アンビエントメディアの夜明け[19]ガツンと来たiPhoneアプリ「レリーフ」/川井拓也

投稿:  著者:  読了時間:2分(本文:約800文字)


子供でもすぐ使えるインターフェイスを持ったアプリというのは、ある意味アンビエントメディアかもしれません。

先週リリースされた「レリーフ」というiPhoneアプリは、発想の転換で2Dなのに3Dを実現させた頓智アプリ。自分が持っている写真を読み込み、浮き出させたいところをスクラッチカードよろしくこすると、そこが隆起していきiPhoneを左右に回転させると中の画像が立体に見える、という不思議なアプリです。文章で書くと分かりにくのですがやってみると「!」と思わされます。

< http://itunes.apple.com/jp/app/id429120513 >

仕組みはCGのワイヤーフレームのようなもので、こすったポイントのメッシュが変形し、左右に画面を回転させたときに画像側にそこに歪みを生じさせることで、擬似的に3Dに見せるというもの。

ちまたではテレビもゲームも3D対応になったものの、コンテンツが不足している! という状況ながら、2Dでもこんな手法で3Dを取り込めるということに頭をガツンとやられたような気分です。



このアプリ、デビューしてしばらくは無料だったのでtwitterのクチコミなどですでに落とした人も多いかもしれません。私も落としてから早速嫁に見せて、チビの写真を立体化しました。それを見ていたチビ(2歳半)も興味を示し、すぐに自分の顔をゴシゴシしてはのぞき込んで、その変形具合を楽しんでいました。

もちろん、本当に高い部分を高くすることはできないので、しまいには悪魔の毒々モンスターのように変形してしまうのですが、そんな自分の顔を見ながらケラケラ笑っていました。

子供にとっては、アクションの結果のフィードバックが早ければ早い方が楽しめるもの。「レリーフ」は自分の顔をこすると立体になるというシンプルな機能だっただけに、すぐに理解したようです。まだ体験していない方はぜひお試しください!

【川井拓也 / Takuya Kawai】
mail:kawai@himanainu.jp twitter @himanainu_kawai