電子浮世絵版画家の東西見聞録[75]タブレットデッサンワークショップ、たけのこ料理ふたつ/HAL_

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●Macで楽しいタブレットデッサン:Painter ワークショップ

5月11日、タブレットデッサンワークショップを行いました。初回でしたから、どれくらいの人数が集まるのか不安でした。始まってみると、プリントが足りなくなるほどたくさんの人にご来場いただけ、デジタルペイントの世界も興味を持たれている方がかなり多いのだなと実感できました。時間配分が下手で押してしまい、終了後に質問に来た方々もいたりして、次回は質疑応答時間をちゃんと設けなければいけない等と反省事項多々でした。ご来場下さった方々には本当に感謝しております。

この企画のきっかけなのですが、昨年まで続けてきたSoundDrawing ZietZの活動は、メンバーの子育てのため休止しています。その代わりとして、何か出来ないかと考えたのが、私の一番得意とするところのペイント系ソフトを使ったワークショップです。折も折、タブレットはintuos4が発表されたばかり、そして今月22日にはPaintereが11となって登場します。このチャンスを物にしなくてはと鷲掴みしたというわけです。

さて、デッサンとは輪郭線や視覚的特徴をつかむ絵画の基本的な訓練の方法として、修行を積まなければならない技術と思われています。そして「デッサン力」は絵描きはもちろん、デザイナーやイラストレーターの基礎的な能力として必要だとも言われています。



現在、多くのカルチャーセンターなどでデッサンを学ぶことは出来ます。しかし、本来デッサンには描くための手順は存在しません。カルチャーセンターなどでは手順の存在のないものを教えるために、その教師の描き方をそのままを学んでしまいます。教師の描き方を写し取っても、デッサンにも何もならないのです。そのことは、学び手の個性を潰してしまったり、考える力を損ねてしまう結果になります。

では、デッサンは学ぶことは出来ないのか、そう結論付けるのは早いのです。デッサンには、デッサンの考え方の元となるものが存在します。それは、何を見て何を表現するのかという基本的なことなのです。アナログのデッサンは、鉛筆や木炭、それに練り消しゴムやパンなどを使い、デッサン紙に描画していきます。それらの道具を自由に操るには、それなりの訓練を要します。しかし今、デジタルの時代、MacとタブレットそしてPainterなど、グラフィックソフトがあれば手軽に始められるのです。

第一回目のカリキュラムは「デッサン右脳と左脳で表現する」と題して、「デッサンとは何か」という共通概念を持つというお話から入ります。そして今回使うハードウェアとソフトウェア等ツールの紹介と、使用方法、そしてアナログとは違う便利なデジタルデッサン実演でした。

今回のワークショップはアカデミックな考え方に留まらず、Macとタブレット等デジタルツールを生かした方法と、新しいデッサンの考え方を参加者と共にゆっくり勉強できたらと考えています。無料ですのでデジタルデッサンに興味のある方は次回是非ご参加下さい。

◇本日のお薦めYouTube Music──ロッド・スチュワート
(ロデリック・デーヴィッド・スチュワート)Roderick David Stewart
< http://www.rodstewart.com/ >

忌野清志郎さんが亡くなりました。私はRCサクセション時代のライブは聴きに行ったことがあります。金子マリさんとのジョイントでした。清志郎は独特の声とパフォーマンス、そしてメッセージを持ったシンガーでした。清志郎さんの名前を聞くといつも思い浮かぶのが、今演じている音楽性はまったく違うのですが、何故かロッド・スチュアートです。彼のしわがれた声の質から来るのでしょうか。どちらも一度聞いたら忘れられない歌声です。ロッド・スチュアートは日本のCM等にも起用され、今の若い人達にはロマンティックな歌声のシンガーに感じられると思いますが、れっきとしたロックシンガーで、あの孤高のギタリスト率いるJeff Beck Groupのボーカルだったのです。

What a Wonderful World - Rod Stewart
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Rod Stewart - The way you look tonight Live High Quality
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Jeff Beck Group - Let Me Love You
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泣かせるおまけ(標準語を大切に歌う清志郎ならではのソロ)
忌野清志郎 IMAGINE
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●たけのこ料理ふたつ

たけのこの季節です。毎年この時期になると、すくすくと育つようにと毎日のようにたけのこを食べ、今や身長は1m82cmにもなりました。たけのこは何をしても美味しいのですが、あく抜きに時間がかかり水煮のたけのこを買って調理する人も増えているようですね。数年前から考えるとスーパーの棚には水煮のたけのこが増えています。

でも、でも、やはり掘り立てのたけのこを、すぐに鷹の爪と米ぬかを入れて自分で湯がいたものの方が絶対、絶対、美味しいです。最近知ったのですが、鷹の爪はあく抜きになりますが、米ぬかは甘みを増すために使われるということ。ということで、今回は先月友人の家にある竹藪で掘ってきた、たけのこを洋風に使った二品をご紹介します。

○たけのこのソテーブルサンチーズ和え

あく抜きしたたけのこの穂先部分を縦に八つ切りし、フライパンにオリーブオイルを引いてソテーします。味付けは塩とブラックペッパー、隠し味程度の醤油をまわしかけます。そこに、ガーリック&ハーブフレーバーのブルサンチーズで和えて皿に盛りつけます。ブルサンチーズ以外にブルーチーズでもOKです。たけのこの風味と歯ざわり、クリームチーズの甘さと、フレーバーが混じり合う相性の良い一品です。

○たけのこサラダ

たけのこはスライスアーモンドと共にバター、塩、胡椒で香ばしくソテーしておきます。皿にベビーリーフやベビートマトを盛りつけ、調理したたけのことアーモンドを真ん中にのせます。ドレッシングはシンプルに、オリーブオイルに砂糖少々を入れただけ。スライスアーモンドの香ばしさが、たけのこの風味と絡み合う季節を感じる逸品です。

【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/ >
Web < http://lohasfood.exblog.jp/ >
Web < http://Web.mac.com/hal_i/ >