、

ブック・オブ・チェンジズ
コンプリート・ワークス・オブ・リザード

そうとう長いけれど、私は全集とか『白いアルバム』で通している。発売日は来年1月の30日、金曜日。サイズはなつかしきLPサイズ。なのでひどくでかい。本体は三面の厚紙で構成されている屏風状。ひらくと、でっかいコンビナートの夜景がパノラマになっている。内側にはロンドンのパブ、ミュージックマシーンの壁、そこにCD10枚とDVD枚のディスク、そしてリザードアーミーバッヂ(昔のリザードファン必携品復刻版)を収録する。そんなおおげさな仕様になっている。

作品内容は、これまでも書いてきたように、旧作をあらためて発掘整音したものによって、これまでの作品を概観するために、新たに10枚の単独CDとして制作もので、その総計が679分。



アナログ時代には、60分程度のアルバムに一年をかけるのが通例だった。すでに録音してあるテープを発掘したので録音時間が短縮されたのは確かだが、いずれにせよ、これを数年でしあげることができたのは、まさにデジタル時代だからこそだと思う。その点、時代にふかく感謝、である。

そうした作品それぞれには詳細なノートを書き、正式アルバム以上のライナーを付した。さらにはジャン=ジャック・バーネルとの対談や年表、資料、写真、そして多くの方から寄せられたコメントなど、総計112ページに及ぶブックレットにまとめた。これもアルバムサイズ。なので、そうとうに内容が濃い。というか情報量が多い。

ついでに、私がここ数年手がけてきた映像作品「The Amazing LIZARD」をPVとしてまとめたものに加え、80年デビュー間もない頃のライブや、ファーストアルバムリリース時に製作された16ミリのプロモ映像。続けて2006年、2007年のライブを一枚のDVDに収録。これが117分。

とにかく、いま、こうやって書いているだけでも息が切れてきそうな内容だ。よくもここまで粘り腰で耐えてきたものだと思う。とにかく、あとはリリースだが、実際にリリースされるまでは気をぬかないでいようと思う。いや、リリースのあかつき2月5日には、ロフトでライブがある。キーボードのコーとベースのワカという1979年のメンバーに加え、ドラムスに元ARBのキースという危険なメンバーで敢行する。このライブが終わるまで気がぬけないかもしれない。

Momoyo The LIZARD 管原保雄
< http://www.babylonic.com/ >

photo
ロックンロール・ウォーリアーズ Live’80 [DVD]
リザード
ビデオメーカー 2007-01-27

フリクションザ・ブック 79ライヴ BABYLON ROCKERS JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー -戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか- 3/3

by G-Tools , 2008/12/02