[2867] 現代の兵糧攻め

投稿:  著者:  読了時間:21分(本文:約10,100文字)


《眠気をぼやきながらもサッカーを楽しむ日々の幸福》

■音喰らう脳髄[90]
 いつのまにか始まっている
 モモヨ

■アナログステージ[36]
 現代の兵糧攻め
 べちおサマンサ

■笑わない魚 161《アンコール掲載》
 ブルーマンデー
 永吉克之


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■音喰らう脳髄[90]
いつのまにか始まっている

モモヨ
< http://bn.dgcr.com/archives/20100615140400.html >
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ワールドカップが始まっている。いつもなら、何日も前からそれらしい気分が徐々に上向きになってその果てに開幕するのが常だが、今回に限っていつのまにか始まっている、そんな感じだ。

そんな曖昧な気分のままに開幕戦を迎えてしまったとはいえ、始まってしまえば、そこはワールドカップで、どの試合もそれぞれに見所がある。見始めれば最後までつきあってしまうことになる。

が、日本代表の戦いはどうなるのだろう?

きびきびと選手達がフィールドを動く他国同士の試合を観ていると、つい我が代表選手のことが不安になってくる。ご承知のように、我が日本代表はこのところ絶不調というべき状態だ。選手達はどこか気後れが感じられるプレイを続け、その果てに連敗し、監督は選手達の気をそぐような発言を漏らすばかりで、光が一向に見えてこない。

今夜は、日本代表にとっての初戦、カメルーン戦があるわけだが、せめて自信をもってフィールドに立って欲しいと思う。監督のこと、サポーターのことなど忘れて、一人で世界に対峙する気概を持ってアフリカの大地にしっかりと立って欲しいと思う。

すべてはそこからしか始まらない、そう私は考える。音楽、例えば私たちのライブだって同じことだ。あれこれ思い悩むのはステージに立つまでで、演奏が始まってしまえば、あれこれ話し合うわけにはいかず、一人一人がそれまで蓄積してきたものを信じてただ演奏するしかない。結果を思い描くことすらしない。それでいいと思う。

私たちはテレビの画面を通じてその様子を眺めることしかできないが、どんな苦杯を舐めようと自国の代表だ。最後まで行く末を見つめ続けようと私は思っている。

いずれにしろ、ワールドカップは始まってしまったのだ。眠気をぼやきながらもサッカーを楽しむ日々を幸福だと思いたい。(2010.6.14)

Momoyo The LIZARD 管原保雄
< http://www.babylonic.com/ >

※今週の金曜日6月18日、吉祥寺のライブハウスROCK JOINT GBで69 Paradiseというイベントが開催され、私のバンドLIZARDも、宙也†幸也 / LOUDS(西村茂樹 伊藤秀孝 サワサキヨシヒロ 須藤俊明) / JILLIONS(JILL & 渡邉貢from PERSONZ 藤沼伸一 YU-NA)などという濃いメンバーに混じって出演します。6時半オープンで7時スタートです。ワールドカップの最中ではありますが、お近くにお住まいの方でお暇な方、ぜひ足をお運びください。

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■アナログステージ[36]
現代の兵糧攻め

べちおサマンサ
< http://bn.dgcr.com/archives/20100615140300.html >
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技術提携しているベンダーさんの会社へ出向中で、早半年が経とうとしております。と謂いつつも、先月後半から殆ど行っていなかったり。本家(勤めている会社)の忙しさが、とんでもないことになっていて、出向している場合じゃないというのが実情なんですけど...。

当初は8月20日までを出向期間としていたのですが、早めに引き上げて本職に戻ろうかと予定していたりします。というのも、想像以上にベンダーさんの業績と技術力が上がっているので、このまま継続してもらえれば、ワタクシは晴れてお役目御免としてもいいかと。

ほかにマズいベンダーさんが浮上してきているというのもあるんですけどね...。なんだか、そんなところばかりだなぁ、逆に、そんな会社さんばかりと取引していて大丈夫なのか、うちの会社。いま問題になり始めているベンダーさんは、取引実績は3年くらいの会社なんですけど、そこの営業さんが、かなりだらしないのは社内でも有名だったので、そんな感じかと思いきや。

技術的な問題ではないので、ワタクシの出る幕ではないのですが、納期遅れ凄まじく、昨年発注分の品物が未だに納品されてこない状況らしい。「らしい」というのは、直接関わっているわけではないので、詳細は知らないんですけど、製造部の連中が口を揃えて「あそこの会社から兵糧攻めにあってて、なにも進めない」と文句をたらたら。

「おいおいおいおい、昨年の発注分って、2010年も半分終わるってのに納品されてこないって、それはマズいとかのレベルじゃないでしょ。仮に10日間くらいの遅れなら分かる気もするけど、半年遅れって尋常じゃないぞ」

と製造の課長に話しすると、やはり「裏事情」があるらしい。まぁ、そりゃそうだ、裏事情がなければ、ベンダーさんに優しいウチの会社も、半年遅れは許さないだろう。で、製造部の課長と資材部の課長と昼食をご一緒しながら話を聞くと......。

そこのベンダーさんも、メーカから兵糧攻めに遭っていて、品物を作りたくても部品が入荷してこないので、作れない状況が続いているそうだ。そういえば、出向している会社でも、4月頃に似たようなことが暫しあった。

制御部品の大手メーカ(社名だしてもいいかと思ったけどやめておく)は特に酷く、中国の工場で生産している製品が、まるっきり納期が見えない状況にある。国内工場で生産しているモノに関しては、平常に流通しているのに...。この状況は、ここのメーカだけではなく、ほかのメーカも同じ状況にあったり。

メーカに状況説明を迫ると、「製品に組み込む部品の一部が、自動車業界に流れてしまい、こちらも作りたくても作れない状況にある」らしい。なんだ、なんだ? 半年以上納期遅れしているベンダーさんも、製品を作るための部品がメーカから入らないので作れない状況にあり、メーカも製品を作りたいけど、製品に使用している一部の部品が入ってこないので作れない......。

では、その欠品しているのか生産が追いついていないのか分からないが、その部品を作っている会社はどうなのかというと......「生産量は変わっておりませんし、特別需要が上がっていて供給が間に合っていないという状況はないと思いますけど...。しかし、一次代理店の割振りはこちらでは分からないので、なんともお答えできません、すみません」と、なんとも日本チックな回答を見せていただいた。

普通一般的な思考で考えると、同じ製品の型番違いなだけで、中国生産と国内生産に分けていて、中国生産が追いついてない(作ってない?)のなら、製造ラインは同じはずなんだから国内生産で賄えないのだろうか。その場凌ぎで何億もかけて生産ラインを作るというわけでもないんだから、そのくらいの融通は有りだと思うんだけどなぁ。

欠品している部品は、ごく一般的な汎用品なので、商社さんや代理店だけではなく、WEBショップなどで流通していたりもするので、チラチラと探してみると......確かにどこも在庫ゼロだ。アメリカにも、シンガポールもにイギリスにもない。世界中で欠品しているのが分かった。試しに、世界各国に流通経路を持っているオンラインショップで、該当の部品を10個発注をしてみると、納期回答が2011年3月という案内がメールで送られてきた。

ぐは、マジですかこれ、来年ですか? 分かってはいるが、本当に来年の3月まで待たないといけないのか、販売店のほうへ問い合わせてみた。

「すみません、先ほど発注した品物なんですけど、納入予定日が来年の3月という案内が送られてきたのですが、なにかの間違いでしょうか?」

「お調べいたします............。お待たせいたしました、こちらの部品は納期回答ができない状態となっておりまして、正確に申し上げますと、来年の3月に納品できるかも分からない状況となっております。しかし、引き当て(メーカの生産量次第で、代理店にまわってくる数量が変わったりする)がうまくいくと、来週に入るかもしれませんし、来月に入ってくるかもしれませんが、正確に何月何日というお約束はできないんです...」
「ハァ... そうなんですか」
「申し訳ございません」

というお答えが返ってきて、本当に入らないことが分かった。いや、ベンダーさんやメーカさんを疑っていたわけではないのですが、なんか、豆腐屋さんで大豆が入ってこないから豆腐が作れない......そういう状況に置かれていることがよく分かった。

同等品(互換品)を探すか、そこの部分だけ、流通が安定している別の部品に置き換えて設計を見直すかの手段をとらないと、こちらも出荷が控えているので、「仕方ないから来年の3月まで待ってまーす」というわけにはいかない。って、書いていながら「製造のことやら資材のことやら装置出荷のことやら、オイラにまったく関係ないじゃん!」と、ちょいと不満に思ったり。

という流れがあり、「べちおさん、悪いんだけど、この部分設計見直ししてくれない?」とお願いされてしまったので、頼まれるとイヤっていえないワタクシは「ホイ、分かった、関わりたくないしやりたくないけど、○○さんの頼みなので、やりましょう!」とお人好し全開で引き受けてしまい、早めに出向先から引き上げることにしたのでした。

設計・開発部隊じゃない人間からすれば、「ここだけ変更すれば大丈夫なんでしょ?」と軽く簡単に思われているのですが、そうじゃない。かなり繊細な構成になっているので、そのほかの機器やケーブルなども見直しをしないといけなくなるし、日数にすれば2〜3週間の時間はとられる。しかし、そこを知らない人間は2〜3時間でできると思っている。これは癪だ。

仮に、テスト機を1週間で設計して組み上げたとしても、評価(計測やノイズ検査など)を出すだけでも1週間以上はかかる。そのことを細かく説明しても、「またまた、大丈夫でしょ? ホントはそんなにかからないんでしょ?」と、予め出来上がって冷凍されているものをレンジで温めるだけだと、真剣に思われていることも怖い。

これ、ウチの業界だけではなく、制御機器関連のメーカさんとか大変な状況なんだろうなぁ。自社ブランド(パナソニックや三菱電機など)で賄えるメーカさんはいいとして、OEMで動いているところは、本当に大変でしょう。この状況が年内続くようだと、一般家庭製品などにも影響が出てくるはずですし、産業系はメタメタ確定。早く市場が安定することを願っております。

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
FAプログラマであり、ナノテク業界の技術開発屋
< http://www.ne.jp/asahi/calamel/jaco/ >
< http://twitter.com/bachiosamansa > ←フォローしても役に立ちません

○NADiff < http://www.nadiff.com/ > の4階にカフェがあることを初めて知りました。というのも、12日に、武さん&山根さんの創作活動を生で見てみようと、「沼美術館=アーティストブック」へ。/武さんがセカセカと手と体を動かす一方で、山根さんはズーっと呑んでおりました/それも創作活動の一部らしい/『モノ』を創るって本当にステキ。

・コツコツと手を動かす武さん
< http://www.flickr.com/photos/50497956@N04/4699383363/ >

・ひたすら酒を呑む山根さん
< http://www.flickr.com/photos/50497956@N04/4699385683/ >

○記憶に残っている2週間の出来事→6月6日に代々木公園で開催されていたエ
コイベントに参加→仕事に忙殺→原宿行った→SWAMP→恵比寿→昼から飲める
お店探索→D90がいうことをきいてくれるようになった→近所の友人の居酒屋
→ナマハゲ撃

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■特別企画
デジクリ本・永吉克之「怒りのブドウ球菌」最後の40冊発掘!
ファンにおわけします告知&アンコール掲載
< http://bn.dgcr.com/archives/20100615140200.html >
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このGW休みに部屋中を徹底的に掃除したとき、思いもかけぬ場所から段ボール箱ふたつに収容されたデジクリ本、永吉克之「怒りのブドウ球菌」が出てきました。

この本はデジタルクリエイターズ8周年記念企画で、2005年11月にデジタルクリエイターズが自主出版した二冊のうちの一冊です(もう一冊は、十河進「映画がなければ生きていけない」)。限定500部をデジタルクリエイターズが直販したもので、一般には流通していません。

その当時は、東京の六本木にデジクリ東京事務所が存在し、この本の販売も担当していました。後に事務所を閉鎖したときに、在庫分がわたしの家に送られて来ました。それを不用意にロッカーの奥の奥にしまい込んだらしいのですが、その記憶がありませんでした。というわけで、これが最後の40部になります。

で、時間を忘れてよみふけってしまったわけです。おもしろい。じつにおもしろい。最近の永吉さんの「私症説」は異次元に飛んでいるようですが、当時の「笑わない魚」シリーズは、いちおうこの三次元に舞台をおきながら思いもかけぬ方向にもっていくパワフルな展開で笑わせてくれます。

最後の40冊を永吉さんファンに特別提供します。

◎永吉克之「怒りのブドウ球菌」
15cm×19cm 272ページ デジクリ自信満々の美しい組版です
< http://www.dgcr.com/books/naga.jpg >
< http://www.dgcr.com/books/nagayoshi.pdf > 内容見本
当時は送料とも1冊2,000円でしたが、今回は送料込み1冊1,500円で!
以下にお申し込みください。振込先などをお知らせします。

info@dgcr.com宛にメールをお送りください。
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・「怒りのブドウ球菌」を 冊)
・氏名
・ふりがな
・郵便番号
・住所
・TEL
・メールアドレス
・備考(任意)


《アンコール掲載》
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■笑わない魚 161
ブルーマンデー

永吉克之
< http://bn.dgcr.com/archives/20100615140100.html >
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正式な医学用語かどうかは知らないが「ブルーマンデー症候群」というものがある。サラリーマンに多いようなのだが、『サザエさん』や『笑点』のような、現在が日曜日の夕刻であり「忌わしい月曜日」が数時間後に迫っていることを実感させられるようなテレビ番組が始まると憂鬱な気分になるといった症状があるのが特徴だ。

私の場合、サラリーマン時代は、夕刻を待つまでもなく昼の『新婚さんいらっしゃい』でずいぶん苦しんだものだ。だから『NHKのど自慢』や『アッコにおまかせ』あたりで生き地獄を味わっている人たちもいるだろう。『ちびまるこちゃん』がきっかけで自殺した人がいたとしても不思議ではない。そんな有害番組が何年も放送され続けているところに、放送業界がかかえる、視聴率優先主義という悪しき体質が見てとれる。

多くの人は、おそらく月曜の朝、目が覚めたときが最悪の気分と言うだろう。目覚し時計がピッピと鳴った瞬間に、せっかく眠っている間に忘れていた残酷な現実を一挙に思い出さなければならないのである。

ナチの強制収容所の体験をつづった『夜と霧』のなかで、著者のV.フランクルは、夜中、隣で寝ていた囚人が悪夢にうなされているのを見て起こしてやろうと思ったが、たとえ悪夢を見ていても、眠っている間は自分がおかれている過酷な境遇は忘れていられるのだと考えて、そっとしておいたと語っている。私がサラリーマンなら、悪夢にうなされているのと、月曜の朝に目覚めるのとどちらを選ぶかと問われたら、悪夢と答えるかもしれない。

ああ、また月曜か。朝イチで会議がある。今週の目標を言わなくちゃならない。ちょっと曖昧なこと言うと社長に機関銃みたいにつっこまれる。あと何年こんなことを繰返すんだろうか。次の休みまであと五日もあるぞ。夏期休暇まで6週間。あの社長死んだら会議がなくなるのにな。秋ごろに辞めようか。次の仕事なかなかないだろうけど、毎週あんなストレスたまる会議やって鬱になるよりいいかも。

でも、なんでこんな辛い思いをしなくちゃならないんだろう。前世からの宿業か、だったらオレは前世で何をしたというんだ、盗賊か、人買いか、女殺油地獄か、といったような想念が止めどもなくあふれ出して、家を出たら会社へは行かず、そのまま失踪してホームレスになるのである。

                 ●

ブルーになる原因はいくつかあるだろうが、何といっても、したくない仕事でも、しなければならないという義務感が大きな要因となる。「したくない仕事」といっても、いろいろあるが、おおまかに分類すると以下のようになる。

□責任重大な仕事
 たとえば、ライバル会社の研究開発室に潜入して極秘資料を盗み出すといっ
 たような、失敗したら自分の地位や組織の信用を危うくする仕事。また、企
 業内での地位が高いと、自社のシェアを海外に広げるために、他国を武力侵
 略をするかどうかといった、国家の存亡に関わるような決定をくださなけれ
 ばならない場合もある。

□扱いにくい客を相手にする仕事
 客でなければ、ぶん殴っているような連中に愛想よくしたり、理解を示した
 りしなければならない仕事。客というのは、店に買いに来る客ばかりではな
 く、取引相手のこともある。前者はたまにしかこないのであれば、少々ぶん
 殴ってもいいが、後者はつきあいが長くなる可能性があるので、ぶん殴らな
 い方がいい。また、公立学校の生徒は客ではないから、ぶん殴り放題だが、
 私立の生徒は客だからぶん殴ることができない。それが教師にとってストレ
 スとなっていることは言うまでもない。

□危険な仕事
 冬眠しているヒグマを起こす、腐臭のする刺身を食べる、ホームに入ってく
 る電車の前に飛込む、天安門広場に靖国神社を移転して公式参拝する、など。

□利益の少ない仕事
 パラシュートを背負って海中を泳ぐ、サッポロビールの営業マンにサッポロ
 ビールの宣伝をする、衆議院議員に当選して参議院本会議に出席する、など。

□不可能な仕事
 九十九里浜とジャカルタに同時刻に存在する、満月の夜に狼男に変身する、
 室町幕府を転覆する、七度生れ変わって国に報いる、など。
 
といったような仕事が月曜にある場合、その朝は特に憂鬱になるはずだ。
  
                  ●
 
厚生労働省の統計によると、一週間のうちで自殺が最も多いのは月曜日らしい。また、脳卒中の発症率も月曜日が最高だそうである。つまり血圧が上昇しやすいということだ。呪われた月曜日である。それに比べれば、金曜など花の週末ではないか。明日仕事がないと思うと、不吉な13日でも中和されて無害になる。

ではどうやって、ブルーマンデーを克服するかだが、そんなことはできない。人間は、有史以前から月曜日が嫌いということになっているのだ。あのカーペンターズですら、"Rainy days and mondays always get me down"(雨天の日たちと月曜日たちは、いつも私を憂鬱にします)と歌っている。カーペンターズはアメリカ人だ。アメリカ人の言うことに間違いはない。

またアイルランドのバンド、ブームタウン・ラッツも"I Don't Like Mondays"(私は月曜日たちが好きではありません)という曲のなかで、月曜日が嫌いだからという理由で学校でライフルを乱射した少女のこと(実話)を歌っている。彼らはアメリカ人ではないが、とにかくガイジンだから歌詞にも説得力がある。

会社で朝イチで会議のある月曜。雨が降っている。しかも、風邪気味で体がだるい。さあ目覚めたとき、どんな気持ちになるだろう。想像したくない。

2005.7.7【日刊デジタルクリエイターズ】No.1785

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■編集後記(6/15)

・鈴木輝一郎「もしも義経にケータイがあったなら」を読む(新潮選書、2005)。キャッチーなタイトルに引かれて、だいぶ前に買って積んでおいたものだ。もし義経に携帯電話があったとして、壇ノ浦合戦直前、船の上から頼朝に「あ、オレオレ、オレだよ。参っちゃったよ〜、梶原が『どうしても先陣やらせろ』って聞かなくってさぁ。ホレ、平氏だって平知盛だって平宗盛もいて、安徳天皇もいるんだから、オレが先頭立たなきゃ、形になんねぇよな。え? オレが戦死したらどうする、って? 陸には範頼のアニキがいるしさ。(略)おーい、梶原、アニキが電話出てるから、ちょっとかわれや。アニキから言われりゃ納得するだろ、お前」なんて言ったかも(それにしても義経、不良少年か)。といった荒唐無稽な内容の本ではない。そもそも、義経とケータイが中心テーマではない。あの義経がどうして失脚したかを、現代の経営・人事理論で読み解くという興味深いアプローチなのだ。売らんがための偽装タイトルだ(うまいけど)。組織においては、上司への詳細な報告、迅速な連絡、緻密な相談は不可欠なのだ。つまり、わたしも会社員時代によく言われて、よく守らなかったホウレンソウの重要さを、義経の思考・行動と対照しながら考察する。組織のたとえ方はハテナな部分もあるが、義経が頼朝の代官として平家と戦って勝利し、その後の挫折に至る顛末をわかりやすく描写している。義経の時代の歴史を知る本としておすすめ。また、新人サラリーマンが読むと役に立つかもしれない。/2日続けていい朝だったなあ。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101246/dgcrcom-22/ >

・日本が勝った〜! 最初ちらっと見て、あまりな試合展開と徹夜続きのため寝ることにした。歯磨きしていたら、隣家から歓声とともに拍手が聞こえたので慌ててテレビをつけた。うぉー! 先制点! でもまたすぐに消してベッドに。朝、ベッドでiPhoneを見て結果を知り、Oha!4からはじまり、チャンネルはしご。ゴールシーンは何度見ても嬉しいね。寝ちゃってごめんなさい。/お隣さん夫妻はサッカー好き。お正月に東京に行き、応援しているチームが違うからと別スタンドで見るほど。こういう人たち好きだわ〜。/新しいマウスにした。LogicoolのBluetoothマウス「M555b」。そのマウスで酔う。マウスに酔うではない。自分の知っているマウスの感覚と画面の動きが違うと酔う。本当に吐きそうになった。マウスポインタが思ったところで止まらない。行き過ぎてしまう。追随加速係数をいじってみたが、どうも思ったようにならない。移動スピードは以前使っていたマウスと同じになったが、止めたいところで止まらない。初心者がパソコンを難しいと言う理由がわかる気がした。「はい、左上のボタンをクリックしてウィンドウを閉じてください」と言われても、なかなかボタンにたどり着けず、そのうちに「まだできないんですか?」という視線をもらうようなイメージ。とにかく慣れるしかないのかなぁ。他人のパソコンを使っても、こんなにマウスで苦労することはないんだが。近くから近く、横のボタンとか、プルダウンメニューなんかがとても苦しい。ゆっくり移動する時の感覚がほんと気持ち悪い。行き過ぎるってことは、今後慣れたら、小さな動きで済むことになるわけなんだけど。マウスパッド変えてみようかなぁ。(hammer.mule)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002DGSNX0/dgcrcom-22/ >
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