[2947] 「名刺管理」と「予定管理」のユニークアプリ

投稿:  著者:


《いでよ3TBより大きい容量のHDD》

■アンビエントメディアの夜明け[09]
 「名刺管理」と「予定管理」におけるアプリケーションの立ち振る舞い
 川井拓也

■クリエイター手抜きプロジェクト[256]Illustrator CS4/CS5編
 複数のアートボードに画像を連続配置(3)
 古籏一浩

■子だくさんIT社長のFileMaker日記[30]
 FileMakerで人々を幸せに!(2)
 茂田カツノリ

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■アンビエントメディアの夜明け[09]
「名刺管理」と「予定管理」におけるアプリケーションの立ち振る舞い

川井拓也
< https://bn.dgcr.com/archives/20101101140300.html
>
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操作していないのに動作している。しかもインテリジェントに。

「アンビエントメディア」をこう定義していますが、重要なのはアプリケーションの立ち振る舞いです。現在主流のアプリケーションは、起動してから何か指示を出すと動作するというもの。アプリケーションが立ち上がっていなくても、なんらかの外的情報を取り込んでインテリジェントに動作するという立ち振る舞いが「アンビエントメディア」には求められます。

「名刺管理」と「スケジュール管理」は、ビジネスマンの2大ルーチンワークと言えますが、このジャンルで「アンビエントメディア」的な立ち振る舞いをするユニークなアプリがあるのでご紹介したいと思います。

まずは「名刺管理」ですが、紙で管理したり名刺をiPhoneで撮影して文字認識して電話帳に追加したり、キングジムのピットレックのように名刺撮影とデータベース化に特化したハードウェアも登場しています。しかし、どれもユーザーがなにか整理を意識して習慣化していかないと、宝の持ち腐れになってしまうものです。
< http://www.kingjim.co.jp/sp/pitrec/
>
ピットレック

今回紹介する「Lister」というiPhoneアプリは、ユニークな発想でアンビエントに名刺情報を収集していきます。「名刺管理」には2つの側面があります。ひとつは、いただいた名刺をデータベースにしていくという考え方。もうひとつは、すでに交流が発生している人の名刺を整理していくという考え方です。
< http://itunes.apple.com/jp/app/lister/id392259903
>
Lister

交流会やパーティなど一日でたくさんの人に出会っても、実際毎日のビジネスで交流する人はごく僅かです。仕事用の電話帳がケータイの限界である1000件じゃ足りない! という話はあまり聞きません。

「Lister」は名刺をスキャンするという考え方を捨て、メールの署名からデータベースを作るという発想をしています。アプリを起動してGmailやYahooメールなどを指定すると、直近でやりとりをした相手のメールに含まれる署名からデータベースを作るのです。「Lister」は電話帳のような体裁で、開くたびに人が追加されています。いつもやりとりしているビジネスメールが、そのまま電話帳になるので、請求書を送るのに住所を調べるなども簡単にできます。

「スケジュール管理」で未開拓なジャンルは、近未来の確定していない情報の扱いという分野です。仕事の打合せなどは、調整と決定を繰り返すので紙でもデジタルでも、それを書き留めない人はいないのでそれほど問題ありません。

しかし、この展覧会に行きたいとか、この映画に行きたいとか、2週間後の友達が主催するパーティに都合があえば行きたいというような情報は、スケジュールに転記しなかったりするので、過ぎてから気がつくということがよくあります。

そこでおすすめなのが、GoogleカレンダーとEvernoteと連携するスケジュールアプリ「SnapCal」です。Googleカレンダーのスケジュールを同期するのはもちろんのこと、Evernoteに蓄積したノートに含まれる日時場所を感知してスケジュールに追加してくれるのです。
< http://itunes.apple.com/jp/app/snapcal/id343514684
>
SnapCal

つまり、日常Evernoteできになるイベントの情報をクリップするだけで、自分の近未来の予定表に候補として入力してくれるわけです。これは、これまで誰もが無意識に習慣化できていなかった「決定していないけど状況しだいでは出席したい」というイベントを、初めて扱えるようにしたアプリと言えます。

このように、アンビエントな立ち振る舞いをする、アプリはアンビエントメディアの発想に不可欠です。

【川井拓也 / Takuya Kawai】
< http://www.3331.jp/
>
mail:kawai@himanainu.jp twitter @himanainu_kawai

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■クリエイター手抜きプロジェクト[256]Illustrator CS4/CS5編
複数のアートボードに画像を連続配置(3)

古籏一浩
< https://bn.dgcr.com/archives/20101101140200.html
>
───────────────────────────────────
アートボードネタは今回で最後です。最初のスクリプトは前回同様、選択したフォルダ内にあるJPEG画像を配置します。配置する際に、アートボードの中央に画像を移動させます。配置してセンタリングする、ということです。

また、JPEG画像ではなくPNG画像にしたい場合には
「var fileList = folderObj.getFiles("*.jpg");」を
「var fileList = folderObj.getFiles("*.png");」のように拡張子を変更してください。


(function(){
var abNum = 100; // 100ページ
var pageW = 595.28; // A4サイズ横幅
var pageH = 841.89; // A4サイズ縦幅
var docObj = app.documents.add(
DocumentColorSpace.RGB,
pageW, // A4サイズ
pageH,
abNum,
DocumentArtboardLayout.GridByRow, // 左から右、上から下
0, // アートボード間の余白
10 // アートボードサイズの平方根。Math.SQRT(abNum)
);
var folderObj = Folder.selectDialog("配置するJPEG画像があるフォルダを選択してください");
var fileList = folderObj.getFiles("*.jpg");
var num = fileList.length;
if (num > 100) num = 100; // 100枚以上は配置しない
var X = 0;
var Y = pageH * 10;
for(var i=0; i< num; i++){
setImage(fileList[i], X, Y);
X = X + pageW;
if (X > pageW*9) { // 10*10なので10枚を超えたら下のアートボードへ
X = 0;
Y = Y - pageH;
}
}
// 指定した位置に画像を配置
function setImage(fileObj, x, y){
var myImage = app.activeDocument.placedItems.add();
myImage.file = fileObj;
myImage.left = x;
myImage.top = y;
if (myImage.width > pageW){ // ページの横幅よりはみ出している場合
var d = pageW / myImage.width;
myImage.width = myImage.width * d;
myImage.height = myImage.height * d;
}
if (myImage.height > pageH){ // ページの縦幅よりはみ出している場合
var d = pageH / myImage.height;
myImage.width = myImage.width * d;
myImage.height = myImage.height * d;
}
var tx = (pageW - myImage.width) / 2;
var ty = (pageH - myImage.height) / 2;
myImage.translate(tx, -ty);
myImage.embed();
}
})();


画像カタログとして利用したい場合には、ファイル名も表示しないと役に立ちません。ファイル名も追加して配置する場合には、以下のスクリプトを使ってください。ファイル名の位置は
「txtObj.translate(X+20, Y - 40); // 文字の表示位置」の20と40の値を調整することで変更できます。


(function(){
var abNum = 100; // 100ページ
var pageW = 595.28; // A4サイズ横幅
var pageH = 841.89; // A4サイズ縦幅
var docObj = app.documents.add(
DocumentColorSpace.RGB,
pageW, // A4サイズ
pageH,
abNum,
DocumentArtboardLayout.GridByRow, // 左から右、上から下
0, // アートボード間の余白
10 // アートボードサイズの平方根。Math.SQRT(abNum)
);
var folderObj = Folder.selectDialog("配置するJPEG画像があるフォルダを選択してください");
var fileList = folderObj.getFiles("*.jpg");
var num = fileList.length;
if (num > 100) num = 100; // 100枚以上は配置しない
var X = 0;
var Y = pageH * 10;
for(var i=0; i< num; i++){
setImage(fileList[i], X, Y);
var txtObj = app.activeDocument.textFrames.add();
txtObj.contents = File.decode(fileList[i].name);
txtObj.translate(X+20, Y - 40); // 文字の表示位置
X = X + pageW;
if (X > pageW*9) { // 10*10なので10枚を超えたら下のアートボードへ
X = 0;
Y = Y - pageH;
}
}
// 指定した位置に画像を配置
function setImage(fileObj, x, y){
var myImage = app.activeDocument.placedItems.add();
myImage.file = fileObj;
myImage.left = x;
myImage.top = y;
if (myImage.width > pageW){ // ページの横幅よりはみ出している場合
var d = pageW / myImage.width;
myImage.width = myImage.width * d;
myImage.height = myImage.height * d;
}
if (myImage.height > pageH){ // ページの縦幅よりはみ出している場合
var d = pageH / myImage.height;
myImage.width = myImage.width * d;
myImage.height = myImage.height * d;
}
var tx = (pageW - myImage.width) / 2;
var ty = (pageH - myImage.height) / 2;
myImage.translate(tx, -ty);
myImage.embed();
}
})();


また、埋め込み画像ではなくリンクタイプの画像にしたい場合には「myImage.embed();」の行を削除してください。


【古籏一浩】openspc@po.shiojiri.ne.jp
< http://www.openspc2.org/
>

最近はHDDの容量が2TBで止まってましたが、やっと3TB HDDが登場。Mac miniサーバーには2TB HDD×4台を接続してますが、データが入りきらずに四苦八苦。3TB HDDより大きい容量のHDDが出て来れば、映像データも1台か2台で全部入りそうです。

・大容量 3TB HDD:Western Digital - WD30EZRSDTL
< http://www.wdc.com/jp/products/products.asp?DriveID=866
>

・『HTML5技術動向調査報告書2011』【11/2発売】
  -次世代ウェブを創る標準技術の全容とベンダーの取り組み-
< http://www.impressrd.jp/news/101028/HTML5
>

・プロならば知っておくべきWebコーディング&デザインの定石100【発売中】
< http://www.amazon.co.jp/dp/4844361538
>

・Google API Expertが解説するHTML5ガイドブック【発売中】
< http://www.amazon.co.jp/dp/4844329278
>

・逆引きGoogle Maps APIリファレンス ver 3
< http://www.openspc2.org/reibun/Google/Maps/API/ver3/
>

・ハイビジョン映像素材集(全部Mac miniサーバーに映像データを移しました)
< http://www.openspc2.org/HDTV/
>

・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集 発売中
< http://www.openspc2.org/book/PDF/Adobe_Illustrator_CS3_JavaScript_Book/
>

毎度おなじみASCII.jpの連載もよろしく
・Firefoxでソフトシンセも作れるAudio Data APIの使い方
< http://ascii.jp/elem/000/000/564/564098/
>

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■子だくさんIT社長のFileMaker日記[30]
FileMakerで人々を幸せに!(2)

茂田カツノリ
< https://bn.dgcr.com/archives/20101101140100.html
>
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こんにちはっ、茂田です。先週の続きです。

●大資本に負けない効率化を!

前回書いた通り、パソコンを清書機としてしか使っていない状況は現場にとっての不幸だ。でも、それは重々わかってるけどシステム開発には結構なお金がかかるから無理よ、という声も多いだろう。

大企業なら億単位以上のお金をかけてシステム開発できるが、中小企業はそうもいかず、また大企業内でも数人〜100人程度のみ利用するシステムについては、そこまでお金かけられない。

さらにいうと、業務を自動化するためには現在の業務を再分析し、例外状況を検討し、必要な結果や効率化のポイントについての決定が必要。大きな会社であれば、仮にIT化されてない部分であっても一定の業務設計はしているものだが、小さな会社では、こうしたシステムに必要な要件を決める部分も効率良くとはいかない。

でもね、「大資本ならできるのに」というだけじゃ世の中つまらない。小資本でも零細企業でも、たった一人でやってる会社でも、大企業と同じレベルかそれ以上の自動化・効率化を実現してみせよう、そしてそれができるのがFileMakerなのだ。

僕自身、そういう思いが根っこにあるので、自分のビジネスが成立する範囲でできるだけ安くて良いものをご提供したいという気持ちでやってきたのだが、それでだいぶ自分の首を絞めた上に、思いがうまく世間に伝えきれなくて絶賛屈折中であったりはするが。

●データベースは設計がすべて

いつも書いているとおり、FileMaker自体は決して個人〜中小企業のためのものでなく、数万人規模の企業におけるサブシステム用としても重宝する。

でもやっぱり何より素晴らしいのは、大資本が億単位のお金をかけて実現するようなシステムを、中小零細や個人企業でも実現できてしまう点だ。

もちろんシステム開発には一定のお金はかかる。でもそれで一人分の労力が浮かせられれば大きいし、なにより顧客からの要望に対して迅速かつ正確に対応できるようになれば、競争力という点で有利だ。

こうした業務効率化については、できるだけある一定期間に集中して改善し、満足のいくレベルまで前進させておくことが大事。

では、どういう手順でシステム開発を進めれば良いだろうか。

できるだけ自分でやりたいという人、開発会社に依頼したいという人ともに共通した、ひとつの重要ポイントがある。それは「データ構造の設計がうまくできてない例が多い」という点だ。

FileMakerにはふたつの要素がある。ひとつは関数・スクリプト・ボタンなどにより、業務処理アプリケーションを容易に作成できる要素、もう一つが高性能なリレーショナルデータベースという要素だ。

このうち、アプリケーションを作成する機能は、実はものすごく簡単。他のアプリケーション開発環境ではここの習得に時間がかかるわけだが、FileMakerではスクリプトは一覧から選んで設定するだけだし、レイアウトにボタンを配置して画面設計をする部分も簡単。関数はちゃんと覚える必要はあるが、そんなに難しくはない。

だが、リレーショナルデータベースという部分の設計にはそれなりにノウハウが必要で、これはたとえばプログラミングはバリバリできるけどゲーム系やってた、という人も含め、一定程度の学習が必要だ。

FileMakerを使っていると、アプリケーション構築的操作に目が行きがちで、このへん覚えたからもうFileMakerは征服したと勘違いする場合も実は多い。しかし、そうして作成した多くの業務ソフトが、リレーション設計の基本が間違っているなんてことがとても多いのだ。

そして、基本設計がうまくいっていないデータベースは、そのあとで機能を増やしてゆくとどこかで破綻する。だから、自分で作るにしても一部外注するにしても、まず一番の初期段階におけるデータベース設計は、信頼できる本当のプロにまかせたほうがいい。FileMakerの関数やスクリプトは見よう見まねでもそこそこいけるが、設計だけはちゃんとした知識を要するのだ。

基本設計というのは、具体的には処理したいデータをどういうテーブルに分け、どういうリレーションキーを付け、どういう関連付けをするか、という点にある。このへんについてはFileMakerにおける「お作法」のようなものが存在するので、これを守って構築しておけばあとの機能追加もラクなのだ。

●総額見積 vs 時間課金

システム開発を業者に依頼すると、やっぱり結構な金額になる。もちろん開発に手間はかかるけれど、それ以上に仕様がきっちり決まらなかったり、ある程度開発が進んだところで機能変更があったりといったリスクが、見積に含まれているという要素もある。

システム開発側にとっては、発注側から明確で具体的な希望が出てこないことや、ある程度進んでから割と根幹に関わる部分の話が変わったりすると、開発は永遠に終らないことになり大変な思いをする。これをいかに避けるかというところが大事で、だから開発前に仕様書や実装機能リストを作成して「ここから逸脱したら追加費用ですからね」と線引きするのが普通。

こうしたチェックリストはもちろん必要ではあるが、開発側の自己防衛が必要な案件はどうしてもそのぶんの手間が増え、費用も増大する。

僕はアメリカで仕事を受けていたときは、原則として時間課金だった。消費した時間とそれによって得られた成果とをお客様に報告し、承認していただいてその結果を課金するという形だ。日本ではこの考えがなかなか受け入れられないので、実装する機能をあらかじめ限定した上で、依頼側の都合で増大しそうな工数も織り込んで見積もることになる。

総額見積と時間課金のどちらが良いかは案件次第だが、固定見積は工数増大のリスクを開発側が負うので、その分のリスクを含んだ形となる。一方時間課金はそのリスクを依頼側が負うぶん、本当の開発工数だけで済むのではあるが、世の中いろいろと難しいものである。

【しげた・かつのり】FileMaker公認トレーナー/FileMaker11認定デベロッパー。株式会社レクレアル代表取締役。本コラムに書いたことを具体的にどうやって解決しようというのだ? という話はある種宣伝めいちゃう部分もあるので割愛。ご興味持っていただけた方は、僕の会社サイトでメルマガ登録をお願い致します。あ、データベース基本設計だけの依頼も大歓迎ですのでよろしくです。

・FileMakerデータベース構築をサポートするメルマガ「FMサポーターズ」
< http://bit.ly/fmsBN
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株式会社レクレアル < http://www.recrear.jp/
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■編集後記(11/1)

・COP10の最終日、議長の松本環境相は提案した議長案が議定書として採択され、うれしそうに「閉会をここに宣言をいたします」と言って木槌を振り下ろした。その「を」はなんだよ。「宣言します」でいいんじゃないか。すごく違和感がある。NHKの天気予報で「低気圧が発達をして」と必ず「を」を入れるキャスターがいる。おかしい。耳障りだ。最近の国会議員がよく「を」を付けてしゃべる。「検討をします」とかね。気に入らない。と思っていたら、読売新聞30日の「時の余白に」というコラムで、鴎外の娘夫婦を語る中で「晩年、体が弱ってからも日々の変わらぬ生活を楽しみ、読書をし、そろって散歩をし、ある日(以下略)」という表現を見つけた。いつも名文だなと思っていたコラムなので、この場合は、たぶん強調の意味の「を」だと思うのだが、なんとなくいやだ。26日の町田康のコラムで、「この三年くらいで、とは、が広く天下に浸透していて」とある。たとえば「大変喜ばしいことだ、とは、思っている」という使い方。喜ばしい、と同時に自分は、別のいろんなことも腹の内でちゃーんと考えている、ということも伝わるという便利テク。町田はコラムをこう締める。「こういう言い方がマナーとして広く浸透することは大変によいこと、とは思ってねぇよ。タコ。」。すてき。「総理という選択肢も私の中では否定していません」と宣うブランド物スーツの仕分け大臣。選ぶ側の国民にそんな選択肢はねぇよ。どこまで勘違いしてるんだよ。タコ。(柴田)
< http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101030/stt1010300247002-n1.htm
>
【日本の面影】ノンフィクション作家・工藤美代子 女性大臣の金銭感覚(産経ニュース)

・もう11月だよ......。/何度か紹介しているRecFinger。App Storeでバナー表示中!/交流会でお隣の方から聞いたお話。ドラッカーがお手本としていたのはトヨタで、日本人のモチベーションがどこから来ているのか不思議で仕方がなかったそうだ。その人は、コーチングだモチベーション向上だ、などと言っても短期的なものだろう、それよりも甲子園を目指す野球部のような共通の目標や理念が必要だと。経営者が社員をどのように使うかを考えていたら、社員はどうやってさぼろうか考えてしまうものだ。野球部で「もてたい」が第一目的であったら、活躍する部員を妬んだり、足をひっぱろうとするだろう。特に目標がなければ、監督が厳しいと腹が立ったり、命令が嫌になるだろう。でも「甲子園に行きたい」「優勝したい」なら、他の部員が活躍すると嬉しいし、活躍出来るように、すすんで情報を共有する。監督の厳しい練習や叱責にもついていく。そして目標を達成したら自信はつくし、達成できなくても満足感や成長が残る。優しい監督の下でのんびりやって、毎年初戦敗退でも「いいよ、いいよ」では味わえないことだろう。本当に部員のことを考えているのはどちらの監督だろうか。この監督を社長に置き換えてみて、社長が厳しくて嫌、優しい社長がいい、と社員が思うなら、これは目標や理念が共有化できていないか、社長自身のやり方が間違っているか。社員同士が争うより助け合う会社が伸びるよ、とのこと。当たり前のようだけど、そうでない会社が多い、と。そのお隣の方は、倒産寸前の会社を建て直すのがお仕事らしく、建て直すのは難しいようでそうでもないんですよ、と話してくださった。他にもいろいろ具体的な話も含めて聞いたけど、長くなるので割愛。本を書きはったらいいのに。(hammer.mule)
< http://promostyl.exblog.jp/15358665/
>
スーツケース「オリシキ/orishiki」
< http://jyouhouya3.net/2010/09/post_667.html
>
奇抜なデザインコンすぎる、コンパクト収納折りたたみ自転車
< http://jyouhouya3.net/2010/07/post_550.html
>
折り曲げ自由。柱に巻き付けておける自転車。
< http://jyouhouya3.net/2010/07/post_563.html
>
持たずに引く!ローラー付き傘
< http://jyouhouya3.net/2010/10/ipad.html
>
なんとiPadも収納可能。様々なガジェットを収納できるジャケット