[2759] 新時代の「三種の神器」はナニ?

投稿:  著者:  読了時間:22分(本文:約10,900文字)


《まともな自転車を、まともな店で買おう!》

■音喰らう脳髄[80]
 ただのロックだけど、それだけじゃない。
 モモヨ

■曜日感覚のないノラネコ[22]
 秋はやっぱり自転車の季節だったらしい
 須貝 弦

■アナログステージ[26]
 新時代の「三種の神器」はナニ?
 べちおサマンサ

■クリエイターのための法務相談 デジクリ出張所[02]
 デジクリ出張所 公開対談スペシャル!(その1)
 高木泰三


■音喰らう脳髄[80]
ただのロックだけど、それだけじゃない。

モモヨ
< http://bn.dgcr.com/archives/20091208140400.html >
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このところ、新型インフルエンザにかかったり、近所で大規模な火事があったりと、ろくなことがない。特に火事の方は、熱伝導率のよいメタル電線をつたって災禍がひろがり、離れた場所のトランスが破裂炎上したり、電線の被覆部が熱で劣化したりして完全復旧に数日かかかるほどで、いまだに現場の跡地近辺では異臭を嗅ぎ取ることができるといった按配。ということで、今回は、本来、先週書きたかったことを書く。

私自身がうかつにも新型インフルエンザに罹患したせいで、発売直前の京都大学でのライブをキャンセルせざるを得なかったわけだが、その後、ロフトでの11月11日のライブは何とか敢行。アルバムの方も21日に無事発売できた。その新作について少し書いてみたい。

新作、タイトルは、『リザードIV(4)』。サブタイトルが『ロックンロール・アンデッド』だ。すでに読売新聞11月26日付夕刊の音楽面や、『ミュージックマガジン』など各音楽誌最新号にレビューが掲載されており、いずれかを目にした方もあろうかと思う。そうしたメディアでの評判はいずれも好評で、すでに多くが語られた今、これ以上、何か語ることがあるのかというと、それがあるのだ。いいたいことを一言でいえば、

「今作がただのロックだ」

ということだ。もちろん、上記のレビューの中にも、言い方は異なるものの、それを指摘したものはある。例えば『ミュージックマガジン』の「本編はリザード史上、もっともストレートな"パンクロック・アルバム"である」という結語、これなどは至言だ。

なのに、なぜ私が「ただのロック」と繰り返し言わなければならないかといえば、これらの評言に私たちバンドの年齢を加えて脳内加工し「老熟したロック」などと読み違える人が出やしないか、という心配があるからに他ならない。

はっきり言おう。パンクにもロックも年齢など関係ない、そう、私は思っている。だから、ロックンロール・アンデッドなのだ。老練したテクニックだの、老熟したロックだの、世の中にはいろいろな言われようをする音楽がある。世界にはいろいろな価値観があっていい。しかし、だ。こと私の場合はそうした価値観に興味がないし、問題はそれがロックしているかどうかだと思う。

レコーディングの際に最も注意を払ったのも、ロックしているかどうか、その一点だった。こういうところが、私がパンクロッカーと呼ばれる所以かもしれない。三つ子の魂というか何と言うか、その根本のところは音楽を始めてこのかた変わっていないようだ。最新のデジタルレコーディング技術を用いて、ロックな、パンクな感性に形を与えていく。今回のアルバムはそんな作業の一つの結果。

ただのロックだけど、それだけじゃないんだよ。

Momoyo The LIZARD 管原保雄
< http://www.babylonic.com/ >

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■曜日感覚のないノラネコ[22]
秋はやっぱり自転車の季節だったらしい

須貝 弦
< http://bn.dgcr.com/archives/20091208140300.html >
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●秋にひとつのピークがあった

「CyclingEX」というWebサイト< http://www.cycling-ex.com/ >では、自転車の2010年モデルについての情報を積極的に取り上げてきた。自転車はイヤーモデルになっていて、毎年秋口にニューモデルが発表される。当然、読者の側もその情報を気にしていて、検索エンジンで「コルナゴ 2010」といったキーワードで検索してくるわけだ。そんな2010年モデルの情報のおかげで「CyclingEX」のアクセス数も伸びてきた。

また、秋という季節は春と並んで自転車にとってはとても良い時期。したがって巷には自転車に関する情報、例えば有名人が自転車でどこかを旅しただとか、サイクリングイベントがあったとか、海外の有名選手が来日するレースがあったとか、とにかく話題に事欠かない。ふつうの人が「自転車通勤とかもいいな」なんて考えるのも、たいていは春と秋である。

その反動からか、12月はさすがにアクセス数が伸び悩んでいる。それでも8月や9月と比較すると、12月のほうがまだ日々のアクセス数は多いので「10〜11月に大きなピークがあった」ということなのだろう。正直なところ、冬場の落ち込みをカバーして有り余るくらいに媒体自体が成長してくれたら言うことなしなのだが、そこまでは至らなかった。

●それでも自転車はやっぱりブーム

冬になってアクセス数が伸び悩んでいるとはいえ、自転車に対する関心の高さは相変わらずだ。実は先日も、とあるイベントの会場で名刺交換をさせていただいたアートディレクターの方(とても有名ですてきな方です)が、私の名刺を見て「この"自転車ブログメディア"って何ですか?」と反応。お話を伺うと、都内での移動に自転車を使いたいのだという。

過去にデジクリでも何度か書いたが、都内の10km程度の移動であれば、自転車とクルマの所要時間はいい勝負だ。とくに相手がタクシーではなく自家用車の場合、単純な移動時間ではクルマに負けても、クルマが駐車場を探しているうちに自転車のほうが目的地に到着してしまっていることもある(もちろん迷惑にならない場所に駐輪しなくてはならないが)。地下鉄やJRともいい勝負だ。電車は決して目的地にまっすぐで行けると限らないし、乗り換え時間や駅からの徒歩が結構な時間ロスとなっている。

自転車のメリットに、いろいろな人が気づきはじめているというわけだ。

今はまだオルタナティブな移動手段といった感もあるが(これだけ自転車が普及していながら、おかしな話ではある)、そこから"当たり前"に昇格する日も、そう遠くないだろうと信じている。

●少人数制のパンク修理講座を企画中

しかし、自転車の魅力が"再発見"され広がりを見せているのと同時に、インフラやソフト面が追いついていないのは明らかだ。そこをなんとかしたいと思うし、なんとかするために活動する中で、小さな経済を回していけたらとも思っている。それが、「CyclingEX」が今後目指していることでもある。

具体的には、今「平日の夜に会社帰りの人が手ぶらで参加できる少人数制のパンク修理講座」を、都内で実施しようと企画中だ。本来であればパンク修理の方法は販売店で教えれば良いことだし、そうでなければユーザーが自分で練習すればいいことだ。しかし、すべての販売店がそのようなサービスを提供できるわけではない。また、メンテナンスのテクニックが載った本やWebサイトは山ほどあるが、「自分でやる」ということに踏み出せない人もいる。しかし、そういう人でも「覚えたい」という欲求があるのであれば、そのための環境を整えて背中を押してあげたいと思う。

そのかわり、申し訳ないがさすがにタダとはいかない。自転車整備士の資格を持つメカニック(現在交渉中)が教える手間、本当に手ぶらで参加していただくための機材の準備、会場の費用といったものがある。また、自転車店が顧客の囲い込みのためにやるものでもない。したがって、ある程度の対価はお支払いいただく。もちろんこれで大もうけしようとは思っていないので、参加費はなるべく安く設定するつもりだ。

場所は、都内各所からのアクセスの良さということで、市ヶ谷か飯田橋を検討中。この企画について考えていることや進捗状況などは、Twitterでつぶやいているので(アカウント名はCyclingEX)、興味のある方はフォローしていただければ。

最後に、これも過去に何度もデジクリに書いてきたような気がするが、お願いというかなんというか。

◆まともな自転車を、まともな店で買おう!

自転車はれっきとした乗り物だ。身体を預けるのだ。スポーツサイクルに限らず、ママチャリだろうが電動アシスト自転車であろうが、まともな品物をまともな店で買いましょう。

【すがい・げん】< http://www.cycling-ex.com/ >

自転車のインプレッション記事というとほとんどがロードバイク、次にMTB、たまに小径およびフォールディングバイクの専門誌に出る程度。クロスバイクのインプレッションって、皆無じゃないけどあまりない。ということで、あるときはショップの手を借り、またあるときは私物を投入し、クロスバイクの紹介記事にチャレンジ中。
< http://www.cycling-ex.com/2009/10/giant-escape-r3.html >
< http://www.cycling-ex.com/escape-r22010/ >

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■アナログステージ[26]
新時代の「三種の神器」はナニ?

べちおサマンサ
< http://bn.dgcr.com/archives/20091208140200.html >
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鏡・剣・玉などの宝物ではなく、会話などで例えられる「三種の神器」と謂えば、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫(1950年代)、カラーテレビ・クーラー・自動車(1960年代)などがお馴染みの神器ではないでしょうか。

2000年以降、どこかの媒体によって、デジタル家電ものを新しい三種の神器に仕立て上げようとしていたのも、記憶に新しいかもしれませんが、本当のところ、もう三種の神器になる得るブツというのは、存在しないのかも。

三浦展の著書『下流社会』において、パソコン・携帯電話・プレステが低所得者がのめり込む神器と綴られているが、そんなことはない。金持ちだろうが貧乏だろうが、必要とするものなら持っているものであって、必要でなければ持ってなくても問題はないブツなのは確かだ。

現に、「Otakuワールドへようこそ!」のG/Hさん(仮名)は、携帯電話を持っていない。通信できる携帯電話は持ってはいないが、モックアップの携帯電話は持っている。なぜなら、G/Hさん(仮名)は携帯電話を必要としているわけでもないし、ご本人も、「あれば便利なのかもしれないけど、いらね」と必要性を感じていないのである。

日本におけるパソコンの普及率といえば、すでに7割を超えており、単純に「皆さん使ってます」レベルと考えても差し支えないはずだが、ここでも、別にパソコンがなくてもまったく生活に支障がない方たちもいらっしゃるわけで。

ゲーマーだったワタクシも(現在もゲーマーには違いないが、時間がなくて封印中)、プレステだけでなく、ゲーセンにも足を運ばなくなったし、ゲームというものを、まったくやらなくなった。といっても、mixiのアプリは手隙のときに遊んでいるけど。では、いまの時代なにが三種の神器と謳えるのだろうか。

陳腐な頭で必死になって思い描いても、なーんにも浮かんでこないので、グーグル先生で検索してみると、太陽電池・電気自動車・省エネ家電など、エコを謳っている『新・三種の神器』などがでてくる。まぁ、世間の関心が高いとは謂え、家電を製造している企業は、これから先、いやでもそうしていかねばならないのだから、あえて三種の神器に仕立て上げる必要はないかと。

ならば、誰もが欲しがるアイテムとはなにか。と、検索して読んでいくうちに、「特別なものではなく、自分が大切にしているものでいいんじゃない?」という結果に辿り着いた。そのままだ。そのまま過ぎて、何もオチがないのはつまらないが、他人が羨むようなモノを持っていて、それを自慢をすることに快楽を覚える方は別だが、そもそも、三種の神器なんてことを打ち出すことが不自然になる。

ワタクシが他人に自慢できるものは、一つもない。世界で一匹しないないイヌを飼っている! などであれば、自慢のひとつもできるのだろうが、世界に一匹しかいなかったら、国際自然保護連合が黙っていないだろう。となると、べちおサマンサという人間は世界に一人しかいないことになるので、国際自然保護連合の監視下に入っていてもおかしくはないが、ただの平民なので、隣の奥さんにすら相手にされないのが実情だ。

「ものが溢れる」という表現が使われるいまの時代、購入意欲を促すアイテムではなく、購入してからも大切に使われるアイテムが大切ではないでしょうか。一時期の流行りで売り出すのもいいが、ブームが過ぎれば(熱が冷めれば)ゴミとなり、邪魔になり、何もなかったかのような日常をおくる......。

新時代の三種の神器とは、誰かが作り上げた(謳った)アイテムではなく、「文字・言葉・思いやり」という、人間ならではの要素が神器になると、そう願っております。

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
FAプログラマであり、ナノテク業界の技術開発屋。
< http://www.ne.jp/asahi/calamel/jaco/ >
< http://twitter.com/bachiosamansa > ←意味不明発言多数

・移籍の準備が着々と進行中。いらぬ噂も立てられたが気にしない。/今回で2009年のデジクリ当番が終わりです。早かった。夏頃から入稿が遅れに遅れて、編集部には迷惑かけっぱなしでした、スミマセン。来年は新天地でゆっくり書けそうです。/と、会社から「やっぱり困るから3ヶ月で戻って来い」と言われる。嬉しいけど、イヤ。/忘年会シーズン、お体ご自愛くださいです。/スーコちゃんの個展が間もなく!/読者の皆様、来年もまた宜しくお願いいたします。良いお年をお迎えください。

◎sioux 個展「赤い雫」
< http://sioux.jp/ >
会期:12月15日(火)〜27(日)11:00〜20:00(最終日18:00)12/21休
会場:アートコンプレックスセンター(東京都新宿区大京町12-9)
< http://www.gallerycomplex.com/ >

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■クリエイターのための法務相談 デジクリ出張所[02]
デジクリ出張所 公開対談スペシャル!(その1)

高木泰三
< http://bn.dgcr.com/archives/20091208140100.html >
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日刊デジクリをご覧の皆さま、にどめまして。行政書士の高木泰三です。クリエイターに知っておいて欲しい法律について、毎回ゲストからの質問に答える形で解説しつつ、一緒に考え、悩んでいくこの企画の特別編として、今回は、11月21日にデジタルハリウッド大学院大阪サテライトキャンパスにて実施した公開対談イベント「クリエイターのための法務対談スペシャル」からお届けいたします。

高木:さて、ゲストのご紹介から始めたいと思いますが、それぞれ簡単に自己紹介をお願いいたします。

エサキ:「情熱の学校」学長のエサキヨシノリです。広告代理店の営業を10数年やった後、思うことがあり5年前に単身飛び出しまして、中小企業・零細企業のブランド創りのコンサルタントをやっています。ブランド創りの過程で、独立系のクリエイターさんと一緒にコラボレーションしていると、営業の苦手な方が多かったので、そういった人たちに「営業力つけようぜ!」というコンサルティングもするようになりました。

おかだ:おかだよういちです。姫路近辺でWeb・DTPと、撮影をしています。元々は東京のデジタルイメージ制作会社にいましたが、地元に戻って独立。ちょうど今年で10年になります。日刊デジクリに「おかだの光画部トーク」を隔週火曜日に連載しています。

高木:エサキさん、おかださん、よろしくお願いします。本日はもうお一方、イラストレーターの方にゲストをお願いしていたのですが、体調を崩されて入院されてしまいまして。そこで急遽、代打の方をご用意しました。

mule:......hammer.muleです。日刊デジクリを15年やっています。フリーランスとしてDTPやWeb制作をしています。代打の話、冗談じゃなかったんですね。

高木:そんな契約してませんと言われましたが、この業界そんなもの。(笑)というような、トラブルから身を守ろうというのが今回の企画、ということで、早速、事例を元に進めていきたいと思います。

●「言った・言わない」問題

高木:クリエイターの世界に限らず、ビジネスではクライアントとの間でよくこの「言った・言わない」の問題は起こりますよね。

エサキ:契約書を結ぶ文化がない、なんていう以前に、飲み屋で意気投合して「なんか一緒にやろうぜ」なんて進め方で仕事が始まることもありますよね。それで問題が発生した時に必ず出てくるのがこの「言った・言わない」の話。きっちり契約書を交わせばいいんでしょうけれど、日常で気をつけられることがあれば、そのあたりのお話を聞きたいです。

おかだ:撮影の仕事では、ディレクターによっては「こんな感じで撮って」と、指示がアバウトなことがあります。「いつもみたいな感じで」と言われて撮ったら、後で「いつもの感じと違うなー」なんて話で再撮影になったり。(苦笑)ゆるい話で進めてしまうと、そういうことありますね。

高木:撮影だけじゃなく、デザインでもありますよね。muleさんどうですか?

mule:そうですね、NGだけ聞いてざっくり作って、それを叩き台に修正を重ねる、なんていう進め方になってしまうことが多いです。

高木:事前の指示は、ちゃんと形で残しますか?

mule:残すようにしています。どことなく不安を感じるクライアントの場合は、確認のメールを投げて、必ずそれに返事くださいと強めにお願いしたり。それで返事をくれないところに対しては、さらに慎重になりますね。

高木:値踏みじゃないですけれど、誠意というか、相手の反応を見るのも必要かもしれないですね。こちらの一方的な記録を残しておいても、「合意したわけじゃない」と言われたら、後々面倒だったりするので、質問を投げかけるなど、返事が返ってきやすくするのもいいかもしれません。

おかだ:トラブルが起こりそうな時によく使われる言葉で「とりあえずやって」というのがありますね。先方がよく分かっていない時に、とりあえず、とりあえずと。「とりあえず進めてください」と言われて進めてみると、後になってから「あれは、とりあえずの話でして......」と言われてひっくり返されたり。いくら返事をもらってから進めても、それが「とりあえず」のことなのか、確定のことなのかで、結局、ずいぶん意味が違ってきます。

高木:そうですよね。決定事項として意思を伝えてくださいと言うしかないんですが、それでも「とりあえず」ってよく言われますよね。

エサキ:突き詰めるとこれって、相手が「人間として普通の人」かどうかってことが大前提になってきますよね。(笑)信じられないような人間相手の場合、それはもう法律でもかなわない、次元の違う話になってしまう。(笑)

高木:次元の違いで言うと、契約書を作りましょうと言ったら「私の言うことが信用できないのかっ!」と不機嫌になられるという話がよくありますが、契約書を作る作らないというのと、相手を信用するしないというのは次元の違う話なんですよね。でもそこをごっちゃにしてしまって、契約書を敬遠する空気が既にできてしまっている。「それとこれとは次元が違うから、契約書を交わしましょう」で話が済むのであれば、今回のこの法務企画は簡単に終わってしまうんですけれど。(笑)

言った言わない問題についての対策は、基本的には記録を残していきましょう、と。メールであれFAXであれ、何か形に残していくように、みんなで心がけていく。それを習慣として、積み重ねていくことが大事なんじゃないかと思います。いきなり契約書の話をしても、そういう文化がないと上手く行かないことが多いですよね。記録を形に残すところから始めて、少しずつでも全体の意識を変えていくことが第一歩。
「契約書」という名前なんて関係ありませんので、なんでもいいので書類として記録を残していきましょう、と。そんな回答でよろしいでしょうか、とりあえず(笑)。

会場:(笑)

●次回に続きます

高木:ということで、公開対談の一部をお届けしましたが、まだまだ続きます。

mule:では、今回はこの辺でひとまず。次回も引き続き、宜しくお願いします。

【たかぎ・たいぞう】< mailto:info[a]takagi-office.biz >
< http://www.takagi-office.biz/ >

行政書士。文化庁登録著作権相談員。遺言・相続、外国人の在留資格などのほか、著作権登録や植物品種登録、契約書に関する業務も積極的に行なっている。契約・著作権の専門家として、コンテンツビジネスに従事する起業家、クリエイターをサポートする一方、関西を中心に公共機関や学校などで講演活動を行っている。平成20年度からはデジタルハリウッド大学院(大阪)の客員教授をつとめる。

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■編集後記(12/8)

・北野幸伯さんの「ロシア政治経済ジャーナル」は、「日本のエリートがこっそり読んでいる秘伝のメルマガ。驚愕の予測的中率に、問合わせが殺到中。わけのわからない世界情勢を、世界一わかりやすく解説しています」というメールマガジン。秘伝の、というのは意味不明だが、とにかくおもしろい。しかし、残念ながら読みやすいとはいえない。情報商材の広告や自著の広告が入ってうっとうしい。語り口はとてもわかりやすいが、行間がスカスカ空いているからやたらに長い長いメールマガジンである。勝手ながら、よけいな部分を削除して、つながった文章にしてみると説得力があって読み応え充分である。へえ、そうだったのかと目が開かれる思い。北野さんはロシア在住の国際関係アナリスト。ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学の修士課程を出ている。卒業生の半分はKGB、半分は外交官になるという超エリート大学である。ここで「国益とは何か」「それを達成するにはどうすべきか?」という、世界の指導者に共通する思考方法を学んできた。いまハッキリ言えることは「日本以外のすべての国々は『国益のみ』を追求している」ということだそうだ。このメールマガジン、最近の号では外国人参政権付与のもたらす恐ろしさについて、世界一わかりやすく解説している。読みにくいのは我慢して、ぜひ読んでいただきたい。「選挙権くらいあげてもいいんじゃないの〜」とか思っているお気楽な人におすすめである。(柴田)
< http://archive.mag2.com/0000012950/20091123202854000.html >
小沢さんは日本のためではなく●●のために外国人参政権付与を目指す
< http://archive.mag2.com/0000012950/20091129161000000.html >
続・小沢さんは日本のためではなく●●のために外国人参政権付与をめざす
< http://archive.mag2.com/0000012950/20091203202258000.html >
鳩山さん【死を覚悟してでも】外国人に【国政】参政権を与える

・マンションの騒音。人の声やテレビなどの生活音はまったくしない。隣は空き家なんじゃないかと思うぐらい。でも上階の足音だけは響く。子供のぱたぱたした走る音はさほど気にならないのだが、大人のドスドスという音だけは気になる。天井というか床は30cmほどの厚みがあり、将来のためにと二重床になっているらしいのだが、それでも響く。マンションに住むのははじめてで、正直なところ、上階がドスドスと歩いてくれるおかげで、自分の歩き方について反省できた。実家は木造三階建てで、普通に生活している限り、気になる足音なんてなくて、甥らが上階で飛び跳ねるようになってから、静かにするよう注意するようになった。上階のドスドスという音はたぶん、(今までの自分と同じく)外を歩く時と同じように歩いているからだと思う。かかとからの着地。ドスドス足音を聞くようになってから、アニマルモップスリッパ クマ底の柔らかいスリッパを買い(ファッション性には欠けるが。マイクロファイバー底で掃き掃除もできる〜ってやつである)、すり足で歩くようになった。急ぐ時は、スケートをするように滑る。家族が足音をたてたり、物を落とした時には心臓がどきどきするし(下に響いて迷惑かけたのでは?)、キャスターつきの椅子の下には、マットを買う予定で、今はなるべくごろごろしないように気をつけている。窓の外から聞こえる救急車のサイレンやトラックの音なんかはまったく気にならないのに、ドスドス足音だけは、振動を伴うからか、このままじゃノイローゼになるんじゃないかとまで思う。どうやってお願いしていいのかわからないし、このつらさはドスドス足音が聞こえる人じゃないとわからないだろう。一日中、部屋に籠って仕事なのだが、上階はお昼寝タイム以外は歩き回っている。夜が早い人なので助かってはいるが。繰り返すが子供の足音はさほど気にならないの。マンションって、住人全体で、上階での音を階下で聞く、限界を試す日を年に一度でいいから必ず設ける必要があると思うわ。結構響くのね〜ってわかるもん。(hammer.mule)
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