[2664] リツイートの時代!

投稿:  著者:


<twitterに最適化されたデバイスiPhone 3GS>

■KNNエンパワーメントコラム
 iPhone 3GS、動画、twitter、bit.ly のリツイートの時代!
 神田敏晶

■クリエイター手抜きプロジェクト[210]Illustrator CS2/CS3/CS4編
 GPSの登録地点の標高データをプロットする
 古籏一浩

■電子浮世絵版画家の東西見聞録[80]
 文章化とデッサン/牛筋肉カレーとクスクス
 HAL_

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■KNNエンパワーメントコラム
iPhone 3GS、動画、twitter、bit.ly のリツイートの時代!

神田敏晶
< https://bn.dgcr.com/archives/20090629140300.html
>
───────────────────────────────────
KNN神田です。

ようやくiPhone 3GSを手に入れました。初日ではなく、2日後の日曜日。この2日間の遅れは大きい(笑)。

やはりスピードの体感は、触ってみなければわからない。iPhone OSを3.0にして便利になったが、やはり生まれた時のOSから2世代もアップデートすると、無理がでてくる。これはもう、アップルの常識だろう。iPhone 3Gでは、動作がなんとなく、重たいように感じていた。

“便利さと重さ”この問題はこれからもずっと続き、性能が高いハードウェアのみが、これを解決していくという進化を続けてきている。

そして、iPhone 3GSの登場だ。今回は前回ほどの手に入れにくさはなく、並ばずに購入できた。表参道店で予約していたが、地元の湘南モールのノジマの中のソフトバンクにあったので購入。藤沢のビックカメラでは売り切れだった。

アップルの新製品を購入し、家路をたどるこの時間、ボクは完全に童心に返っている。昨年のiPhone 3Gの時の比ではないが、このワクワク感は新鮮だ。

今回の注目は、なんといっても「ビデオ」だ! 今頃、ビデオ機能なんて…と思われるかもしれないが、今後どれだけのビデオアプリが登場してくるのかと思うと、感動を隠しきれない。

まずは、購入してすぐに東京ITニュース用の撮影で、電車の中でテストした動画がこちら…。録画終了するとそのまま、YouTubeに送る設定を選ぶと、ほらこの通り…。
< http://bit.ly/uOhhc
>

そして、アップロードした映像をYouTubeで確認してから、twitterでつぶやく。
< >

※ちなみにボクのtwitterアカウントは、
< http://twitter.com/knnkanda
>
なので、フォローしてね!

なぜ、URLを http://bit.ly/
経由にするかというと、このように、リンクしたビュー数をグラフにして統計が取れるからなのである。bit.lyのグラフを見ていると、おもしろい傾向があらわれてくる。視聴にいくつもの山が発生するのだ。
< http://bit.ly/10ke3X
>

おそらくその原因はtwitterのRT(リツイート retweet 再つぶやき)だろう。リツイートとは、tumblrの「リブログ」などと同じように、他人の発言をコピーしてつぶやく行為のこと。

自分が気になったコメントを自分のつぶやきとして、文頭にRTとつけるだけで、自分の発言としてtweetされる。twitter仲間は、RTという文字を見ると、再つぶやきなんだなと理解する。かつては「via ○○○」と表示するクライアントアプリが主流だったが、今では文頭でRTと表示されたほうがわかりやすい。

このルールも誰かが決めたのではなく、誰かがそんな機能のクライアントを作って自然に普及し、浸透していくという文化がtwitterにはあるようだ。

twitterにおける動画の広報の流れはこんな感じだ。

iPhone3GS 動画撮影する
  ↓
YouTube 動画アップロード
  ↓
ボクがtwitterでつぶやく
  ↓
ボクのフォロワー、1900人のうちtwitterで見ている人がbit.lyのURLをクリック
  ↓
URLをクリックした人がカウントされる 第一の山(平均的に0.5から1割程度)
  ↓
そして、ここからがtwitterの最大の特徴だ。
  ↓
ボクのtwitterをRTするフォロワー
  ↓
ボクのフォロワーのフォロワーがクリックする。
  ↓
bit.lyのURLに第二の山があらわれる
  ↓
さらに、ボクのフォロワーのフォロワーがRTすると
  ↓
ボクのフォロワーのフォロワーのフォロワーがクリックして、
  ↓
bit.lyのURLに第三の山があらわれる

RTされるかどうかは、そのtwitterのつぶやきがユニークであるかにかかってきている。また、曜日や時間によって、RT率は大きく変わるから留意が必要だ。

あれれ、iPhone 3GSのことを書こうとしているのに、またtwitterネタになってしまった。

そう、言いたかったのは、iPhoneで撮影したビデオをすぐに広報できるツールがtwitterであり、twitterのアプリがたくさんあるiPhone 3GSは、ビデオも含めて、twitterに最適化されたデバイスなんだ! ということなんだ。

デジクリもメルマガから、いつしかブログアップしたものをtwitterアカウントで告知し、クリックされる、アフィリエイトを見る人が増える、RTされる、さらにウェブ読者が増えるという構造が生まれることだろう。

そして、冒頭の読者数以外に、デジクリtwitter読者数という表示もされる時期も近いと勝手に考えている。

その前に、メルマガ読者の皆さんが、twitterをやっていないとやばいということだ。twitterってやってみたけど、おもしろくないという人もいると思うが、2年前のtwitterではない。

そして、読者は、
< http://twitter.com/dgcr
>

< http://twitter.com/knnkanda
>
をフォローするだけ。それだけで、未来が変わる!!

明日は200人規模のtwitter大集会が東京で開催される!
< http://blog.twitter.jp/2009/06/twitter_25.html
>

KandaNewsNetwork,Inc.< http://www.knn.com/
>
〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸7-10-12 グランドソレーユ105
KandaNewsNetwork,Inc. 代表取締役 神田敏晶
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226

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■クリエイター手抜きプロジェクト[210]Illustrator CS2/CS3/CS4編
GPSの登録地点の標高データをプロットする

古籏一浩
< https://bn.dgcr.com/archives/20090629140200.html
>
───────────────────────────────────
GPS機によっては、登録した地点およびトラックポイント(軌跡)の標高を記録するものがあります。ここでは、GARMIN社のGPSmap60CSxで記録された標高データを抜き出し、線としてIllustrator上にプロットします。標高差を示す場合によく使われるようなラインになります。

ただし、登録地点が重複しているかどうかなどはチェックしていません。このため、登録開始地点から終了地点までを、左から右にラインを結ぶだけのスクリプトです。

var SCALEY = 1; // 縦方向の倍率
var BASEY = 690; // 原点とする基準Y座標標高
x = 0;
oldX = oldY = 0;
stepX = 5; // 記録点のプロット時の移動量
pData = [];
if (documents.length < 1) // ドキュメントがなかった場合は新規に作成
{
documents.add(DocumentColorSpace.CMYK,595.2756,841.8898);
}
docObj = activeDocument;
filename = File.openDialog("GPSで出力したXMLファイルを指定してください");
fileObj = new File(filename);
flag = fileObj.open("r");
if (flag == true)
{
while(!fileObj.eof)
{
text = fileObj.readln();
if(text.indexOf(" -1) // XML Tag Search
{
text2 = fileObj.readln();
s = text2.indexOf(">");
e = text2.lastIndexOf("<");
ele = eval(text2.substring(s+1,e));
y = ele-BASEY; // プロットする座標
y = y * SCALEY;
pData[0] = [oldX, oldY];
pData[1] = [x, y];
oldX = x;
oldY = y;
x = x + stepX;
pObj = docObj.pathItems.add();
pObj.setEntirePath(pData);
pObj.filled = false; // 塗りあり
pObj.stroked = true; // 線あり
pObj.strokeWidth = 1; // 線幅は1ポイント
pObj.fillColor = setColor(0,0,0); // 塗りの色を指定(黒色)
pObj.strokeColor = setColor(255,0,0); // 線の色を指定(赤色)
}
}
fileObj.close();
}else{
alert("XMLファイルが開けませんでした");
}
function setColor(r,g,b)
{
var tmpColor = new RGBColor();
tmpColor.red = r;
tmpColor.green = g;
tmpColor.blue = b;
return tmpColor;
}

上記スクリプトは、登録した地点だけをプロットしますが、トラックポイント(軌跡)の標高データをプロットしたい場合もあるかと思います。その場合は、上記スクリプト中の

if(text.indexOf(" -1) // XML Tag Search



if(text.indexOf(" -1) // XML Tag Search

に変更してください。ただし、トラックポイントのデータは多いため

stepX = 5; // 記録点のプロット時の移動量

の5の値を小さくしてプロット間隔を狭くしておくのがよいでしょう。


【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>

定額給付金より高い国民年金保険料。国民年金より安いネットブック。EOS 5D Mark II修理から戻ったけど、別のところが壊れてました。修理に出すと時間がもったいないので、このまま使うしかないなあ。
iPhone OS 3.0+Safari+SQLiteで、自分の位置を逐次記録するものを作成。以前はアプリケーションを作らないとできなかったものが、Safari(JavaScript)で簡単にできてしまいます。0.5秒〜1秒ごとに記録しますが、それでも20時間分くらいは記録可能なようです。もっとも、それより先にバッテリーがなくなるでしょう。

今回のテキストのネタにある標高データは、iPhone 3Gでは取得できません。標高データも取れると、どのビルの何階まで行ったのかまでバレてしまいますが……。

美ヶ原高原などEOS 5D Mark IIで撮影した30Fの映像は凄くきれいですが、青空がどうしてもブロックになってしまいます。もう少しビットレートを高くしてくれればよかったのに、と思いますが。でも、非常にきれいで一緒に持って行ったHDVカメラとは比較にならないほどです。

・ハイビジョン映像素材(フリー)
< http://www.openspc2.org/HDTV/
>

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■電子浮世絵版画家の東西見聞録[80]
文章化とデッサン/牛筋肉カレーとクスクス

HAL_
< https://bn.dgcr.com/archives/20090629140100.html
>
───────────────────────────────────
私は文筆業が主ではないために、文章が書ける日と書けない日があります。文章を書ける日は絵が描けず、絵の描ける日は文章が書けなかったりと、一日の中でひとつのことしか出来ないようなのです。昔はいっぺんに複数の人の話を聞き分け、聞いていないような顔をしていながら返事を返したりしてビックリされたこともあるのに、最近そんな芸当はとんと出来なくなりました。

そして、今日はビデオの編集作業に一日を費やしていたので、それ以外のことは出来ないのですが、スケジュールの都合上、無理矢理文章をひねり出しているというわけです。文章を書き始めたのはテクニカルライティングをはじめた頃で、コンピュータ雑誌のレビュー記事やソフトウェアのハウツー本出版に絡んだところからでした。そして、このデジクリでは大いに編集部のお世話になり、多少はましな文章になってきたのではないかと思います。

コンピュータ上でキーボードを叩きながら文章を作りあげていくのですが、コンピュータがなかったら、私は原稿用紙を数十枚無駄にしているでしょう。そんな文章も当初は散々なもので、ずいぶんとお叱りを受けながら書き上げていました。でも、最近はそのフィルタも穴が大きくなったのか、私の文がきめ細かになったのか分かりませんが大きな修正もなく、まあまあということで公開していただいているようです。

月刊WiLLの編集長、花田紀凱(はなだかずよし)氏がサンケイ新聞で「浅田次郎さんが『自分の著作もパソコンで書いた物は荒れている』と言う。手書きだと頭の中で推敲しながら書くが、パソコンだと手が先に動いてしまうからだそうだ。若い作家のミステリー作品は長いものが多く、分厚くて上下巻だったりする。あんなにだらだら書かなくても良いのに……。これもパソコンのせいだと思う」と書いていました。

確かに文章がだらだらとしてしまう傾向はありますが、コンピュータは非常に便利です。漢字はほぼ一発で出てくるわ、多少の打ち間違いもIMが訂正してくれるは、一度書いた文章の一部を入れ替えたり、それどころか段落毎入れ替えたりまでが、瞬時に出来てしまうのですから。私などコンピュータがなければ文章を書くなどということは出来なかった芸当です。きっと、書けるようになった気がしているだけなのかも知れませんが。

私の頭の中にあるものは全てが繋がっているとは限らず、あちらこちらに点在していますので、何となく書き始め、書いた文章自体はバラバラで統一感のないものでも、それが山とつもればどうにかなるもので、あちらこちら入れ替え差し替え、つじつま合わせをしてなんとなく一本に仕上がります。

そして、一見つながりのないようなものでも文章として描き出してみると、それぞれに共通した意味が出てきて、その接点をつなぎ合わせていくと大きなまとまりのある、明確な思考という形が現れることがあります。それがいま、銀座のアップルストアで行っている、タブレットデッサンのワークショップです。

昔からデッサンすること自体が大好きで、デッサンに関する書物も何も見ず、勝手な解釈をもってデッサンしていましたが、いま、あらためて白と黒の世界を突き詰めて行くと、本当に多くのものが見えてきました。デジタルハリウッドで教鞭を執っていて、自分では経験の少ないデザイン作業に関しても、デッサンの考え方がそのまま当てはまる部分が多く見つかり、文章化は非常に役立っています。

元々デッサン(dessin)とデザイン(design)は語源が同じであり“計画を記号に表す”という意味のラテン語だということ。なるほどなぁと感心します。「デッサンとは簡単に言えば鉛筆や木炭で描く素描のことです」などと言う人も多くいますが、これをデッサンの軸にしてしまっては大きな間違いをおかします。デッサンとは、右脳と左脳を上手に利用した能力増強剤なのです。まるで私が作る文章のように、バラバラのキーワードを組み立て新しいつながりを構築していく。これこそがデザインでありデッサンだったのです。

「何を言っているの?」と思った方は、ぜひ7月8日(水)の銀座アップルストアへお出かけ下さい。第3回目は、ついにデッサンの実演を開始いたします。

◇Macで楽しいタブレットデッサン:Painter ワークショップ 第3回目
日時:7月8日(水)19:00〜20:00
会場:アップルストア銀座

第1回目は「デッサンとは?」と題して、デッサンの基本的な考え方を学び、第2回目は「絵に対する苦手意識」。そして、第3回目で「デッサン事始め」として、いよいよ本格的にデッサンをはじめます。描く物はリンゴ、前回までの2回に参加された皆様、そしてBlogをご覧の皆様も是非リンゴを描いてArtist HAL_に送って下さい。当日、コメントを挟ながらご紹介したいと思います。デッサンで遊んでみたい、デッサンを研究したいなどデッサンに興味のある方、是非ご参加下さい。
mailto:hal-artist@hal-i.com
< http://www.dgcr.com/kiji/20090629/01 >

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◇本日のお薦めYouTube Music──トム・ウェイツ(Tom Waits 1949.12.7─)

ブルースシンガーと言っていいのでしょう。作詞作曲そしてピアノの弾き語り。この人はとにかく格好いいのです。酒と煙草で潰れたような歌声、ダークでラフなスーツにハット、何時も紫煙とウイスキーグラスを共にして生きている、ダーティーイメージのトム・ウェイツ。でも、彼は30を前にして禁煙しているのですから、結構健康的なのかも知れません。下記ダウンタウントレインとてもいいですよ。そしてポエトリー・リーディングを取り入れたSmall Changeは本当にしびれます。

Tom Waits - Downtown Train -1985
<
>
Tom Waits - Small Change
<
>
YouTubeではありませんがこのBette Midlerとの競演した曲も洒落ていて大好きです。
I never talk to strangers
< http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&sql=33:0cftxq9dldte
>

●牛筋肉カレーとクスクス

カレーを作る時は、玉葱を飴色になるまでしっかり炒め、甘みを出すのがポピュラーな作り方です。TBSテレビ「はなまるマーケット」からの情報ですが、冷凍した玉葱のスライスをフライパンで炒めると、甘みの際立つ炒め玉葱が通常の時間より短縮して出来るとのことです。早速その方法を使い、牛筋カレー用の焦がし玉葱をつくりました。

牛筋肉は熱湯でさっとアク抜きして、水できれいに洗い流し、圧力鍋でボイルしておきます。ボイルした牛筋肉はいったん取り出します。煮込んだスープはあら熱が取れたら、氷を沢山入れたポリ袋をスープの中に入れ、冷え固まった油を除くとコラーゲンたっぷりのスープだけが残ります。その鍋に炒め玉葱と炒めた人参、ジャガイモの順に入れ煮込みます。野菜が柔らかくなったら一旦火を止めて、取り出しておいた牛筋肉、シナモンスティック、ローリエを加え、好みのカレールーを入れて溶かします。ルーがすっかり溶けたら、火を付けて煮込み完成させます。

今日は、この牛筋肉カレーにクスクスを添えて食卓に出してみました。クスクスは鍋にオリーブオイルを熱して炒め、クスクスの倍量の水を加えて良くかき混ぜながら水分を吸わせます。水分がなくなって来たら火を止め蓋をして蒸らし、好みで塩少々して出来上がりです。クスクスはスプーンで自分の器に入れ、好みの量のカレーをかけていただきます。濃厚なカレーがクスクスに絡んでとても美味しいですよ。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090629/02 >

【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/
>
Web < http://lohasfood.exblog.jp/
>
Web < http://Web.mac.com/hal_i/
>

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■編集後記(6/29)

・母が90歳超の姉に久しぶりに会いたいというので、兄と妹と母との4人で、福島県双葉郡の親戚に行って来た。常磐自動車道の終点常磐富岡まで、ガラガラに空いていて3時間もかからなかった。わたしは自動車を運転しないし、日常でも乗らないので、ナビの機能には目を見張った。なんとまあ便利な。でも、表示されるビジュアルのデザインはよくないと思う。目的地は北から浪江町、大熊町、楢葉町の3カ所。だから6号線を南北に何度も往復した。楢葉町の交差点では、いつになっても信号が変わらないので田舎の人は気が長いなと思っていたら、後続の車のドライバーが出てきて「そこでいつまで待っても信号は変わらないよ」と言う。車両感応式信号機だったので、停止位置が後ろ過ぎたわけだ。6号線を北上していたら、福島第二原発に行く道があったので、ちょっと景観を見に行こうかと入って行った。原発のはるか手前に検問所があったので、Uターンすると警備員に確保された。見学したいと言うと、富岡町の東電エネルギー館で申し込みを受付けるが、簡単に許可されることはないだろうとの返事。にこやかだが厳重な警備、まことに結構なことである。そのエネルギー館を見学したが、退屈な展示だった。でも、燃料棒の実物は美しかった。まさに機能美である。欲しかったな〜。浪江町で何年ぶりかになる海を見た。砂浜に寄せては引く太平洋の波は力強く美しい。デジカメの動画で撮影したので、時々再生して楽しんでいる。親戚はみな料理屋なので、山と海のうまいものが続々と出て来るが、量が多くて食べきれない。山も田んぼも海もある。こういうところにわたしも住みたい。そう思いながらも、帰って来たら住宅の密集ぶりも、緑の少なさも、人の多さも、車の多さにも、なぜかホッとするのはどういうわけなんだろう。(柴田)

+ DESIGNING (プラスデザイニング) 2009年 08月号 [雑誌]・DTP Booster 003(Osaka/090619)にご参加いただきありがとうございました! 立ち見の皆さん、すみません。004は東京で。サイトチェックしてくださいまし。001(Vol.1)の模様は「+DESIGNING」誌に写真付きで掲載されています。嬉しい! この号は3周年号で文字特集。濃密な文字の世界、面白い!チェックしてみてね。/この一週間の休刊中(といっても姉妹誌があるので一週間の休みはなし)、ハンズオンセミナーに参加しようと思っていたが、打ち合わせが入ってしまい行けず。仕方がないので、そのセミナーのテキストを書店で購入して自習しようかと。でもきっとなかなか進まないのよね……。家だとつい他のことに時間をとられてしまって。セミナーでの集中力を家でも持ち続けたい〜。(hammer.mule)
< http://www.dtp-booster.com/vol04/
>  8月27日
< http://www.plus-designing.jp/
>  +DESIGNING
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002DGGFR6/dgcrcom-22/
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