[3045] トイ蛇腹レンズの進化

投稿:  著者:  読了時間:26分(本文:約12,900文字)


《写真とメシのことしか考えない》

■デジアナ逆十字固め...[117]
 トイ蛇腹レンズの進化
 上原ゼンジ

■ショート・ストーリーのKUNI[95]
 デンキ
 ヤマシタクニコ

■イベント案内
 東京写真月間2011
 大阪写真月間2011

■セミナー案内
 まにゼミP3「教える技術 わかりやすいセミナー進行の極意」
 メディアサイエンス研究所「S3D(立体視)映像制作講座」



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■デジアナ逆十字固め...[117]
トイ蛇腹レンズの進化

上原ゼンジ
< http://bn.dgcr.com/archives/20110519140500.html >
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デジカメWatchに『「トイ蛇腹レンズ」を作ってみよう 〜世界でただひとつの描写を手に入れる』というテキストを書いた。この連載を以前から読んでいただいている方はご存知だと思うが、蛇腹レンズというのは、デジクリでテキストを書きながら進化してきたネタだ。

今、デジクリのサイトで調べてみたら、最初に蛇腹が登場するのは、2006年8月17日号で「蛇腹一号大失敗」という話を書いている。
< http://bn.dgcr.com/archives/20060817140300.html >

そうそう、一番初めに作った時はうまくいかなかったんですよ。カッコイイ蛇腹レンズが完成して、いざカメラのボディに取り付けようと思ったら、付かなかったんだよね。5年前の文章だけど、すごくフレッシュな感じがするなあ。最近は白髪も増えてきたし、文体も変わってきたようだ。

この後、手ブレ増幅装置だの、宙玉レンズだのを開発し、いろんなことにちょっかいを出してはきたけど、蛇腹に関してはいまだに進化しているし、もうちょっと広がりが出てもいいかなと思っている。

進化した部分で言うと、袋蛇腹というのと、広角レンズというのが加わった。袋蛇腹というのは、まあ袋の蛇腹ですよ。って何の解説にもなってませんねw。写真の方をご覧ください。紙を幾重にも紙を折り畳んでいくんじゃなくて、袋一つで蛇腹代わりにできないかと思って取り組んだ方法だ。

蛇腹を折るという行為には、はっきり言ってハードルがあると思う。やってみると簡単な折り紙レベルなんだけど、「手前のような者が蛇腹を折るなんて、めっそうもございません」というのが、ごく一般的な反応だろう。そこで、誰もが簡単に蛇腹レンズを作ることができないだろうか? と、ずうっと考えていた。

そんなある日のこと、私は池袋のディープな中国料理店で小龍包に舌鼓を打っておりました。ぼんやりと小龍包の形状を見ていた時、ついに閃いたのです。そして「ΕΥΡΗΚΑ」(ヘウレーカ)と叫びながら、皿に盛られていた小龍包をむんずと掴み、持っていた一眼レフの交換レンズをはずしてボディの中にいきなり突っ込みこそしませんでしたが、小龍包の形状を仔細に眺め、設計図を頭に思い描きました。これが、小龍包式袋蛇腹誕生の逸話にございます。

たまに「いろんなことをよく思いつきますね」とか「どういう時に思いつくんですか」とか聞かれるけど、ずーっと、こういうことばっかり考えてるんですよ。後はメシのことと。だから私の頭の中を割ってみると「写真、写真、写真」というのと「メシ、メシ、メシ」というので構成されているということが分かります。

写真のことを一生懸命考えていても、時間がきたらお腹が空きます。そしたら頭の中は一瞬にしてメシにスイッチします。考えごとに集中していて、食事を忘れてしまうということはありえません。身体の欲求に対し、ひじょうに従順な人間であると言えるでしょう。

●袋蛇腹の次は広角化

蛇腹レンズの広角化に成功したのはつい最近のことだ。このトイ蛇腹というのは、レンズを一枚だけ使って写真を撮る、というのがポイントだけど、難点としては、あまり広角にはならないという問題がある。広角レンズっていうのは、焦点距離が短いですよね。だけど、あんまり焦点距離が短いレンズだと、レンズをカメラのボディーの中に入れないとピントは合わない。

凹レンズを使えば、広角にできるという話を聞き、何度か広角化への道を模索していたのだがなかなか思うようにいかず、頭から血の滲むような努力を重ねた結果、ついに35mm換算で35mmぐらいの画角になった。レンズに関する知識に乏しく、ただファインダーを覗きながら、レンズを取っ換え引っ換えするだけの力技だったので、まあ良くできたものだと思う。

ただし、今までは小さなプラスチックレンズを一枚使っていただけだったのが、大きめのガラスレンズを二枚プラスしたので、レンズは重くなり、紙製の蛇腹はダヨーンと伸びて、情けない姿になってしまった。かなり笑えるレンズになったが、別に笑えるレンズを作ろうとしていたわけではない。私はただ広角にしたかったのだ。

でも試し撮りをしてみたら、なかなかいい感じの描写になった。ここで言ういい感じというのは、ダメダメでいい感じということ。トイカメラやトイレンズはたくさんあるけど、ここまでダメダメ、かつ個性的な描写なのは見たことがない。このダメさ加減はトイカメラでもPhotshopでも無理。そんな描写のレンズが作れてしまうというのが、この工作の醍醐味だ。

プリントしたり、WEBにアップしたりという過程では、必ずPhotoshopを使うけど、あとからPhotoshopでいじり倒すというのは、あまり面白くないし面倒くさい。Photoshopで何でもできてしまうから、あえてPhotoshopではできないようなアナログ表現を模索する、というのが私のやろうとしていることなんだろうな。

◇デジカメWatchへの記事へのリンク
< http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20110516_445566.html >

◇早くも工作した人がいます/the Things give Pleasure
< http://quack-quack.at.webry.info/201105/article_8.html >

●関西電塾 上原ゼンジの実験写真術

関西電塾主催で「上原ゼンジの実験写真術」という講演があります。美学校で赤瀬川原平さんに習い、本の雑誌社で編集者として働き、森山大道さんに写真を見ていただき、実験的な写真を撮るようになった過程をお話ししたいと思います。宙玉レンズや万華鏡カメラ、トイ蛇腹レンズなどを持っていきますので、興味がある方はぜひお越しください。

< http://i-digital.jp/kansai_denjuku/02/01-1/ >
< http://www.2055.tv/irie/img/2011_05.pdf >
日時:5月28日(土)受付 13:00〜
会場:株式会社2055(東大阪市中新開2-8-8 TEL.072-963-2055)
会費:一般5,000円、電塾/APA/JPS/WA各会員3,000円、学生1,000円

●Facebookページも作ってみた

「上原ゼンジ写真実験室」のFacebookページを作ってみました。「いいね!」ボタンをクリックすると、ウォールの更新情報が表示されるようになります。
< http://www.facebook.com/zenlabo >

【うえはらぜんじ】zenji@maminka.com
◇上原ゼンジのWEBサイト
< http://www.zenji.info/ >
◇Soratama - 宙玉レンズの専門サイト
< http://www.soratama.org/ >
◇Twitter
< http://twitter.com/Zenji_Uehara >

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■ショート・ストーリーのKUNI[95]
デンキ

ヤマシタクニコ
< http://bn.dgcr.com/archives/20110519140400.html >
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ずうっとむかし、デンキは好きなだけ使えたのだそうだ。
まちは夜になっても明るく、テレビは朝からばんまでにぎやかに音楽やドラマをおくりだしていた。暑い夏を涼しくするのにも、寒い冬をあたたかくするのにも、ひとびとはデンキをふんだんに使った。

でも、ぼくはそんな時代のことはよく知らない。
デンキのことだけではなく、いろんなことを、ぼくは知らない。ぼくがわかるのはこの世の中のごくごく一部だけだ。

ぼくはデンキというものを見たことがない。だから、想像でしかないけど、たぶん、デンキはきん色にかがやくさらさらした液体だ。葉っぱのようなにおいもかすかにするかもしれない。何のこんきょもないけど、ぼくたちのいえを明るくしたりあたたかくするのはそういうものであるような気がする。

いま、デンキはそれぞれの家庭にみあったぶんりょうが国から支給されることになっている。ぼくたちは支給された範囲内で、デンキをやりくりして使っている。

どうして「ずうっとむかし」みたいにデンキをたくさん使えなくなったのだろう。ぼくはふと思うことがあるけど、そんなことはだれも、話題にさえしない。まるで人間たちみんなのはずかしい過去であるみたいに。

ママはときどき、庭のかたすみのデンキ小屋に行く。そして、今月のデンキがあとどれくらい残っているか、どうせつやくしたら月末まで持たせることができるか、考えているみたいだ。

そのときぼくの想像では、ママは小屋の中にある木おけのふたを開け、きん色の液体の減り具合を、おけの側面にきざまれた目盛りではかっている。柄のながいスプーンでかきまぜて、のうどを均一にしたりもする。

ぼくの想像はまったくじじつとちがっているかもしれない。小さいころママが読んでくれた何かの物語の一場面と混同しているだけかもしれない。ぶんでんばんがどうとかこうとかと言ってるのをきいたような気もするけど、ぼくにはなんのことかわからない。

音は下から上にのぼるって、知ってる?
音は横にはあまりとどかないけど、下の音は上に、よくきこえるんだ。
ぼくの部屋は二階にある。そこから庭先の声は手に取るようにきこえることを、ママもパパもあまり知らないみたいだ。

ある日の昼下がり、男のひとがうちに来た。男のひとは家の中に入り、一階の居間でママと話をしていたようだ。居間のとびらはぴったりととざされていたらしく、ぼくにはママとその男のひとの話し声は聞こえなかったけど。

しばらくして、ママと男のひとが庭に出てきた。
「うちもそんなによゆうはないのよ。とくべつあつかいされてるわけじゃないから」
ママがそういう声が聞こえた。
「わかっているさ。でも、少しだけでも」
男のひとの、ささやくような声がした。
「きみしか頼めるひとがいないんだ」
ああ。ぼくはわかった。男のひとは、きん色の液体がほしいのだ。男のひとのうちにはデンキがあまりないのだ。

ぼくは想像してみる。デンキ小屋でおけのふたを開けた男のひとが、悲しげにためいきをつくところを。きん色の液体はおけをさかさにしてもコップ一杯ほどにしかならないのだ。たぶん。
そうこうしているうち、ふたりの声が聞こえなくなった。
それから、小屋のとびらが開く音がした。

その晩から、ママはいつも聞いているラジオの「あなたと私のゴールデンアワー」をきかなくなった。ばんごはんの前の45分間、ママはそれをききながら食卓をととのえ、パパの帰りを待っていた。

「あの番組だけが私の息抜きなのよ」
ママが電話でともだちにそう言ってるのを聞いたこともあったのに。テレビはぼくが赤ちゃんのころにしょぶんしたらしい。

それから何か月かがたった日曜日の昼間、ママがとなり町にできたという大型のショッピングセンターに出かけていたときのことだ。

電話の音がして、パパはいそいそと受話器をとった。
「うん...うん...わかった」
それからパパは急いで出かけ、やがて帰ってきた。女のひとといっしょに。

パパも居間のとびらをぴったりとしめた。長いあいだ、ぼくにはなにも聞こえてこなかった。それからパパも庭に出た。小屋の前に女のひととふたりでいるようだった。
「いいの? ほんとに」
「ああ、いいんだ。うちはどうにでもなる」
「うれしいわ」

ぼくはまた想像した。小屋の中に入っていくパパと女のひと。木おけのふたをとり、パパはスプーンできん色の液体をすくって女のひとにわけてあげる。女のひとはそれをすきとおったガラスのいれもので受け取る。女のひとのうちも、デンキが足りないんだ。

そのつぎのつぎの日。だったと思う。
ママが小屋に行った。そして戻ってくるなりわあっと泣きながら居間にとびこんだ。
「ひどい、ひどいじゃない!」
がたん、と何かが倒れる音がした。どたどた、と足音。

「だれにやったのよ、だれに」
パパはだまっていた。ママはこわれたみたいに大声で泣きわめき、しゃくりあげながらパパをせめた。
「かってなこと...かってなこと、しないでよお!」
パパはだまっていた。

「あんたひとりのデンキじゃないんだから!」
がしゃんとガラスが割れる音、どすんという鈍い音がした。パパはそれでもだまっていた。ママだけがひとり、泣きながらわめいていた。

その晩、ママはぼくの部屋にやってきた。
「ごめんね」
月明かりの中でぼくの目とママの目があった。

「ママが大きな声出したから心配した? ごめんね。なんでもないから」
ぼくの頭をなでながらそう言った。
「だいじょうぶ。ママもパパも、何があっても、あんたのじんこうこきゅうきとひじょうそうちだけはとまらないようにするから」
ママはぼくのおでこにキスをすると、スリッパの音をひたひたとさせながら下におりていった。

あかちゃんのころからじんこうこきゅうきをつけ、この部屋から外に出たことがないぼくには、よくわからないことが多い。ぼくは想像するだけだ。
デンキはきん色でもかがやいてもいないのかもしれない。
そんな気がしてきた。

【ヤマシタクニコ】koo@midtan.net
< http://midtan.net/ >
< http://yamashitakuniko.posterous.com/ >

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■イベント案内
東京写真月間2011
< http://www.psj.or.jp/gekkan/schedule/index2011.html >
< http://bn.dgcr.com/archives/20110519140300.html >
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主催:「東京写真月間2011」実行委員会 日本写真協会・東京都写真美術館
後援:外務省、文化庁、東京都、環境省、インドネシア大使館

●「いきものランド」

▽内山りゅう写真展「水辺の時間」
< http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2011may/gallery_bc_110519.html >
会期:2011年5月19日(木)〜5月30日(月)10:30〜19:00 最終日15:00
会場:コニカミノルタプラザ・ギャラリーB&C(東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル4F)
※5月21日(土)14:00〜15:00 内山りゅう氏によるスライドトーク開催

▽関根学写真展「ハヤブサ 〜空に生きる猛禽〜」
< http://www.pentax.jp/forum/gallery/20110525/ >
会期:2011年5月25日(水)〜6月6日(月)10:30〜18:30 最終日16:00 火休
会場:ペンタックスフォーラム(東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB 中地下1F)

▽宮崎学写真展「となりのツキノワグマ」
< http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2011/05_ginza.htm#03 >
会期:2011年5月25日(水)〜6月7日(火)10:00〜18:30 最終日15:00
会場:銀座ニコンサロン(東京都中央区銀座7-10-1 STRATA GINZA 1F)
※6月2日(木)18:30〜20:00 宮崎学氏によるフォトセミナー開催

▽今本淳写真展「うみうし」
< http://olympus-imaging.jp/event_campaign/event/photo_exhibition/110602_tokyophoto/ >
会期:2011年6月2日(木)〜6月8日(水)10:00〜18:00 最終日15:00 日休
会場:オリンパスギャラリー東京(東京都千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビル1F)

●アジアの写真家たち2011 インドネシア

▽Indonesia Nowadays - Section 1
Agan Harahap. Angki Purbandono. Jim Allen Abel. Yuniadhi Agung
< http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/event/indonesia.html >
会場:リコーフォトギャラリーRING CUBE(東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター8.9F)
会期:2011年5月25日(水)〜6月5日(日)11:00〜20:00 最終日17:00 火休

▽Indonesia Nowadays - Section 2
Agung Nugroho Widhi. Agus Leonardus. Akiq AW
< http://cweb.canon.jp/gallery/archive/psj-tokyo2011/index.html >
会期:2011年5月31日(火)〜6月20日(月)10:00〜17:30 日休
会場:オープンギャラリー(東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー2F)

▽Indonesia Nowadays - Section 3
Oscar Motuloh. Syamsul Hadi. Mie Cornoedus. Soeprapto Soedjono.
Wimo Ambala Bayang.
< http://www.placem.com/schedule/2011/20110530/110530.html >
会期:2011年5月30日(月)〜6月5日(日)12:00〜19:00
会場:Place M(東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F)
会期:2011年5月31日(火)〜6月9日(木)12:00〜19:00 最終日18:00
会場:M2ギャラリー(東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F)

▽Indonesia Nowadays - Section 4
Paul Zacharia. Sungkono. S.Setiawan. Arra'di Nur Rizal.
< http://www.asean.or.jp/ja/ajc/about/event_hall/2011/201105_PSJ_IndonesiaPhotoExhibition >
会期:2011年5月31日(火)〜6月16日(木)9:30〜17:30 土日休
会場:日本アセアンセンター・アセアンホール(東京都東京都港区新橋6-17-19 新御成門ビル1階)

●1000人の写真展「わたしのこの1枚」
< http://www.psj.or.jp/gekkan/schedule/1000/1000nin11.html >
会期:2011年6月11日(土)〜6月15日(水)10:30〜18:00 最終日14:00
会場:新宿パークタワーギャラリー3(東京都新宿区西新宿3-7-1)

●「写真の日」記念公募による写真展・2011
< http://www.psj.or.jp/gekkan/schedule/contest2011/index.html >
会期:2011年6月16日(木)〜6月19日(日)10:30〜18:00
会場:新宿パークタワー・ギャラリー3(東京都新宿区西新宿3-7-1)

●日本写真協会賞受賞作品展
< http://www.psj.or.jp/gekkan/schedule/kyoukai/index2011.html >
< http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/tokyo/s12/110527012.html >
会期:2011年5月27日(金)〜6月2日(木)10:00〜18:00 最終日16:00
会場:富士フイルムフォトサロン東京(東京都港区赤坂9-7-3 フジフイルムスクエア)
展示作家:作家賞・川田喜久治、作家賞・森村泰昌、作家賞・ハービー・山口、新人賞・大和田良、新人賞・村越としや

●見つけた! 撮った! ワンダーランド
< https://www.tokyo-park.or.jp/college/green/index.html >
会場:みどりのiプラザ ギャラリー1(東京都千代田区日比谷公園1-5 緑と水
の市民カレッジ3F)
会期:5月28日(土)〜6月28日(火)

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■イベント案内
大阪写真月間2011
< http://shashingekkan.com/2011.html >
< http://bn.dgcr.com/archives/20110519140200.html >
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●10周年特別記念写真展 「大阪」写真家によって生きられた街
< http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2011/05_osaka.htm#04 >
出品作家:井上青龍、森山大道、百々俊二、妹尾豊孝
会期:2011年5月19日(木)〜25日(水)10:30〜18:30 最終日15:00
会場:ニコンサロン大阪(大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザ・ウエストオフィスタワー13階 ニコンプラザ大阪内)

●10周年記念シンポジウム 「大阪」写真家によって生きられた街
総合司会:写真評論家・飯沢耕太郎
パネラー(予定):森山大道、百々俊二、妹尾豊孝
日時:2011年6月12日(日)14:00〜17:00 入場無料、要申込み
会場:ビジュアルアーツ専門学校・大阪 新館3Fアーツホール

●写真家150人の一坪展
本展は、継続した作家活動をしている写真家、写真を表現手段にしている作家、作家を志向している人、写真を通して表現を目指す人たち150人の「今」を紹介するものです。

大阪ニコンサロン 5月26日(木)〜6月1日(水)10:30〜18:30 最終日15:00
< http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2011/05_osaka.htm#05 >
キヤノンギャラリー梅田 5月26日(木)〜6月1日(水)10:00〜18:00
最終日15:00 日休
< http://cweb.canon.jp/gallery/archive/nishakyo-150-2011/index.html >
富士フィルムフォトサロン大阪 5月27日(金)〜6月2日(木)10:00〜19:00
最終日14:00
< http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/osaka/110527123.html >
ビジュアルアーツギャラリー 5月27日(金)〜6月2日(木)10:00〜19:00
最終日17:00
< http://www.visual-arts-osaka.ac.jp/top.html >
オリンパスギャラリー大阪 前半:5月26日(木)〜6月1日(水)10:00〜18:00
最終日15:00 日休
オリンパスギャラリー大阪 後半:6月2日(木)〜6月8日(水)10:00〜18:00
最終日15:00 日休
< http://olympus-imaging.jp/event_campaign/event/photo_exhibition/110526_osaka/ >

●1000人の写真展「わたしのこの1枚」
< http://shashingekkan.com/051000.html >
< http://www.k3.dion.ne.jp/%7Eirori-05/ >
会期:2011年6月8日(水)〜6月13日(月)12:00〜20:00
会場:イロリ村[89]画廊(大阪市北区中崎1-4-15)

●大阪写真月間ハイスクールフォトアワード
< http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2011/06_osaka-bis.htm#03 >
大阪府内の高等学校で写真部に所属する学生達の合同写真展を開催
会期:2011年6月9日(木)〜6月15日(水)10:30〜18:30 最終日15:00
会場:ニコンサロンbis大阪

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■セミナー案内
まにゼミP3「教える技術 わかりやすいセミナー進行の極意」
< http://kokucheese.com/event/index/10410/ >
< http://bn.dgcr.com/archives/20110519140100.html >
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パソコン操作やWebサイト制作など、仕事上で必要な専門知識は年々増える一方です。IT/PCスクール講師やインストラクターを目指されている方はもちろん、一般企業にお勤めの方も社内研修などで突然「先生」という立場になることは少なくありません。講座内容を組み立て、当日の準備をし、スムーズにセミナーを進行する...これはなかなか難しいものです。
この講座では、そんな「人に教える」ための技術をご紹介します。現役ITセミナー講師のセミナー進行の舞台裏をお見せします。

日時:2011年5月21日(土)14:00〜16:00
会場:ファーストサーバ大阪本社3F会議室(大阪府大阪市中央区安土町1-8-15 野村不動産大阪ビル3F)
受講料:6,000円
講師:森和恵(@r360studio)
主催:まにまにカレッジ(合同会社かぷっと)

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■セミナー案内
メディアサイエンス研究所「S3D(立体視)映像制作講座」
< http://bit.ly/hagura_s3d >
< http://www.ustream.tv/recorded/13050932 >
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立体映像の基本的な原理原則を知り、視聴者が映像を見た時にどう見えるか、どう感じるか等視覚生理や心理的な知識を学び、撮影・編集を通して実際に3D立体映像を制作する実地研修型の講座です。
MAYAとAfterEffectsでの制作経験のある方向けの「中級」とアプリケーションの使用に関しての初心者向けの「初級」に分かれますので、お申し込み時にはご注意ください。

初回日時:2011年5月21日(土)13:00〜16:10(全18コマ)
会場:デジタルハリウッド大学大学院 サードキャンパス(千代田区神田練塀町3番地 富士ソフトビル11F Room2)
受講料:OB・外部学生9万円(税テキスト込)
講師:羽倉弘之、大口孝之、小倉以索、北田能士
詳細・申込・問い合わせ:hagura@hyper.ocn.ne.jp

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■編集後記(5/19)

【E-magaで小誌をお読みのみなさまへ】
E-magaは5月31日をもってサービス停止になります。いまのうちに、まぐまぐ、melma!、めろんぱんなどに乗り換えをおすすめします。

・佐藤友哉「デンデラ」を読む(新潮社、2009)。最近文庫化された。さらに映画も6月公開だという。老婆サバイバル・アクションとでもいうのだろうか、登場人物は平均年齢85歳の老婆ばかり50人である。丁寧な「ですます」調の民話のような語り口だが、相当グロテスクな描写もある。70歳を越えた老人はお山に捨てられる。従容として死をむかえようとする主人公・斎藤ユカだったが、気がつくと老婆たちに助けられていた。ユカより先にお山に捨てられて死んだはずの老婆たちは、村とは山をはさんで反対側に老婆だけの集落「デンデラ」をつくって生き延びていたのだ。100歳のリーダーは自分たちを捨てた村を襲撃して恨みを晴らすために「デンデラ」を作ったといい、その襲撃派と穏健派と中間派が存在する中で、過酷な生活に耐えながらユカは自分の考えを固めて行く。人食い熊の襲撃や疫病によりメンバーは次々と死んでいく。「デンデラ」は、ユカは、生き残れるのか。おもしろい設定だ。いちおう最後まで退屈せずに読んだ。しかし、まったくリアリティがない。白装束一枚で山中に放置された老婆たちが、道具もないのに、どうやって防寒衣をつくり、家を建て、畑をつくり、集落をつくり、熊と戦うのか。彼女らの会話もとうてい無教養な元農婦とは思えない語彙が続出する。これはリアルな小説ではなく「寓話」だ。老婆はなにかの象徴だ。リアルな映画化なんて勘違いも甚だしい。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4104525030/dgcrcom-22/ >
→アマゾンで見る(レビュー9件)

・取引先に行ったら、二人の方が(お一人はバリバリプログラマー)、iPhoneアプリ制作のためにMacBook Airを購入されたとのこと。OS9の頃や、数年前まではMacをちょこっと触ってましたけど、いやー、これは凄くいいですわ、と口々に。ずーっとMacの私に(お二人ともご存知である)、XPやWindows7は検証や会計ソフト用にFusionで立ち上げる程度の私に、いかにMacのOSやAirが優れているかを説かれるのである。MacBook Proがあるしな〜と、Airと迷った挙げ句(モニタの関係でiMacは候補から除外)、miniを買った私にAirの良さを、Trackpadの良さを、iTunesやiPhotoなどの良さを、伝えてくださるのだ。いちおうこちらとしても、Windowsのネットブックは安いですし〜と話したら、いやいやこれだけのものがこの値段ならAirですわ、と満足度が高そう。薄くて軽くてかっこいい。仕事の関係でWindowsにしてみて、十分だと思っていたのに、ほんとOSXは良くできてますわ、と。ふつーに音楽や写真やブラウジングやメールをちょこちょこ触るだけなら、フォルダの概念すら不要なんですよね、と。触らなくても良いところがうまく隠されてますわ、とも。Trackpadのジェスチャーや、SSDでの立ち上げスピードなども好評であった。いや、大絶賛。ああ、Airにすべきだったか。(hammer.mule)
< http://www.apple.com/jp/macosx/lion/ >
次期OSのLion