【前回のあらすじ】
Twitterをはじめたはいいが、まったくフォロワーが増えない山本(社長)。従業員の相川は、子どものように駄々をこねる山本を見かねて、140文字の面白さを説明するが、結局は「Twitterは個で遊ぶもの」と諭す、相川だった。
< https://bn.dgcr.com/archives/20100112140100.html
>
「もうTwitterの話はイヤだよ」
「なんですか唐突に。だれもなにもTwitterのことなんて、触れてないじゃないですか」
「もう、『つい...』って言葉を聞くだけで拒絶反応」
「ハイハイ、そんなに面白くないなら勝手にどうぞ」
「でもね、やっとフォロワーさんができたんだよ、ぐふふ」
「へぇー、そりゃよかったですね」
「なんだね、ずい分な態度じゃネット・ジャクソン」
「なんですか、そりゃ」
「面白いだろ。もうワタシのフォロワーさんは、1人でいいのだ」
「だから、絡みませんから勝手にしてください」
Twitterをはじめたはいいが、まったくフォロワーが増えない山本(社長)。従業員の相川は、子どものように駄々をこねる山本を見かねて、140文字の面白さを説明するが、結局は「Twitterは個で遊ぶもの」と諭す、相川だった。
< https://bn.dgcr.com/archives/20100112140100.html
>
「もうTwitterの話はイヤだよ」
「なんですか唐突に。だれもなにもTwitterのことなんて、触れてないじゃないですか」
「もう、『つい...』って言葉を聞くだけで拒絶反応」
「ハイハイ、そんなに面白くないなら勝手にどうぞ」
「でもね、やっとフォロワーさんができたんだよ、ぐふふ」
「へぇー、そりゃよかったですね」
「なんだね、ずい分な態度じゃネット・ジャクソン」
「なんですか、そりゃ」
「面白いだろ。もうワタシのフォロワーさんは、1人でいいのだ」
「だから、絡みませんから勝手にしてください」
「テレビも雑誌も『Twitter! ツイッター!』って、ノラ猫やオカメインコまで「○○なう!」ってやってそうな勢いだよね」
「そーでもないですよ。盛り上がっているというか、やっている人って、思うほど多くないはずです」
「えー、そうかなぁ」
「名前は知っている...聞いたことがある... という人はたくさんいるでしょうけど、実際にやっている人は少ないです。業種の統計などをとってみれば、偏っているはずです」
「なんか、相川クン、冷たくなった? ワタシのこと嫌い?」
「嫌いですね」
「えええええええ!」
「うそですよ。それより、Twitterの話はしないんじゃないんですか?」
「あー、そうだった、そうだった。じゃぁ、なんの話をする? ラーメン? ギター? アメ車? それとも、BUZZ?」
「ぶほっ... シャチョー、BUZZまで手を出しているんですか?」
「やってないよ。知ってのとおり、やる友達がいないからね。これ以上惨めな思いはしたくないし、ふふふ」
「べちおさんも、リリース当日にはじめてニカニカしてましたけど、もう飽きて一日一回くらいしか覗いてないみたいですし。Googleって、昔からそうですけど、放置の仕方がものすごく上手い」
「ん?どういうことだね?」
「うーん、良い意味で、釣った魚に餌はやらない」
「向こうさん(外国)って、そんな感じじゃないかね?」
「まぁ、確かに。『これ、どうやって使うの?』というケースは多々ありますよね。日本のようなキメ細かいサービスというか配慮をしているところって、あまり見かけないですねぇ」
「日本のサービスって、やっぱり細かく行き届いていると」
「ですね。作法の日本。つつましく、おしとやかで艶やか。ニッポン! チャチャチャ! ニッポン!チャチャチャ!」
「......。大丈夫かね、相川クン、なんかちょっとおかしいよ」
「そういえば、最近でもないですけど、Google Labsが結構新作出てきてるんですよ。数年前からあるのも、まだありますけど」
「なんだね、グーグルラボって」
「あら、ご存知ないんですか。試作や、実験的なソフトウェアを公開していて、評判よければ正式リリースされたり。以前はすべてラボのWEBサイト内で一括されてましたけど、最近はジャンル分けされたようで。Gmail Labsとか、力入れているみたいですよ」
「へー、Gmailはほとんど使わないからなぁ。たとえば、どんなのがあるんだね?」
「Google Marsとか。火星を見れますよ」
「なんじゃそりゃ」
「Google Mapの火星版です。もう数年ラボに置かれていますけどね...」
「どれどれ... これ、なにか面白いんだね?」
「火星ぃ! すごいぞ、火星! って感じでワクワクしませんか?」
「まったくしないね」
・Google Mars < http://www.google.com/mars/
>
「これなんてどうですか、Search Experiments」
「うーん...、いまいちピンとこないけど、なんだねこれ」
「検索のゴージャス版! ということでもないですけど、『検索』というものを、いろいろな角度から結果だしたりできます」
「いまのままでも、充分満足しているから、必要ないんじゃないの」
「そんなことないですよ、検索表示が多様なので、慣れるとかなり便利です」
・Search Experiments < http://www.google.com/experimental/
>
「ハイ、次」
「へ? なんですかそりゃ、なにか感じるところはないんですか?」
「ない。もっと便利なの教えて」
「なにを紹介しても、社長にはムダな気がしますけど...。Google Scholarなんてどーですか?」
「使わない。巨人の肩の上に立ってどーするんだね」
「......。資料を探すときに、もの凄い便利ですよ。検索ノイズが表示されないので、目的の資料などを簡単に探し出すことができるんです。かなり重宝しますけどねぇ...。まぁ、会社で遊んでいる社長には関係ないかもしれませんけど」
・Google Scholar
< http://scholar.google.co.jp/
>
< http://scholar.google.co.jp/intl/ja/scholar/about.html
>
「うーん、どれもなんかピン! とこないね。もっと『これ面白くね? なんで正式リリースしないの?』という感じのないのかね」
「わがままばかり言わないでくださいよ、ラボなんだから仕方ないでしょ」
「よし、ワタシがなにか一発、ドドーン! とGoogleに提供してみるか!」
「......」
「当たればデカいぞ!」
「なに言ってるんですか、自分の会社もまともにできていないのに...」
「ん? なんか言ったかね?」
「いや、別に。一昨年くらいに入社試験を出していたの知っています?」
「知らん」
「えぇ、知らないんですか、かなり話題になりましたよ。というより、エクセルもまともに使えない人がGoogleで頑張るって...、からかいにきたと思われますよ」
「バカにしちゃいかん、ワタシはやればできるコだ」
「それじゃ、社長はここみて頑張ってくださいね。おいしいランチも待っていますよ、アハハ」
・Google 人材募集
< http://www.google.co.jp/support/jobs/bin/answer.py?answer=52128
>
【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
FAプログラマであり、ナノテク業界の技術開発屋(出向中)
< http://www.ne.jp/asahi/calamel/jaco/
>
< http://twitter.com/bachiosamansa
> ←まともなこと書いてません
記憶に残っている2週間の出来事/中川多理さんが出展しているグループ展へ。G/Hさん(仮名)、写真撮ったようで... 多理さんとたくさんお話ししたみたいで... くそぅ、なんて羨ましいんだ/久しぶりに山根さん、鷹野(依登久)さんと新宿で呑みました。群馬に行っていた武さん、ごめんなさい。かなり内容がアングラに濃い話しをきていたような...。鷹野さんがUstでオンエアしてなくてよかった。