[2666] MJとFFとその頃のいろいろと

投稿:  著者:  読了時間:23分(本文:約11,000文字)


<古い記憶ほど「良い思い出」になりやすい>

■ネタを訪ねて三万歩[54]
 永遠に不変な記憶の黄金比
 海津ヨシノリ

■グラフィック薄氷大魔王[184]
 MJとFFとその頃のいろいろと
 吉井 宏

■展覧会案内
 うえだ好き──写真家・植田正治に捧げるオマージュ

■マガジンガイド&プレゼント
 「Web Designing」2009年7月号 毎日コミュニケーションズ刊


■ネタを訪ねて三万歩[54]
永遠に不変な記憶の黄金比

海津ヨシノリ
< http://bn.dgcr.com/archives/20090701140400.html >
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●思い出の比率

随分前にテレビで知った気になる話のひとつに、「思い出の比率」というものがあります。曰く、良い思い出が60%、悪い思い出が30%、どちらでもない思い出が10%という割合をキープ出来ないと、人は生きていられないのだそうです。バランスを保っている人に新しい「良い思い出」が加わることで、思い出のバランスが崩れ始めると、全体のパランスを保つために脳が「良い思い出」「悪い思い出」「どうでもいい思い出」のバランスを調整するらしいです。そして、驚くべきことにこの比率は人種、民族、世代に関係なく共通なのだとか。

そういえば、冷静に考えてみると、若い時は怒り心頭であった思い出の幾つかが、いつの間にか良い思い出にすり替わっていることに気がつきました。正確には「それほど怒り狂うような思い出ではなくなっている」に変化してしまった感じです。恐らくこれは、誰もが感じていることではないでしょうか。古い記憶ほど「良い思い出」になりやすい……と。そのためか、子供の頃の記憶はどれも私にとって楽しく痛快な出来事ばかりに変化していました。

今月のお気に入り映画でも触れていますが、授業で使う予定で、"ALWAYS 三丁目の夕日"と、"ALWAYS 続・三丁目の夕日"のスペシャルエディションDVDを買い、改めて二本続けてじっくりと二度も見てしまいました。今更ここで私が解説するようなマニアックな作品ではないので御託を並べるのはやめますが、1958年というのは、新しい東京が生まれ始めた年と言っても過言ではありませんね。東京タワーがその象徴みたいなものですから。

つまり、そんな年にスポットを当てたこの二本は、私にとって遠い記憶の糸口になっています。例えば、個人的な好みでいうと特に続編が好きです。オープニングと、エンディング前の山場シーンは無条件降伏です。もちろん、全編にわたっていい人ばかりが出演していて、きれいごとに終始しているという批評もあるようですが、遠い昔の記憶は誰にとっても永遠のお伽話に変化しているわけなので、あのくらいでいいのだと思っています。いや、子供の頃の記憶がお伽話になっていることに、喜びを感じるべきなのかもしれません。

しかし、さすがに私には東京タワーの建設中の記憶はありませんが、首都高速道路ができる前の日本橋の記憶はしっかりとあります。ずっと後になる、環状七号線の淡島交差点あたりの工事現場の記憶も、国道246号線に路面電車が走っていて、高速道路などなかったころの町並みを鮮明に覚えています。まさに"ALWAYS 三丁目の夕日"の路面電車のシーンそのもの。そして芋づる式に様々な海津ヨシノリ物語の前編シーンを思い出してしまいます。

当時の映画なら、1958年から60年にかけて制作された「美女と液体人間」「電送人間」「ガス人間第一号」あたりを見ると、そのころの世相や生活感が画面から溢れていて、思わずタイムスリップしてしまいます。もっとも、当時の私はまだ地面に近いところしか見えていなかったはずなので、この感覚はどこから湧いてくるのか正直良くわかりませんが。少なくとも、70年代中盤ぐらいまでは60年代の空気が、まだ色々なところに残っていたからかもしれません。

もちろん、鮮明な記憶もあります。例えば、何故か私には勝鬨橋(かちどきばし)の跳開を見たことがあるので、ある意味かなりマニアックな年代(?)かもしれません。勝鬨橋に関しては、平成版「鉄人28号」のオープニングに、跳開シーンが盛り込まれていて大興奮したのを思い出しました。やはり鉄人28号は、オリジナルの昭和30年代前半の設定でなくてはダメですね。そんなことを考えるのも、アニメーション文化論を準備中だからでしょう。

●アニメーション文化論を担当

駿河台大学メディア情報学部にて、病気療養中の先生の代役として思いがけず昨年9月から授業を持つことになり、今期もそれが継続される話を連載46回目にしました。ところが、今回限りだとは思いますが、今年の後半から「アニメーション文化論」という講義も急に担当することになりました。そのため、春先から資料整理やDVD確保に大騒ぎしています。ただ、DVDに関しては大学側がリクエストに応えて購入してくれるので、大変助かっています。

さて、肝心の講義ですが、これは私にとってまったく予想外な方向ではないのです。アニメーション文化論のサブセット版を、既に行っていたからです。それは、多摩美術大学造形表現学部におけるコンピュータ画像処理論という講義の中で、気分転換に始めた数分間のShowTime。学生達が言う通称オタクネタ(最初に言ったのは私自身)という、終了間際の数分間に行っている内容そのものなのです。

ただし、このShowTimeはアニメに限定しているわけではありません。私が調べた範囲で歴史的に意味のある作品、その後の文化に大きく貢献した作品を中心に、時代背景や制作裏話などを語るという内容。そして押さえておきたいCMやパフォーマンス映像といった感じです。ところで、これを行う前の私にとって、単にアニメと言えば手塚治虫作品がかなりのウエイトを占めていたのですが、3年目に入ってみると、私が本当に好きだったのは横山光輝であったことに気がつきました。

とにかく駿河台大学でのアニメーション文化論は、勢いですぐにも爆発してしまうようなお話であり、無条件快諾してしまったわけです。もちろん、チェコやロシア、カナダなどの非セル画系アニメーションにも触れるのは当然です。ただ、独自の視点で日本固有のアニメーション表現のルーツが江戸文化にあるというくだりは、熱く語りたいと考えています。

実は、メディア情報学部ということで、高校の数学を復習し始めました。かなり忘れているのですが、もともと化学工学科を専攻していた私は、数学(もちろん化学も)が嫌いではなかったので、なんとか昔の感覚を取り戻したいというわけです。講義内容の範疇ならそんなことはまったく必要ないのですが、気持ちのリセットという私のこだわりです。あともうひとつ、復習と新たな勉強もあるのですが、それは別の機会のネタにしたいと思います。

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今月のお気に入りミュージックと映画
"これがそうなのね仔猫ちゃん" by ジューシィ・フルーツ in 1981
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"ALWAYS 三丁目の夕日" by 山崎貴 in 2005(日本)
"ALWAYS 続・三丁目の夕日" by 山崎貴 in 2007(日本)
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■アップルストア銀座のセッション 8月17日(月)19時より
Made on a Macとして画像処理セッション
海津ヨシノリの画像処理テクニック講座Vol. 37 
Photoshopのフィルタ調整と色調補正の組み合わせによる平面モデリング技法。平面モデリングとは、エンドレスの加工処理を示す私的造語。
エンドレス処理の中から生まれる、不思議なデザインイメージについて検証してみます。
予約無用・参加無料・退席自由ですので、気軽に参加してください。
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【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター
yoshinori@kaizu.com
< http://www.kaizu.com >
< http://kaizu-blog.blogspot.com >
< http://web.me.com/kaizu >

○ゴーストフレンドに熱中

NHK総合で木曜日の20時から放送していた、高橋留美原作の「ゴーストフレンド」にはまっていました。このドラマは、幽霊が見えるようになった女子高校生が主人公の青春ドラマで、どう見て対象は中高生以下。方向性としては、以前取り上げた「浪花の華 緒方洪庵事件帳」の次のドラマ、といった感じで放映されていました。ただし、今回ここで取り上げるにはタイミング的に最悪。なにせ、最終回は6月11日でしたので。しかし、ヒロインの数年後まで踏み込んだラストで、涙腺が少し緩んでしまいました。やはり、ドラマはストーリーを生かすも殺すもキャスティングですね。前記したように、完全にティーンエイジャー向けのドラマなのですが、私はこんな世界観が大好きです。私の精神年齢が大人になりきれていないなのかもしれません。主演は福田沙紀[ヤッターマン2号]と西島隆弘[AAA(トリプル・エー)]で、主題歌は、ゆずの「逢いたい」という、かなり豪華な布陣でした。
< http://www.nhk.or.jp/drama8/ghostfriends/ >

○ローマ字かな変換は電子辞書だけ

私は、コンピュータを使い始めた頃から、日本語変換処理は「かな入力」で通してきました。かなり奇異の目で見られることもありますが、意外に編集関係の方に少なからずいることを知って安堵していたりします。ただし、世の中、「かな入力」が使えない機器が存在しているから話がややこしくなってしまいます。例えば愛用の電子辞書。機能で購入したために「かな入力」を犠牲にしています。そのため、その電子辞書を使うときには両手の親指だけで、素早く変換している自分をかなり不気味に感じています。かつては「かな入力」の出来る電子辞書を持っていましたが、とんでもなく「タコ」な製品で、信じられないほど簡単な単語もひっかからないという馬鹿辞書のためにすぐさま破棄。世の中うまくいきません。それだったらパソコンも「ローマ字かな変換」に変えてしまえばいいわけですが、どうしても馴染めません。

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■グラフィック薄氷大魔王[184]
MJとFFとその頃のいろいろと

吉井 宏
< http://bn.dgcr.com/archives/20090701140300.html >
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同じ日に亡くなるとは。マイケル・ジャクソンとファラ・フォーセット。

ジャクソン5とかぜんぜん知らなかった。80年代の初め頃、日本でスクーターのCMに出てたんだよね。ダンスがうまいかわいらしい男の子だなと思いました。その後すぐに「今夜はビート・イット」や「スリラー」で大ブレイクすることになるわけです。

すごいファンでもないんですが、「スリラー」のLPをはじめ、アルバムやCDはほとんど買いました。ブレイク以降の彼の曲は、お金をふんだんにかけて世界最高の才能を集めて作ったら、どんなポピュラー音楽(と、ミュージックビデオ)を作れるか? の実験みたいで、ゴージャスで好きです。あと、プレスリーもビートルズもリアルタイム体験としては知らないので、彼らに匹敵するであろうMJくらいは追尾しておきたいという気持ちもあったし。

当時はMTVの流行り始め。金曜の深夜にやってた「SONY MUSIC TV」を延々見てました。MJのビデオが流れるのを待ってたのです。ついでにいろんなアーティストを知ったし、いろんな映像表現も覚えました。まだビデオデッキを持ってなかったってことが、ひとつのキーになってると思う。食い入るように見て目に焼き付けるしかなかった。

1983年秋にようやくVHSビデオデッキを購入したけど、主な目的は水曜ロードショーで初放映された「スター・ウォーズ」。実は購入が間に合わず、勤め先のデザイン事務所の近所の電器屋さんに頼んで録画してもらい、店頭で再生して見ました。それを家で見るためにビデオデッキを買ったのです。

で、もうひとつの目的は、「スリラー」のビデオを何度も見たかったんです。あのダンスをマネしてみたかったのですが、まったく無理でしたけどね。

1992年のツアーを東京ドームに見に行きました。オープニングで突如ステージ中央にMJが「バン!」って出現する演出(床下から射出される仕掛け)のカッコよさ、一瞬で何万人の観客の心臓をわしづかみ。思わず僕も絶叫してました。ムーンウォークも生で見れた。ホントに「カッコイイの極致」でありました。

まあ、クドかったり(曲の途中で、数人でポーズをキメて扇風機の風を当てて髪の毛や服をはためかせて、しばらく止まってたりとか)、ワザとらしい演出(歌いながら泣き崩れちゃうとか)もあって、全部が気に入ったわけじゃなかったけど、みんなを楽しませるエンターティナーってこういうことなんだなととても感心しました(あ〜、その時の大判パンフレット持ってたのに、先日処分しちゃったな〜。その場で買ったプラスチックのオペラグラスならまだあるぞと思って確認したら、BigEggのロゴしか入ってなかった)。

スキャンダルとか裁判もあったけど、ほとんどは「ハメられ、たかられて、モメた」んでしょう。子供の頃から晩年まで「猛烈にかわいそうな人生」だったはずで、多少変にもなるでしょうけど、基本的にはマトモな人だったと信じてます。何より、そんな状況の中であれだけの成果を上げ続けた精神力に感服します。

一方、ファラ・フォーセット。当時は「ファラ・フォーセット・メジャース」でしたが、中学の頃から買っていた雑誌「ロードショウ」や「スクリーン」のグラビアページによく載っていて、それで知った。っていうか、知ったどころじゃなく、強烈に印象づけられたものです。太陽とかヒマワリみたいな、たいへん明るいイメージだった。好みの問題か、セクシーとは思わなかったけど。

訃報の前日のニュースで「FFとライアン・オニール、結婚へ」で、久しぶりにライアン・オニールの名前を見て、やはり彼もその頃の映画雑誌のグラビアでよく見たことを思い出した。

テレビドラマの「チャーリーズ・エンジェル」はほとんど見てなかったし、たまに見たときもすでにFFはいなくて、シェリル・ラッドに交代していた。ずいぶん後に深夜に何度も再放送してましたが、FFが出てくるチャーリーズ・エンジェルはたぶん見たことないかも。

「サンバーン」などいくつかの映画で見たはずだけど、実はあんまり覚えてない。なぜかなと考えてみると、やはりFFと言えば「あの写真(赤いワンピースの水着で横向きで座ってニッコリ)」の印象が強烈すぎたんだろうな。あの写真のFFは完璧でした。

余談。ライアン・オニールの娘のテイタム・オニールは、やはり当時の映画雑誌で大人気だったけど、マイケル・ジャクソンと交際していたといわれている。ってのをウィキペディアで知ってビックリ。

【吉井 宏/イラストレーター】  hiroshi@yoshii.com
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

eBookJapanの電子書籍がMacでも読めるようになったとのことで、さっそく、つのだじろうの「その他くん」全4巻を購入。マンガ家になりたかった中学〜高校生の頃の僕のバイブル。捨ててないから実家のどこかにあるんだろうけど、30年近く行方不明のままだった。読めて感激!!

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■展覧会案内
うえだ好き──写真家・植田正治に捧げるオマージュ
< http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/tokyo/s123/090703123.html >
< http://bn.dgcr.com/archives/20090701140200.html >
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会期:7月3日(金)〜7月9日(木)10:00〜19:00 最終日14時
会場:富士フイルムフォトサロン(東京都港区赤坂9-7-3 フジフイルムスクエア TEL.03-6271-3351)

内容:日本を代表する写真家・植田正治。戦前から2000年に亡くなるその日まで、貪欲に創作活動を続け膨大な数の作品を遺しました。長いその生涯の中で実験的精神旺盛な植田は、写真とは異なるいろいろな分野のクリエーターと出会い、インスピレーションを得て独創的な世界を展開していきます。そのなかでまた、さまざまな人々に刺激を与えていくことになります。
そして、亡くなった後も多くの写真家やクリエイターを魅了してやみません。そんな数多くの写真家やクリエイターの思いからこの展覧会は企画されました。写真家のみならず、各界で活躍されるクリエイター、アーティストの方々にご協力いただき、植田正治へのオマージュの意味を込め展覧会名を『うえだ好き』とし、現在活躍中の作家の作品とコメント(文章)で綴る展覧会となります。

作品出品者:植田正治、安珠(写真家)、大西公平(写真家)、菊池武夫(デザイナー)、北村勝彦(スタイリスト)、北村信彦(デザイナー)、佐藤光生(アートディレクター)、佐野史郎(俳優)、島武実(作詞家)、新津保建秀(写真家)、鈴木杏(女優)、瀬尾浩司(写真家)、高原宏(アートディレクター)、田口淑子(エディター)、沼田早苗(写真家)、ハービー・山口(写真家)、はたきみえ(スタイリスト)、平間至(写真家)、広川泰士(写真家)古久保英人(ヘアメイクアーティスト)、松田美由紀(女優)、宮原夢画(写真家)、ロバート・フランク(写真家)(サイトより)

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■マガジンガイド&プレゼント
「Web Designing」2009年7月号 毎日コミュニケーションズ刊
< http://book.mycom.co.jp/wd/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20090701140100.html >
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〈編集部より〉

こんにちは、『Web Designing』編集部の西田です。
みなさん、blogが登場したころのことを覚えていますか? 私は、「トラックバック」という仕組みに「人のサイトに、勝手に自分のコンテンツを付け加えられる!」と衝撃を受けたことを覚えています。blogで受けた衝撃は、人によってはRSSだったり更新の容易さだったりするわけですが、その源流はMovableTypeであることは間違いありません。

さて、今月の特集2は、今や、そのMovable Typeを越えようかという広がりを見せているblogツール「WordPress」です。創始者であるMatt Mullenweg氏へのインタビューから、Movable Typeからの移行まで、WordPressの魅力を余すところなく伝えています。

●特集1:一段上のCSSにするヒント
─レイアウト、デザイン、透過PNG、JavaScript etc.で工夫する─
CSSでWebサイトのデザインをしていて、「何かもうひと工夫したいけれど、どうしていいかわからない」ということはないでしょうか。ありがちで平凡な印象を払拭したい、もっと使いやすくしたい、こんな雰囲気を演出したい……などなど。そんなときに、Webサイトのデザインをもうワンランクステップアップさせるための表現やテクニックを、実際のWebサイトやオリジナルのサンプルを例に紹介していきます。

●特集2:WordPressを選ぶ理由
─気軽に使えるのに奥が深い、期待のblogツールの魅力を探る─
今、世界でもっともたくさんのユーザーに使われているblogツールは、実はWordPressなのです。従来の他のblogツールにはない数々の魅力を持っているWordPressは、日本でも今後、爆発的に普及する可能性を秘めています。なぜ、世界各国のユーザーはWordPressに惹かれるのでしょうか? WordPressを使うと、いったいどんなことが実現できるのでしょうか? WordPressのことをよく知らなかったあなたも、WordPressを選ぶ理由がきっと見つかるはずです。

今月号は、「モリサワ×BCCKS 字組広告公募展」の開催を記念して実現した、中村勇吾さん(tha ltd.)と松本弦人さん(サルブルネイ)の特別対談にも注目です。カリスマ的なデザイナーとして認知されるなど、共通点も多いこの二人。対談は脱線を繰り返しつつも、文字論からデザイン論へ、そして二人が理想とするクリエイター像を描くところへと突き進んでいきます。実際の対談は、さらにおもしろかったんだろうなぁと想像してしまいます。そのほか、「dotFes 2009 沖縄」レポートなど、ここでしか読めない特別記事も要チェックです。定価1,280円で発売中です。

●本誌を毎日コミュニケーションズよりデジクリ読者2名様にプレゼント。
応募フォームをつかってください。締切は7月8日(水)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に7月中旬掲載予定です。
< http://www.dgcr.com/present/list.html >

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■編集後記(7/1)

●「まぐまぐ」がメンテナンスで今日から3日間、配信できません。「まぐまぐ」の告知を勘違いしていて、昨日お知らせできませんでした。お知り合いで「まぐまぐ」からデジクリの配信を受けている人がいましたら、デジクリ・ブログで読めると教えてあげて下さい。しかし、いきなり3日間完全に停止ってひどくね? 土曜日に3日分をまとめて配信しなければなりませぬ。

・わたしはワープロ時代のOASYS党。親指シフトが快適だったが、Macになってからはいやいやローマ字に転向、自己流2本指シフトだ。Mac親指シフトボードがあればなあ。昔はリュウドのボードを買ったものの使わずに廃棄。ソフトで親指シフトができるようだが、めんどうくさそうだからやらない。/相変わらず、バカ映画を中心に深夜のDVD鑑賞を楽しんでいる。似たテーマやテイストの映画を連続してよく見る。まずは「ミスト」と「ザ・フォッグ」。これらは霧の中に何か恐ろしいものがいるという、とてもゾクゾクする設定のホラーである。ミスト [DVD]「ミスト」(2007)は「ザ・フォッグ」(2005)のリメイクだと思いこんでいたので、両方を見比べてみたのだが全然違った。「ミスト」は「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」と同じ原作(スティーヴン・キング)と監督の作品だから期待して見た。霧に閉じ込められたスーパーマーケットで、外には異次元から来た(?)怪物が、内には狂信的な宗教女(ムカつく)とそれに従う人たちがいる。主人公サイドは、内と外の怪物たちと戦うことになる。そのドラマは緊張感があってなかなかおもしろく、怪物どもの造形もすてきだった。「映画史上かつてない衝撃のラスト15分」と予告編にあったが、油断していた。まさかこういう結末だったとは。まともな映画でこれほど後味の悪いのは珍しい。原作とは違うラストはキングも高く評価したといわれるが、なぜこうなったのか、深い意味があるのかもしれないが理解できない。「ザ・フォッグ」は1980年作品のリメイク。昔見たのはオリジナル版だったのか。内容は完全に忘れたが、けっこうこわかった記憶がある。濃い霧に襲われた小さな港町に海から怨霊たちが現れ、人々を惨殺していく。100年前の先祖の行いに対する復讐であることが次第に明らかになるが、殺される対象が誰だかわかりにくいし、ラストの意味もよくわからない。これも後味はよろしくない。シンプルな怪物パニック映画、お化け映画を見たかったのに、これでは悪い夢を見そうだ。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001CJ0UXA/dgcrcom-22/ >
アマゾンで「ミスト」を見る(レビュー145件)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000SNUH3O/dgcrcom-22/ >
アマゾンで「ザ・フォッグ」を見る(レビュー3件)

・海津さんが「かな入力」だなんて、なんだか嬉しい。英文用にアルファベットのブラインドタッチから入っているので、ローマ字かな変換を経て、今のかな入力に。かな入力にしたきっかけは、新人時代、大量の顧客リスト入力作業を頼まれたこと。ああもう面倒くさい! とキレて、ブラインドタッチを会得するため、配列の拡大印刷をモニタの横に貼って、手元は見ずにかな入力をぽちぽちと。ある会社に入った時、ボスがキーボードの音の静けさに心配して、わざわざ様子を見に来たさ。かな入力とわかった時の笑顔は忘れられない。親指シフトはやったら良さそうと思いつつそのままに。TESLAはインストールしてみたんだけど。/Willcom 03(Windows Mobile機)の「仕事」と「check*pad」が同期できたらなぁ……。Today画面に表示できれば一本化できるのだが。簡単ログイン実装は企画室のリストにあったので期待している。毎日送られてくるモーニングリスト(チェックリスト)の名言を読むのも楽しい。「仕事」とGmailのTaskやiCalのToDoとの連携も欲しいなぁ。情報を楽に一元化したいの。(hammer.mule)
< http://tesla.sourceforge.jp/tesla.html >  親指シフト for OSX
< http://nicola.sunicom.co.jp/ >  NICOLA
< http://www.checkpad.jp/l.php?id=31337 >  企画室