アナログステージ[46]国は国民から金を騙し取るのがヘタすぎる/べちおサマンサ

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コンニチハ、2010年が終わろうとしている11月30日です。今回はいつもの何の役にも立たないコラムではなく、たまには内容を変えて、半分以上個人的趣味が含まれたコラムでお届けいたします。デジクリっぽくないけど、勘弁してくださいです。

●財布の紐を緩めさせるのではなく、紐を切って開けさせる行政

先日、WEBニュースで「またこんなことを言いはじめたのか」という記事を読んだ。詳しくは憶えてないけど、数年前に自民党政権のときに同じようなことを謂っていたような。そのときは可決するもなにも、話しすら霧の中へ隠れていってしまったことは憶えている。

・ペットに課税、飼育放棄防ぐ - YOMIURI ONLINE
< http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20101126-OYT1T01170.htm >

なんか、いまさら感バッチリなタイミング。なぜ今になってペット税を取り上げてきたのか真相はまったく分かりませんが(別問題でも真相が分かるようなことは殆どないけど)、本当に犬や猫たちのことを考えての課税ならば、10年遅い。

ペット税の税収の使途は、
1)飼い主のマナー向上の啓発運動費用
2)虐待されたペットの保護費用
3)マナーの悪い飼い主によって汚された公共道路等の補修費用

という項目が挙げられているが、本当にこのために税金が使われるのなら賛成。でもね、どうしても信用することができない。マイクロチップの普及は遅すぎるうえに、行政の矛盾が浮き彫りになっているし、一番目のマナー向上の啓発運動費用ってなんですか? 天下り保養費の間違いなんじゃないの?



そんなのは飼い主のモラルに依存する問題でしょ? 3番目の「マナーの悪い飼い主によって汚された公共道路等の補修費用」って、もう、なんなの? アホがやった尻拭いを、まともな飼い主がなんで金ださなきゃいけないの......。

先ほども書いたけど、「なんで今更???」というのが先立つ。ついに、国民からお金を巻き上げる術がなくなってしまい、とりあえずは、国民の感情に触れないところから手当たり次第に攻めてみよう! ということなのかね。

少しだけ個人的な意見を書かせていただくと、本当の使途が見えないペット税を導入するよりは、家庭動物販売士ではないが、飼うにも免許制にして、年単位で更新するようなかたちにすればいいのでは。というのも、いまペット税を導入したところで、デメリットしかみえてこない。

愛犬のウンコも拾わないような飼い主が、税額うんぬんは抜きにしても、ペットのために税金を払うとは到底思えないし、義務化されたとたんに捨てるバカ者が増えるはず。彼ら(彼女ら)は、イヌ(ネコ)を飼っているのではなく、ブランド品のバッグや服と同じ感覚で「持っている」だけ。

それに加えて狂犬病の登録すらしていない可能性もあり(狂犬病の予防接種は義務だけど、登録は自己申請なので、ペットショップで買ってこようがブリーダさんから譲り受けようが、飼い主本人が申請しない限り、行政で把握することができない)、行政が「イヌを飼っている世帯」を100%把握しているわけではないので、ペット税から逃れることはいくらでも可能。

ブランド品ならば、飽きたら質屋に持っていって金にしてしまうことができるが、生体を質屋に持っていっても金にはならないし、時間をかけて里親探しをするとは到底思えない。自分勝手に困った結果、捨てる。

だいたい、ペット税の使途にあげられている飼い主のマナー、虐待されたペットなど、モラルある飼い主ばかりなら、まず有り得ない項目。ペット税なんてお名前をつけて、国民の財布の紐を切るようなやり方で金を搾取することはナンセンス。そもそも、まともな飼い主ばかりなら成立しないでしょ。DQN飼い主が存在してこその課税だ。

それならば、いま現在イヌ(ネコ)を飼っている人、これから飼おうとしている人にも、「動物を飼うには免許が必要」と謳ってしまう。もちろん、免許取得のためには、いま飼っているイヌ(ネコ)へのマイクロチップの埋め込み、狂犬病の予防接種、各種ワクチンの接種などを徹底させたうえで、公共マナーに関する筆記試験などを盛り込んで、飼い主の意識付けをさせてしまう。

散歩するにも免許を携帯させることで、上記の問題はクリアできるうえに、免許取得の手数料も取れるし、更新料もとれる。免許制が浸透してきたころにペット税をかければ、取りっぱぐれはほぼなくなるでしょ? そのころにはDQN飼い主も絶滅し始めているだろうから、一石二鳥じゃないですか、民主党税制改正プロジェクトチームさん。

●「自分ちのイヌは大丈夫」の根拠はまったくない

一時期のようなブームは去って、ウンコ放置やノーリード(綱を繋がないでフリーにさせている)万歳のDQN飼い主は少なくなったものの、飼育放棄や動物虐待は減るどころか増えている現実がある。ちなみにワタクシはノーリード絶対反対派。どんなに躾ができている犬でも、訓練された犬でもノーリードは反対。理由は簡単。皆が皆、犬好きばかりではないから。犬が苦手な人もいる。

しかし、どこをどう勘違いしてしまうのか、小型犬の飼い主は「こんなに小さい犬なんだから平気」という湾曲された信念にちかいものを持っている。実に迷惑だ。大型犬だろうが小型犬だろうが、苦手な人からすれば同じ。怖いものは怖い。「自分ちのイヌは大丈夫だから」は間違っております、ハイ。

介護犬があのように活躍できるまで、どれだけの苦労があり大変か。イヤミで書くと、普通のご家庭であのような躾や訓練をされて「自分ちのイヌは大丈夫」といっているなら分かりますが、『Stay(マテ)』や『Sit(オスワリ)』のコマンドすらできないイヌを「ウチのは大丈夫」と言い切ってしまう自信はどこからくるんですかね。『お手!』や『おかわり!』『ゴロン!(お腹をみせて転がる)』って、あれ、コマンドじゃなくて、芸ですからね、勘違いしないでくださいね。

それとクレーム覚悟で書くと、夏場の炎天下に、コーギーやダックスのようなシャコタン犬を散歩させるのは見ていてとてもツラい。なぜわざわざクソ暑い中、熱したフライパンのようになっているアスファルトの上を歩かせなきゃいけないのだ。コーギーやダックスだけではなく、イヌもパッド(足裏)やけどすることを知っていて歩かせているのだろうか。

オープンテラスのカフェでオフ会、飼い主はおしゃべりと食事に夢中になり、イヌは灼熱の地面で終わるのをじっと待っている。イヌにオシャレさせるのはいいけど、真夏に厚手のシャツとか着させて、ワタクシからすれば虐待そのものだよ。

飼い主は一度、真夏の昼に、いつも連れまわしている散歩コースを、裸になって匍匐前進してみるといい。やってみて「熱い」と感じたのなら、路面温度がさがり始めた夕方にしてあげてね。

イヌはね、「熱いんだよバカ、いい加減にしろ!」とかパッド(足裏)がやけどしていても、飼い主に云うことはできないし、飼い主に忠実なら忠実なほど、我慢してしまうんですよ。自分がやけどしたら痛いでしょ? 切り傷と違って、やけどの痛みってツラいでしょ? イヌもね、人間と同じように熱さも感じれば、痛みも感じるんです。イヌだけに限らず、動物のパッドって、とても大切なところです。

「リードはワンちゃんを守るためにも大切なんですよ、ウンチをしたら拾って持ち帰りましょうね、ドッグカフェなどでほかのワンちゃんに吠えるのを止めさせましょうね」など、啓発運動費用がこういった自己善がりの啓発のために使われるのなら、嫌だ。絶対にペット税なんか納めたくない。

ノーリードなどの話を書き始めると、本当に長くなってしまうので、このへんで終わり。

・マイクロチップをいれていますか? - 環境省自然環境局
< http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html >

ペット税をいち早く導入しているドイツは、その使い道も有意義でハッキリとしています。というよりも、イヌに対しての意識が日本と大違いの国です。ドッグフード棚の横で、アクリル箱にイヌやネコ入れて飾って売っているのって、日本だけです。自分の貯えしか考えていないどこかの国の行政とは大違いです。

日本(どこかの国)がペット税を導入したときの税額は分かりませんが、いますぐ! ではなくても、数年後の動物環境(ペット環境)へ有意義に役立てるのならば、きちんと納めます。

・地球生物会議ALIVE -
ドイツレポート1:犬猫の殺処分数ゼロ、殺処分施設もゼロ
< http://www.alive-net.net/law/wadai/Germany1.html >

それより、ペット税やそれに関する事業を展開されても、身内から「仕分け」されないでね。

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
FAプログラマであり、ナノテク業界の技術開発屋
< http://bachio.posterous.com/ > ←マメに更新中
< http://twitter.com/bachiosamansa > ←フォローしても役に立ちません

○ご存知かもしれませんが、べちお家はイヌ4匹、猫1匹がおります。長女(?)はアホで有名なアフガンハウンドという犬種で、末っ子(?)はボルゾイという犬種です/どちらも大型犬です/まん中2匹はチワワ/ヌコはリアル母親からの里子できたアメショ/どこへ連れていっても問題ありませんし、子ども大好きで、イヌ好きの子どもが寄ってくると、長いマズル(鼻というか口)をグリグリと体に寄せるのよん。

NINA(長女)も今年の12月16日で12歳/アフガンは、アホというよりは自立心が強く、ズル賢いのよ/アフガンハウンドの躾は本当に大変だった。オイラは子どものころからイヌと一緒の生活を送っていたんですが、NINAが生後3ヶ月で我が家に来たとき、こんなにワガママなイヌっているんだ? って家族みんなで感心しましたわ/いまとなってはいい思い出。

KATEは知り合いのブリーダさんに頼み込んで、「どうしても我が家に迎えたい!○○(母親犬)の子どもだから欲しい!」とお願いしまくって、やっとOKをいただいて迎えた/後々ブリーダさんから聞いた話しだと、KATEは最後の最後まで手放すのがイヤで、自分のところで育てるつもりだったらしい/ちなみに、永吉さんがべちお家に泊まったときに、勝手にドアを開けて永吉さんの横でKATE添い寝ししていたり/目が覚めて、しばらく動けなかったらしいw

ペット税。それより、もっとやることいっぱいあるやん。まぁ、政治ネタを書くのは好きではないので書かないけど。

・べちお家のわんわん
NINA < http://twitpic.com/3bdld1 >
KATE < http://twitpic.com/147v5c >
チワワンズ < http://twitpic.com/147rzy >
ニャンニャンの写真はなぜかない。

○記憶に残っている3週間の出来事→マクブクエア欲しくなる→もう少しで衝動買い→メロンパン買いに、わざわざ東名高速の海老名SAまで行く→お目当てのメロンパンは売り切れ→しかし、こんなポスターが目に留まる< http://www.c-exis.co.jp/new/information/images/101007_1/p_05.pdf >→ついでだから、いまから全部制覇しにいくか! と意気込むも、家族に止められる→会社の姿勢にブチ切れる→異国人に仲間だと間違われて話しかけられる→っても、初めて耳にする言葉で、何語なのか分からず「うちは間に合ってます」といって去る→丹沢(神奈川)の紅葉、とても綺麗でした

・お知らせ | サービスエリア情報ガイド - 中日本エクシス株式会社:
< http://www.c-exis.co.jp/new/information/101007_1.html >