クリエイター手抜きプロジェクト[278]Adobe Bridge CS3/CS4/CS5編 ファイル名を変更する・ファイルを開く/古籏一浩

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今回は、ファイル名を変更するスクリプトと、選択したファイルを開くスクリプトです。Bridgeにはバッチ処理で名前を変更する機能があるため、今回紹介するスクリプトだけでは、他のスクリプトと組み合わせない限りメリットがないかもしれません。

また、ファイルを開くスクリプトは開くアプリケーションを指定することができるため、JPEGならPhotoshop、PNGならFireworksを開くといったことができます。さらに、ファイル名がDSCで始まる場合はPhotoshopで開くといった細かい処理も可能です。

最初のスクリプトは、ウィンドウ内にあるすべてのファイル名を変更するものです。これはファイル名の先頭にDGCR_を付加します。



var doc = app.document;
var fileList = doc.thumbnail.children;
for(var i=0; i<fileList.length; i++){
fileList[i].name = "DGCR_"+fileList[i].name;
}


次のスクリプトは、選択したファイルだけファイル名の先頭にDGCR_を付加します。


var doc = app.document;
var fileList = doc.selections;
for(var i=0; i<fileList.length; i++){
fileList[i].name = "DGCR_"+fileList[i].name;
}


ファイル名を連番にしたい場合は、以下のようになります。これはウィンドウ内にあるすべてのファイルを、連番ファイルとしてリネームします。


var doc = app.document;
var fileList = doc.thumbnail.children;
for(var i=0; i<fileList.length; i++){
fileList[i].name = (i+1)+".jpg";
}


選択したファイルだけ連番にしたい場合は以下のスクリプトになります。


var doc = app.document;
var fileList = doc.selections;
for(var i=0; i<fileList.length; i++){
fileList[i].name = (i+1)+".jpg";
}


次に、ファイルを開く処理です。以下のスクリプトは、選択したファイルをデフォルトで指定されているアプリケーションで開きます。


var doc = app.document;
var fileList = doc.selections;
for(var i=0; i<fileList.length; i++){
fileList[i].open();
}


これだと何のメリットもありませんが、BridgeではopenWith() のパラメータに開きたいアプリケーション名を指定することができます。例えば、以下のスクリプトでは選択されているファイルをPhotoshop CS3で開きます。


#target "Bridge"
var doc = app.document;
var fileList = doc.selections;
for(var i=0; i<fileList.length; i++){
fileList[i].openWith("/Applications/Adobe Photoshop CS3/Adobe Photoshop CS3.app");
}


なお、先頭にある「#target "Bridge"」は、このスクリプトをBridgeで動作させるようにするためのものです。このようにしておけば、ダブルクリックするだけでスクリプトが実行されるようになります。
残念ながら、これらのスクリプトはBridgeのお気に入りに入れても実行されません。実行できるようにしてもらえば、利便性は向上すると思うのですが。


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >

「HTML5逆引きリファレンス」が近日発売になります。Android端末何台か購入して、実際にテストしなるべく多くの実行結果(画面)を掲載しました。
HTML5はやはり巨大仕様なので、途中でちょっとページが不足状態になり、入れられなかったものもいくつかあります。というか、最初はページ数があまっていたので、どんどん書いていたら足りなくなってしまったという状態。

Windows 8でもHTML5(+CSS3+JS) でアプリ作れるみたいなので、ますます重要度が増すみたいで。
HTML5ならWebも、iPhoneアプリも、Androidアプリも、Windows 8のアプリも作れるという時代になりつつあります。が、実際にPhotoshopのようなアプリを作ってみると、限界があるのも確か。Google Chrome 11あたりだと解消されている部分もありますが。一年もすれば、かなり状況はよくなっているかなと思います。

・毎度おなじみASCII.jpの連載。HTML5+NimbleKitでiPhoneアプリ作り第三回
「MapKitなら4行で作れるiPhone用地図アプリ」
< http://ascii.jp/elem/000/000/610/610162/ >

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