音喰らう脳髄[101]キースの休養について/モモヨ

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リザードでドラムを叩いてくれているキースが、右腕の故障により、しばらくの間、休養を余儀なくされることになった。

コンパートメント症候群という、私にも馴染みのない病名だそうだが、なんでも、コンパートメント=筋区画の内圧上昇によって神経や血管が圧迫され筋や神経に機能障害が生じる、そんな病気だそう。

キースは、私が知る限り、体調管理に気をつかう点でプロ意識が最も高いミュージシャンの一人だ。そんなキースであるが、実は、リザード4録音の頃から腕の不調をかかえていた。それでも、医者と相談しながらジムに通い、ケアを続けながらドラマーとしての仕事を続けてきたのである。

おかげで、私たちリザードもアルバム《リザード4》を無事リリースできた次第だが、そんな長年の無理がたまっていたのだろう。

私も去年、右足、腰から下、特に膝の故障により夏の間、約3ヶ月間、歩くのも難儀をしたばかりだが、だましだましなだめすかしてきた不調はいつ表にでてくるかわからない。そして、それが一度表に出てくると、もう手のつくしようがない。治療とリハビリに専心するより他に対処法がなくなるものである。

私の場合は、ヴォーカル、そしてギター担当であったために、多少の無理はきいた。しかし、キースはドラマーだ。彼独特の、あのビートをたたき出すためには体全体の筋力を必要とするのは明白で、特に腕の筋力と握力はスナップを効かすドラミングには不可欠といえる。それが損なわれるのだから、今は復活の時を期してリハビリに専心するのが最優先だろう。

最後に、キース本人がmixiにアップしたメッセージを紹介しておこう。

「腕のコンパートメント症候群の治療とリハビリの為、しばらくステックを置く事になりました。必ず又皆の前に戻って来ますので待ってて下さい」

今は、彼の「戻ってくる」という言葉を信じて待っていようと思う。それまで、リザードは彼以外の三人で活動を続けるつもりだ。

キースの休養直前のスケジュールは下記だ。お時間があれば是非彼のドラミングを体感し、応援していただきたい。

2月10日/新宿スモーキンブギ Groovin'(キースがリーダーを務めるバンド)
3月20日/新宿クラブドクター カバー(セッション)

Momoyo The LIZARD 管原保雄
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