展覧会案内
── レイモン・サヴィニャック展 ─ 41歳、「牛乳石鹸モンサヴォン」のポスターで生まれた巨匠 ──

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内容:ギンザ・グラフィック・ギャラリーの6月は、ポスター史を飾る歴史上の作家レイモン・サヴィニャック展を開催します。サヴィニャックがポスター作家として、あの名作、「牛乳石鹸モンサヴォン」でデビューしたのは1949年、41歳の時です。二度の兵役と果てなく続いた転職や解雇の日々を乗り越え、きっとある筈だと信じた、自分にしか表現できない驚き、感動、スタイルに出会えたのが41歳だったのです。

大戦後の苦しい時代、サヴィニャックのポスターがパリに住む人の心を捉えたのは、人の心を癒す為の笑い、健康的であっけらかんとしたユーモアとエスプリでした。半世紀以上経った今でも、サヴィニャック作品は世界中の多くの人々に慕われ、ますますその存在価値が高まっています。
本展覧会では、全てを見透かしてしまいそうな天真爛漫な目を持つ牝牛が主役の「牛乳石鹸モンサヴォン」(1949年)をはじめ、うれしそうな表情をした豚の胴体が輪切りにされ、その切り口がハムになっている「ランクハム」の原画(1951年)など、サヴィニャックの初期から中期作品約50点にスポットを当て、サヴィニャック作品の魅力に迫ります。(サイトより)


会期:2011年6月6日(月)〜6月28日(火)11:00〜19:00 土18時 日祝休
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F TEL.03-3571-5206)


◇ギャラリートーク
日時:6月10日(金)18:30〜20:00
出演:山下純弘(ギィ アンティックギャラリー)
会場:DNP銀座ビル3Fホール
入場無料、先着70名、要予約(サイトから)

◇MMF講座「サヴィニャック、その人物と作品の魅力」
日時:6月7日(火)18:00〜19:30(開場は17:30より)
講師:ティエリ・ドゥヴァンク(パリ市立フォルネイ図書館学芸員)
会場:DNP銀座ビル3F(中央区銀座7-7-2)
定員:50名(先着順)
受講料:1,000円 当日受付にて
申し込み方法:電話(03-3574-2382)またはMMFで直接申し込み。

< http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?seq=00000551
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