[2976] 日本SNSは鎖国状態

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《これがクライアントからのクレーム抑制の効果を果たします》

■音喰らう脳髄[99]
 「Body And Song」と「Celebration」
 モモヨ

■アナログステージ[47]
 日本SNSは鎖国状態
 べちおサマンサ

■Webディレクター養成ギブス[08]
 選択肢を用意する
 蓮井慎也

■デジクリトーク
 絶食男子のマーケティング
 ジョニー・タカ



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■音喰らう脳髄[99]
「Body And Song」と「Celebration」

モモヨ
< https://bn.dgcr.com/archives/20101214140400.html
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先週の木曜日(12月9日)、渋谷シアター・コクーンでケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、ケラ君と記す)作・演出の芝居『黴菌』を見てきた。この日はマチネー興行しかなく、昼の2時から3時間半近い間、観劇にいそしんだわけだが、子育てに追われる私としては極めて贅沢な時間の使い方だったといえる。

まだ上演中の芝居なので、ネタばれになるようなことは書かない。ただ、劇を見ている際に、『チェーホフ』『楡家』『商業演劇』などという若干の言葉が頭に浮かんだ。

で、そのことを中心にケラ君に感想を書き送ろうと思っていたが、帰宅してつらつらとパンフレットを眺めているうちに気が変わった。そのあちこちに私が思い描いたイメージにダブる言葉がちりばめられていたし、なによりも彼はプロなのだ。素人の私が考えるようなことは既に考えつくしたうえでの作品なのだろう。そう思われたからだ。

結局、感想は書き送らずに、当日、ゲットした彼の音楽作品、ケラ&ザ・シンセサイザーズ名義で制作した新作『Body And Song』をひたすら家でおとなしく聴いてすごすことにした。

あくる金曜日の夜は、同じく渋谷のタワーレコードで開催されたトークイベントにゲスト参加。こちらは古くから付き合いがあるジュネのバンド、Auto-Modの新作『Celebration』のリリースを期してのもので、昔話などを若干披露してのお手伝い。Auto-Modラベルのホッピー(例の飲み物)など、新製品(?)の発表もあり、奇妙ながらもごく正常にイベントは終了した。

帰りにそのホッピーと新作をお土産にもらったので、以後は、この二つの作品を交互に聴きながら過ごしている。

私自身は夏場の数ヶ月間を脚を悪くして棒にふってしまったが、その間も頑張っている仲間達がいる。そんな当たり前のことがひどく心に響き、うれしくも感じられる年の瀬である。

来年はどんな年になることやら。

Momoyo The LIZARD 管原保雄
< http://www.babylonic.com/
>

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■アナログステージ[47]
日本SNSは鎖国状態

べちおサマンサ
< https://bn.dgcr.com/archives/20101214140300.html
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今年一年を振り返ってみると、良くも悪くもTwitterに始まり、Twitterで終わったような気がします。ほかSNSと比べて、ワタクシの周りでTwitter開始率がとても多かった。

いつの間にか、mixiでのマイミクさん110人中、35人がTwitterを始めており、Twitterブームの幕開けとなった昨年から比べると、リアルでも、友人、知り合いの8割以上がTwitterを始めておりました。

先日、ワタクシのmixi日記で、『マイミクさんがTwitterや、ほかSNSをやっている人数』というのを訊いてみたのですが、答えていただいたマイミクさんのマイミク数(ややこしくてスミマセン)3割近くがTwitterを始めているようで、今年一年で一気に加速! というようなことはなく、じわじわと広がり始めているように見えます。

夏から秋にかけて、FaceBookが日本でも浸透し始めてきたように感じましたが、2006-2008年頃のmixiの勢いまでには至らなかった。mixi離れに勢いがついて、FaceBookが爆発するかなぁ...と思いきや、線香花火のようにパチパチって感じ。ポトン... と落ちなきゃいいけど......。

2008年の春頃には日本向けのインターフェイスが展開されましたが、FaceBookが日本でいまいち流行りきらない理由に、UI(User Interface)が、日本人好みの丁寧で、親切で分かり易いものではない(どんだけ贅沢なんだよ! ってくらい、日本発SNSのUIは親切だと思ってます、ハイ)という理由が大きいようです。

FaceBookを初めて利用する人や、SNSをあまり利用しない初心者にとって、とっつき難いところがある部分と、「単純につまらん」「単純にデザインが嫌い」「単純に知らない外国人からの友達リクエストが面倒」といった、単純なワガママも多かったり。

加えて、間口があまりにも広いFaceBookは、単独であちこち動き回り、開拓心旺盛な欧米人と比べると、グループになって動くのが大好きな日本人には、抵抗感モリモリな状態なのだろう。所謂、ネット鎖国ならぬ、SNS鎖国。

街の珍走団も、グループになって走っているときは、バンボーバンボーと空吹かしをしながら、道路を我がもの顔で喧しく走っているが、単独で走っているときは、信号も守るし、空吹かしも殆どやらない。信号機のない横断歩道で、子どもが道路を渡ろうとしていると、ちゃんと停まってあげたり。とにかく周りがやらないと自分もやらない民族なのは間違いない。

●世界2位のTweet数には「意味」があるのか

Twitterも本来は、FaceBookと同じような、いや、それ以上の間口の広さがあるのに、なぜ鎖国状態にならないのかを考えると、2ちゃんねるという日本産のバックボーンがあったからだと考える。匿名で好き勝手書いて騒ぐシステム(本当は違うんだけど、2ちゃんねるやらない人には、そう見えている)と、Twitterでの無意味なTweetがシンクロするのでは。

Wikipediaを読むと、Twitterユーザ数とTweet数を比較してみると、比率がとても高いことが分かる。下記、Wikipediaから引用。

──2010年7月1日、フランスの調査会社Semiocastが、世界の地域におけるTwitterの投稿件数をまとめた調査結果を公表した。2010年6月の投稿数は国別で米国が世界全体の25%を占めた。日本は世界で2番目にTwitterへの投稿数が多く、米国に次いで全体の18%を占めた。3位以降はインドネシア、ブラジル、イギリスと続いている。ネットレイティングスが2010年6月末にまとめた調査によると、日本のTwitter利用者数は2010年時点で前年の19倍に達しており、実利用者数に限ればすでに米国を追い抜いているとのこと──

・Twitter - Wikipedia: < http://ja.wikipedia.org/wiki/Twitter
>

・Twitter投稿数、日本は世界で2位〜仏Semiocast調べ -INTERNET Watch:
< http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100702_378348.html
>

うむむむ... 確かに日本のTweet数は多いはず。ワタクシは異国人のかたをフォローしている数が少ないので、なんとも言えないんですけど、「ちょっとトイレいってくる」とか「ずびょーん」とか、まったく意味の無いTweetをしているのは、圧倒的に日本人が多い。

異国人のかたは、「ヘイ、知ってるかい? これってスゲーんだぜ! みんなもぜひどうだい?」とか「このイラストはマジでクールだ! この衝撃を例えるなら、作者がマーブルヒーローズとして本当に実在していたってことさ!」など、真剣に何かを伝えようとしている。

「駅の階段なう。ミニスカパンチゲトw(訳:ミニスカートのパンチラをゲット、笑)」なんて、どうでもいいことを伝えている異国人のTweetを見たことがない。あったとしても、大抵はスパムや短縮URL付きの意味不明RTだったり。

ネタTweetのようにネガティブなことばかりではなく、情報の発信源、受信源として活用されているかたも大勢いる。デジクリで何回も書いているかもしれないのですが、140文字ですべてを伝えきろうというのは、ほぼ無理。なので、興味を持ったヒトをナビゲートできる文面、早い話、キャッチコピー的なものを上手に作って、メインに飛ばすことができるかがポイントになる。

職業がツイッターなヒト(スパマーやアフィ業者さん)なら、いくらでも時間を割いて、あのテこのテを考えるだろうけど、普通に利用していれば、考えながらTweetするのは、Twitterの醍醐味を失ってしまうので、やはり、「ゆるく、てきとうに」が一番良い。

意味なんて持たせなくても、誰かには意味があるものになっているかもしれない。それでいいんじゃないかな。

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
FAプログラマであり、ナノテク業界の技術開発屋
< http://bachio.posterous.com/
> ←マメに更新中
< http://twitter.com/bachiosamansa
> ←フォローしても役に立ちません

○2010年最後のデジクリ当番です。一年間お付き合いいただきまして、ありがとうございます/11月から、ヒマさえあればモツ焼き屋さんへ足を運んでいたせいか、体重が5Kg近く増えている事実が.../ウエイトが増えると、何をするにもダルくなってしまうので、摂生開始/来年も元気にデジクリでお会いいたしましょう! 良いお年をお迎えください。

○記憶に残っている2週間の出来事→亀戸で初ホルモン焼き堪能→感動→あのクォリティーであの値段は素敵→見事に嵌る→べちおくん誕生日に忘年会の予行練習という飲み会→焼酎がまったく飲めない体になっていた→もう、お酒やめれそう......。

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■Webディレクター養成ギブス[08]
選択肢を用意する

蓮井慎也
< https://bn.dgcr.com/archives/20101214140200.html
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WEB制作は、言ってみればBTO(受注生産)なわけで、規格品をつくるのと訳が違い、制作過程で様々な問題に直面し、その都度意思決定を求めることもしばしば。イチイチ意思決定を待っていては進みませんし、利害関係者が多いとまとまるものもまとまりません。だからといって、エイヤ! とはなかなか進められません。

そんなWEB制作過程でスケジュールを組むとき、特に短納期の案件で頭を悩ませるのが、クライアント確認期間です。短納期な案件だったり、予算がない案件では、キャッシュフローを考えると時間を満足にかけられず、そんな中でクライアントから最高品質を求められ、WEB制作スタッフには時間よこせ! と、まさに板挟み状態です。

こういった場合のディレクションの基本は、クライアント確認期間を可能な限り短縮し、WEB制作期間はなるべく多めに確保することです。

とにかく現在のWEB制作現場には、満足な時間を与えられないわけですから、なるべく時間をかけないように効率化を図ったり、いい意味で手を抜くわけですが、時間がないときに限って解釈を間違ったり、指示の誤りだったりと、いくつかのミスを露呈することになります。

私自身、WEBディレクションをやっていて(私のミスを棚上げしますが)WEB制作スタッフから、明らかな私の指示ミスを「○○と指示いただいていますが、それは問題でしょうか?」と指摘されると、さすがに腰を抜かしそうになります。明らかに問題ではあるので「問題です...。」としか答えられず、WEB制作知識は中途半端にでもありますので、そのあと「△△にしてください。」と指示を変更するわけですが、「だったら問題ですか?」って聞くなよ? って思うわけです。

これがWEBディレクターとクライアントの関係だった場合、面倒くさいなぁ...とか、取引コストが高くつく人たちだ...と思われる危険性がありますし、こういう単に「問題ですか?」と聞いてしまうような風土を制作スタッフに植え付けてしまうと、将来、クライアントから面倒くさいと思われるWEBディレクターが生まれる温床になるため、厳しく注意し癖付けをしていく必要があります。

言い換えれば、指示ミスに限らず問題に気づいた人間が、そのミスを正すべきで、そのミスを正せないなら、意思決定の判断を仰ぐ(ホウレンソウということになります)必要です。

その際、正解か、間違いかを問いかけるのではなく、間違っているので直しておきました、としたほうが親切ですし、判断がつかない場合は、間違いのまま制作進行しましたが直す必要があれば言ってください、など、まさに自分がクライアントであればどうされたいか? を先回りして考えることが、ありがたがられ、重宝がられ、クライアントとの長く太い関係構築の礎になっていくものです。

さらに発展論として、複数選択肢を用意することを考えたいと思います。ひとつの方法での意思決定を求めたところで、クライアント担当者は、比較検討材料がないため、その良し悪しでの判断ができません。それしか方法がない場合は別ですが、別の方法もあったことを後になってクライアント担当者に知られてしまった場合、クライアントからの不信感は高まります。

であれば、今回は時間がないのでAという方法を採りますが...と仕切ってしまったほうが、クライアントの抱く不信感は、いくらかマシになることは明白です。ひとつの方法しか示唆しない場合、WEB制作側の判断で制作を進めたことになりますが、

1.Aという方法を採り、品質は後回しにして納期を優先するか
2.Bという方法を採り、納期を後回しにして品質を優先するか

のように、複数選択肢を用意できた場合は、クライアントが判断(=選択)したことになり、判断の結果でトラブルが発生したとしても別途予算を組みやすくなります。またクレームに繋がった場合は、判断したのはクライアントだという十分な抗弁材料になりますし、これが足かせとなることが目に見えているため、クライアントのクレーム抑制の効果を果たします。

なお、納期優先の場合は「1で」、品質重視の場合は「2で」、といったように、端的な回答を期待でき、かつクライアントにとっては答えやすく、判断しやすい選択肢を用意できると、かえって好印象を持たれます。

複数の選択肢を用意し、判断はクライアントにしてもらう。かつ、判断しやすいフォーマットで、意思決定スピードを早めることは、結果、クライアントとの関係構築にプラスαになるだけでなく、こうした提案のできない競合他社の参入障壁にもなってきます。

こうして、複数選択肢の中から意思決定されたWEBサイトは、クライアントのイメージに近いものに仕上がり、後々になってイメージと違うとひっくり返されることもありません。

選択肢を用意するということは、メリットがあってもデメリットはありません。間違った指示が届き「問題ですか?」と質問するのではなく、選択肢を用意して判断を仰いでください。面倒くさいディレクターから、親切なディレクターへと、クライアントからの評価は必ずプラスに変わります。

【蓮井慎也 / Shinya Hasui】WEBディレクター
地元WEB制作プロダクションに所属。大手通販企業に常駐し、WEB制作をしてい
ます。オンライン名刺 < http://card.ly/hasui/
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■デジクリトーク
絶食男子のマーケティング

ジョニー・タカ
< https://bn.dgcr.com/archives/20101214140100.html
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何げにpixivを巡廻していたら、"絶食男子"という言葉が出てきて吃驚した。『日経トレンディ』の、「2009年ヒット商品ベスト30」の中で出てきた言葉らしい。

"定義付け"という、日本人、特にマスコミが好きそうな事だが、草食を飛び越して絶食とは...。意味としては(これも日本人は好き)「恋愛することを完全に放棄し、ヴァーチャルな恋愛にのめり込む男性」の事を言う。

それの顕著な例が『けいおん!』であり、『ラブプラス』である。まず『ラブプラス』では、『ラブプラス+』発売時にメーカーであるコナミが熱海でのキャンペーンを大々的に打った。

熱海駅の観光案内所で"カノジョ"がいることを証明するために『ラブプラス+』の"カノジョ"がいるニンテンドーDSを見せ、スタンプカードと交換し、各所にあるスタンプ置き場とARマーカーを回り、先日破産した『ホテル大野屋』で予約した上で"カノジョ"を見せれば一人で泊まっても布団を二組敷いてくれる。

一方『けいおん!』は、アニメ放送開始からしばらく経ってキャラクターが使用している楽器が売れ始めた。主人公、平沢唯のレスポールを始め、秋山澪が使用している左利き用フェンダー・ジャズベースが在庫が捌ける程売れてしまい、納期が3ヶ月以上になったり、既に生産中止になった琴吹紬使用のKORG TRITON EXTREMEを中古楽器店で見つける猛者も現れた。

しかしこれで止むことはなく、劇中で秋山澪が使用しているヘッドフォンも売れてしまった。それがAKGのK701という、8万もする高級ヘッドフォンが飛ぶように売れた。

2期『けいおん!!』になっても攻勢は止まなかった。宣伝イラストが酷似していることをきっかけにコラボレーションを展開したデニーズの後、ローソンとのコラボフェアでは、景品目当てに『午後の紅茶』が一瞬にして売れたり、その後も対象のお菓子を2点購入することでついてくるクリアファイルが店舗によっては10分でなくなったり、その後「一番くじ」も店頭にあるくじを全て引いて景品を独占する─という状況になった。

とりあえずここでは絶食男子の生態やモラル面はさておいて、素人目から見たマーケティングという視点で見よう。アニメ自体はヒットを超えてメガヒット(もうこの言葉も死語だな)が出るのは、それこそ10年に一本しかない。つまり当たる可能性はかなり低いのである。

ある意味ギャンブルに近いので、当て込んでターゲッティングすると損になってしまうので、常に動向を把握しておかないといけない。そうすると、ニッチな層に受ける様なマーケティングになる。市場が一握りなので、そこで攻勢を上手く掛けていけば売れる仕掛けになっている。

あと、"前振り"をしておくことも仕掛けの一手である。『けいおん!!』の場合は本編最終回後に"映画化決定!"というスーパーが流れた。普通、アニメの場合は終了したら進捗次第で視聴者はついてくる者と離れる者に二分されるが、この場合は先にフェア告知を打っておいて、後で映画化決定を発表すれば自然に購買活動に繋がってくる。

『ラブプラス』の場合でもニンテンドー3DSでの発売が決定しているため、その前振りであるなら、熱海でのキャンペーンも効果を帯びてくる。つまり大きい仕掛けのためには、壮大で用意周到な前振りを用意しておく。しかし、それが当たるかは蓋を開けてみないと分からない。『けいおん!』も『ラブプラス』も、そう言った意味では幸運である。

だから、単純に「この商品とコラボしましょう」と持ち込まれても、制作委員会(放送局< UHF系・CSメインの場合はコンテンツ制作会社 >・版権元・アニメ制作会社)側ではかなり慎重に検討する。単純に回収できない場合の損益を計算しなければならないからだ。むしろ意図しなかったことが却ってヒットしたりするから、そういった意味ではギャンブルと言える。

これから日本は少子高齢化・人口減少の時代がますます加速する。絶食男子はそう言ったパートナー獲得=子孫獲得のレースからも外れ、自分のためにお金を惜しみなく使う。その市場を把握することで固定顧客を掴み、永続的な回収を行う。

一方から見れば"落伍者"と見なされ、傍目から見たら"資本に搾取されている"と見えるかもしれない。しかし、社会や行政が救えないならある意味経済が救うしかない。そういう矛盾をひしひしと感じながら、グッズ購入に余念がないのである。かく言う私もそうだったりする。

【ジョニー・タカ】johnnytaka@hotmail.com
1976年横浜・関内で生まれ、上州と越後の風を受けて育ち、来世でもFUNKを踊るフリーランサー。

・置き場ブログ:< http://pub.ne.jp/cafe_de_johnny/
>
1998年から展開している"コンピレーション"の置き場です。興味ありましたらご覧下さい。
・ツイッター:< http://twitter.com/johnnytaka/
>
時々ツイートしてます。

一念発起してツイッターを始めて1ヶ月経ちました。当初は140文字で何を伝えられるのかに対しての疑問と、そもそも2バイトの文字の場合、140字だと半分しか書けないのではないかという疑念がありましたが、いざやってみるととても面白く、ただただTLを眺めているだけでも楽しいものです。思わぬところからフォローされたりと、新しい世界が今頃になって拡がっている感じです。でも、まだ非公式RTの作法が分からなかったり、ツイートの書き方にもルールがあるのかなぁ、という部分で、まだ戸惑っています。

ブラウザ環境をIE8からGoogle Chromeに変更しただけで、この違いは何とやら。まだIEにしがみついていたら、ツイッターには踏み出せなかったです。でもChromeでネットバンキングはやはり怖い...。

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■編集後記(12/14)

・単純にランキング企画が好きだ。ずいぶん昔、まだインターネットのない時代のことだが、編集プロダクションの友人らと酒を飲んで、ベスト10話で盛り上がったことがある。過ぎた一年を振り返る企画で、普通にある重大ニュースはもとより、マイナーなものまでありとあらゆるジャンル100以上を設定し、それぞれベスト10を選定した一冊をつくろうという、いま振り返ってもあまりにイージーな思いつきだった。後に、大手出版社の編集者に提案したら、掲載する写真の使用料と編集費用がかかりすぎるからと、あっさり却下されたが当然である。最近では一年中、どこかの雑誌やネットで、いろいろなテーマのランキングが出ていて、好きだからつい読んでしまう。「週刊文春12/16号」の「民主政権450日、手がつけられない『最悪の政治家』ランキング」という記事でワースト10を決定していたが、それは以下の通り(ある人のブログに、氏名を挙げずに並べていたのを引用)。1)すっからかん、2)ハマグリ、3)賎獄、4)ルーピー、5)1ビット元法相、6)売国奴一兵卒、7)当たり屋、8)タワラちゃん、9)クラリオンガール、10)賭けゴルフパパ。誰のことか一発でわかる。うまい。しかしこの企画ならワースト50、いや100ぐらいまでやすやすとできそうな、まことに無能な政権である。解散総選挙を望む。(柴田)
< http://late-in-the-evening.blog.so-net.ne.jp/2010-12-09
>
聖Judyのほうき星「追憶の夜」

・大阪、上本町ハイハイタウンの地下にある飲食店街。雰囲気が独特で、なかなか入りにくい店がある。気になっていた中華料理「南海飯店」に入ることになった。価格は安め。入り口は狭く、あまり美しいとは言えない。思い切って足を踏み入れたら、レジの年配の女性陣の人数確認の声と笑顔がすてき。細い通路を進んで店内を見ると、入り口からは想像できないぐらい広い。てっきりテーブル3つとカウンター程度のお店だと思っていたら、10人がけの丸テーブルが4台(脚)と、これまた10人は座れるカウンター。月曜日の夜だというのに店内は満席でにぎやか。女性だけで食べていたりもする。丸テーブルに相席させてもらって、かたい焼きそばや骨つき唐揚げ(どちらも600円)などを頼む。量が多くて食べきれないんじゃないかと思った。唐揚げも焼きそばも美味しい。安くて美味しいんじゃ繁盛するはずだよなぁ。で、これだけ繁盛しているのに、22時閉店。不思議だったのが、コーラやジュースは150円、ウーロン茶が200円という値段の差。同じ値段の皿うどんにはつかないスープが、焼きそばについていたことと。(hammer.mule)
< http://www.hihitown.com/shop.php?id=104
>
個室あったんか!! 2店舗あるから別の方かも
< http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270205/27011359/dtlrvwlst/1398459/3000201/
>
のれんあったっけ?
< http://www2u.biglobe.ne.jp/%7Edaisenkk/
>
サイトがあったとは!