[2731] 基本3色の樺色、日和色、クリーム色って?

投稿:  著者:  読了時間:28分(本文:約13,700文字)


《iPhoneのしょぼいカメラを頻繁に使ってしまう理由》

■気になるデザイン[33]
 基本3色の樺色、日和色、クリーム色って?
 津田淳子

■装飾山イバラ道[44]
 まずい薬とあまい蜜
 武田瑛夢

■おかだの光画部トーク[23]
 いまさらだけど「flickr」について-2
 おかだよういち

■デジクリトーク
 DTPデータ解体新書──それでPDF入稿ってどのくらい流行っているの?
 笹川純一


■気になるデザイン[33]
基本3色の樺色、日和色、クリーム色って?

津田淳子
< http://bn.dgcr.com/archives/20091027140400.html >
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こどもの頃、必ずといっていいほどとっていた『小学6年生』『小学5年生』が休刊。うわー、本当? とちょっとびっくりした。

昨晩、そのニュースを伝えるテレビ番組のなかで、マンガ「あさりちゃん」(私がこどもの頃も掲載されていましたが、まだ連載されているとは!)の作者が「以前と比べると、流行りがなくなった」というようなことを話していた。版元の話でも「学年で区切ってだすのは難しい時代になった」というような趣旨のことも聞こえた。確かに本屋さんに並んでいる雑誌をみれば、これだけ細分化したものがたくさんでているわけで、情報が反乱している現状で、こういう大きなくくりで雑誌をだすのは難しいんですかね。

部数もかなり落ち込んでいたようで、こいういニュースを耳にするたびに、同じ業界だけに、明日は我が身と戦々恐々としています......。

で、そんな私が作っているものに『デザインのひきだし』というものがあるんですが、第8号を今月初旬に発売しました。

巻末特集では「素朴な紙」という特集をしているのですが、その中で、週刊マンガ誌で使われる、色付きの更紙も取り上げています、通称(?)「せんか紙」とか「色更」などと呼ばれてるんですが、昔っから、少年誌も少女誌も、けっこう派手めな色の紙が使われてますよね。

あれは、原料に古紙がたくさん使われているために、白くしにくく、そのために色を付けたといわれていますが、実は昨年から、各社、各誌で(基本的に)同じ色の紙が使われているって知ってました?

以前は出版社ごと、また雑誌ごとにいろいろと違う色の紙が使われていて、製紙メーカーも何社もあるため、そこごとに違う色の紙をつくっていたのですが、古紙原料価格の高騰やこの不景気など、さまざまな理由から、基本3色というのが決められたとのこと。

その色が、樺色、日和色、クリーム色の3色。

書店やコンビニ、売店などでちょっと見てみてください。この3色が使われていますから。(一部、うすピンクとかもありますが)

......って、クリーム色はわかるけど、樺色、日和色って何だよ!? って思われた方多いですよね。私も最初聞いたときは、何だそれはと思ってしまいました。おまけに「日和色」は「ひよりいろ」と読んでしまったのですが、これは「ひわいろ」と読むそうで......。

樺色はオレンジピンクみたいな色、日和色はわさび色っぽい緑色なんですが、どうしてこういう名前がついたのかいろいろな人に聞いていたところ、これは日本に古来からある色の名前だそう。

樺色はダケカンバやカバザクラの色だそう。確かに幹の色を見ると、赤ちゃっぽい色をしています。
・ダケカンバ
< http://ja.wikipedia.org/wiki/ダケカンバ >

日和色はマヒワの羽の色だそうで、こちらも見てみると、うぐいす色みたい(って、別の鳥の名前を出すのもなんですね)な色をしている。
・マヒワ
< http://ja.wikipedia.org/wiki/マヒワ >

色の名前、紙の名前を調べていると、本当にいろいろと知らないこと、おもしろいことに行き当たって楽しいものです。ちなみに現時点での紙の名前の謎は、王子製紙の紙名の頭に多くついている「OK」って、何の略? Oは王子だと思うのですが......。ご存知の方がいたら、ぜひ教えてください!

【つだ・じゅんこ】tsuda@graphicsha.co.jp

平日毎日、更新中! デザインのひきだし・制作日記 
< http://dhikidashi.exblog.jp/ >

表紙が全部シール(!)になった『デザインのひきだし8』。特集は「シール・ラベルはこんなことまでできるんだ!」「素朴な紙」の2本立て。40枚こ超える実物サンプル付きで、全国書店で好評発売中です!
< http://www.graphicsha.co.jp/ >

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■装飾山イバラ道[44]
まずい薬とあまい蜜

武田瑛夢
< http://bn.dgcr.com/archives/20091027140300.html >
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寒い季節になると、人前で話す仕事を持っている私はのどの調子を整えておくことがとても大切になってくる。元々のどが丈夫ではないほうなので、のど飴が欠かせない。風邪の後に咳だけがいつまでも続いてしまうこともあったし、のどの調子を保つ方法はいつも探していた。

今回も夏風邪の後の咳を止めたくて病院に行き、いくつかの薬をもらった。以前はテープを貼るタイプの気管支拡張剤をもらったこともある。今は軽い症状でも、素人考えでなく医者に診てもらって悪化を避けようと思う。数種類の薬を飲むのは大変だし、嫌だけれど直すためにはしかたがない。それでも病院の薬ではなかなか思うような効果が出なかった。

●のど飴や民間療法を試してみる

自分の体だからできるかぎりのことをしようと、WEBで民間療法の情報を探す。のどに良い食品や飲み物の話題はたくさん出てくる。昔からのどに良いと知られた「大根とハチミツ」「キンカン」。体を温める「しょうが」や「ねぎ」などの野菜系を使ったレシピも多い。「レンコン」ものどを潤すのに良いらしい。

変わったところでは「プロポリス」や「リコリス」などの成分。いずれも薬というほど強いものでない商品がたくさん出ているので興味津々で探す。

秋の授業が始まる前に早急に直したかったこともあり、ドラッグストアの通販でキンカン味ののど飴や蓮根の粉末、プロポリススプレーなどを取り寄せた。ひとつづつ試して行くと、キンカン味ののど飴は普通においしくて食べ易い。

プロポリスののど飴は、以前にも買ったことがあり覚悟はしていたけれど、驚くほどまずい。極端に味の濃いハチミツのような、洗剤のような、ゴムのような何とも形容しがたい味。以前買ったものよりも成分が濃いのか、まずさもレベルアップしていた。

プロポリスののど飴がのどに効くかどうかよりも、我慢ならないほどのまずさをどうしたものかと悩む。そうだ、おいしいキンカン味ののど飴と一緒に食べてまぎらわそう。一緒に口に含むと爽やかな香りと酸味でだいぶ助かった。

「耐えられないまずさ」+「おいしさ」=「耐えられるまずさ」になる。結局はまずい。キンカン飴のおいしさを犠牲にするのはもったいかなかったけれど、プロポリスの飴はけっこう高いので我慢してなめる。

私の感想では、のど飴はその場しのぎには良いけれど、のどの調子をアップさせる力はなかった。ずっと口に入れていることを考えると、歯にも良くなさそうだ。

他には、蓮根の粉末をお湯で溶いたものを毎晩飲んでから寝てみる。茶色の葛湯のような見た目で、味は風味のないココアのような感じ。ただ、体が暖まると咳き込み易いのはまったく変わらなかった。結局は、食品レベルの民間療法では、劇的に素晴らしいものに出会うのは難しいのだろうかとがっかりする。

●市販薬を試してみる

自宅で使えるお薬系だと「ルゴール」の評判が良いらしかった。消毒薬のような赤茶色い液体を、長いめん棒につけてのどに直接塗るという。塗るのに慣れた人には効果てきめんらしい。「のどに薬を塗る」、文字で書くと簡単だけれど、実際にやってみると大変だった。

まず鏡を使って口を大きく開けても、のどの奥というのが見えない。舌の付け根が邪魔してのどが開かないので、せっかくルゴール液で湿らせためん棒が舌の上をむなしく転がるだけだった。液体の味も病院の匂いを濃縮したようなものだし吐き気がしてくる。だんなさんにのどを見せてもらったら、いとも簡単にのどの奥が見える。普通にのどを開けばいいと言う。

何度かトライして、「あぁ〜」っと声を出しながらだとのどは開くことがわかった。ようやく少しだけのどに塗れたようだ。でもやはり涙目でオェっとなる。毎回こんなに辛くてまずいなら、私には全くこの方法が向いていないということだろう。局所にバッチリ塗れていないので、効果もわからなかった。

●マヌカハニーに出会う

「大根とハチミツ」のレシピはなぜか試す気がしなかったけれど、ハチミツは好きなので調べてみると、「マヌカハニー」と呼ばれるニュージーランドのハチミツは抗菌力があってのどに良いらしい。抗菌レベルの数値が高いものは値段もすごく高いけれど、興味があったので取り寄せた。

ニュージーランドに生息する、マヌカというティーツリーの仲間の植物の花からミツバチがとるハチミツがマヌカハニー。ティーツリーは、ニキビの治療薬として聞いたことがあった。

普通のハチミツにも抗菌力はあるけれど、マヌカのハチミツにはさらに強い抗菌力があると言う。このマヌカハチミツ独自の抗菌力の強さは、「ユニークマヌカファクター:UMF」という表記で示される。たとえばUMF10+だと一般的な消毒薬のフェノール溶液10%以上の抗菌力があるということらしい。自然のハチミツが、それほど強い抗菌力を持つというのはなんとも不思議。

取り寄せたのは16+という数値のもの。一瓶250gが約3,000円もするので、ハチミツと言うより健康食品やサプリメントの感覚だ。

届いたので開けてみると、茶色のクリーム状のハチミツだ。スプーンですくってゆっくりと口の中で溶かす。ナチュラルな味で食べにくくはない。むしろおいしい。不思議とその日の晩は咳き込むこともなく寝ることができた。次の日は朝からのどの調子は良かった。咳が出そうな感じがしたら、マヌカハニーをなめることで抑えられる。

手応えを感じたので、UMFの数値の高い25+というものも取り寄せた。その日から夜寝る前と朝起きた時、日中のどがイガラっぽくなったらというように、一日にスプーン2〜3杯ほどのマヌカハニーをなめた。そうしていると全く咳が出ないし、のどの調子は万全なものになってしまったのだ。

ハチミツ恐るべし。「良薬口に苦し」ではなく、あまーい、あまいハチミツでのどの痛みが直るとは!

マヌカハニーについてもっと詳しく調べると、胃炎で有名なピロリ菌をやっつけるらしいとか、インフルエンザにも? とか情報が出て来る。どこまで信用していいのかわからないけれど、私ののどに一番効いたのがこれであるのは確か。数値が25+にもなると6,000円から7,000円もして高いので、ニュージーランドから直接送ってもらえるところを探した。

前回のコラムで書いたような方法で現地の通販サイトを探し、マヌカハニーやマヌカオイル、マヌカのリップクリームなどを注文。マヌカハニーはUMF20+のものなら3,000円以内でみつかる。

ニュージーランドのオンラインショップの送料は、安かったり無料なところも多い。値段はNZドルなので換算がめんどくさそうだけれど、価格表示のプルダウンメニューで「Yen」が選べたりするところもあって驚いた。しっかり日本のお客さんのことを考えているみたい。ニュージーランドのWebShopをみつけるのが楽しくなってしまった。

今はすっかり咳も出ないので、学校へ行く前日にマヌカのハチミツをなめてケアする程度になった。スプーン一杯のハチミツで大助かりだけれど、一匹のミツバチが一生で集めるハチミツの量が、ちょうどスプーン一杯程度だという。蜂さんにはもう感謝するしかない。

あのまずいのど飴のプロポリスという成分も、そもそもはミツバチの巣に入り込んだねずみなどの動物の死骸の防腐剤として、ミツバチが作り出したものだという。蜂って本当にすごい。

そのミツバチが、世界中から姿を消しているというニュースをテレビ番組の特集で見た。原因は諸説あって特定されていないけれど、生き物として高性能すぎるミツバチのデリケートさにその謎が隠れていそう。もちろん、そこに人間がした何らかが影響をしているだろう。人間は自然に対してデリカシーがなさ過ぎるのかもしれない。

かなりの果物の受粉をミツバチがしているから、食品がなくなってしまうと世界中が躍起になって心配している。個人的にミチバチに依存している私も心配だ。今年の冬はマヌカハニーのおかげで安心して過ごせそうだけれど、ミツバチの今後にも注目しなければならない。

【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com

装飾アートの総本山WEBサイト「デコラティブマウンテン」
< http://www.eimu.com/ >

デジタルペンの「MVペン」を試している。学校でホワイトボードに書いて見せるよりもデータが残っていいかと思って。でも、まだMacに全面対応していないので使いにくいのと、慣れないのとでスムースにいかない。

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■おかだの光画部トーク[23]
いまさらだけど「flickr」について-2

おかだよういち
< http://bn.dgcr.com/archives/20091027140200.html >
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最近、失敗した写真って全部消します? フィルムと違って現像するコストのことなど考えず気軽にバシバシ撮れるデジカメ。記録メディアも大容量化+低価格化してきたこともあり、失敗っぽい写真もあまり消さないようになってきてませんか?

ちょっとくらいブレててもピンボケしてても、それが逆に臨場感や味がある気もしますし、人物が目をつぶっていても何枚か撮っていれば、Photoshopなどの画像処理ソフトで簡単に合成できますから、素材と考えればわざわざ消す必要はないわけです。デジカメの出始めの頃と比べると、画像を消す頻度が減っている気がします。

そして、画素数も大きくなりバッテリーの持ちも良くなってきたので、たくさん写真を撮るとどんどんディスクスペースがなくなってしまいます。そんな肥大化する画像データを失ってしまうリスクを減らし、安心して管理できる方法として、前回はflickrをバックアップディスクとして利用する事を書きました。

本来flickrは写真を中心としたSNSであり、仲間同士や、同じ趣味趣向の見知らぬ人々と、写真を通じたコミュニケーションができる写真共有サービスですから、単にオンラインに写真をアップロード保存しておくだけの写真アルバムではありません。

flickrは、アップロードした写真に色々な情報を付けたり仕分けしたりして整理します。更に一枚一枚、タイトルを付けたり、説明を付けたり、他の人の写真にコメントを付けたり、写真の一部分にノートを付けたりもできます。

気になるキーワードで検索して気に入った写真が見つかったら、コメントを付けてみると撮影者と仲良くなれたりするかもしれません。また、flickr上には色々なグループがあるので、トイカメラで撮った写真が好きな人はトイカメラのグループに登録しておけば、自分で撮ったトイカメラの写真をアップロードして、グループの人と見せ合いっこもできます。

そのあたりのことは、ブラウザから簡単にできますし、前回紹介した、専用ソフトからも可能なので、アカウントを作ったら色々と試してみると分りやすいと思います。

●携帯やiPhoneで撮った写真でコミュニケーションを楽しむ

今回は、PCのブラウザからではなく、携帯やiPhoneで撮った写真でコミュニケーションを楽しむ、私の使っている方法をご紹介します。

最近は、twitterを使った日常のコミュニケーションが多くなってきました。NHKニュースなどでも紹介されるようになってから、ますますユーザーが増えているようです。twitterは基本的に短い文字だけを送信するツールだったのですが、TwitPicやyFrogなど様々なtwitter用の画像共有サービスがありますから、今何しているのかを画像付きで共有できるようになってきました。

flickrも同様に、自分のtwitterアカウントと連動できる"flickr2Twitter"があるので、写真があちこちの画像共有サービスに散らばるのが嫌な人は、flickrで一括管理すると良いでしょう。

iPhoneでは専用の投稿アプリで、携帯で撮ったものもflickrに送る専用のメールアドレスに写真に添付して、タイトルにtwitterに送る文字を打って送信すれば、外出先での出来事を写真付きで共有できます。
< http://www.flickr.com/help/sharing/#953361 >

例えば、iPhoneで撮ってtwitterに写真を添付してツイートすると......twitterのタイムラインで「雨もやんだので予定どおり淀川でBBQ。http://flic.kr/p/78845C」とURL付きで表示され、リンクを辿るとflickrの写真が表示されます。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4018732224/in/set-72157615670331003 >

< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4046181666/in/set-72157615670331003/ >
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4030695783/in/set-72157615670331003/ >
なども、iPhoneからflickr経由でtwitterにツイートしたサンプルです。

同様に、携帯電話のカメラで撮った写真をメールに添付して、タイトルにtwitterに送る文字を打って、専用のflickrのメールアドレスに送信すると、「第二神明渋滞中。 http://flic.kr/p/76wNmf」となります。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4000732366/in/set-72157615670331003/ >

デジカメで撮った写真も、iPhoneで撮った写真も、携帯で撮ったのも、すべてflickrにまとめておけば、後から整理するのも楽ですしブログなど他の用途に流用するのにも便利です。

●iPhoneでflickrを使う時に便利なアプリを3つ紹介

携帯ではメールに添付して送信ですが、iPhoneでflickr→twitterの場合、わたしは【Gyazickr】というアプリを使っています。写真を選んでツイートするだけ。投稿専用のシンプルな無料アプリです。アルバムから送りたい写真を選んで、文字を打つ(フリックする)だけ。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4047510016/in/set-72157615670331003/ >

twitterに送ることはせず、アルバム内の写真をまとめてflickrにアップロードするのに便利なアプリは、【Eye-Fi】(無料 ※Eye-Fiのアカウントが必要なのでEye-Fiカードのユーザーのみ)です。

iPhone内の写真をまとめてflickrとパソコンに転送できます。flickr純正アプリは今のところまとめてアップロードできず、一枚ずつなのでとても面倒ですが、このアプリなら楽です。しかも同時にパソコンにも保存されているので、いちいちiPhoneをパソコンに繋いで転送する必要がなくなります。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4046876471/in/set-72157615670331003/ >

【flickr】(無料)
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4046881739/in/set-72157615670331003/ >
本家flickrアプリ。起動すると、まず自分のコンタクト(友人)の写真のスライドショーが表示されます。動きのあるトランジションがかっこいいのでずっと見てても飽きない感じ。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4046883909/in/set-72157615670331003/ >

上記のように今のところ一枚ずつしかアップロードできませんが、タイトルやタグやパーミッション(誰に見せるか)を細かく設定できます。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4047628742/in/set-72157615670331003/ >
本家アプリらしく閲覧、コメント投稿、検索など使いやすいのでiPhoneのflickrユーザーは必携です。

写真は撮る楽しみ、見る楽しみ、見せる楽しみがあります。撮ったその場で、その瞬間に感じた言葉を添えてみんなで共有する。昔はなかった今ならではの写真の楽しみ方が始まっています。最近、iPhoneのしょぼいカメラをコンパクトデジカメよりも頻繁に使ってしまうのは、こういう理由が大きいんじゃないでしょうか。

【おかだよういち/WEBクリエイター・デザイナー+フォトグラファー】
< http://s-style-arts.info/ > < mailto:okada@s-style-arts.com >

大先輩のまつかさチャットでもiPhoneアプリ話が2回連続みたいですね。ネタがかぶらないように気をつけなきゃ!(^^;

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■デジクリトーク
DTPデータ解体新書──それでPDF入稿ってどのくらい流行っているの?

笹川純一
< http://bn.dgcr.com/archives/20091027140100.html >
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吉田印刷所のDTPサポート情報blogのページで「PDF入稿の割合はどのくらいですか?」というアンケートを9月に行いました。

PDF入稿は数年前よりAdobeやベンダーより推奨されている入稿方式で、PDF入稿のセミナーなども各地で活発に行われていますが、実際のDTPの現場ではどのような割合で利用されているのかをお答え頂きました。結果は以下の通りでした。

■PDF入稿の割合はどのくらいですか? ...投票数:250票

  ●多い(70〜100%)    ... 32.4%
  ●少ない(〜30%)    ... 30.0%
  ●なし          ... 24.8%
  ●半分くらい(40〜60%) ... 12.8%

グラフ:
< http://blog.ddc.co.jp/img/blog/mail/images/20091019-pdf-01.png >

 ◇1位は「多い(70〜100%)」という方が約32%でした。

1/3の方が、PDFでのワークフローに移行しているという結果が出ました。ただ、これをもってPDF入稿が進んできていると考えるのはちょっと難しそうです。2位の「少ない(〜30%)」、3位の「なし」の割合を合わせると、約53%とわずかですが過半数を超えますので、DTPの現場で積極的にPDFが利用されているとは言いがたい感じなのではないかと思います。

ただ、印刷物として数が圧倒的に多い通常のプロセスカラー4色(CMYK)の印刷であれば、今はPDF入稿でほとんど問題ないのではないかと思います。RIPも相当古くなければ、運用側の出力の手順をしっかり決めていけば、多くは問題なく出力できるとは思います(吉田印刷所でも出力のコアがCPSIという、いわゆるPostScript系がコアで使用している時代からPDFの出力を行ってきました)。

吉田印刷所では、もちろんPDFの入稿は自信を持ってOKと言えるのですが、おつきあいのある印刷会社様でも出力のオペレーターの方や工務(工程管理)の方と綿密な打ち合わせをすることで、PDF入稿ができるようになるかもしれません。そういったワークフローの見直しも、今後PDF入稿をしていくためには必要なのではないかなと思います。

 ◇2位は「少ない(〜30%)」という方が30%でした。
 ◇3位は「なし」という方が約25%でした。

2位の「少ない(〜30%)」と回答頂いた方は、全部が全部PDF入稿に移行しないで、例えば定型の定期物だけPDF入稿に移行して取り組んでいるとか、そういった感じなのではないかと考えられます。すべてをPDFのワークフローに移行するには多くの検証の時間が掛かりますから、部分的な導入はアリだと思います。

また、「なし」と回答頂いた方は、1/4の割合でいるということになりました。比較的先進的な取り組みを行っている人たちが多いとされる、ネットでのアンケートではありますが、出力環境の移行は1/4は行っていないという結果になりました。

ワークフローとして、データを出力する側の会社・印刷する側の会社でデータの間違いなどを修正することが前提になっている場合は、PDFで入稿するとちょっと修正がしづらい、もしくは修正できないことがあるので、PDF入稿は促進していきづらいかもしれませんね。

 ◇4位は「半分くらい(40〜60%)」が約13%になりました。

PDF入稿へ半分くらいの移行がされていれば、データを渡すときの注意点などの知識が社内で蓄積されてきていることだと思いますので、その知識を応用できればさらなるPDF入稿への移行が促進されていくのではないかと考えられます。実際、PDFのエラーはエラーが100あったら、原因が100あるわけではなく、数個〜10数個のエラーに収束すると考えています。そういう風に考えられるようになれば、問題の解決策もパターン化できるので、この回答をした方々は遅かれ早かれ、「多い(70〜100%)」という方向に向かっていくのではないでしょうか。

PDF入稿のメリットは、吉田印刷所のDTPサポート情報ブログでも掲載していますが、これらのメリットを享受する(コスト削減・時間短縮・作業の簡易化など)には基本的に「戻らない」ワークフローが必要になると考えています。PDFワークフローでの印刷は、システムを入れればすぐに始められるものではありません。各工程に携わっている人たちの、PDFワークフローへの理解がなければ、PDF入稿はオペレーターにとって負担が増えるだけのものになってしまうでしょう。

コスト削減・時間短縮・作業の簡易化などは常に求められていることかと思いますが、フロー全体を最適化すること(全体最適化)で、その有用性が発揮されます。PDF入稿・PDFワークフローを導入しようと考えられている方は、単にプリプレスのデータの受け渡しがPDFになるだけと考えるのでなく、全体のワークフローを見直す良い機会と捉えてみてはいかがでしょうか。

※今回のアンケートにもDTP駆け込み寺の和尚様・読者様、デジタルクリエイターズの発行者様・読者様にご協力を頂きました。また、弊社ページをご覧頂き、アンケートにお答え頂いた方々にも御礼申し上げます。ありがとうございました。
【アンケート概要】
アンケート期間:2009年9月10日〜2009年9月30日
アンケート対象:主として「DTPサポート情報blog」閲覧者
アンケート方法:以下のページのウェブサービスによる回答(無記名回答)
< http://blog.ddc.co.jp/mt/dtp/archives/20090805/220700.html >

【笹川純一】sasagawa@ddc.co.jp < http://www.ddc.co.jp/ >

DTPデータ入稿を手がけている、新潟の印刷会社の人。先日、新潟から軽自動車に乗って、名古屋のDTPの勉強部屋にお邪魔しました(笑)。

12月8日に開催されるDTP Boosterは「制作者のための出力できるPDF」をTrueflowの方が講演されるということで出席予定です〜。出力できるデータ作りってのは大事。みなさんもぜひ。
< http://www.dtp-booster.com/vol09/ >

私自身としては、11月20日に(社)日本印刷学会のプリプレス研究会主催の研究例会「いまさら聞けない!! プリプレスの基礎知識と課題」でPDFの基本的なところからのお話を講師としてさせて頂く予定です。
< http://www.jspst.org/event/091120.html >

●今週金曜日のDTP Bootsterもよろしく♪(濱村)

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■編集後記(10/27)

・ASIAGRAPHのついでに、ゆりかもめで2か所行きたいところがあった。しかし、ゆりかもめは運賃が高い。新橋→テレコムセンター→豊洲→台場→新橋のコースで、その度に切符を買うと1400円もかかる。そこで役に立ったのは一日乗車券800円だった。差額でお昼代が出た。日本科学技術館を出て、テレコムセンターから豊洲に向かう。運良く先頭車両の最前列の席が空いていたので坐る。傾斜のゆるいジェットコースターの先頭みたいな感じで、ここからの眺めは最高である。あいにくの曇天だったが、開発中のパノラマが存分に見渡せた。豊洲は、ららぽーと豊洲の東急ハンズが目的地。ここにYS-11の実車が展示されているはず。だが、あったのはYS-11G(Xグレード)が1台だけ。しかも高いところに展示されていて、下ろしてもらえない。見上げるだけ。折り畳みではないYS-11G(ライト)と比較して、実際にさわってみたかっただけに残念。次に向かったのは、台場のホテルグランパシフィックLE DAIBAの3階にあるGALLERY21。初めて行くのだが、めったに足を踏み入れることのない高級ホテルはやはり苦手だ。巨大な円筒形の内部を一周する重厚なギャラリーで、ここで行われる写真展は評価が高い。このギャラリーで来年4月、5月に所幸則さんの個展が開かれる。河西春奈写真展「地図をつくる」が開催中だったが、難解なモノクロ写真で早々と退散。帰りのゆりかもめは、ぜひあの最高の席に座りたかったが混んでいて果たせず。お台場海浜公園から芝浦ふ頭に至る途中には、線路が完全に円を描く個所がある。ここはぜひ最前列で体験したかった。晴れた冬の日に、のんびりお台場を歩き回りたいものだ。お散歩カメラを持って。(柴田)

・「小学五年生」「小学六年生」休刊。読んでいたので悲しい。目次を見ると、子供の頃に読んでいたものとは別物のようだ……。/世の中はWindows7や、新DSの噂に沸いているのだろうが、私はといえば、やっとお玉や、ベランダや玄関用の履物を買い、生活が便利になったな〜としみじみ。いや、まだ買えていないものもあるのだが。アイロン台は欲しいものは高すぎるので通販で実物を見ないまま注文は躊躇、安いのだと足りない機能があってこれまた悩むところ。カトラリーは親のものがロングセラーで未だに個別追加注文できるところが羨ましくて、同じようなものをと考えているうちに、徒歩3分のドン・キホーテ(!)で、間に合わせのものを買ってしまった……。最初入るのが怖かった、って書いたらお店の人に怒られるけど、色の氾濫と情報の多さ、密度の高さに圧倒されて冒険するみたいだったよ。何でも売っていてびっくり。コーナンに行かなきゃ〜、いつ行けるだろうと困っていた物干竿を見つけた時には、これで乾燥機でのしわしわ服から脱出できる、など小さな幸せを感じたものだ。乾燥機はおまかせモードだとシャツやジーンズはしわしわ。ネットに入れても同じ。しかしタオル類の仕上がりはふわふわで気持ちいい。購入時状態の2〜3倍の厚さになるよん。(hammer.mule)
< http://netkun.com/magazine/sho5/ > しんちゃんも泣いてる
< http://netkun.com/2009model/ >  読者モデル!
< http://www.donki.com/ >  正確にはドン・キホーテなのね< http://www.hc-kohnan.com/ >  宝塚歌劇チケットプレゼント
< http://bn.dgcr.com/archives/20091016140200.html >今週金曜日! お金も手間もかからずにカラマネ環境
< http://www.dtp-booster.com/vol09/ >制作者のための出力できるPDF