?×?×CrossOver Talk[13]ノマドワークに便利なアイテムを紹介!──これがあれば、もっとベンリに楽しめます!/杏珠

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デジクリ読者の皆さん、こんにちは。studio H.M代表のディレクター/デザイナーの杏珠(あんじゅ)です。

以前、このデジクリで「〈ノマドワークスタイル〉に必要な道具や環境を考えてみる」という内容のコラムを書かせていただきました。執筆後もワクワクしながら、いろんなガジェットやアプリケーション、Webサービスを試してきて、もっと便利に、もっと楽しくしてくれるアイテムが私のもとを訪ねてきてくれましたので、ぜひその相棒たちを紹介したいと思います。

今回は3つのシチュエーション+番外編に分けて、個々のシチュエーションごとに「ハード」「ソフト」「サービス」をピックアップして解説していきます。気になっている方、購入を予定しているという方に、すこしでもお役に立てればと思います。



●シチュエーション1:出張先など、宿泊先のホテル
まずは宿泊先のホテルなどでの作業を快適にするアイテムを2つ紹介します。

1)iPad+MacBook Pro+Air Displayで、デュアルディスプレイ環境

「Air Display」というiPadアプリを使えば、iPadをMacのサブディスプレイとして使用することが可能になります。動画や画像処理用途では、メインディスプレイとしてはちょっと動作は厳しいのですが、パレット類の置き場なら十分つかえます。ふだん、デュアルディスプレイで作業している方にはとても便利なアプリです。
< http://avatron.com/apps/air-display/ >
Avatron Software: Air Display

2)「光ポータブル」をつかって、備え付けの有線を無線環境に構築

モバイルWiFiルータとは、契約する各通信事業会社などの回線を使うことで、外出先でもiPhoneやiPadなど、複数台のモバイル端末をインターネットに接続できる便利なアイテムです。Pocket WiFiやWiMAXなどが有名ですね。その中でNTTが取り扱っている「光ポータブル」という、モバイルWiFiルータがあります。自宅などでNTTの「フレッツ光」を契約していると、月315円でレンタルすることが可能です。そのルータを使うことで、ホテルの有線LANがあっというまに無線LAN環境になります。

電源はACアダプタ、もしくはUSBでPCに接続すればOK。接続方法も簡単で、有線LANが部屋まできていれば、クレードル(ルータ本体をワンタッチで接続するアダプタのようなもの)に有線ケーブルを接続して、PCからルータの設定画面を呼び出し、わずか3工程で部屋の有線LANを無線LANとして使うことができます。そして外に出るときは、ルータをクレードルから取り外せば、自動的に別契約している通信事業会社の回線に切り替わります。バッテリーの保ちもいいですし、外付けバッテリーのエネループブースターなどで充電しながら使えるところもいいですね。

< http://flets.com/hikariportable/ >
手のひらサイズのモバイルWi-Fiルータ 光ポータブル登場!
< http://products.jp.sanyo.com/products/kbc/KBC-L2AS/ >
USB出力付リチウムイオンバッテリー KBC-L2AS

●シチュエーション2:会議や打ち合わせ
次は会議や打ち合わせ(Skype等)で、議事録を取っておきたいときに活躍するアイテムを2つ紹介します。

1)オーディオインターフェイス「UA-4FX」+テーブル設置型マイク「AT9921」で、クリアな音源を録音

会議などで音源を録音する場合、PCの内蔵マイクで録音してもいいのですが、キーボードをタイピングする音が入ってしまったり、使用するマイクによっては小さな音量でしか録音ができないことがあります。そんなときに活躍するのがオーディオテクニカ製のバウンダリーマイク「AT9921」。そして、アナログマイクのノイズをカットして、デジタル化し、なおかつPCに入力する音量や音質の調整ができるローランド製オーディオインターフェイス「UA-4FX」です。

はじめはどちらもUstream放送のために購入したのですが、せっかくなら会議や打ち合わせの時にも使いたいと思い試してみたところ、ノイズがカットされてクリアになり、音量も申し分ない録音が可能でした。オーディオインターフェイスの「UA-4FX」に関しては、アナログ音源をデジタル音源に変換できる機能もあるので、昔録音したMDやレコードをUA-4FX経由でPCに取り込み、MP3やAAC形式に録音しなおせば、iPodなどでも聴くことが可能です。

< http://www.audio-technica.co.jp/products/mic/at9921.html >
オーディオテクニカAT9921
< http://www.roland.co.jp/products/jp/UA-4FX/ >
ローランドUA-4FX

2)議事録を録音。その場で編集し共有できる「Wire Tap Studio」

マイク、オーディオインターフェイスがそろったら、次は録音です。録音には専用のアプリ「Wire Tap Studio」があります。方法はWire Tap Studioを立ち上げて、録音したい音が出ている機器(ソース)を選んで、ボタンを押すだけというカンタン操作です。アプリ音源も録音可能で、Skypeでの会話を録音したり、別のアプリと組み合わせることで、Skype音源をUstream放送(インターネット生放送)することも可能です。

録音した音源は、AACやMP3など音源形式や音質の変更、必要な部分のみをトリミングすることも可能。MobileMeなどのサーバにアップしたり、メールに添付し、その場でシェアできます。もちろんiTunesに登録して、ポッドキャストとして配信できます。同じようなアプリに「Audio Hijack Pro」がありますが、使い勝手のいい方を選んでいただければと思います。

< http://www.igeekinc.com/products/wiretapstudio.html >
WireTap Studio
< http://www.rogueamoeba.com/audiohijackpro/ >
Audio Hijack Pro
< http://www.apple.com/jp/mobileme/ >
MobileMe

●シチュエーション3:出先でちょっとした空き時間があったときは?

1)できるかぎり荷物を持ちたくないのなら、iPhone+ATOK Pad+折りたたみキーボード「RBK-2200BTi」

ふらっと身軽に出かけるときの装備は、iPhoneと折りたたみキーボード(RBK-2200BTi)、それと光ポータブルだけを持って出かけます。ブログの執筆やデジクリのコラム、手帳に書いたメモをテキストデータに転記するなど、ちょっと喫茶店などに立ち寄ったときに、この組み合わせはとても手軽で重宝します。

先日発売された変換精度バツグンなメモアプリ「ATOK Pad」を使えば、さらっと長文も書けるようになります。ちなみに折りたたみキーボードは、MacUSキーボードモデルが出たので、Macユーザーでも安心です。

< http://www.justsystems.com/jp/products/atokpad_iphone/ >
ATOK Pad for iPhone
< http://www.reudo.co.jp/rboardk/bt_kb/ >
Rboard for Keitai Bluetooth

●番外編:「TextExpander」で、便利な文字変換&プチ自動化

ノマドワークとは直接関係がないのですが、仕事でもプライベートでも大活躍のユーティリティを番外編として紹介。「TextExpander」は、カンタンにいうと「英数字+記号を組み合わせて定型文が作れるユーティリティ」です。
「なんだ、辞書登録機能か...」と思われがちなのですが、これがちがうんです! 順をおって紹介します。

1)英数字+記号を数文字打つだけで、日時から画像、はたまたクリップボードのテキストからさまざまな定型文が呼び出せる!

たとえば「¥mlh」という英字を打ったとすると...