[2679] 四六判、菊判ってなんだ!?

投稿:  著者:  読了時間:22分(本文:約10,900文字)


<このコラムを書いた直後に奄美大島へ出発>

■気になるデザイン[29]
 四六判、菊判ってなんだ!?
 津田淳子

■装飾山イバラ道[39]
 伊勢旅行記(1)伊勢神宮とおかげ横丁
 武田瑛夢

■おかだの光画部トーク[18]
 ホワイトバランスって何だ? その2
 おかだよういち

■マガジンガイド&プレゼント
 「Web Designing」2009年8月号

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■気になるデザイン[29]
四六判、菊判ってなんだ!?

津田淳子
< http://bn.dgcr.com/archives/20090721140400.html >
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いよいよ明日は皆既日食ですね。小さい頃、金環日食を見たような記憶はあるのですが、皆既日食が、それも日本で見られるなんて、これを逃してはならぬ!と、一昨年より行く気満々だったのですが、とうとうこのコラムを書いた直後に奄美大島へ出発することと相成りました。いやぁ、次に日本で皆既日食が見られるのは2035年の9月2日。26年後ってことは、うわ、無事生きていれば還暦かぁ。うーむ、先は長い。

というわけで、飛行機の時間まであと少し。その間に今回は印刷業界(出版業界かな?)の業界用語についてちょっと小話を。

印刷用紙の見本帳などに、紙の寸法表示として「四六判」や「菊判」と書いてあるのを見たことがあると思いますが、これってどうしてこんな名前がついたかご存知でしょうか。

「四六判(しろくばん)」は全紙寸法788×1091mmの紙のことで、単行本書籍などによく使われる紙寸法。これを32分割した127×188mm(ものによっては130×188mmサイズを指すこともある)の書籍を「四六判の書籍」と呼ぶ。

それにしても、この全紙や書籍のサイズを見ても、どこにも4とか6とか46に関連する部分が見当たらない。うーむ、なぜ「四六判」なんて名がついたのだろうか。

実は、明治時代にイギリスからクラウン判(31インチ×43インチ=787×1092mm)という寸法の紙を輸入していた。ちなみにそれは大八つ判と呼ばれていたそう。そのクラウン判全紙から4寸(正確には4寸2分=127mm)×6寸(正確には6寸2分=188mm)のページが32面取れるので、明治後半頃からそれを「四六判」と呼ぶようになった、らしい。

と聞くと、なるほどね、と思うのだが、最後に残る疑問が、クラウン判と四六判全紙が短辺の長さが1mm違うこと。これはいくら調べても、今のところ理由はわかりませんでした。どなたかおわかりになる方がいたら、教えてくださいませ。

対して「菊判」。これも調べる前に少し考えてみた。菊、キク、きく……、菊に似ているマーガレット……。週刊マーガレットに使われていたから……なんてことはないですよね。それに週刊マーガレットはB5判だから、B判・四六判系列の紙を使うわけだし……。

これも私の頭では皆目見当が付かないので、紙の先生に聞いてみたところ、明治中期、日清戦争、日露戦争などの影響で新聞の情報量が増え、それまでの新聞サイズでは情報が掲載しきれなくなった。そこで、日本橋の川上正助店が、アメリカから25×37インチ(636×936mm)の紙を輸入したのが、日本でこのサイズの紙が普及した始まり。輸入した当初は新聞用紙の寸法だったが、新聞以外のものにも使ってより経済的にしようとしたためもあり、一般の出版物にも使われ始めたそう。

その輸入紙が包まれていた包装紙に描かれていたダリアの花が菊に似ていたことや、この紙が使われている新聞の「聞」の文字が「きく」と訓読することなどから、川上正助店がこの輸入紙の商標を「菊の花」にして、「菊印判」として売り出したそう。次第にこの紙が多く使われて、このサイズの紙のことを「菊判」と、これを16分した書籍サイズを「菊判の書籍」と呼ぶようになったそうだ。

菊判はA5サイズくらい。昔は書籍によく使われたサイズだったが、現在はそれよりも小さな、B6サイズに近い四六判の書籍が圧倒的に多い。どの文豪が書いたものだか忘れてしまったが(今度ちゃんと調べておきます)、随筆か覚え書きだかの原稿で「版元が四六判なら本を出すと言っている。でも菊判が立派でちゃんとした書籍らしい。やはり菊判で出したい」というようなことを書いていた。うーむ。

ちなみに四六判や菊判とは違った紙の規格で、A判、B判というものがあるが、このB判というのは日本独自の規格だって知ってました? 江戸時代の公用紙である「美濃紙」(美濃和紙は岐阜でつくられた伝統的な和紙)を元に決められた「美濃判」から来てるそう。むむ、B判なんて名前から、てっきり国際規格かと思ってたのに!

【つだ・じゅんこ】tsuda@graphicsha.co.jp
出発まであと37分! ふぅ、間に合ってよかった。後は曇りの天気予報が晴天に変わってくれることを願うのみ!

3つの別冊(?)付録と、計12枚の綴じ込み付録がついた函入りの『デザインのひきだし7』。特集は「製本加工はここまでできる!」と「スケスケな紙、素材、加工、大集合!」の2本立て。小口まで真っ赤に染まった本が、段ボール箱に入って、全国書店に並んでます!

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< http://www.graphicsha.co.jp/ >

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■装飾山イバラ道[39]
伊勢旅行記(1)伊勢神宮とおかげ横丁

武田瑛夢
< http://bn.dgcr.com/archives/20090721140300.html >
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そろそろ夏休みだけれど、一足お先に伊勢志摩へ2泊3日の旅行をしてきた。今回から3回に分けて伊勢旅行記を書きます。

今回の旅は、週末旅行程度の短さが気軽で良かった。梅雨の間だったので天気が良くないのも半分覚悟でいたけれど、3日間の昼間はなんとか雨は降らずに済んだ。宿泊は賢島(かしこじま)という三重県の英虞湾(あごわん)にある島。島と言っても橋で電車が通っていて近鉄の終点の駅なので便利だ。

地図で見ても橋は短くて、きっと電車で通るのは一瞬なはず。いつ橋を通過するのか車内から緊張して待っていたけれど、本当に海が見えたのは「あっ」と言う間のことだった。この辺はどこも木々が鬱蒼と茂っていて、広々とした海が見えるのは橋の上だけだ。海に来たというより山に来たような印象。

今回の旅の目的は、伊勢神宮のお参りと二つの水族館。日数が短いのであまり予定を詰め込まずにいくつもり。旅のガイドブックを買ってみたら、おいしそうな伊勢エビやあわびのグルメや特産品の真珠の写真が満載で、伊勢志摩というのはとても豊かな地方というイメージだ。

いろいろ調べていたら、「まわりゃんせ」という周遊チケットを買うと9,500円で伊勢志摩の有名なところのほとんどを周ることができるので購入した。これは知らないと本当に損するくらいのお得さで、近鉄の特急券や志摩スペイン村の4,800円のパスポートまでついている。時間の関係で志摩スペイン村へは行けなかったけれど、次来る時はぜひ3泊4日にしようと思った。

・まわりゃんせ
< http://www.kintetsu.co.jp/ise_toba_shima/mawa/f_mawa.html >

●伊勢神宮の参拝

初日は伊勢神宮のお参りをすることにした。伊勢神宮には内宮(ないくう)と外宮(げくう)の二つの正宮がある。その他の別宮を含めた一連の社宮の正式名称を「神宮」と言うのだそう。内宮には天照大御神(あまてらすおおみかみ)、外宮には豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祭られていて、まずは外宮から参拝するのが正式とのことで、そのようにスケジュールを組む。

・伊勢神宮
< http://www.isejingu.or.jp/ >
・外宮
< http://www.eimu.com/dgcol/ise01.jpg >

外宮には近鉄の伊勢市駅から5分ほど歩けば着く。巨大な木々や鳥居が凛とした空間を作り、背筋がのびる雰囲気だ。なにしろ暑い日だったので、木陰の涼しさがありがたい。じゃりじゃりと砂利を踏みしめながら歩くと、前方の年配の女性が鳥居の前でスッと一礼してからくぐるのを見た。なんとも上品なしぐさで、それを私たちも真似した。鳥居はいくつもあるので、動きのぎこちなさもなくなっていくのが気持ちよかった。

ガイドブックで事前に読んでいたお参りの作法には、神域内では外宮は左側通行、内宮は右側通行であること、参道の入り口にある手水舎で手と口を漱いで身を清めてから参拝するなどがあった。神前でのお参りは「二拝二拍手一拝」とのことで、見ると他の人もその通りにしていた。

順路にそっていくつかの宮(土宮、風宮等)をお参りした。自然の中にある鳥居や茅葺きの屋根の美しさは素晴らしい。木に生えた緑色の苔は発光して蛍光色のようにも見えた。生きている細胞の美しさは神秘的だ。写真に写すだけの技量がないのが悔しいけれど画像をつけておく。

・木に生えた苔
< http://www.eimu.com/dgcol/ise02.jpg >

内宮へはバスで移動した。バスでは停留所をひとつ早く降りてしまって、暑い中歩くハメになった。神社にお参りに来ているのだから、少々のミスにはお互い寛容にならねば。ただ、サンダルで来ちゃったのは失敗だったかもしれない。砂利やアスファルトで脚が疲れてしまった。内宮でも外宮でも、写真撮影の場所は看板で明確に指示されており、鳥居は階段下のみからの撮影が許可されていた。写真では、茅葺き屋根は中央にかすかに見えるのみだけれどわかるだろうか。

・階段下からの鳥居
< http://www.eimu.com/dgcol/ise03.jpg >

●「おかげ横町」で休憩

内宮の側には、「おかげ横町」というお土産物や食べ物屋さんがひしめく一角がある。ここは、伊勢が最も栄えた江戸末期から明治初期の町並みを再現したところで、時代劇に出てきそうなお茶屋さんなどがある。食いしん坊の私はこの「おかげ横町」をかなり楽しみにしていた。本当は一番来たかったと言ってもいい。ただし、外宮から内宮の参拝の途中で、横町に寄っての立ち食いなんて許されるのかな? と自分に問うてみたりした。

ところが、伊勢神宮の公式WEBに載っている「お伊勢さんの歩き方」の参拝パターンに「お昼の休憩」をはさんでいるのを発見した。これで安心して外宮を見終わった後に「おかげ横町」で食べ歩きができる。腹が減ってはなんとやらだ。

・おかげ横町
< http://www.eimu.com/dgcol/ise040.jpg >

おいしいものが盛りだくさん。伊勢かまぼこの「若松屋」のチーズ棒、「豚捨」のコロッケ、「赤福」の赤福氷。伊勢神宮と言えば赤福だけれど、夏の名物として抹茶味のかき氷の中にあんことお餅が入った特製のかき氷が発売される。それが「赤福氷」だ(500円)。口溶けの良い氷の中の白いお餅は、冷たくても堅くなりにくい工夫がされているそう。暑い中歩いてきた体には、甘さと冷たさがよく効いた。「おかげ横町」は、毎日縁日をやっているような楽しさがある。

・赤福氷
< http://www.eimu.com/dgcol/ise04.jpg >

●「おかげ座」でお蔭参りの歴史を知る

お伊勢参りの歴史を知りたければ「おかげ座」に立ち寄るのがおすすめ。ここは「まわりゃんせ」の中にチケット代が含まれているので入ってみた。江戸時代に起こった「お蔭参り(おかげまいり)」という集団参詣運動について、短い時間で知ることができる。丁寧なガイドさんが15分程で説明してくれる。

2分の1の縮尺サイズで町並みが模型と人形で再現されていて、その当時の人々にとってお蔭参りがどんなに大きなものだったのかがわかる。お参りに出るには莫大な費用が必要だったけれど、貧しい人々もお蔭参りができた。積み立て方式のようなしくみの「お伊勢講」で、講の所属者からくじ引きでお参りに行く人を決めていたのだ。道中に必要なわらじや傘は、「施行」と書かれた看板の店で無料で手に入れることができたという。

・おかげ座
< http://www.okageyokocho.co.jp/shop/okageza.html >

・お蔭参り(おかげまいり)
< http://www.eimu.com/dgcol/ise05.jpg >

周辺地域がお参りする人を支え、全体のおかげで自分たちがあるという思想で成り立っていたお蔭参り。一生に一回は、このお参りに出発できるというのが貧しい人々の夢でもあった。現代では私たちのように新幹線やバスに乗り短時間で気楽に来ることができるのに、当時の人々はわらじを履いて自分の脚で歩いて来たのだ。バス一駅分多く歩いたくらいでへこたれそうだったのが恥ずかしい。

●夜はのんびり

宿泊はだんなさんの会社の保養所を利用するので格安だ。せっかくの伊勢地方なので、夕飯にあわびを追加してもらう。伊勢志摩というと伊勢海老が有名だけれど4月で終わり、夏はあわびの旬なんだそう。新鮮なあわびのお造りは、身がしっかり厚くて食べごたえがあった。あわびの切身を口に含むと、一瞬堅い感じなのに、噛むを歯がすっと入るような独特の食感。

初日は伊勢を真面目に歩いた日だったけれど、2日目以降は鳥羽水族館や真珠の養殖などを見学する予定だ。

【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
今回の梅雨は短かったような気がする。雨は嫌いだけれど、梅雨が開けたと聞くとあのジリジリした夏がやってくるので気が重い。

装飾アートの総本山WEBサイト“デコラティブマウンテン”
< http://www.eimu.com/ >

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■おかだの光画部トーク[18]
ホワイトバランスって何だ? その2

おかだよういち
< http://bn.dgcr.com/archives/20090721140200.html >
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前回に引き続き、ホワイトバランスについてもう少し勉強しましょう。

ホワイトバランスとは、どのような光の下でも適切な白に写るように、光源の色温度に合わせて基準を調整するデジカメ特有の機能です。

最近のデジカメは賢いので、AWB(オートホワイトバランス)の設定でほぼ問題なく、普段はあまり意識する必要はありません。では、どういうシチュエーションでホワイトバランスのことを考えるのでしょうか。

食べ物屋さんで写真を撮る時を想像してみてください。ちょっと薄暗い照明の、いい雰囲気の居酒屋さんで、出てきた料理や同席した友達を撮ります。多くの場合、雰囲気を大切にする料理屋さんは暖色系の照明を使っています。中にはキャンドルが灯っているお店もあります。料理は暖色系の照明で見た方が美味しく感じますし、食欲も進みますから、青っぽく色かぶりすることだけは避けたいところです。

料理の色の正確な再現よりも、場の雰囲気を写したい場合、ホワイトバランスはオートではなく、白熱灯や電球でもなく、太陽光にしてみます。その場の色温度で合わせてしまうと、せっかくの暖かい照明の雰囲気が白く写ってしまうからです。イカのお刺身は白く写らないのですが、その場の電球やキャンドルの色が反射した暖かい色で、雰囲気を残したままの色で写ります。もちろん、料理の色を厳密に再現したい場合は、ホワイトバランスを設定すれば白いものは白く写ります。

結婚式の披露宴の撮影などでも同様で、その場のキャンドルライトの暖かい光の雰囲気を再現したい場合などは、ホワイトバランスをその場の色温度に設定せず、太陽光の設定で撮るとよいでしょう。

同じ食べ物屋さんでも、雰囲気を気にしていないところでは話は違います。蛍光灯の下では料理はあまり美味しそうに見えませんから、そのまま写真に写しても残念な結果になってしまいます。蛍光灯は、青や緑っぽい光が被るので、赤いマグロのお刺身も青緑が被さってどす黒く写ってしまいます。ですから、蛍光灯の時はホワイトバランスを合わせて、さらに微調整ができる機種であれば、ほんの気持ち赤く転ぶ程度に設定しておくと美味しそうに写ります。

このように、被写体の色を正確に再現したい場合と、その場の雰囲気をそのまま写したい時、さらに意図的に色をコントロールしたい時に、ホワイトバランスの調整を意識します。

スナップ写真ではなく、ネットショップに掲載する商品の写真や、商品カタログに載せる写真などブツ撮りでは、特に正確な色の再現が必要です。そこで、前回ご紹介したホワイトバランスを合わせるアイテムを使ったり、グレーカードを使ったりして、色味と露出の基準を取ります。

今回は、最近見つけた、パソコンでの後処理時に役立つホワイトバランス調整アイテムをひとつご紹介します。“SpyderCube”という変わった形をしたキャリブレーションツールです。
< http://www.colorvision.jp/modules/articles/article.php?id=29 >
< http://item.rakuten.co.jp/cc-circus/spyder-cube/ >

18%ニュートラルグレーと白と黒が塗られた立方体を、商品の撮影時に被写体に写し込むことで、Photoshopなどの画像修正ソフトを使い後から色や明るさなど補正する場合に、作業が簡単にできるようになります。

平面のグレーカードよりも、立体のSpyderCube方がよりその場の光線の具合に合った調整ができるので、より正確な編集が可能です。商品撮影をすることがよくある人は、作業時間を大幅に短縮できますから、ひとつ持っておくといいかもしれません。

【おかだよういち/WEBクリエイター・デザイナー+フォトグラファー】
< http://s-style-arts.info/ > < mailto:okada@s-style-arts.com >

なかなか梅雨明けしない関西ですが、明日の日食は大丈夫なんでしょうか? めったに体験出来ないので晴れて欲しいですね。太陽を撮るのはちゃんとした装備や機材がないと危険で難しいので、欠けた太陽ではなく道に落ちた木漏れ日を撮影するといいかもしれませんよ。

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■マガジンガイド&プレゼント
「Web Designing」2009年8月号 毎日コミュニケーションズ刊
< http://book.mycom.co.jp/wd/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20090721140100.html >
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〈編集部より〉
こんにちは、『Web Designing』編集部の西田です。
明日22日は、日蝕ですね。日本全域で観察できることや、南のほうでは皆既日蝕を観られるということで話題を呼んでいます。周りでも、奄美大島に観に行く人、さらには国外にまで出かける人もいたりします。私は……、仕事します、はい。日蝕は月が太陽の前を横切るために起きるわけですが、今月号の第2特集「Flash開発ツール『Progression』が、変える。」の扉ページでは、月の写真が使われています。なぜ月が出てくるのかというと、実は特集のテーマであるProgressionにちなんでいるわけですが、どういう関係なのかは本誌を見て確認してください。

●特集1:Ajaxデザイン自由自在
─マイデザインを実現するための20のAjaxをセレクト─
画像表示やタブメニューにAjaxライブラリを利用してみたけれど……外観のデザイン方法がさっぱりわからない! 導入するWebサイトとミスマッチな、デフォルトのデザインでは我慢できない! そういう読者のための特集を作りました。ここで挙げた20点は、自分なりのAjaxデザインを実現するサンプルと解説です。HTMLや画像の変更、CSSの指定などを駆使して、マイデザインに挑戦してください。もちろん、サンプルはWebサイトからダウンロードできます。

●特集2:Flash開発ツール「Progression」が、変える。
─制作フローが変わる! クリエイティブの効率が上がる!─
フルFlashサイト制作の際、表現したいところよりも、全体設計やシステム開発に時間を費やしていませんか? 案件ごとのルールの違いに戸惑っていませんか? Progressionが「変える」のは、その部分です。本特集では、Progressionが「何を変えるのか」を詳しく紹介しています。そして、「Progressionって何?」という人のために、本誌2009年1〜3月号の集中連載のPDFファイルを、サンプルも含めてフリーでダウンロードできるようになっています。

今月号では、FITCで話題を呼び、日本で開催されたセミナーには多くのFlasherが詰め掛けた「Scaleform GFx」の特別記事、そしてpaperboy&co.の家入さんのblog風(?)連載「hrkr」も始まります。また、「ツクルヒト」には伊藤ガビンさんが登場。定価1,280円で発売中です。

●本誌を毎日コミュニケーションズよりデジクリ読者2名様にプレゼント。
応募フォームをつかってください。締切は7月28日(火)14時。
当選者(都道府県、姓)はサイト上に7月中旬掲載予定です。
< http://www.dgcr.com/present/list.html >

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■編集後記(7/21)

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)・「競技かるた」がテーマの少女マンガ「ちはやふる」単行本を、3巻まで夢中になって読んだ(末次由紀、講談社、2008〜)。クイーンを目指す主人公と仲間たちの6年間の成長物語。テレビのニュースで見る程度しか知らなかったが、競技かるたは「畳の上の格闘技」ともいわれる激しいスポーツだったのだ。記憶力、集中力、瞬発力、持久力、そして気力が伴わないと上を目指せない。家庭でやる百人一首なら今でもわりといけそうなわたしだが、それとはまったく別世界の話。こんなおもしろい競技があったのか。このマンガを読んでいると、競技のルールもだんだんわかってきて、ますますおもしろくなる。試合における緊張感、スピード感、駆け引きに満ちた頭脳戦、それらをじつにうまく表現していて、さすがは2009年マンガ大賞受賞作だ。ああ続きを早く読みたい。天性の聴力で才能を開花させていく主人公・千早は、かるた用語で「感じ」がいいと言われる。それは一番大事な才能で、読みへの反応速度のことらしい。それだけではない。「あんな情緒もへったくれもない競技」と言っていながら、かるた部に入った和歌オタク・大江奏(萌え〜)の手引きで、和歌にこめられた意味を知っていく。それまで「音」としてしかつきあってこなかった和歌に、意味でもつながることができてからますます力をつけていく千早。このあたりの展開は感動的だ。ところで、一字決まり7枚「むすめふさほせ」は覚えていたはずだが、「め」がどうしても思い出せない。「めぐりあひて」(紫式部)だが、すぐに「めにあおば〜」が出てくるんだからもう、バカ。(柴田)
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アマゾンで見る(レビュー24件)

・DTP Booster 004(Osaka/20090717)にご来場いただいた皆様ありがとうございました。用意していたアンケートやレジュメが、足りなくなってしまう事態に。緊急開催だったので油断しておりました。申し訳ないです。内容はIllustratorでの組版。初期設定のまま使用した場合にはまりやすいことや、設定を変更することによって便利になるTips、それらやテーブル、新機能を使いつつの外部テキストファイル取り込みから単ページ作成までの手順など。メモとられている方多数。使用バージョンを簡単に聞いてからのスタートだったんだけど、バージョン8の人は隔世の感だっただろうなぁ。聞いた話によると、いまだに印画紙じゃないと入稿させてもらえない印刷会社さんや、テーブルレイアウトで教えるスクールがあるらしい。若い人がCSSばりばりできるようになって就職したのに、会社がテーブルレイアウトしかやらなくて学び直し、とかも。私も恐竜にならないように(変化に対応できなくて滅びないように)勉強しなきゃなぁ。(hammer.mule)
< http://blog.livedoor.jp/oprain/archives/50250374.html >  いやん