<編集部より>
「Web Designing」編集部の井原です、みなさんこんにちは。今でこそ都内をせかせかと歩ける私ですが、関西から上京してきた5年前頃にはよく、東京駅や渋谷駅で迷子になったものです。案内板どおりに進んだつもりが、あたりを一周してしまうこともしばしば……。しかしながら、“迷路”と名高いJR新宿駅では迷ったことがありません。構内の至るところに、ガムテープで作られた大きな案内文字があったおかげです。そう、あの「修悦体」です。
< http://shuetsu-tai.jp/
>
「修悦体」はご存じですか? 警備員・佐藤修悦さんが考案した、ガムテープとカッターで作る個性的なゴシック体で、抜群に読みやすいんです。JR新宿駅の警備中に「声だけでは利用者を誘導できない」と、自主的に作り始めたことがきっかけだとか。その後、駅公認になって作品数が増えると、blogやテレビで取りあげられ、一躍脚光を浴びました。私が「タイポグラフィ」という言葉を知ったのは、まさにこの時です。JR新宿駅の「修悦体」がなければ、文字の魅力、視認性の大切さにずっと気づかなかったかもしれません。
……という、個人的な経験は横に置いておいて。今月の「Web Designing」はボリュームたっぷり! のタイポグラフィの大特集です。羽良多平吉さん、中島英樹さん、川上俊さん(artless)、ジョン・ボーダリーさん(i Love Typography)たちが登場します。特集1、特集2を通してお楽しみください。
「Web Designing」編集部の井原です、みなさんこんにちは。今でこそ都内をせかせかと歩ける私ですが、関西から上京してきた5年前頃にはよく、東京駅や渋谷駅で迷子になったものです。案内板どおりに進んだつもりが、あたりを一周してしまうこともしばしば……。しかしながら、“迷路”と名高いJR新宿駅では迷ったことがありません。構内の至るところに、ガムテープで作られた大きな案内文字があったおかげです。そう、あの「修悦体」です。
< http://shuetsu-tai.jp/
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「修悦体」はご存じですか? 警備員・佐藤修悦さんが考案した、ガムテープとカッターで作る個性的なゴシック体で、抜群に読みやすいんです。JR新宿駅の警備中に「声だけでは利用者を誘導できない」と、自主的に作り始めたことがきっかけだとか。その後、駅公認になって作品数が増えると、blogやテレビで取りあげられ、一躍脚光を浴びました。私が「タイポグラフィ」という言葉を知ったのは、まさにこの時です。JR新宿駅の「修悦体」がなければ、文字の魅力、視認性の大切さにずっと気づかなかったかもしれません。
……という、個人的な経験は横に置いておいて。今月の「Web Designing」はボリュームたっぷり! のタイポグラフィの大特集です。羽良多平吉さん、中島英樹さん、川上俊さん(artless)、ジョン・ボーダリーさん(i Love Typography)たちが登場します。特集1、特集2を通してお楽しみください。
【Webデザイナーのためのタイポグラフィ大特集!】
●特集1:タイポグラフィの楽しみ方
Webでも雑誌でも、文字はデザインと切っても切れない重要な要素です。しかし、知っているようで知らないのも文字です。この特集では、これだけは知っておきたいタイポグラフィの基礎知識に加えて、いま活躍中のトップデザイナーの方々に、タイポグラフィの魅力について語っていただきました。知れば知るほど面白い、タイポグラフィの世界へようこそ!
●特集2:Webタイポグラフィへの挑戦
Webの文字使いも面白くなってきました。海外で注目されているCSSによるタイポグラフィ。そして、日本のFlashシーンに見られる美しいモーションタイポグラフィ。この特集では、タイポグラフィ大特集のWeb編として、Webクリエイターのユニークな試みや、美しい文字組みへの挑戦を紹介しながら、タイポグラフィの最先端を見ていきます。Webの文字使いも、いよいよここまで到達しました。
さらに今月号は、昨年12月に発売されたAdobe CS4の中から「Flash CS4」をフィーチャー。オブジェクトベースでのアニメーション制作を丁寧に解説します。また、4人の業界人が話題のWebサイト/Webシーンをレビューする「one's view」には、新著者として川島高氏(Goodby, Silverstein & Partners)が登場。ぜひお見逃しなく! 定価1,280円で発売中です。
●本誌を毎日コミュニケーションズよりデジクリ読者2名様にプレゼント。
応募フォームをつかってください。締切は1月26日(月)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に2月上旬掲載予定です。
< http://www.dgcr.com/present/list.html
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