アンビエントメディアの夜明け[13]GoogleTV? AppleTV? いやいやデジタルテロッパでしょう!/川井拓也

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2011年もスタート! 今年はいろんなものが再発明されていく年でしょう。その筆頭がテレビではないでしょうか? 東京タワーからスカイツリーへ。前のめりで参加しながら視聴するネット映像メディアと違い、ソファに坐ってリモコン片手にくつろいだ状態で視聴するテレビも、ネットとの融合が進んでいきそうです。GoogleTVやAppleTVも注目ですが、日本には日本の誇る頓智力で開発された驚くべき製品がありますので、ご紹介しましょう。

それがエンティスのデジタルテロッパです!
< http://info.nicovideo.jp/telopper/ >

はあ? なにそれ? 初めて聞いたという方が大半なら、僕もここで筆圧高めで書く甲斐があります。この製品はVHSビデオテープ大のボックスで、ちょっと見はセットトップボックスのようです。箱の後ろには、イーサネットとHDMIの端子がインとアウト2つついています。デジタルテロッパとは、ケーブルチューナーやブルーレイディスクレコーダーとテレビの間に挟むと、すべての地上波にニコニコ実況のテキストがレイヤーでのるという凄い商品なのです!



解説しましょう。デジタルテロッパにはリモコンがついています。そのリモコンでチャンネルを変えると、ニコニコ実況のチャンネルが変わります。NHKでも日本テレビでもフジテレビでも大丈夫。いつも見ているテレビの画質はそのままに、ニコニコ生放送のようにテレビを見ている人のコメントが画面を右から左に横切ります。位置は上か下か色は4色から行数は1から3まで選べます。

これまでひとりで見ていたテレビが、デジタルテロッパをつけることでみんなで一緒に見るソーシャルテレビに変わるのです。しかも1万ちょいで。

さらに、これが面白いのはファームウェアなどをアップさせることでtwitterなどにも対応させることができるのです。つまり、ネットにある文字情報はプログラム次第でテレビにレイヤー表示できるわけです。複雑なUIなどもまったくなく、ただいつものテレビを見ながらデジタルテロッパのリモコンで、レイヤー表示させたいテキストチャンネルを選ぶだけ。習慣を無理に変えることもなく、新しいテレビになります。

僕はこの製品をニュースリリースで見たときに、その発想にやられた! と思いました。テレビに向かって、前のめりでキーボードを打ち込んだりするのは似合わない。番組を見ながらいろいろ検索していくのも、パソコンでやったほうが早そうだ。そう思っていたので、デジタルテロッパのアンビエントな佇まいにおおっ! と思ったのです。

しかも、チューナーのHDMIアウトと、テレビのHDMIインの間に挟むネット機器ってのがナイスだと思いました。入力が増えないというのが一番いいじゃないですか!

さて、この製品の面白さ体験してもらうのが一番だと思います。ということで、今回は読者のみなさまに僕のデジタルテロッパを無料でお貸しします。期間は1週間。ツイッターのアカウントに「デジクリ読みました。デジタルテロッパ貸して〜!」とリプライを下さい。抽選で1名様、着払いで郵送しますから1週間使っていただき、また次の人を募集します。感想はこのデジクリにも掲載したいと思います。そんな感じで、1ヶ月ほどこのデジタルテロッパを旅させてみたいと思います。

締切りは1月18日(火)の24時です。ふるってご応募下さい!

【川井拓也 / Takuya Kawai】
mail:kawai@himanainu.jp twitter @himanainu_kawai