電子浮世絵版画家の東西見聞録[96]「softCREAM」シアターイベント、牡蠣のオイル漬け/HAL_

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今回も引き続き「softCREAM」のお話をさせて頂きます。前回は展示中心のお話でしたが、今回はシアターで行われた3日間3つのイベントのご報告です。

初日、27日に行われた「クリエイターズナイトヨコハマ」通称CNYは、隔月六本木で行われているWebマガジン「ボヘミアン」主催の「ボヘミアンナイト」のヨコハマ版として展開されました。ここでは「異業種交流会」が中心なのですが、ボヘミアンの核となるロバート・ハリスと「仮面トークショウ」でお馴染みの弓月ひろみが中心になり、さらには声優の加乃みるくが加わると言う豪華版ステージからはじまりました。

六本木でも同じなのですが、やはりこの業界人はスタートが遅い! 開場時間になっても来場者はまばらで、広い赤レンガホールの中は遠くに人がポツポツといる状態で寂しい限りでした。主催者側でもあるボヘミアン作家までが来場していない様子。運営側の人間としては、はらはらドキドキの状態です。都内から来る人はさすがに桜木町は遠く感じるようで、さらには駅から結構距離があるので、着時間を読み違えをする人も多いようでした。1時間を過ぎた頃、ようやく人は混み始め、ステージ上でも話は盛り上がってきました。



ボヘミアンナイトの目玉はクリエイター、業界を結びつける交流目的の「ネームビンゴ」です。これは、受付でいただいた名刺がビンゴの当選番号代わりになるので、ビンゴカードには自ら交流して相手の名前を記入しあわなければならないのです。シャイな日本人の交流下手を解消するための手段として行われ、これによって会場内の人達はテーブルを渡り歩くことになります。そして、会話は弾んでいくのです。今回は六本木のクラブとは違い会場が広いせいか、少しスカスカした感はあったのですが、逆に来場者はネームビンゴのために動きやすかったようでした。

しかし、このネームビンゴはきっかけ作りです。きっかけが出来て話が弾みはじめると、その場からなかなか離れなくなってきます。もちろんそれは良いことなのですが、最後までなかなかビンゴカードを埋め尽くせない人が出てきてしまいます。中にはビンゴも関係なく自分のプロモーションDVDを配って歩くクリエイターまでいて、会場内はさらに盛り上がりをみせていきます。毎回そうなのですが、肝心のビンゴが始まっても、読み上げる当選番号代わりの名前を聞こうともせず、なかなかリーチになる人が現れなかったりします。後半になると、ぞろぞろとビンゴが出てくるのですけれどねぇ。

このイベントはネームビンゴだけではなく、自分のプロモーションをステージ上で大画面のプロジェクターを使って行うことも出来ます。今回は、クリエイターはもちろんキャラクターの売り込みや企業の製品プロモーションも行われ、最後はボヘミアン作家がステージに上がり、大きく盛り上がったイベントとして終了しました。

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CNYオープニング

翌28日の「ギャングスタナイト」は、ロバート・ハリスプロデュースによるポエトリーリーディング、映像と音と詩のリミックスインスタレーションイベントです。詩人・三代目魚武濱田成夫をはじめ、ドクター・セブン、ビアンカ、室屋憲治&伊藤ちか子、丸本武、六弦詩人義家、美音妙子、北里洋平、玄音、ひとりでできるもんなど、往年のスター達をゲストを招いてのシアターステージです。このイベントの進行には直接タッチしていなかったのですが、我々世代からは遠くの存在のスターとお近づきになれたことは、私にとっては宝物のような時間となりました。

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室屋憲治氏

最終日を飾ったのが「世界のCMフェスティバル」です。これは私が以前から気になっていたイベントで、一度は参加してみたいと考えていました。しかし、なかなかチャンスが訪れず、今回のsoftCREAMをいい機会にして呼んでしまおうと思いついたのが9月初旬です。
「世界のCMフェスティバル」をご存じない方に少しだけ紹介すると、フランス生まれのこのイベントは世界40カ国で開催され、60万本ものCMの中から選りすぐりのCMをフランス人プロデューサー、ジャン・クリスチャン・ブーヴィエ氏がMCとなり、ライブコンサートを交えながら一晩、朝まで上映するというもので、今年も日本全国21都市で開催されています。

今回の赤レンガ倉庫のイベントはそのプレ講座という形で、元々大学で講師をしていたブーヴィエ氏がCMを文化的視点から語りながら紹介していきます。楽しめる映像祭としての、softCREAMにはピッタリの企画でした。ブーヴィエ氏も横浜での開催は初めてということで、初めて電話したにもかかわらずsoftCREAMの企画をしっかり聞いて下さり、コンセプトを理解した上で公演の快諾を出してくれました。しかし、全国を飛び回っているブーヴィエ氏、その後なかなか連絡が取れなかったのです。

電話での快諾はあったものの、連絡が取れずにいたことで、実行委員長としての私は気がもめてしかたがありませんでした。文書でのやり取りもしていなかったので、突然のキャンセル等が出てはsoftCREAMに大きな穴が開いてしまいます。ようやく連絡が取れた時には本当にほっとする思いでした。Mailでも何度も連絡を取ろうとしたのですが、ブーヴィエ氏は日本語のMailだとほとんど目を通さないとのこと、英語の文面だけが自分宛のMailだと思って読むそうです。これは、福岡の事務局の方から後でおうかがいしました。

このプレ講座とはどのようなものかを知るために、タイミング良く9月18日に行われた荒川区での講座に行ってみることにしました。場所はサンパール荒川の小ホール。小ホールとはいっても、それなりの広さのある場所です。ブーヴィエ氏とお会いするために私はかなり早めに行ったので、ホール内はまだ誰もいない状態でした。楽屋に通してもらいブーヴィエ氏と初対面。写真で見るよりも小柄でとても気さくな感じの方、話も弾み横浜赤レンガ倉庫に行くのを楽しみにしていると聞いて、ほっとしてその後の講演を見られました。

荒川での講演の構成は、はじめの1時間がCMの解説です。ブーヴィエ氏の視点で文化的に考察していきます。少したどたどしさのある日本語が、講演自体を盛り上げていきます。途中休憩を入れ、その間にパチパチと称する手のひらの形をした板を配ります。振ると手拍子をするように合わさって音を出すもの。その後30分間はCMを立て続けに流し、1本が終わる度にパチパチを振って楽しむという、夜を徹して楽しむ本講座のミニ番を展開していました。

私は横浜でも同じ構成を想定していましたが、ブーヴィエ氏が横浜ではクリエイターが集まるということを考えて、特別版としてCMのメイキング映像を流してくれました。パチパチはなかったものの、観客達の楽しむ顔を見て講演は20分以上も延長して行われました。ブーヴィエ氏も横浜のお客はとてもいい人達で、この企画に呼んで下さって嬉しかったと、喜んで帰って行かれました。もちろん、他のイベントも同様ですが、参加した人達が口々に「良かった」「楽しかった」「ありがとうございました」と言って帰って行く姿が目に焼き付いた3日間でした。

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ブーヴィエ氏のCMプレ講座

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◇本日のお薦めYouTube Music
MARTIAL SOLAL(piano)1927.8.23─ France

今回は、YouTubeで他の人の映像を探している時にたまたま見つけた、マーシャル・ソラールを紹介します。Jazzはどうしてもアメリカが中心になり、ヨーロッパのミュージシャンは全然知らなかったのですが、この人は間違いなくフランスのピアノ奏者の巨人のひとりでしょう。

サイト上に情報は少ないのですが、少ない情報を取りまとめてみると、若い時は少人数編成のバンドのようで、その後大きな編成の中に組み込まれていった人のようです。テクニカルな彼の演奏は好き嫌いも出るでしょうが、私はこういったアレンジが大好きです。60年代にはかなり実験的な演奏もしているようです。

Martial Solal
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Martial Solal - On Green Dolphin Street
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Martial Solal & Toots Thielemans - What Is This Thing Called
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Martial Solal & Toots Thielemans - Body And Soul
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◎冬野菜の料理 牡蠣のオイル漬け

04.jpgとても手軽に出来てしまうにもかかわらず、皆が口を揃えて「美味しい! 美味しい!」を連発し、レシピを聞きたがる、我が家の評判料理「牡蠣のオイル漬け」を紹介します。

HAL_はよほど新鮮なものでないと口にしない牡蠣ですが、これは白ワインやシャンパンには最高に合い、大好きなのです。以前紹介したホタテのオイル漬けも美味しいのですが、こちらは牡蠣好きにはたまらないようです。今、牡蠣の美味しい季節です、加熱用の牡蠣でもいいので材料が安い割には高級感のある一品となります。是非試して下さい。

材料:生牡蠣200グラム、オイスターソースまたは醤油大さじ2、鷹の爪1本ニンニク1片、ローリエ2枚、オリーブオイルまたはサラダオイル(ごま油でも)

作り方:生牡蠣は汚れを取るために塩か片栗粉を多めにふり、優しくまぜてザルに入れ、流水の中できれいに洗います。きれいになった牡蠣は水分を切り、大きめのフライパンで強火にかけ、から煎りして水分を飛ばします。牡蠣がふっくらしたら、オイスターソースか醤油をまわしかけます。

下味を付けた牡蠣を、煮沸消毒した瓶に入れ、ローリエ、ニンニク、鷹の爪を加えて好みのオイルを牡蠣が隠れるまで入れます。これを2〜3日冷蔵庫で保存して完成です。一週間ほどは保存可能で美味しくいただけます。クラッカーやトーストしたバケットにのせて、レモンスライスを添えてクリスマスのアペタイザー(ワインやオードブルなどの総称)として是非召し上がれ。

【HAL_】横浜在住アーティスト hal_i@mac.com
Web < http://homepage.mac.com/HAL_i/ >
Web < http://lohasfood.exblog.jp/ >
Web < http://Web.mac.com/hal_i/ >