電子浮世絵版画家の東西見聞録[61]Change with us. そして中華料理/HAL_

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●変化を表現できる場所

今、自分自身の環境がものすごい速度で変化しています。今まであまり外に向かっていなかった、行動力や発想力が試されている感覚です。私の頭上から未知の力が否応なしに降り注ぎ、そのしぶきの中で無我夢中に泳いでいます。それは新しい想像力と見えない力をもたらし、古い価値観を吹き飛ばしてくれるでしょう。

私の好きな曲「The Time They Are A' Changin'」(ボブディラン)の冒頭「時代は洪水のように貴方の回りに押し寄せ、あなたの築いてきた価値観も、その水にのみこまれようとしている、あなたは泳ぎ始めなければ石のように沈んでいくだろう、時代は変わっているのだ」の詩(意訳)そのものです。

タイトル「Change with us.」はアメリカ合衆国の新大統領バラク・オバマの言葉です。自らの演説の中で、共和党員も民主党員も、白人も黒人も、アジア人もゲイも、キリスト教徒も、イスラム教徒も、ヒンズー教徒も、みんなで協力し合いアメリカを作っていくのだと言っています。様々な民族が混じり合い、様々な宗教が混ざり合い、大きな貧富の差や不幸の中であってもアイデンティティーを見出し、自問し、希望を探し、変えて行こうと強調します。止まっていてはダメなのです。一人が変わる事により世界全体が変わる事に繋がる、そんな当たり前の事を考えるだけではなく、当たり前に振る舞える、行動していく事が大切です。



現在、私がいちばん変わる元となり変化を表現できる場所としてあるのは、昨年末に公開した「Bohemian.jp」です。ボヘミアンという言葉は、最近ファッション界でもボヘミア地方に由来したフォークロアなスタイルとして取り上げられ、若者達特に女性に人気があるようですが、元々ボヘミアンとは放浪民族、放浪者を指します。一つ所に留まらないボヘミアンな考え方は、自由に生活の場を求めていくという事だけに留まらず、ライフスタイルにも自由な表現が出来るいう意味を含み、その思考はボヘミアニズムと言われます。

ボヘミアニズムは1960〜1970年代、泥沼化するベトナム戦争に嫌気がさしたアメリカの若者達の意識が作り出した「自由と平和」を求める運動が出発です。反戦平和主義者達が「武器ではなく、花を」と唱えた「フラワーチルドレン」達です。そして、新サイト「Bohemian.jp」は、大きく変わったフラワーチルドレン世代に代表される文化を核に創り上げていきたいと考えています。60年代はヒッピー文化に代表されるように、「サブカルチャー」としてそれ以前の文化とは大きく違う様相を呈した時代でした。

過去、芸術や美術は一部階級のものであり、鑑賞者にはある程度の知識や教養が要求されていました。しかし、美術芸術を問わず米国文化は60年代に大きく様変わりしました。古いカラを脱ぎ捨てて新しい自分を見つける、そんな時代です。この時代、抑圧された若者達は「愛と平和」を大きな声で叫んだのです。その叫びはロックを作り、レコードジャケットの上に新しいアートスタイルを作り出しました。アートは誰の手の中でも作り出す事が出来、誰もが手に入れられる、ポップアートの登場です。

「Bohemian.jp」は、現代の叫びを吸収しようと考えています。Bohemian.jpの活動の中核をなすのは過去のサブカルチャーの中を生きてきた、また大きな興味を持つ人間達です。そして、過去のサブカルチャーとは違う、時代にあった大きな叫び声を上げながら、その叫びが新しいカルチャーを作り出すように「カウンターカルチャー」としてHipを生み出します。< http://bohemian.jp/ >

●ロバート・ハリスアワーのモーリー・ロバートソンさん

前回、ロバート・ハリス アワーでのドクターセブン対談の話を書きましたが、年明けのロバート・ハリス アワーのゲストは、モーリー・ロバートソン氏でした。モーリーさんもJ-WAVEではお馴染みの方、アメリカ国籍の日本人です。妙な表現ですが、顔かたちはともかく、話していると完全に日本人としか思えません。彼とははじめてお会いしたのですが、いっぺんにファンになってしまいました。とにかく頭のいい方である事は言うまでもないのですが(ハーバードにも東大にも合格し注目を浴びた)、その知識の深さと追求心・探求心の大きさです。

知識と追求心・探求心は、彼が様々な事に興味を持ち、興味を持った事は調べつくし学んでいく姿勢から培われているようです。いちいち説明するよりは、ウィキペディアをごらん頂いた方が早いですね。ロバートさんとは、同じ放送業界仲間として古くからの付き合いで、番組中のトークは弾み、決して現状のマスメディアを介して話す事は出来ない、内容の濃いものでした。ライブ放送は200名以上の方が参加し、あまりの楽しさにスタッフも番組を延長してしまいました。これも、インターネットテレビならではの事ですね。アーカイブを是非ごらん下さい。

< http://ja.wikipedia.org/w/index.php?oldid=23375200 >
モーリー・ロバートソン、ポッドキャストサイト
< http://i-morley.com/ >

●中華料理三品

麻婆豆腐は中華料理としては定番でしょうか。でも、唐辛子だけを使った店が少なく、フォアジャをたっぷり使う事が余りに少ないので腹が立ちます。以前、デジクリに書いた中華街の福満園で食べた麻婆豆腐は、フォアジャが最高に辛くて美味しかったのですが、その時に我が家の料理法を書かなかったので、今回書く事にしました。

1)麻婆豆腐

まず、絹ごし豆腐をさいの目に切って湯通ししておきます。次に、中華鍋にサラダオイルを入れ、豚ひき肉を強火で良く炒め肉の水分を飛ばします。鍋の底に出てきた豚のオイル成分が透明になったら、生姜とニンニクのみじん切りを加えます。生姜とニンニクの香りが出て来たら、トウバンジャンを加えさらに良く炒め、甜麺醤、フォワジャ、日本酒と中華スープを入れ、下処理した豆腐を加え煮込んでいき、ブラックペッパーと醤油で味を整えて、水溶き片栗粉でとろみを付けます。最後に艶と風味付けのごま油をまわしかけ、みじん切りの長ネギを加えて出来上がりです。フォアジャで出した刺激的な辛みは、辛みに弱い方にはお薦めしませんが、好きな方は絶対やみつきにになりますよ。

2)白菜の生姜風味煮込み

中華鍋に油を引き、ショウガのせんぎりを入れて炒め、香りが出て来たところに白菜と小松菜、長ネギを加え炒めます。そこに中華スープと日本酒、春雨を入れ、なるとやかまぼこ、ボイルホタテの柱を加え煮込みます。最後に、塩こしょうで味を整えて、片栗粉でとろみをつけます。麻婆豆腐でしびれた口の中に、爽やかな生姜の辛みが食事にリズムを付けます。
※中華スープは、ねり状タイプの味王「ウエイユー」をお湯で溶いたものです。結構良い味なので、我が家では常に冷蔵庫常備されています。

3)カニシュウマイ

豚ひき肉にタマネギのみじん切り、日本酒、塩こしょう、砂糖、片栗粉、カニ缶をいれて良くまぜます。市販のシュウマイの皮を使い、包んで蒸して出来上がり。簡単!! シュウマイの皮が口中の辛みを包み込んでくれ、皮に包まれた肉のスープが洗い流してくれます。そして、この三品に合うのはもちろん紹興酒、三年物でも五年物でも十分。でも七年物があったら最高ですね。紹興酒が出たらさらにピータンも欲しくなりますね。

・ZAIMデジタルワークショップ満員御礼。

前回、お知らせしたZAIMデジタルワークショップは、次週が最後のPhotoshop Elementsになります。おかげさまをもちまして定員を超える受講者、キャンセル待ちの状態になりました。ありがとうございました。

ZAIMについて:文化・芸術による「創造都市」作りに取り組む横浜市では、ZAIM周辺を多くの若いアーティストやクリエイターが集う「創造界隈」と位置づけており、レジデンス創作活動の拠点としても提供しています。
< http://www.jointworks.net/zdw/ >
< http://za-im.jp/php/ >

【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/ >
Web < http://lohasfood.exblog.jp/ >
Web < http://Web.mac.com/hal_i/ >