KNNエンパワーメントコラム 国政は「サルでもわかる」サイトとtwitterの活用を/神田敏晶

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KNN神田です。

東京都議選終わりました。自民党石原伸晃幹事長代理は、この結果を「東国原知事の発言」の影響と分析するが、ボクは、そうではないと思う。これは、まったく自民党のミスである。

その理由をふたつ。

1)そもそも古賀選対委員長の人選ミスと、NDA(秘密保持契約)を知事側と結んでいない点。メディアに吹聴することをまったく想定していないわきの甘さ。
2)東国原知事の国政参加を断る口実(?)に、真剣に反応してしまった自民議員のオウンゴール。知事に対して嫌悪する態度のネガティブ映像がすべて報道されてしまった。

それ以前に、東国原知事の発言ひとつで影響を受けてしまうことそのものが情けない。知事を総裁候補にもできず、このままでも問題がすべて負のスパイラルに巻き込まれはじめた。

麻生総理の解散時期発表に、焦点が集まる。夏のイベントや国民の予定にも影響を与えるのだから、景気対策のためにも解散はいつかを一刻も早く明示すべきだろう。



そして、今回の都議選では民主が第一党となった。さっそく、自民党議員からも麻生バッシングが始まり、「麻生おろし」で次の顔を探していることだろう。

その自民党の支持率の低下を、麻生総理の責任と思う「KY」な雰囲気そのものが、自民党の最大の問題かと思う。麻生さんを選んだ人は一体、誰なんだ?しかも、選挙の顔として、日本の首相を、安倍、福田、麻生と続けて選んできたのは、あなたたちではないのか? 決して、国民ではない。

日本の1億3000万人を代表するニッポンの首相を、与党が選挙対策として選んできたことに問題はなかったのか? 北朝鮮ミサイル、新型インフルエンザ、郵政問題、日本をゆるがす問題に対して、麻生政権は何ができたのだろうか?対応がお粗末だったことを、もはや日本全体が知っている。

一方、民主党は、今回はチャンスを与えてもらえたことを謙虚に受け止めるべきだろう。これは民意が民主党を「信頼」してではなく、「試用期間」であるととらまえるべきだ。民主党に、お試しの機会が与えられているにすぎない。

政権交代は、次期の衆議院選挙で実現する可能性が非常に高くなってきた。しかし、政権交代で何がどう変るのかが見えにくいのが最大の難点だ。
< http://www.dpj.or.jp/ > 民主党サイト

オバマ米大統領は、ホワイトハウスに就任する前のブッシュ政権時代から、ウェブサイトで、数ヶ月先のホワイトハウスを表現していた。これで、オバマ政権ではどうなるのかが示されていた。
< http://change.gov/ >

今、民主党に必要なのは、サイトで示す「政権交代後のニッポン」というわかりやすいコンテンツではないだろうか?

いまのサイトではどこを見ていいのやら、わからない。そして、解散時期が発表となり、公示された瞬間から、公職選挙法により、サイトの更新がまったくできなくなる。いま、ここで民主党は、何をしようとしているのかを「サルでもわかる」ように解説しておくべきだろう。

その方が、うるさい選挙カーで走り回るよりも、無党派層が一票投じてくれる可能性があがるのではないだろうか。また、民主党にはどんなリスクが潜んでいるのかも見えやすくなり、選挙権者の判断の参考になるはずだ。

そして、次に必要なのは、現職の議員にtwitterを活用させることだ。選挙時の握手や朝立ちも必要かも知れないが、それぞれの議員が日々何をしているのか、フォローするだけで議員の動きが見える。もちろん、監視するという目的でも利用できる。

とくに国政ともなれば、地元で選ばれることは最大条件の一つであるが、日本全体の行く末をになう政策に、本来一番時間をかけさせるべきなのだ。休む間もなく、地元と国会との往復は、税金の無駄ばかりでなく、才能と時間の無駄でもあると思う。

現在、twitter議員は、19名いる。
< http://ja.wikipedia.org/w/index.php?oldid=26849551 >
とくに国政にかかわる人のtweetは興味深い。

衆議院議員 高山智司  < http://twitter.com/takayamasatoshi >(2009/01/30-)
衆議院議員 逢坂誠二  < http://twitter.com/seiji_ohsaka >(2009/04/23-)
衆議院議員 橋本 岳  < http://twitter.com/ga9_h >(2009/06/01-)
参議院議員 浅尾慶一郎 < http://twitter.com/asao_keiichiro >(2009/06/18-)
参議院議員 藤末健三  < http://twitter.com/fujisue >(2009/06/30-)
参議院議員 松浦大悟  < http://twitter.com/GOGOdai5 >(2009/07/03-)

しかし、同じ政党でも、議員の個人としての考えや国民とのやりとりは、かなり温度差があることがtwitterからわかる。そんな議員の個性までも可視化されている。

ネットはすべての人が利用できるものではない。しかし、議員の日常を見て、マスメディアの伝えない情報に接することは決して無駄ではないと思う。

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