[2689] 選挙に行かないと1120万円損する話

投稿:  著者:  読了時間:14分(本文:約6,800文字)


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■KNNエンパワーメントコラム
 選挙に行かないと1120万円損する話
 神田敏晶

■クリエイター手抜きプロジェクト[214]Photoshop CS〜CS4編
 2枚の画像を左右にならべて裸眼立体視
 古籏一浩

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■KNNエンパワーメントコラム
選挙に行かないと1120万円損する話

神田敏晶
< http://bn.dgcr.com/archives/20090824140300.html >
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KNN神田です。

残暑お見舞い申し上げます。いよいよ、衆議院選挙の投票日がせまってきました。今回は、選挙に行かないと、4年間で1120万円分も損をするというお話。

すでに期日前投票制度も19日(水)から利用できるので、投票済みという人も少なくないかもしれない。せっかくの日曜日に選挙に行かされるのを、もったいないという人や、当日の天候が悪いといやだから、早めにすますという人もいる。天候が悪くなって、投票率が落ちるというのも、一票の重みを知っている身としては、とっても、もったいない思いでいっぱいだ。

また、この数日で、気がコロリと変るかも知れないので、あまりにも早めの投票というのも、という人もいるだろう。むしろ、選挙なんてどうでもいいや、もしくは行かなくてはなぁ…と思いながらも、ついつい行けない有権者が総選挙で4割いるのが現状だ。

しかし、これからの話を読めば、なんだか選挙に行かないと、もったいないと思っていただけると思う…。

まず、日本の国家予算。これが何兆円あるかだ。一般会計は年間で約80兆円ある。しかし、そのうち直接の税収は約40兆円。残りのお金は公債金などの借金で形成されている。

そして、それらの「予算」という使い道を決める人たちが国会議員だ。国会議員は衆議院が480人、参議院が242名。現在、722人で予算を決めていることとなる。全国会議員でこの予算を割ると、一国会議員あたり1108億円となる。意見が割れた場合、衆議院だけで計算すると衆議院議員一人あたりなんと、1666億円となる。

両院で法案は議論されるが最終的には衆議院の決議が優先される。
「衆議院の優越」
< http://ja.wikipedia.org/wiki/衆議院の優越 >
最終的には衆議院の480人で決定されるといっても過言ではないだろう。

今回はその重要な責務を担う衆議院議員の総選挙だ。衆議院の任期は最大4年間なので、約80兆円の4年分として最大320兆円を決定できる。そこで、日本の有権者数、約1億人で割ってみると、一人あたり約320万円分の予算の使い道を選択する選挙ということとなる。

しかし、予算はそれだけではなかった。国家予算には、80兆円の「一般会計」とは性格のちがう「特別会計」という予算もある。

特別会計
< http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/kesan/ke210731tokai.htm >

各種助成金などのバラまきに使われる予算、いや「霞ヶ関の埋蔵金」といってもいいだろう。なんとこちらには、年間360兆円もある。

かつて、塩川正十郎元財務相の「母屋(一般会計)では節約をしてお粥をすすっているというのに、離れ(特別会計)では、子供が贅沢にすき焼きを食べとる」発言があった予算だ。こちらは、一般会計との合算があるのでわかりにくいが、差し引いたとしても、年間200兆円は特別会計で使われていると考えられる。

官僚の使えるこの金額にもメスを入れられる体制や法律が整備されるとなれば、今回の投票の価値は、200兆円×4年で800兆円÷1億人で、800万円をプラスしなければならなくなる。すると、一般会計分の320万円と合算すると、なんと、一票の価値は「1120万円」にまで高まることとなる。

「なにぃ〜!」思わず、計算間違いか? と思ってしまうほどの一票の価値である。そもそも、そんな金額を、稼いでいないし、払ってもいない。どこにも存在しないお金が一部にバラ巻かれている変な構造そのものが、日本の財政状況をおかしくしてきているのではないだろうか? 1年あたりでも280万円の負担となる。
※一般会計予算320兆円(4年分)+特別会計予算800兆円(4年分)=1120兆円(4年分)÷有権者数1億人=有権者一人あたり1120万円(4年分)
有権者一人あたり280万円(1年分)

自分たちが過去に納めた税金、または国債として貸し付けた資金、納めた社会保険料などが財源となっているため、この金額は、今回の選挙とは、まったく無関係とはいえないはずだ。

今回の選挙は、1120万円の価値ある使い方を選ぶ、唯一国民に残された権利だと考えてもいいのではないだろうか? この権利を行使しないのは、1120万円の使い道を勝手に誰かに決められ、ドブに捨てていることになるような気にしてならない。

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< http://knn.typepad.com/ >

主催/デジタルハリウッド大学院
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日時:9月3日(木)19:00〜21:00
会場:デジタルハリウッド大阪校 セミナールーム(大阪市北区西天満6-5-17デジタルエイトビル)
参加費:一般3,000円 カンデジ組合員2,500円 デジハリ在校生2,000円
申し込み方法:下記メールフォームより
< http://www.dhw.co.jp/ef/gs/event/#send24 >
問い合わせ:担当/塩見政春 デジタルハリウッド大学院客員教授
< shiomi@prounit.jp >

KandaNewsNetwork,Inc.< http://www.knn.com/ >
〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸7-10-12 グランドソレーユ105
KandaNewsNetwork,Inc. 代表取締役 神田敏晶
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226

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■クリエイター手抜きプロジェクト[214]Photoshop CS〜CS4編
2枚の画像を左右にならべて裸眼立体視

古籏一浩
< http://bn.dgcr.com/archives/20090824140200.html >
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富士フイルムから、裸眼立体映像の撮影が可能なコンパクトデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」が発売されました。ということで、早速購入し撮影してきました。

・FinePix REAL 3D W1のページ
< http://fujifilm.jp/personal/3d/camera/finepixreal3dw1/index.html >

左右にある2つのレンズをつかうことで、左目用と右目用の画像が撮影されます。実際には、左目用と右目用の画像をまとめたファイルと、JPEG画像の合計2枚の画像が生成されます(左目用と右目用のJPEG画像を作成するには、カメラの付属ソフトで行います)。

レンズの位置が異なるので、人間の目と同じように左目と右目で異なる画像が撮影されます。近くにあるものは大きくずれ、遠くにあるものほどずれが少なくなります。あとは、撮影された2枚の画像を平行法/交差法を使って頑張って裸眼で見るか、立体に見える印刷物にするか、専用のフォトフレームを使って見ることになります。

・フォトフレーム:FinePix REAL 3D V1のページ
< http://fujifilm.jp/personal/3d/viewer/finepixreal3dv1/index.html >

・裸眼立体視:平行法、交差法
< http://ja.wikipedia.org/wiki/ステレオグラム >

カメラに関しては誰か詳しい人が解説すると思うので、ここでは手抜きプロジェクトということで、カメラで撮影した左目と右目の画像をPhotoshopで横に2つ並べるスクリプトを作成してみました。

カメラに付属している専用のソフトで、撮影した画像(MPO形式)を左目と右目用に分けると、以下のような名前のファイルができあがります。

2009_08150001_l.JPG
2009_08150001_r.JPG

年月日と撮影番号の後に_lと_rがついています。_lが左目用、_rが右目用になっています。これらの左目用と右目用のファイルを、まとめてフォルダに入れておきます。

フォルダ内
2009_08150001_l.JPG
2009_08150001_r.JPG

以下のように3種類の画像をまとめて入れておくこともできます。この場合には3種類、それぞれの立体視画像が生成されます。

フォルダ内
2009_08150001_l.JPG
2009_08150001_r.JPG
2009_08150003_l.JPG
2009_08150003_r.JPG
2009_08150005_l.JPG
2009_08150005_r.JPG

あとは以下のスクリプトを実行します。

(function(){
preferences.rulerUnits = Units.PIXELS;
var folderName = Folder.selectDialog("フォルダを選択してください");
if (!folderName) return;
var fileList = folderName.getFiles("*.JPG");
for(var i=0; i厭な小説・見るからに汚らしい本である。書店で平積みにあっても、棚にあっても、ひときわ悪目立ち。新本(祥伝社、2009)なのにすでに古本。黄土色の表紙カバーは古びていて、汚れて、こすれて、破れて、シミがあって、本を開くと灰色近くに劣化した紙の天・地・小口・のどは黒っぽく煤けていて、あろうことか蚊の死骸まで挟み込まれていて、なにか臭ってきそうである。厭な感じの筆字のタイトルは「厭な小説」作家名は「京極夏彦」。作中にこの本自身が登場し、「わざわざ小説と銘打ってあるからには、まあ小説なのだろうが、好きこのんでこんなタイトルをつけるものだろうか。純文学とも思えない。しかしエンターテインメントでこのプレゼンはどうなのか。タイトルはともかく、何もかも厭な感じだった。そういう意味ではタイトルにあった装幀といえるのかもしれないけど──よく出版社が納得したものだと俺は思った。」とまで言われている。じつは、内容に合わせてわざわざ厭な感じにデザインしたもので、汚れも破れも煤けも蚊もみな印刷なのだ。よくもまあここまで徹底して不愉快な演出をしたものである。ころりと騙された図書館はラベルの上に、「汚れあり」という注意書きを貼ったのだから、装幀家もしてやったりと大喜びだろう。内容は、昔の筒井康隆を思わせる非現実的で、不条理で、非常識で、不見識で、不愉快で。後味が悪くて、たしかに厭な話が7編。この作家は組版まで手を出すから、組版に合わせて文章設計する。だから、ページが美しく読みやすい。最終ページもちゃんとその技をつかっていてうまいものだ。全編、「厭だ」で始まり「厭だ」で終わる。イヤでもない嫌でもない厭(度が過ぎていやになるの意)……厭だ。(柴田)
< http://www.dgcr.com/kiji/20090824/02.jpg > 図書館もだまされた?
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< http://senkyo.yahoo.co.jp/manifesto/match/ > マニフェストマッチ