[2758] 雑誌の未来図はマルチメディア時代のまま

投稿:  著者:  読了時間:25分(本文:約12,200文字)


《業界人はスタートが遅い!》

■KNNエンパワーメントコラム
 2010年Time,Inc.の提案する雑誌の未来図は、マルチメディア時代のまま
 神田敏晶

■クリエイター手抜きプロジェクト[226]Adobe Illustrator CS3/CS4編
 条件付きでテキストフレームを選択(1)
 古籏一浩

■電子浮世絵版画家の東西見聞録[96]
 「softCREAM」シアターイベント/牡蠣のオイル漬け
 HAL_
 
■展覧会案内
 JAGDA TOKYO 第32回展覧会 齋藤浩×門嶋隆裕「12」

■イベント案内
 第13回文化庁メディア芸術祭 受賞作品が決定

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■KNNエンパワーメントコラム
2010年Time,Inc.の提案する雑誌の未来図は、マルチメディア時代のまま

神田敏晶
< http://bn.dgcr.com/archives/20091207140500.html >
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KNN神田です。

アップルのタブレットがどんなものかは、おそらくNDAでよーく知っているはずのTime,Inc社が、デモビデオをYouTubeにアップロードしている。

「Sports Illustrated」誌の電子タブレット版である。編集長であるTerry McDonellが自ら紹介する。まず、最初にこちらのビデオを見ていただきたい...。
< >

タブレット型、kindle DXくらいのサイズだろうか...。サクサクと雑誌のページが時折サウンドとムービーと一緒に登場する。楽しそうな雑誌だ。注目は、FacebookやおそらくTwitterにも気になるところをポストできる機能。さらに広告をクリックして広告へ「深入り」することができるところだ。

当然、お約束の水着の女性も音楽と同様に登場する。さらに、テレビの画面におそらくネット経由で表示もできる。いろんな、アップルのナレッジナビゲイター時代から描かれた20年来の見果てぬ夢が、2010年には登場するというデモである。

しかし、どこか全体的に既視感がある。そう、まるでCD-ROM時代のMacromedia社(現:Adobe)Directorのプレゼンテーションである。

「雑誌はこれからCD-ROM時代になり、インタラクティブにマルチなメディアになるのです。音、写真、動画、VR(当時は360度写真のこと)と多機能になるのです...」と、マルチメディア時代はCD-ROMドライブ搭載に牽引をかけた。ジョン・スカリー当時Apple会長を筆頭に...。まさに、同じテツを踏もうとしている。

雑誌をめくるフリック音はいらないし、いちいち、雑誌に動画が必要とも思わない。写真ごとに、クリックも指先でのピンチもおそらくタブレットならば不要だろうし(iPhoneのような小さなデバイスだからこそ、ピンチは必要だが)。まるで、雑誌が「飛び出す絵本化」しようとしているようだ。そんなものは創刊号だけがやたらに安い、ディアゴスティーニでやればいい話だ。

むしろ、電子雑誌で必要な機能は、5つある。

1.「検索機能」単語検索だけでなく、関連ワード、検索保存、外部リンクなど
2.「共有embed機能」外部のブログやSNS、Facebook、Twitterなどへの相互リンク
3.「ネット連携機能」ビジネスモデルにかかわらず、保存やブラウズできなければならない。
4.「通信機能」Wi-Fi 3G ホームネットワークは必須だ。
5.「アフィリエイト機能」書籍の記事を紹介したり、読者が紹介することによる収益構造。

操作は、雑誌のインタフェース、目次からのジャンプだけでよいと思う。紙材、印刷、輸送をともなわないことにより、ビジネスモデルは、フリーペーパー化するかもしれない。おそらく、紙媒体よりも高価になっては電子媒体の意味はない。書店で販売しているものとは別媒体としてあつかうべきだ。

電子化とパッケージ化は相反する作用なのかもしれない。電子雑誌で見たら、パッケージの本物(少なくとも、現在は...紙が本物という意識がある)が欲しくなるだろう。電子媒体で付加価値を求めると、CD-ROM時代へのゾンビ化がはじまる。誰だ、雑誌の3D化まで考えている奴は?(笑)。

遅かれ、早かれ、2010年は電子雑誌、電子新聞がタブレットモバイルのデバイスによって誕生するだろう。もしかすると、PCのデスクトップ文化さえも凌駕する変革かもしれない。初代iMacのようにブラウン管のリ・デザインで終わるかもしれない。

ボクにとってのタブレットは、Kindleサイズがカラーとなり、通信機能がつく、iPhone DX(かなり大きな)という仕様。そこまででいい。テレビやPCと融合する機能はあと3年はいらないと思う。

つまり、デバイス側が「機能」を決めるのではなく、それぞれのユーザーが使い勝手のいいメディアのコンポーネントを組み合わせて、メディアのハックが検証され、そこからようやく、市場という名の「需要」が形成されるからだ。

それまでは、単機能のデバイスでオープンでAPIを公開していく。それが一番進化するかと思う。自社媒体へのロックアウトの夢はもう、本当の21世紀にはふさわしくないようだ。

Time,Inc.の未来の雑誌は、20世紀の人たちが、いまだに21世紀を予測しているようにみえて仕方がない。

KandaNewsNetwork,Inc.< http://www.knn.com/ >
〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸7-10-12 グランドソレーユ105
KandaNewsNetwork,Inc. 代表取締役 神田敏晶
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226

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■クリエイター手抜きプロジェクト[226]Adobe Illustrator CS3/CS4編 
条件付きでテキストフレームを選択(1)

古籏一浩
< http://bn.dgcr.com/archives/20091207140400.html >
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今回は条件付きでテキストフレームを選択するスクリプトです。

Illustratorには同じ塗り色のパスを選択する、線幅が同じパスを選択するといった条件付き選択機能が用意されています。条件付き選択は結構便利ですが、メニューから選択できる項目は少なく、こういう条件のものを選択したいけど手作業でやるしかない(探すしかない)こともあります。そういう時こそスクリプトの出番です。

今回のスクリプトは、テキストフレーム内の一文字でもマゼンタが50%以上使われている場合、その文字を含むテキストフレーム全体を選択します。


function colorChecker(srcObj){
srcObj.selected = false;
for(var j=0; j<srcObj.characters.length; j++){
colObj = srcObj.characters[j].fillColor;
if (colObj.magenta >= 50){
srcObj.selected = true;
return;
}
}
}
function mainProc(){
if (app.documents.length < 1){
alert("ドキュメントを開いてから実行してください");
return;
}
if (app.activeDocument.documentColorSpace != DocumentColorSpace.CMYK){
alert("ドキュメントのカラーモードをCMYKにしてから実行してください");
return;
}
var textObj = app.activeDocument.textFrames;
if (textObj.length < 1){
alert("選択すべきテキストフレームがありません");
return;
}
for(var i=0; i<textObj.length; i++){
colorChecker(textObj[i]);
}
}
mainProc();

このスクリプトでは、すでに選択してあるテキストフレームがあった場合、選択を解除します。もし、すでに選択してあるテキストフレームの選択を解除したくない場合(選択を追加する形)には以下の一行を削除してください。

srcObj.selected = false;

マゼンタが50%以上ではなく25%未満の場合に選択させたい場合には

if (colObj.magenta >= 50)



if (colObj.magenta < 25)

に変更してください。マゼンタではなく他の色の場合は以下のようになります。

if (colObj.cyan >= 50)  ←シアンが50%以上なら選択
if (colObj.yellow >= 50) ←黄色が50%以上なら選択
if (colObj.black >= 50)  ←黒が50%以上なら選択

少し複雑な選択であれば以下のように&&を使って書きます。
&&は両方の条件を満たした時という意味です。例えばシアンが50%以上で黄色が0%なら選択という条件式は以下のようになります。

if ((colObj.cyan >= 50) && (colObj.yellow == 0))

CMYKまとめて&&を使って書くこともできます。以下の場合はシアンが50%以上、マゼンタが40%以下、黄色が0%で黒が10%ならテキストフレームが選択されます。

if ((colObj.cyan >= 50) && (colObj.magenta <= 40) &&
(colObj.yellow == 0) && (colObj.black == 10))


【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >

年賀状はパソコンとか使うより芋版でいいと思うんだけど......。後で食べることもできるし。ここ2ヶ月ほどIllustrator三昧(?)......知らなかった事が多かった。SONYのマメカムが来たけど、忙しくて未開封......。

地道に追加してます。簡単にカテゴリにジャンプできるようにしました。
・新JavaScript例文辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/javascript2/index.html >

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■電子浮世絵版画家の東西見聞録[96]
「softCREAM」シアターイベント/牡蠣のオイル漬け

HAL_
< http://bn.dgcr.com/archives/20091207140300.html >
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今回も引き続き「softCREAM」のお話をさせて頂きます。前回は展示中心のお話でしたが、今回はシアターで行われた3日間3つのイベントのご報告です。

初日、27日に行われた「クリエイターズナイトヨコハマ」通称CNYは、隔月六本木で行われているWebマガジン「ボヘミアン」主催の「ボヘミアンナイト」のヨコハマ版として展開されました。ここでは「異業種交流会」が中心なのですが、ボヘミアンの核となるロバート・ハリスと「仮面トークショウ」でお馴染みの弓月ひろみが中心になり、さらには声優の加乃みるくが加わると言う豪華版ステージからはじまりました。

六本木でも同じなのですが、やはりこの業界人はスタートが遅い! 開場時間になっても来場者はまばらで、広い赤レンガホールの中は遠くに人がポツポツといる状態で寂しい限りでした。主催者側でもあるボヘミアン作家までが来場していない様子。運営側の人間としては、はらはらドキドキの状態です。都内から来る人はさすがに桜木町は遠く感じるようで、さらには駅から結構距離があるので、着時間を読み違えをする人も多いようでした。1時間を過ぎた頃、ようやく人は混み始め、ステージ上でも話は盛り上がってきました。

ボヘミアンナイトの目玉はクリエイター、業界を結びつける交流目的の「ネームビンゴ」です。これは、受付でいただいた名刺がビンゴの当選番号代わりになるので、ビンゴカードには自ら交流して相手の名前を記入しあわなければならないのです。シャイな日本人の交流下手を解消するための手段として行われ、これによって会場内の人達はテーブルを渡り歩くことになります。そして、会話は弾んでいくのです。今回は六本木のクラブとは違い会場が広いせいか、少しスカスカした感はあったのですが、逆に来場者はネームビンゴのために動きやすかったようでした。

しかし、このネームビンゴはきっかけ作りです。きっかけが出来て話が弾みはじめると、その場からなかなか離れなくなってきます。もちろんそれは良いことなのですが、最後までなかなかビンゴカードを埋め尽くせない人が出てきてしまいます。中にはビンゴも関係なく自分のプロモーションDVDを配って歩くクリエイターまでいて、会場内はさらに盛り上がりをみせていきます。毎回そうなのですが、肝心のビンゴが始まっても、読み上げる当選番号代わりの名前を聞こうともせず、なかなかリーチになる人が現れなかったりします。後半になると、ぞろぞろとビンゴが出てくるのですけれどねぇ。

このイベントはネームビンゴだけではなく、自分のプロモーションをステージ上で大画面のプロジェクターを使って行うことも出来ます。今回は、クリエイターはもちろんキャラクターの売り込みや企業の製品プロモーションも行われ、最後はボヘミアン作家がステージに上がり、大きく盛り上がったイベントとして終了しました。

< http://bn.dgcr.com/archives/2009/12/07/01.jpg >
CNYオープニング

翌28日の「ギャングスタナイト」は、ロバート・ハリスプロデュースによるポエトリーリーディング、映像と音と詩のリミックスインスタレーションイベントです。詩人・三代目魚武濱田成夫をはじめ、ドクター・セブン、ビアンカ、室屋憲治&伊藤ちか子、丸本武、六弦詩人義家、美音妙子、北里洋平、玄音、ひとりでできるもんなど、往年のスター達をゲストを招いてのシアターステージです。このイベントの進行には直接タッチしていなかったのですが、我々世代からは遠くの存在のスターとお近づきになれたことは、私にとっては宝物のような時間となりました。

< http://bn.dgcr.com/archives/2009/12/07/02.jpg >
室屋憲治氏

最終日を飾ったのが「世界のCMフェスティバル」です。これは私が以前から気になっていたイベントで、一度は参加してみたいと考えていました。しかし、なかなかチャンスが訪れず、今回のsoftCREAMをいい機会にして呼んでしまおうと思いついたのが9月初旬です。
「世界のCMフェスティバル」をご存じない方に少しだけ紹介すると、フランス生まれのこのイベントは世界40カ国で開催され、60万本ものCMの中から選りすぐりのCMをフランス人プロデューサー、ジャン・クリスチャン・ブーヴィエ氏がMCとなり、ライブコンサートを交えながら一晩、朝まで上映するというもので、今年も日本全国21都市で開催されています。

今回の赤レンガ倉庫のイベントはそのプレ講座という形で、元々大学で講師をしていたブーヴィエ氏がCMを文化的視点から語りながら紹介していきます。楽しめる映像祭としての、softCREAMにはピッタリの企画でした。ブーヴィエ氏も横浜での開催は初めてということで、初めて電話したにもかかわらずsoftCREAMの企画をしっかり聞いて下さり、コンセプトを理解した上で公演の快諾を出してくれました。しかし、全国を飛び回っているブーヴィエ氏、その後なかなか連絡が取れなかったのです。

電話での快諾はあったものの、連絡が取れずにいたことで、実行委員長としての私は気がもめてしかたがありませんでした。文書でのやり取りもしていなかったので、突然のキャンセル等が出てはsoftCREAMに大きな穴が開いてしまいます。ようやく連絡が取れた時には本当にほっとする思いでした。Mailでも何度も連絡を取ろうとしたのですが、ブーヴィエ氏は日本語のMailだとほとんど目を通さないとのこと、英語の文面だけが自分宛のMailだと思って読むそうです。これは、福岡の事務局の方から後でおうかがいしました。

このプレ講座とはどのようなものかを知るために、タイミング良く9月18日に行われた荒川区での講座に行ってみることにしました。場所はサンパール荒川の小ホール。小ホールとはいっても、それなりの広さのある場所です。ブーヴィエ氏とお会いするために私はかなり早めに行ったので、ホール内はまだ誰もいない状態でした。楽屋に通してもらいブーヴィエ氏と初対面。写真で見るよりも小柄でとても気さくな感じの方、話も弾み横浜赤レンガ倉庫に行くのを楽しみにしていると聞いて、ほっとしてその後の講演を見られました。

荒川での講演の構成は、はじめの1時間がCMの解説です。ブーヴィエ氏の視点で文化的に考察していきます。少したどたどしさのある日本語が、講演自体を盛り上げていきます。途中休憩を入れ、その間にパチパチと称する手のひらの形をした板を配ります。振ると手拍子をするように合わさって音を出すもの。その後30分間はCMを立て続けに流し、1本が終わる度にパチパチを振って楽しむという、夜を徹して楽しむ本講座のミニ番を展開していました。

私は横浜でも同じ構成を想定していましたが、ブーヴィエ氏が横浜ではクリエイターが集まるということを考えて、特別版としてCMのメイキング映像を流してくれました。パチパチはなかったものの、観客達の楽しむ顔を見て講演は20分以上も延長して行われました。ブーヴィエ氏も横浜のお客はとてもいい人達で、この企画に呼んで下さって嬉しかったと、喜んで帰って行かれました。もちろん、他のイベントも同様ですが、参加した人達が口々に「良かった」「楽しかった」「ありがとうございました」と言って帰って行く姿が目に焼き付いた3日間でした。

< http://bn.dgcr.com/archives/2009/12/07/03.jpg >
ブーヴィエ氏のCMプレ講座

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◇本日のお薦めYouTube Music
MARTIAL SOLAL(piano)1927.8.23─ France

今回は、YouTubeで他の人の映像を探している時にたまたま見つけた、マーシャル・ソラールを紹介します。Jazzはどうしてもアメリカが中心になり、ヨーロッパのミュージシャンは全然知らなかったのですが、この人は間違いなくフランスのピアノ奏者の巨人のひとりでしょう。

サイト上に情報は少ないのですが、少ない情報を取りまとめてみると、若い時は少人数編成のバンドのようで、その後大きな編成の中に組み込まれていった人のようです。テクニカルな彼の演奏は好き嫌いも出るでしょうが、私はこういったアレンジが大好きです。60年代にはかなり実験的な演奏もしているようです。

Martial Solal
< >
Martial Solal - On Green Dolphin Street
< >
Martial Solal & Toots Thielemans - What Is This Thing Called
< >
Martial Solal & Toots Thielemans - Body And Soul
< >

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◎冬野菜の料理 牡蠣のオイル漬け
< http://bn.dgcr.com/archives/2009/12/07/04.jpg >

とても手軽に出来てしまうにもかかわらず、皆が口を揃えて「美味しい! 美味しい!」を連発し、レシピを聞きたがる、我が家の評判料理「牡蠣のオイル漬け」を紹介します。

HAL_はよほど新鮮なものでないと口にしない牡蠣ですが、これは白ワインやシャンパンには最高に合い、大好きなのです。以前紹介したホタテのオイル漬けも美味しいのですが、こちらは牡蠣好きにはたまらないようです。今、牡蠣の美味しい季節です、加熱用の牡蠣でもいいので材料が安い割には高級感のある一品となります。是非試して下さい。

材料:生牡蠣200グラム、オイスターソースまたは醤油大さじ2、鷹の爪1本ニンニク1片、ローリエ2枚、オリーブオイルまたはサラダオイル(ごま油でも)

作り方:生牡蠣は汚れを取るために塩か片栗粉を多めにふり、優しくまぜてザルに入れ、流水の中できれいに洗います。きれいになった牡蠣は水分を切り、大きめのフライパンで強火にかけ、から煎りして水分を飛ばします。牡蠣がふっくらしたら、オイスターソースか醤油をまわしかけます。

下味を付けた牡蠣を、煮沸消毒した瓶に入れ、ローリエ、ニンニク、鷹の爪を加えて好みのオイルを牡蠣が隠れるまで入れます。これを2〜3日冷蔵庫で保存して完成です。一週間ほどは保存可能で美味しくいただけます。クラッカーやトーストしたバケットにのせて、レモンスライスを添えてクリスマスのアペタイザー(ワインやオードブルなどの総称)として是非召し上がれ。

【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/ >
Web < http://lohasfood.exblog.jp/ >
Web < http://Web.mac.com/hal_i/ >

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■展覧会案内
JAGDA TOKYO 第32回展覧会 齋藤浩×門嶋隆裕「12」
< http://www.jagda.org/information/event/454 >
< http://bn.dgcr.com/archives/20091207140200.html >
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会期:12月15日(火)〜12月19日(土)12:00〜19:00
会場:ギャラリー「JAGDA TOKYO」(東京都港区西麻布1-8-4 三保谷硝子店B1F TEL.03-6459-2553)
内容:数字の1から12をモチーフにポスターを作る! というルールのもと、奇数対偶数の熱いバトル! 齋藤浩が奇数、門嶋隆裕が偶数を担当し、それぞれ6点ずつ計12枚のポスターを展示します。
オープニング・パーティ 12月15日(火)18:00〜20:00

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■イベント案内
第13回文化庁メディア芸術祭 受賞作品が決定
< http://plaza.bunka.go.jp/festival/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20091207140100.html >
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─主催者発表─

第13回文化庁メディア芸術祭の受賞作品、功労賞、審査委員会推薦作品が決定しました。今年度は、CG、Web、ゲーム、インスタレーションなどのデジタル作品やアニメーション、マンガなど、54ヵ国・地域から応募のあった2,592作品のなかから選ばれました。

アート部門大賞は、玉ねぎの地上部分の成長の度合いに基づいてオブジェクトが育っていく、動的インスタレーション作品『growth modeling device』、エンターテインメント部門大賞は、ファンがWebカメラで撮影し、投稿した素材を編集することで、人と人がつながる気持ちをシンプルに楽しく表現した『日々の音色』が受賞しました。

アニメーション部門は、高評価を博した『時をかける少女』で一躍注目を浴びた監督・細田守のアニメーション作品『サマーウォーズ』、そしてマンガ部門は、11世紀初頭の北ヨーロッパおよびその周辺を舞台に繰り広げられるヴァイキングたちの生き様を描いた歴史漫画『ヴィンランド・サガ』が大賞を受賞しました。

受賞作品一覧
< http://plaza.bunka.go.jp/festival/2009/winner.php >

審査委員会推薦作品一覧
< http://plaza.bunka.go.jp/festival/2009/recommend/ >

これらの作品は、2010年2月3日(水)から14日(日)まで国立新美術館で開催する第13回文化庁メディア芸術祭にてご覧いただけます。
< http://plaza.bunka.go.jp/festival/2009/information/ >

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■編集後記(12/7)

・東京ガスのガス・パッ・チョ!CMが好きで、いま流れている「ガスツアー」というシリーズは何度見ても楽しい。家で妻夫木聡がくつろいでいると、突然ガイドに連れられたツアー客がやってくる。コンロを拭かされたり、パンケーキを焼く実演をさせられたりする。帰ってくれると思ったら......というオチにいつも笑う。演出がじつにみごとだ。「天地人」では似合わぬ役を演じていた妻夫木だが、このCMシリーズのお人好しぶりが一番いい。東京ガスのサイトでほかのCMも見ていたら、「家族の絆・お父さんのチャーハン編」という感動的な作品に出会った。テレビでは一度も見たことがなかったCMだ。「お父さんのチャーハンが食べたい」と怒ったような顔で言う娘。「気がつくとわたしは泣き出していた」で語られるストーリーは、「お母さんが風邪のときとか怒って実家に帰っちゃったときとかそんなときに決まって出て来るものだった」という不出来なチャーハンと、父親と娘ふたりっきりのちょっと距離ある関係。「うまいか、うまいか」と聞く父親に、何も言わない子どものころの娘。結婚式の3日前、お父さんのチャーハンを食べて「あのときは言えなかったけど、うまい、あと、ありがとう、お父さん」と言える娘。母親の姿はない。家族のかかえる問題を想像させられる。二度、三度くりかえし見る。父親(きたろう)の表情に父親のいろいろな悲しみが現れていて、わたしも父親としては泣くしかない。ネットでも評判だと後で知った。もう一本。パナソニックのスペシャルCM「陽のあたる図書館」がいい。これもサイトで初めて見た。3年ぶりに帰って来た娘に、万感の思いをこめた「おう」だけで応じる無口な父親の姿に共感。いい話だけでなく、ちゃんと商品CMになっていてうまいものだ。親子の絆というアプローチは、くさい演出でなければへそ曲がりなわたしでも素直に感動できるのだ。歳とって涙もろくなっただけか。(柴田)
< http://www.tokyo-gas.co.jp/channel/200ch/index.html > 東京ガスCM
< http://panasonic.jp/kokoro/index.html > パナソニックCM

・うちのマンションのロビーで、子供対象のクリスマス会と、大人対象のクラシックコンサートがあった。コンサートはチェロとバイオリンの二重奏。時間がなくて、ちょこっと聞いただけだったけど、ロビーで生演奏が聞けるなんて贅沢だな〜と思った。全部聞けなくて残念。毎年やるといいなぁ。/ドラマ「仁」面白いね。中谷美紀がこんなにいい女優さんだとは知らなかったよ。演技の幅が広い女優さんだなぁと。「ケイゾク」も良かったなぁ。「仁」は巧い役者と下手な役者の差が激しくない?(hammer.mule)