[2674] 国政は「サルでもわかる」サイトとtwitterの活用を

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<初心にかえってマニュアルチェック>

■KNNエンパワーメントコラム
 国政は「サルでもわかる」サイトとtwitterの活用を
 神田敏晶

■クリエイター手抜きプロジェクト[212]番外編
 4K overの映像を作ってみよう
 古籏一浩

■電子浮世絵版画家の東西見聞録[82]
 西村陽一郎氏の「フォトグラム」/夏の味覚「だっし」
 HAL_

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■KNNエンパワーメントコラム
国政は「サルでもわかる」サイトとtwitterの活用を

神田敏晶
< https://bn.dgcr.com/archives/20090713140300.html
>
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KNN神田です。

東京都議選終わりました。自民党石原伸晃幹事長代理は、この結果を「東国原知事の発言」の影響と分析するが、ボクは、そうではないと思う。これは、まったく自民党のミスである。

その理由をふたつ。

1)そもそも古賀選対委員長の人選ミスと、NDA(秘密保持契約)を知事側と結んでいない点。メディアに吹聴することをまったく想定していないわきの甘さ。
2)東国原知事の国政参加を断る口実(?)に、真剣に反応してしまった自民議員のオウンゴール。知事に対して嫌悪する態度のネガティブ映像がすべて報道されてしまった。

それ以前に、東国原知事の発言ひとつで影響を受けてしまうことそのものが情けない。知事を総裁候補にもできず、このままでも問題がすべて負のスパイラルに巻き込まれはじめた。

麻生総理の解散時期発表に、焦点が集まる。夏のイベントや国民の予定にも影響を与えるのだから、景気対策のためにも解散はいつかを一刻も早く明示すべきだろう。

そして、今回の都議選では民主が第一党となった。さっそく、自民党議員からも麻生バッシングが始まり、「麻生おろし」で次の顔を探していることだろう。

その自民党の支持率の低下を、麻生総理の責任と思う「KY」な雰囲気そのものが、自民党の最大の問題かと思う。麻生さんを選んだ人は一体、誰なんだ?しかも、選挙の顔として、日本の首相を、安倍、福田、麻生と続けて選んできたのは、あなたたちではないのか? 決して、国民ではない。

日本の1億3000万人を代表するニッポンの首相を、与党が選挙対策として選んできたことに問題はなかったのか? 北朝鮮ミサイル、新型インフルエンザ、郵政問題、日本をゆるがす問題に対して、麻生政権は何ができたのだろうか?対応がお粗末だったことを、もはや日本全体が知っている。

一方、民主党は、今回はチャンスを与えてもらえたことを謙虚に受け止めるべきだろう。これは民意が民主党を「信頼」してではなく、「試用期間」であるととらまえるべきだ。民主党に、お試しの機会が与えられているにすぎない。

政権交代は、次期の衆議院選挙で実現する可能性が非常に高くなってきた。しかし、政権交代で何がどう変るのかが見えにくいのが最大の難点だ。
< http://www.dpj.or.jp/
> 民主党サイト

オバマ米大統領は、ホワイトハウスに就任する前のブッシュ政権時代から、ウェブサイトで、数ヶ月先のホワイトハウスを表現していた。これで、オバマ政権ではどうなるのかが示されていた。
< http://change.gov/
>

今、民主党に必要なのは、サイトで示す「政権交代後のニッポン」というわかりやすいコンテンツではないだろうか?

いまのサイトではどこを見ていいのやら、わからない。そして、解散時期が発表となり、公示された瞬間から、公職選挙法により、サイトの更新がまったくできなくなる。いま、ここで民主党は、何をしようとしているのかを「サルでもわかる」ように解説しておくべきだろう。

その方が、うるさい選挙カーで走り回るよりも、無党派層が一票投じてくれる可能性があがるのではないだろうか。また、民主党にはどんなリスクが潜んでいるのかも見えやすくなり、選挙権者の判断の参考になるはずだ。

そして、次に必要なのは、現職の議員にtwitterを活用させることだ。選挙時の握手や朝立ちも必要かも知れないが、それぞれの議員が日々何をしているのか、フォローするだけで議員の動きが見える。もちろん、監視するという目的でも利用できる。

とくに国政ともなれば、地元で選ばれることは最大条件の一つであるが、日本全体の行く末をになう政策に、本来一番時間をかけさせるべきなのだ。休む間もなく、地元と国会との往復は、税金の無駄ばかりでなく、才能と時間の無駄でもあると思う。

現在、twitter議員は、19名いる。
< http://ja.wikipedia.org/w/index.php?oldid=26849551
>
とくに国政にかかわる人のtweetは興味深い。

衆議院議員 高山智司  < http://twitter.com/takayamasatoshi
>(2009/01/30-)
衆議院議員 逢坂誠二  < http://twitter.com/seiji_ohsaka
>(2009/04/23-)
衆議院議員 橋本 岳  < http://twitter.com/ga9_h
>(2009/06/01-)
参議院議員 浅尾慶一郎 < http://twitter.com/asao_keiichiro
>(2009/06/18-)
参議院議員 藤末健三  < http://twitter.com/fujisue
>(2009/06/30-)
参議院議員 松浦大悟  < http://twitter.com/GOGOdai5
>(2009/07/03-)

しかし、同じ政党でも、議員の個人としての考えや国民とのやりとりは、かなり温度差があることがtwitterからわかる。そんな議員の個性までも可視化されている。

ネットはすべての人が利用できるものではない。しかし、議員の日常を見て、マスメディアの伝えない情報に接することは決して無駄ではないと思う。

KandaNewsNetwork,Inc.< http://www.knn.com/
>
〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸7-10-12 グランドソレーユ105
KandaNewsNetwork,Inc. 代表取締役 神田敏晶
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226

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■クリエイター手抜きプロジェクト[212]番外編
4K overの映像を作ってみよう

古籏一浩
< https://bn.dgcr.com/archives/20090713140200.html
>
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「4K映像」という言葉を、聞くことはほとんどないでしょう。映像系で、フルハイビジョン以上の解像度を求める人にしか用がないものです。そもそも、ハイビジョンでなくても、携帯の小さい画面に映る映像だけでも十分な方や、YouTubeの映像でも別に構わないという方には、4K映像はほとんど意味がありません。映画ならともかく、家庭用のテレビに映るものものであれば、現行のハイビジョン映像(放送で伝送されてくるものはビットレートの関係で、そんなにきれいにはならない)で十分でしょう。

それでも、せっかく買ったデジタル一眼レフカメラが高い解像度を持っており、連写機能もあるならば、4K映像をどうにか作ってみたくなるというものです。限界まで使わないと……。

作る前に、4K映像のサイズって、どのくらいの解像度なの? という方もいるでしょう。まとめると、以下のようになります(数値の単位はピクセル)。

DV    720× 480
HDV   1440×1080
FullHD 1920×1080 ←これがフルハイビジョンと呼ばれるもの
4K   4096×2304

4Kサイズは、FullHDの面積比で約4倍になります。縦横おおよそ2倍ずつということです。

ということで、早速手持ちのEOS 5D Mark IIで4Kサイズの映像作成に挑戦です。EOS 5D Mark IIだと、最高5616×3747ピクセルまでの静止画を撮影することができます(これだと5K映像ですが)。
EOS 5D Mark II
< http://cweb.canon.jp/camera/eosd/5dmk2/index.html
>

Nikon D3Xだと、もっと解像度が高い映像が作れることになります。
(最高:6048×4032ピクセル。スーパーハイビジョンは7680×4320ピクセル)
Nikon D3X
< http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d3x/
>

高い解像度の映像を作成するといっても、EOS 5D Mark IIでは秒間30フレームには遠くおよばないので、1秒ごとインターバル撮影するか、連写しまくるかのいずれかになります。

実際にやってみると、インターバル撮影の方はよいのですが、ひたすら連写しまくる方はカードへの転送速度もあって、多くの場合Busy状態になり安定して撮影することができませんでした(青空に白い雲など転送データが少ないパターンであれば可能)。それから、連写しまくるとEOS 5D Mark IIが、かなり熱くなります(どこまで耐えられるかは不明)。

4GBのカードでも、1秒間のインターバル撮影であれば15秒ほどの映像が作成できます。8GBなら30秒近くの映像が作成できます(いずれも秒間30フレームの場合)。撮影された静止画は連番ファイルになっているので、あとはAfterEffectsやFinalCut Pro、Adobe Premiereで読み込ませて処理すればできあがりです。

……ここまでは誰でも思いつくワークフローというか手順です。最初にEOS 5DMark IIを買った時に、この4K映像に挑戦したのですが……。風景を15秒〜30秒撮影して、AfterEffectsに読み込ませて処理すると「メモリが足りません」という警告がレンダリング途中で発生。おまけにAfterEffectsはメモリを大量消費して、マシンの全体的な速度も低下するので他の仕事にも影響が出てしまいます。

FinalCut Proだとメモリは消費しないけど、生成までに時間がかかるので他の映像処理ができない……。Premiereは、もっと時間のかかる処理しているといった状態で、作る気が失せるような状態でした。

ということで、4K映像作成はあきらめていたのですが、今月号の「ビデオサロン」に、ちょうどこのネタ(EOS 5D Mark IIでの映像撮影。P.42)が掲載されているではありませんか。誌面でのスナップ画面を見ると、AfterEffecstsで処理している様子。でも、処理する時間は短いようで、8〜12秒ほどですからうまく作成できているようです。

ただ、AfterEffectsでは、大量に4K overの映像処理を行うのには向いていないので(そういうソフトではありませんし)、何か別の方法を見つけないと時間ばかりかかって仕方ありません。そこで、初心に返って(?)FinalCut Proのマニュアルを見たら、こういうのはFinalCut ProではなくてQuickTime Proで処理しましょう、とのこと。

やり方も至って簡単で、ファイルメニューから「イメージシーケンスを開く...」を選択し、連番ファイルを指定します。あとはフレームレートを設定するだけです。そして、きなコーデックで書き出すなりすれば4K overの映像ができあがります(ただし、H264コーデックで書き出すとエラーで駄目)。

QuickTime Proなので非常に安上がりですみますし、処理も速く、並行してたくさんの4K映像を作成することができます。AfterEffectsやFinalCut Proで、バッチ処理などでひとつずつ処理するより早く映像ができあがります。

ということで、すごく簡単に4K over映像ができるようになったので、ページも用意してみました。
< http://footage2.openspc2.org/HDTV/footage/HD/4k/
>

プレビュー映像でも細かさ(?)が分かるでしょうか。1秒ごとの撮影なので早回しになってしまいますが……。多少解像度が落ちてもいいから30フレーム欲しいというのであれば、カシオのEX-FH20なら3264×2448の解像度で30フレーム撮影できそうです(スペック的には)。カシオならば、最初に4K映像も撮影できるカメラとか言って出してくるかもしれません。高速連写機能あっても意外と撮影対象物が少ないので、4Kの解像度がある方がよさそうです。

EX-FH20
< http://dc.casio.jp/product/exilim/ex_fh20/
>

でっかく撮っておいて、フルハイビジョンサイズに縮小した方がきれいな映像になります。目安としては、10秒でJPEGファイル1.5GBほどになるので、ハードディスクに余裕がある人は、4K over映像の撮影に挑戦してみてはいかがでしょうか。

【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>

最初にちゃんとマニュアルをチェックしておけばよかった……。
Nikon D1Xは5万5000枚くらいでシャッター部分が壊れたけど、EOS 5D Mark IIは、どのくらいの枚数まで大丈夫なんでしょうか。すでに2万枚は超えていますが、こういう連続撮影すると1日で1万枚超えてしまうので、下手すると数日で壊れるという予想に……。

先週もお知らせしましたExtJS本は、今月の23日あたりに発売予定です。
書 名: Ext JS入門 〜リッチUIなWebサイトをつくるAjaxフレームワーク〜
著者名: 古籏一浩・石丸健太郎
仕 様: B5変形 3,200円 400ページ

新たな連載も始まりました。iPhoneのバッテリーが長持ちすれば浮気調査(?)にぴったりなネタです。
iPhoneのGPSをJavaScriptで操ろう
< http://ascii.jp/elem/000/000/433/433470/
>

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■電子浮世絵版画家の東西見聞録[82]
西村陽一郎氏の「フォトグラム」/夏の味覚「だっし」

HAL_
< https://bn.dgcr.com/archives/20090713140100.html
>
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●西村陽一郎氏の「フォトグラム」

ウェブマガジン「ボヘミアン」で、以前ご紹介した写真家・後藤元洋氏から紹介を受け、西村陽一郎氏にお会いしてきました。西村氏はカメラを使わない写真「フォトグラム」の制作で知られています。さらに、光源として蛍の光を使うこともあると聞き、興味津々で連絡をとりました。

カメラを使わない写真「フォトグラム」は、印画紙の上に直接物を置いて制作します。印画紙は光に当たると感光し、モノクロ写真の場合は黒くなります。その性質を利用したもので、1910年代から一般的にあった手法です。説明を聞いて、なんとなく理解は出来るものの、いったいどんな作品であるのか、私の想像の外にありました。

お会いするためにMailで一度連絡を取り、日程調整を図ったのですが、その後しばらくしても何の返事もいただけません。忙しいのかなと思いしばらく待っていましたが、こちらからはメールで連絡するしか方法がないので、さらに待つしかありません。その時、西村氏がちょうど個展をやっているという情報を得、さらに三本目のメール連絡を送ってから会場に足を運びました。

個展会場に行ってみると、カフェの入り口にあるホールスペースの壁面を利用した展示で、作家が常駐する場所はありませんでした。「青い葉」と題された、A4程度の額に入った作品が10点ほど展示されていました。生のフォトグラムを見たのは初めてです。実は、その作品を見るまではもっと大きなものを想像していたのです。

現実的に、木の葉を印画紙の上に置くということを考えてみれば当然のサイズなのですが、勝手にもっと大きなものと思い込んでいたので、「ずいぶん小さい作品だなぁ」とちょっと意外な感じで見ていました。しかし、その作品をじっと見ているうちに、青い作品の中に吸い込まれていくような感じがしてきたのです。カラーの印画紙の上に置かれた小さな葉、それはちらちらと揺らめく命の炎であり、散り落ちた木の葉の最後の生命力を焼き付けたかのように感じられたのです。

面白い作品を見せていただき、興味がますます高まったのですが、相変わらず連絡は取れません。しかたなく、紹介して下さった後藤元洋氏に電話番号などをお伺いして、再度連絡をとってみたところ、実は西村氏も私からの連絡がないので気になさり、ちょうど後藤氏に会う機会があったので、私のことを尋ねて下さっていたとのことでした。

いま、世の中は便利になり、メールでのやりとりが普通になってきました。何時でも都合の付く時にメールを開き、必要な情報を得、不要な物はどんどんゴミ箱に捨てていきます。最近ではメール処理もある程度の自動化が出来て、メールソフトが人間が読む前に色々と振り分けてくれます。日常的にはそれで良いのでしょうが、今回はその機能が災いを呼び、私のメールは迷惑メールとして振り分けられてしまったようです。

実はいまアクセスしようとしている方も、連絡してからのタイムラグがあり、ちょっと心配なのです。さらに、その心配の種として、日常的に連絡を取っている方のメールボックスでも、私のメールが迷惑メールに入っていたという事実が発覚しています。私の送信するメールに何か異常があるのでしょうか、心配です。

西村氏の作品は、印画紙に直接焼き付けるだけでなく、引き伸ばし機に花を入れて焼き付けたり、蛍をグラスに閉じこめて発光するのを待ち作品を作ったりと、実験的な手法をさらに広げています。7月末からは羽を主題にした作品展があります。興味のある方は是非、足を運びお話を聞いてみて下さい。

西村陽一郎氏の展示会「IKAROS」
会期:7月28日(火)〜8月9日(日)
会場:Roonee 247 photography(東京都新宿区四谷4-11 みすずビル1F TEL.03-3341-8118)
< http://www.roonee.com
>

そして、西村氏との会談と「フォトグラム」制作の模様も映像に残されていますので、ボヘミアン「クリエーター図トーク」でぜひご覧下さい。
< http://www.bohemian.jp/works/hal/ct008.html
>

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◇本日のお薦めYouTube Music──ヤードバーズ(英:The Yardbirds)
(1963年─1968年、1992年─)英国
ロック史上に残る三大ギタリストが在籍していたことが大きく語られるブルースロックバンド。ギター二代目がEric Clapton(エリック・クラプトン)、三代目はJeff Beck(ジェフ・ベック)、Jimmy Page(ジミー・ペイジ LedZeppelin)が四代目だ。替わらないメンバーは、ボーカルKeith Relf(キース・レルフ、ドラムスJim McCarty(ジム・マッカーティー)、リズムギターChris Dreja(クリス・ドレヤ)の三人だったが、1976年レルフはギターで感電死。

クラプトン時代(中盤以降に少しだけ演奏する姿が)
The Yardbirds's Early Years(featuring Eric Clapton)
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Boom Boom-Yardbirds(Clapton)
<
>
ジェフベック時代
The Yardbirds - Heart Full Of Soul(With Jeff Beck)
<
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ジミーペイジ時代Jimmy Page & the Yardbirds doing "Heart full of Soul"
<
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The Yardbirds-Shapes of things
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The Yardbirdsとは関係はないが、特別なおまけ
Yardbirds Brothers:Eric Clapton,Jeff Beck and Jimmy Page-More than Wor
ds(ARMS)
<
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◎マグロのステーキサラダ

マグロのステーキサラダは黒胡椒風味で、夏バテした身体にも優しく、軽めの赤ワインなどにも良く合うのおすすめです。柵切りされたマグロを購入し、塩とブラックペッパーをまんべんなくまぶします。フライパンにオリーブオイルを引き、強火でさっと表面を焼き上げます。焼いた柵はスライスしておきます。サラダにする野菜は貝割れやクレソンなどと共に、冷蔵庫に残った野菜を適量用意し、レモン、塩、胡椒、砂糖少々をオリーブオイルで和えます。その上にマグロをのせて芥子醤油、またはお好みでワサビ醤油をかけていただきます。
< http://www.dgcr.com/kiji/20090713/01 >

◎山形名物・夏のメニュー「だっし」

食欲がなくなる夏はこれで乗り切れます。とは言っても、私自身は夏場に食欲が落ちることはありませんけれどね。作るのは簡単です。すべての野菜を5ミリ角ぐらいのみじん切りにして、好みのそばつゆをかけるだけ。これは山形の郷土料理なので、各家庭ごとに味が違うようです。我が家では甘味のないサッパリとした味が好きなので、そばつゆではなく醤油と煮きり酒をかけてつくります。

冷蔵庫に一晩くらい入れておくと、オクラや長芋からとろみが出ておいしくなります。冷たいだっしを熱々のご飯にかけたり、冷や奴にかけ梅干しのほぐしたのを少々のせると、赤がきれいでさらに食欲をそそります。焼き魚に添えたり、ハンバーグや鶏のつくね焼きに添えると、お子様にもお年寄りにもさっぱりといただけると思います。暑い夏の昼食時、冷たいそうめんに納豆と一緒にかけてもまた格別な夏の涼味を感じます。
材料:茄子1個、キュウリ1本、オクラ5本、みょうが3本、長芋5センチほど、長ネギ半本、ショウガひとかけ、納豆昆布またはだし昆布少々、三倍濃縮のそばつゆまたは醤油とお酒
< http://www.dgcr.com/kiji/20090713/02 >

【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/
>
Web < http://lohasfood.exblog.jp/
>
Web < http://Web.mac.com/hal_i/
>

[Mac で楽しいタブレットデッサン(第3回)]は無事に終了いたしました。初回にかなり多くの人が来て下さったのですが、第2回目に少し減り、3回目は人数が安定してきたようです。今回は質問される人が出てくるなど、活発な動きになってきたのですが「初回の賑わいが欲しい」なんて、贅沢なことを考えてしまいます。第4回目は8月以降になりますが、夕涼みがてら来て下さるだけでも結構ですのでよろしくお願いいたします。

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■編集後記(7/13)

奇縁まんだら 続・瀬戸内寂聴「奇縁まんだら続」を読む(日本経済新聞社、2009)。日経に連載された随筆をまとめた後編。28人の作家・芸術家が登場する。このうちわずか5人の文学作品を、少しだけ読んだに過ぎない。若い頃の不勉強をいまさら嘆く。続編もまたおもしろいのなんの。菊田一夫の今様光源氏ぶり、人の気を読み人の気をそらさぬ大阪人開高健のフルサービス、天真爛漫な老妖精森茉莉、妻に気が狂うほど愛された島尾敏雄、80過ぎても純粋培養のお嬢ちゃま円地文子、出家した瀬戸内を羨ましいと言ったサガン、ソ連船にどなりこんだ高見順などなど。なかでも、瀬戸内が木山捷平の弟子と名乗って久保田万太郎の句会に出席したとき、大胆不敵にも「先生の今日の御句は、木山先生と私がモデルでしょう。記念に色紙にこの句を書いて下さい」と久保田宗匠にねだり、あたりが一瞬水を打ったようにしんとしたという話など、そのシーンが目に浮かぶ。初めて名前を聞く人が3人いた。レスビアンの先駆者、男装のロシア文学者・湯浅芳子。60歳の永遠の少女、城夏子。知らなかったが、すごく魅力ある人たちだ。そして、本の最後に登場する小田仁二郎は瀬戸内の情人(不倫の関係)である。その前に文学の師匠であった。「彼との8年間の半同棲の間に、私は文学の高さ、低さという根本的なことを教えられた。また、文学というものは、必ずしも才能だけで成りたつものではなく、そこに不可思議な運がつれそってはじめて立ちいくものだということを教えられた。」さすがに瀬戸内、きちんと落とし前というか、けじめをつけている。瀬戸内の孫のような平野啓一郎が「瀬戸内さんを羨ましいと思うのは、ぼくが絶対逢えない歴史的作家にほとんど逢っていることです」と言う。まさしく。この文壇絵巻は歴史的にも貴重な仕事である。しかも無類のおもしろ本だ。何度読んでもおもしろい。(柴田)
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Apple MacBook Pro 2.26GHz 13.3インチ MB990J/A・夜に注文して、翌日出荷、翌々日の朝に到着。MacBook Pro 13インチ。記憶より大きめ。家電量販店の店頭だと小さく見えた。新しいものを手に入れた感動に浸る暇なく、起動してユーザー登録を済ませた後、預かっているデジカムを繋いでiMovieでデータ吸い出し。簡単で早いのって、やっぱり良い〜。で、この起動。Macを使い始めて15年以上経つと思うが、初めてパワーボタン(起動ボタン)が見つからなかった。まずキーボードを見て、筐体の側面を見て、焦り始めた時に(急いでいた)、やっとキーボードの外、右上にワンポイント模様のような控えめなパワーボタン発見。ボタンと筐体は同じアルミ素材で、高さに差はなく、赤ちゃんの髪の毛が入るか入らないかぐらいの隙間しかない。その精密度加減を見ただけで満足してしまった。ユニボディ初代の人からすると今頃何を、だろう。筐体自体は表面を処理しないで、アルミ切り出しのままの方がかっこいい気がする。トラックパッドがガラス製と知って、まじまじと眺めてしまった。(hammer.mule)
< http://images.apple.com/jp/macbookpro/images/overview-gallery2-20090608 >
実際はもっと目立たない
< http://www.apple.com/jp/macbookpro/features.html
>
ユニボディ製造工程の動画が見られる
< http://inowe-blog.seesaa.net/article/121297672.html
>
ユニボディに疑惑