[2854] 石橋を渡る。叩き壊してでも渡る。

投稿:  著者:  読了時間:22分(本文:約10,700文字)


《壁があるから成長する》

■電網悠語:日々の想い[153]
 石橋を渡る。叩き壊してでも渡る。
 三井英樹

■ショート・ストーリーのKUNI[79]
 快楽
 ヤマシタクニコ

■セミナー案内
 DTP Booster 011「Illustratorテク対決」
 DTP Booster 012「理詰めでアプローチするInDesign」
 DTP Booster 013「DTP作業を楽にするスクリプト入門」
 「IllustratorとJavaScriptでつくるおしゃれアートワーク」
 DTP Booster 014「InDesignから書き出すEPUBをコントロールする」
 「電子出版を理解するための5つのポイント」
 「電子書籍元年/ビジネスの立ち位置が天国と地獄を決める」


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■電網悠語:日々の想い[153]
石橋を渡る。叩き壊してでも渡る。

三井英樹
< http://bn.dgcr.com/archives/20100527140400.html >
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絶望的と揶揄される昨今、試練は幾つも転がっている。何かをしようとした途端に様々な壁に出くわす。対岸の見えない河に出会うこともある。そこで諦めるか、立ち上がるか。そこは、何かしらの価値が試される舞台であり、何かが終わり何かが始まる季節なのだろう。

壁を前にして、大河を前にして、様々な人がいる。目測もせずに飛び越そうと走り始める人、石橋を叩いて渡る人、丸太橋を叩かずに渡る人、石橋を叩いて壊して後続を阻止する人、丸太橋を架けて渡る人、石橋をいきなり創っちゃう人、文句ばかり言いつつ渡る人、文句ばかり言いつつ渡らない人、渡る人を遠目に批判ばかりする人、渡る勇気を誉める人。渡ることを無駄に論理立てて説明したがる人、渡らないリスクを語る人、それが如何に正しいかを力説する人.........。

最後通告的な壁の前では、個性とか癖とかいう前に、壁を越えて行くには必要な資質がある。先ず、壁を越えることが最優先としているかどうか、越えなければ何も始まらない、あるいはすべてが終わってしまうというメンタリティが、その資質を強くする。

資質には、大きくはアクセル系とブレーキ系の二つがあるのだと思っている。物事に対峙したときに、どちらの視点で物事を見るか。アフリカの靴のセールスマンの話が分かりやすいかもしれない。裸足で走り回るアフリカの奥地を見て、ある靴のセールスマンは駄目だと諦め、別のセールスマンはチャンスと挑む。壁に当たったときに、なおアクセルを踏むか、ブレーキを踏むか。


常にアクセルな人といることが幸せではない。でも常にブレーキな人といるのもかなり苦痛だ。壁の見極めと共に、適切な資質の人を支えたい。時代は大きな壁に向かっている。そんな時代だからこそ、チャレンジに賭けたい。いつまで縮こまっていても、嵐は去らない。立ち向かう人を応援し、共に歩み出す選択肢を採りたい。

大好きな映画に、ルパンの「カリオストロの城」がある。何度かこのコラムでは取り上げているけれど、再度書こう。一秒たりとて無駄にされていない演出の中でも、私の一番好きなシーンは、クラリスが閉じ込められた部屋の中で交わされた、ルパンとの会話。「信じてくれるなら、泥棒は空を飛ぶ事だって、湖の水を飲み干すことだってできる」。

  mitmix@Amazon - カリオストロの城
  < http://astore.amazon.co.jp/milkage-22?_encoding=UTF8&node=46 >

信頼が増幅する力の連鎖を考えさせられる。誰と組むのか、そのコラボがどこまで大きくなるのか。小さなつぶやきが、大きなうねりに広がることにもどこか似てる。アクセルを見たときに、ブレーキに気付いたときに、すぐさま反応できるように、アンテナも行動力も備える必要がありそうだ。


壁を越えていくのに、その先の道が示され、納得できないと進めないと思う層がいる。ゲーム世代なのだろうと言われている。ゲーム開発者の手のひらの上に乗っている、安心感が良いのだろうか。旧世代の私には、さっぱり理解できない考え方。先が分からないから「壁」と思う。その崩し方、攻略法が分かっているなら、示せるなら「壁」とは呼ばない。

Jobsも言っている。進みながら道が分かる訳はない、道だと分かるのは振り返ったときだ、と。Stay Hungry. Stay Foolishy。

  [iTunes] Steve Jobs' 2005 Commencement Address
  < http://bit.ly/96U0GD >
  Steve Jobs Stanford Commencement Speech with Subtitle
  < http://doubleko.blog18.fc2.com/blog-entry-3417.html >

降りかかる何かに対して、何かしらの対応を続け、それが実となり、糧となり、自分を支えるものの一部となる。だから、壁が一種の教育プロセスのようにも語られる。壁があるから成長する。壁を越えてきた経験こそが、未知の壁に遭遇したときにどうすべきかを教えてくれる教科書なのだろう。


ネット黎明期よりも大きなうねりが来ようとしている。クラウドという言葉と合わせて、パッケージからサービス化への波と呼んでもいいだろう。ユーザ志向が、「所有」から「利用」へと変わってきたことも一因だ。ますます企業戦略としてWebの使われ方が変わっていく。

あと10年もしたら、今のネットの使い方自体を思い出せないくらい進んでいるかもしれない。自動ドアは、当時は珍しかったろうが、今や当たり前になっている。逆に黒電話のように、それがなくなることなど想像すらできなかったものが、あっという間に見なくなったものもある。

今やっていることの如何ほどが生き残るのだろう。今チャレンジしていることの如何ほどが当たり前になっていくのだろう。ブレーキとアクセル、どちらをどこで踏むのか、時代や壁の読み方次第だ。

【みつい・ひでき】 感想などはmit_dgcr(a)yahoo.co.jpまで
・2010年もはや5ヶ月経とうとしています、早過ぎです。
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■ショート・ストーリーのKUNI[79]
快楽

ヤマシタクニコ
< http://bn.dgcr.com/archives/20100527140300.html >
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彼はとても疲れていた。なのに仕事帰り、改札口から見えた看板に吸い寄せられるようにその店に立ち寄ったのは、ある種のなつかしさからなのか。
「***電気」という名前が大きく、彼の頭の上で輝いていた。

「こんなところにこんな店ができてたんだ。全然気づかなかった。何せ会社と家の往復で精一杯だから」

それにしても家電ショップなんてしばらく入ったことないなと思いながら、彼は店内に入った。最近はなんでもネット通販ですませていた。さほど広くない店内はぴかぴかのテレビや様々な再生機器、レコーダーなどの製品で埋め尽くされ、どのテレビ画面でも同じ女優がゆっくりとほほえみ、うなずいては濃い口紅の唇を動かしてしゃべっていた。でも音量が抑えられていて何をしゃべっているかわからない。

「何かお探しですか」
いつのまにか店員が近寄っていた。
「あ、別に。何も」
「いかがです。最近はモバイルも進化の一途でしてね。こちらの商品でしたら、どこでもネットができるしゲームもビデオも楽しめます」

店員は薄くて持ち運びも簡単そうな、新しい端末を手に取って見せた。スマートな形。指先ひとつで画面がどんどん変化する楽しさ。ほしいと思った。パソコンはすでに持っている。会社でもパソコンを使わない仕事は考えられない。

だが、仕事を離れれば、コンピュータのゲームどころか、テレビも今の彼には見る時間がなかった。家にあるのは前世紀に買った21インチのもので色の調子も悪かったが、ほったらかしだった。どうせ時間がないのだ。彼には家に帰ってからも、しなければならないことがたくさんあった。

「確かにすてきだと思う。でも、いいよ」
「当店ならこれくらいですが」
店員は電卓をささっと操作して、彼の目の前に差し出した。妙になつかしいシーンだ。いまどきこんな店もあるのだ。
「安いな。でも......」
店員は間近で彼の顔をのぞきこんだ。まるで大切な友の身を案じるように。そして店の別のコーナーに誘った。

「あちらは最新型のテレビです。とはいいましても、いまはテレビとパソコンの融合型が主流です。一台でテレビ番組も自由に見られるし、インターネットも思いのままです。お好みのアプリケーションをどんどんダウンロードして使うこともできます。雑誌や新聞を読むこともできます。テレビの多チャンネル契約もご購入と同時にできます。ご存じとは思いますが、いまは300ものチャンネルがありまして。お好きなチャンネルを選んで視聴できます」
「そうらしいな」

彼は会社での同僚との会話を思い出した。評判のテレビ番組、売り出し中のタレント、はやりの曲、だれかが熱中しているゲーム、まんがの登場人物、なんだかわからないが「すごい」とうわさのサイト。

彼にわかるのはほんの一部だけだった。もともと無口な彼が、最近はますます無口になっている。別にかまわない、と開き直れたらいいのだが、会社では商品開発の部署におり、消費者の動向や新製品の情報も積極的に得ていく必要があった。

「消費者の好みもわからずに商品が作れると思うな」
「いま、大衆が何を求めているか知ることだ」
「簡単なことだ。君だって消費者だろ」
上司の言うことは、あたりまえすぎるほどあたりまえだ。しかし、時間が足りない。

店には彼の他に客はいないようだ。がらんとした店内で、ばくぜんとした違和感を感じていると
「いかがでしょう。当店では他店にないサービスも実施しておりますが」
「視聴料が向こう3か月割引とか? それともマスコット人形でもおまけにつけてくれる?」
「いえ、そうではありません。時間をおまけするので」
「時間?」

「はい。さまざまなサービスを享受しようにも、現代人は時間が足りません。忙しすぎるのです。そこで、当店では時間クーポンというものを始めました。このクラスのテレビですと、一日あたり1時間、視聴のためにサービスさせていただきます。こちらの高機能テレビですとお値段も張りますが、時間クーポンは一日3時間」

「テレビをゆっくり見られる時間を一日3時間もらえると? 冗談だろ」
「いえ、冗談ではありません」
「できるわけないじゃないか」
「いえ、できるのです。くわしいことは企業秘密で申し上げられませんが、まあ、そうですね。時間を有効に使えるようになる、と言えば納得していただけるでしょうか。一日はだれにとっても24時間ですからね」

なんだ。比喩のようなものか? 錯覚を起こさせるだけかもしれない。ちょっとあやしげではある。だけど、時間がない、ということをわかってくれているというだけで何となく好感が持てるような気がした。やみくもに売りつけるだけの店よりは。

それから彼は学生時代に先輩が言ってた言葉をひさしぶりに思い出した。
「時間がないないと思っていても、そんなことはない。時間はつくれるんだ。心がけ次第なんだ」

そうかもしれない。忙しい忙しいとぼやいている間にもっと効率のよい仕事の進め方を考えるべきかもしれない。しなくてもいいことをしているかもしれない。どんどん流されるより、立ち止まって考える時間も必要なのだ。新たな時間を生み出すためにも。ああ、そうだ。今日この店に入ってみたのも、自分の中に「何とかして変えたい」という気分が充満していたからかもしれない。時間も、チャンスも、自分でつくるものかもしれない。

彼は思い切って上から二番目に高価なテレビの購入と、多チャンネル放送の契約を申し込んだ。「一日3時間の時間クーポンつき」だ。一番高い商品を選ばなかったのが自分らしいと思った。店内のテレビ画面の女優がいっせいに長いまつげの目を伏せ、花びらが開いて閉じるように笑った。「それでいいのよ」と言われたような気がした。

商品は一週間後に届くことになった。その間に、彼は100kmほど離れた土地での一泊二日のセミナーに参加するよう言われた。
「セミナー?」
「はい。時間を有効に使っていただくためのセミナーなんです。時間クーポンを使うにはこのセミナーに参加していただくことが条件なのです」
「なんだ。やっぱり、自己啓発セミナーみたいなものなんだな。まあいいよ。参加無料なら。土日を利用して参加するよ」

乗りかかった船、といった気持ちで参加したセミナーは、特にどうということもなかった。いまの生活を見直そうとか、日々のスケジュールを書き出してみようとか。それでもまあ旅行気分で、なんとなくリフレッシュした気分にはなれた。研修施設は緑深い山の中にあり、日常をしばし忘れることができた。夜はふだんより早めにぐっすり眠った。セミナーを終えて家に帰ると、見慣れた自宅がどこか変わったように見えたのは、われながら単純だなと思ったが。

そして、テレビが届いた。ひさしぶりにゆっくり見る最新式のテレビは画面が大きいだけでなく、おどろくほど精細だった。CMも思わず見とれる美しさだ。大きいけれど薄型なのでスペースもそれほど取らない。チャンネルは彼にとっては無限にあるようなもので、とりあえず釣りのチャンネルを選んだ。飽きると経済ニュースのチャンネルに変えた。時代劇専門のチャンネルやDIY専門チャンネルもあった。彼はどんどんチャンネルを変えては見ていった。

テレビってこんなにおもしろいものだったんだ。彼はたちまち夢中になった。彼は毎日、会社から帰るとテレビをつけて、見た。なんだ。時間がないなんて思ってたが、実際はあるじゃないか。何の支障があるんだ。要は「その気」になるかどうかなのだ。やっぱり。

テレビに飽きるとネットのSNSサイトで遊んだ。仲間からおもしろそうなゲームに誘われ、それもやってみた。「なんだかよく遊んだ。ひさしぶりに楽しかったなあ」彼は遊び疲れてぐっすり寝た。翌朝もまだ興奮の余韻を残したまま出勤した。同僚から「なんだか楽しそうですね」と言われた。

そんな日が、ずっと続いた。

ある日、彼はかつての同僚でいまは別の会社に移った男と駅で出会った。思わず自分から声をかけた。
「だれかと思えば、Tくん」
「ああ、ひさしぶりです」
「元気そうじゃないか」

それは社交辞令ではなかった。以前はもっと、なんとなく陰のある感じだったのが明るくなった。それは見た目にも口調にも表れていた。

「え? そうですか。まあ、おかげさまで。最近なんというか、楽しくやってますよ」
「それはいい」
「ええ。あ、最近テレビ買い換えたんですよ。そうそう、おもしろい番組があるんですよ、えっと、なんだったかな」

Tはいかにも楽しそうに、番組表を携帯で探し始めた。次々に繰り出される画面をつい横からのぞき込むと、犬の画像が見えた。真っ白のマルチーズだ。
「かわいいな、それ」
「え? ああ、これ、ねえ...」
Tは妙な表情をした。頭の中のどこか、ありもしない何かを探しに行くような。
「なんでこんなものがあるのかわからないんですよ。犬なんて興味ないのに」
「え」

彼は思わずTの顔を見た。その犬の写真は見たことがある。Tの愛犬で、彼の部署にいたころ、Tは毎日その犬の世話にかかりっきりだった。犬のおかげで旅行にも行けないとこぼしていたが、でもTは子どもの頃から犬が大好きだとも聞いた。

「犬...きらいだっけ」
「どっちかというと、そうですかねえ。なのに、なんで...だれかがこの携帯を操作してこんな画像を入れたとすると不気味ですよね」
Tの表情は冗談を言ってるとも思えず、彼はなんとなく話題を変えた。

彼は家に帰り、いつものように着替えを済ませるとすぐテレビをつけた。たちまち彼はテレビ画面に夢中になった。時計が10時を示し、そろそろ入浴でもと、着替えの下着を取りに寝室に行った。

部屋の灯りをつけたとき、部屋の隅、たんすの陰に何かが見えた。なんだろうと思って手を差し入れ、引きずり出した。出てきたのは大人用の紙おむつの包装紙、らしかった。なんでそんなものがあるのか、彼にはさっぱりわからなかった。

そういえば、机の引き出しの奥の方に一枚の写真を見つけたことがある。彼にどことなく似た年老いた女がベッドに横たわり、彼がそのそばの椅子に座っている写真だ。

あの女はだれなんだろう? うっすら口を開けたその女の表情は何かが崩壊したような、精神を病んでいる人のそれのようにみえた。でも、考えようとすると頭の芯が拒絶反応を起こし、ずきずきと痛んだ。まるで、そのことを考えるためのパスワードをなくしたように。

彼は考えるのをやめ、またテレビを見始めた。このテレビ専用のアプリというものもあって、ダウンロードすればすぐに使えると聞いている。費用が明示されていないのが気になるが、一度やってみようか。もっともっと楽しい世界が開けるかもしれない。楽しみだ。なぜ今まで、こんな生活ができなかったんだろう? 以前の自分は何を...いや、それはどうでもいいことだ。

彼はなぜか以前より広くなった部屋の真ん中でソファに身を沈め、うっとりとテレビに見入った。そうだ。時間クーポンがもっとあればなあ。時間がもっと、ほしいなあ。

【ヤマシタクニコ】koo@midtan.net
みっどないと MIDNIGHT短編小説倶楽部
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DTP Booster 011「Illustratorテク対決」
DTP Booster 012「理詰めでアプローチするInDesign」
DTP Booster 013
「DTP作業を楽にするスクリプト入門」
「IllustratorとJavaScriptでつくるおしゃれアートワーク」
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< http://bn.dgcr.com/archives/20100527140200.html >
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◇DTP Booster 011「Illustratorテク対決」
ともにIllustrator解説本の著者であり、グラフィックデザイナーである、文字違い2人の「たかのまさひろ」がIllustratorのTips & Tricksを披露します。Illustrator CS5で注目すべきポイントについても解説します。
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日時:5月31日(月)18:00〜20:00
出演:鷹野雅弘(スイッチ)、高野雅弘(HIGHER GROUND)

◇DTP Booster 012「理詰めでアプローチするInDesign」
10年を迎えたInDesign。合理的・効率的な制作のためには、InDesignの機能だけでなく、その"癖"についても知り尽くすことが必要です。Illustrator同様、同じ結果にたどり着くのに複数のアプローチがあるInDesignへの合理的なアプローチについてお話しします。
< http://www.dtp-booster.com/vol12/ >
日時:6月1日(火)18:00〜20:00
出演:紺野慎一(凸版印刷株式会社)

◇DTP Booster 013「DTP作業を楽にするスクリプト入門」
入門者向けにスクリプトの紹介からスクリプトの読み方、カスタマイズ方法、そしてPDF書き出しスクリプトをどのように考えて作っていくのかの流れを説明します。
「IllustratorとJavaScriptでつくるおしゃれアートワーク」
JavaScriptを使って、カラフルなシンボルを1000個、ちりばめるにはどうするのか? 単純なサンプルですが、一つ一つのコードの意味をおさえつつ、わずか10数行のスクリプトで華やかなアートワークを完成させましょう。
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日時:6月2日(水)18:00〜20:00
出演:たけうちとおる、秋葉秀樹

会場:表参道 The Gallery「station 5」(渋谷区神宮前4丁目21-8 OWビル2F)
参加費:各1,500円

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DTP Booster 014
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◇DTP Booster 014
「InDesignから書き出すEPUBをコントロールする」
InDesign上でどのようにドキュメントを作成し、どのようにEPUBを書き出すべきか、実際のドキュメントを基にポイントを解説していきます。書き出したEPUBファイルをiPad等で見栄えよく表示させるためには、EPUBファイルを解凍して中身をいじる必要ができます。どのように編集するかのポイントについても解説します。

「電子出版を理解するための5つのポイント」
電子出版の現状を把握し、今後どのように展開していくのか、5つの重要なポイントを示しながら解説していきます。先行している海外のパブリッシャーの事例を取り上げ、現時点でのベストプラクティスについて紹介します。

「電子書籍元年/ビジネスの立ち位置が天国と地獄を決める」
アマゾンやアップルでは印税70%などといわれている電子書籍。はたして本当にそれだけ盛り上がるのでしょうか? また、これら電子書籍の登場で、既存の紙書籍の周辺ビジネスはどうなるのでしょうか?

日時:6月19日(土)午後
出演:森裕司(ザッツ)、境祐司、田代真人ほか調整中
会場:ベルサール神田(東京都千代田区神田美土代町7 住友不動産神田ビル)

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■編集後記(5/27)

・最近のテレビドラマでは、おもしろくないけど惰性で「龍馬伝」だけは見ている。福山雅治の龍馬ってなかなかいいと思う。岩崎弥太郎の香川照之はうっとうしいくらい芝居していて、もはや辟易している。勝海舟の武田鉄矢ってなんか違和感。大森南朋の武市半平太も違う。完璧な適役は三条実美の池内万作で、武家をあやつる狡猾な公家の顔だ。山内容堂の近藤正臣はかなりいい味を出しているが、じっさいはもっと若いはずだ。弥太郎がこんな場面でまた、と思ったらジョン万次郎を演じるトータス松本って役者だった。そっくりではないか。近藤勇に原田泰造って、これは絶対違うでしょう。それにしても、男も女もきたないメークの人ばかりだ。容堂と龍馬の関係が気になって、司馬遼太郎の「酔って候」を読み返した。容堂は終世、自分の家来であるはずの竜馬という男と会っていない。維新後、木戸孝允から度々「御国の坂本竜馬は」という話題を出され、酒席で勝海舟から出た名前だと思い出す。だが、お目見得以下の郷士などまったく関心がなかった(竜馬暗殺の黒幕ではないことはこれで明白)。薩長が倒幕戦を企てているとき、日本一の勤王家を自任しながら、関ヶ原の恩を仇で返す倒幕など詩人感覚として許せない容堂は、二律背反に苦しむ。そこに、後藤象二郎が出した大政奉還という妙案を得て狂喜する。この風雲解決の天才的提案は、竜馬が生み出したものだが、まさに神のごとき発想だ。宇宙人首相が自ら「沖縄と米国、移設先自治体の三者と連立与党の合意」と定義して予想通り破綻したが、こんな超難問は、竜馬をもってしても解決できない。「酔って候」を読んでおくと「龍馬伝」はわかりやすい。でも、ここは違うだろ〜って突っ込みたくなるに決まっている。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167663104/dgcrcom-22/ >
酔って候

・龍馬伝と言えば、田中泯の吉田東洋でしょう! あの存在感。まさか本業が役者じゃないなんて思えない。香川照之好き好き。福山雅治は、大河(時代劇)の主役としては弱い時がある気がする。優しい龍馬の時はいいけれど、みんなが「龍馬さんなら!」と言う時に、「なんで?」と思ってしまうのだ。勘助やったからないとはいえ、内野聖陽の豪快な龍馬がみたかったなぁ。JINの時、良かったもの。/「iRadiko」。録音できるようになってる。/期間中(今年いっぱい)に飲みたい「せんとくんカプチーノ」。に、アイスカフェラッテが出たらしい。上本町駅コンコース。(hammer.mule)
< http://www.min-tanaka.com/ >  田中泯公式
< http://ja.wikipedia.org/w/index.php?oldid=31731249 >  57歳で新人賞
< http://itunes.apple.com/jp/app/id364875237 > iRadiko
< http://www.uehommachi.jp/test/info/culture0326.php >
せんとくんカプチーノ
< http://www.uehommachi.jp/info/?category_id=5#2010.05.21 >
せんとくんアイスカフェラッテ