おかだの光画部トーク[24]秋の被写体アラカルト
── おかだよういち ──

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読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋......と色々と忙しい秋ですが、秋は絵になる被写体がいっぱい。ということで、今回の光画部トークは「撮影の秋」でいってみましょう。

最近は温暖化で夏が長いのか秋が遅いのか、10月の終わりでもまだ暖かい日が多く、11月も中盤にさしかかってきたこの時期、やっと気温もちょっと下ってきて秋を感じる季候になってきました。

秋は空気が澄んで空がとてもキレイです。空に浮かぶ雲も爽やかでとても絵になります。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4101388670/in/set-72157615670331003/
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晴れた日は空を見上げて、キレイな雲をいっぱい撮ってみるのもいいかもしれません。けっこうWebやDTPでデザインの素材として使えるので、空&雲はたくさん撮ってストックしておくと重宝しますよ。



空気が澄んで晴れた日は、夕暮れの風景も絶品です。特にいい感じの雲が出ている時はとてもドラマチックな夕景に感動します。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4100640517/in/set-72157615670331003/
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< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4101395758/in/set-72157615670331003/
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秋の風景で思い浮かぶのはススキ。青く高い空にとてもよく合います。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4100633739/in/set-72157615670331003/
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秋の陽射しに黄金に光るススキはキラキラしていてとてもキレイです。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4100634125/in/set-72157615670331003/
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< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4101390166/in/set-72157615670331003/
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これは、兵庫県の中部辺り神崎郡神河町の砥峰高原(とのみねこうげん)というススキの名所です。
< http://kobe-mari.maxs.jp/kamikawa/tonomine_susuki_matsuri.htm
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どんな被写体でも、逆光で撮るとドラマチックな感じになります。ススキも順光だけでなく、太陽バックで撮ってみると輪郭がキラキラ光ってキレイですよ。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4100635431/in/set-72157615670331003/
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秋桜と書くくらい、秋を連想させるコスモスもこの時期の代表的な被写体です。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4101395220/in/set-72157615670331003/
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< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4101394918/in/set-72157615670331003/
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< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4100639197/in/set-72157615670331003/
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コスモスは背が高く、弱い風が吹いても結構揺れるので、アップだとなかなか撮りにくいことが多いです。被写体ブレをしないように、シャッタースピードをなるべく速く設定して撮るとちゃんと止まってくれます。また、コスモスが風でゆらゆら揺れるのを逆手に取って、シャッタースピードを少し遅くすると花がブレて風を感じることができます。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4100638843/in/set-72157615670331003/
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そして、秋と言えばやっぱり紅葉。関西でもようやくちょっと色付いて来たようです。
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赤やオレンジ色が映えるように、濃いグリーンや黒っぽい背景を探すとコントラストを演出しやすいです。構図の勉強をするのにはもってこいの被写体なので、色々な角度から露出も色々設定変えて撮ってみるといいと思います。

これもススキと同様、順光だけでなく逆光で撮ると、色とりどりの葉を透過した光がとてもキレイに写ります。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4100637061/in/set-72157615670331003/
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< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4100636851/in/set-72157615670331003/
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最後に、この時期のイベント、七五三。ありきたりの「ハイ。こっち向いて〜。チーズっ!」って感じの記念写真だけでなく、後から写真を見るだけで一日の記憶が蘇るような、イベント全体の写真を撮っておきましょう。
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せっかく綺麗な着物を着てお粧ししているのですから、帯も写るように後ろ姿も撮りましょう。髪飾りも忘れずに。
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子供の写真を撮る時は、できるだけ子供の目の高さまで低くなって撮るように心掛けると、全身がバランスの取れたプロポーションになります。立ったりしゃがんだりを何度も何度も繰り返すスクワットなので、数時間撮ってると太ももがパンパンになりますが、かわいい子供の写真の為に日々鍛練です。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4100642783/in/set-72157615670331003/
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< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4100641523/in/set-72157615670331003/
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そして、主役本人だけでなく、周囲にも気を配って、忘れずにイベントのディテールも撮影しておきましょう。ちょっとした小物なども押さえておくと、それだけでストーリーになり、アルバムやフォトブックを作る時にもアクセントになります。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4100643627/in/set-72157615670331003/
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< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4100643097/in/set-72157615670331003/
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最後に、その日の空とか撮っておくと、大人になっても七五三の日は晴れたいい天気だったんだなぁと、小さな日のことを思い出すかもしれません。
< http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4100644049/in/set-72157615670331003/
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撮影の秋、気持ちのよい空の下、カメラを持って出かけてみましょう!

【おかだよういち/WEBクリエイター・デザイナー+フォトグラファー】
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限定100台の「PENTAX K-xコレジャナイロボモデル」をしっかりスタンバって予約開始時間に予約ボタンをポチっとしてカートに入れたのですが、決済画面でサーバートラブル。
< http://shop.pentax.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=16404
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残念ながらその先に進む事ができないまま定数に達してしまったようです。100台は瞬殺だったようです。orz