装飾山イバラ道[88]「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」をプレイ開始/武田瑛夢

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私がこの連載を始めたのが、2007年の10月のこと。もう4年も経つのですね。そして記念すべき第一回の記事が「勇気を磨く日々」というタイトルで「ゼルダの伝説トワイライトプリンセス」のことを書いたのでした。私のコラムはゼルダから始まったのだ。

・装飾山イバラ道 勇気を磨く日々/武田瑛夢
< http://bn.dgcr.com/archives/20071030140400.html >

ゲーム禁止の幼少期を過ごしたことで、大人になってはじめて買ったテレビゲームであるWiiにはじけて、どっぷりとつかったという内容。2007年の正月はゼルダ一色だったのでそれを思い出して書いたのだった。そして、今年2011年の11月はとうとう「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」が発売された。Wii用のゼルダのゲームとしては2作目だ。

・ゼルダの伝説 スカイウォードソード
< http://www.nintendo.co.jp/wii/souj/ >

今回はまだ届きたての「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」について、プレイをはじめた感想を書こうと思う。何日か何週間かわからないけれど、すべてクリアした暁には、また終わりの感想として書かせていただく予定。このゼルダの新作のために休暇を取っている人もいるらしい。今回はストーリーにはなるべく触れないようにして、イントロの感想にとどめたい。



●ゲームをする準備

楽天のお店で予約していたとはいえ、発売日に絶対に届くのかどうかはあまり期待していなかったけれど、しっかり届いて一安心。このところゲーム熱もさめていたので、Wiiのコントローラーの扱いをすっかり忘れてしまっていた。

うちってモーションプラスあったっけ? シリコンジャケット脱げてるよ。どのタイミングで接続するんだっけ? などと、これじゃあスムーズには始められないんじゃないかという有様だった。

でもせっかく届いたんだし、オープニングムービーだけでも見ようかと、ゼルダのディスクを入れて再生を始めた。リモコン関係の接続ナビゲートも画面にしっかり出て来て親切だ。今回はヌンチャクとリモコンを同時に使うタイプだ。

ゲームの主人公のリンク役には、自分の名前を当てはめて設定をする。設定した名前は仲間や町の人たちがその名で呼んでくれるし、シーンをクリアしてえらい人からお褒めの言葉をいただく時にも自分の名前で語りかけられる。これがけっこう嬉しくて、最初の名前付けはとても重要なポイントだと思う。

名前をつけた後は、コントローラーを操作して久しぶりにゲームの中の世界を歩き回る。最初は久しぶりすぎてなかなか思う方向に動けなかったけれど、慣れてくると快適だ。画像もとてもきれいで、期待感が高まる。色調がちょっと明るく眩しいと思ったのは、今回の舞台が空の上だから光をたくさん感じるせいだろうか。

村人と会話を楽しむシーンでは、自分の返事をいくつかの選択肢から選べるのが楽しい。別の選択肢なら相手がどんな反応だったのだろうかと、いくつかコピーしたセーブデータから試すのもおもしろいかも。でも、最初はとにかく先に進みたいので、どんどんゲームの世界を動きまわっていく。

●ゼルダらしいゼルダ感

オープニングムービーだけのはずでやり始めたゼルダだけれど、そんなふうにいくわけはなかった。うっかり3時間程プレイを続けてしまい(!)、ゼルダの怖さを思い出す。一つの課題をクリアすると同時に次の目的も示されるので、次に行きたくてしょうがなくなってしまうのだ。勉強もこんなふうなら、どれだけ成績が良くなっていただろうか。

ゲームでは初めて見る町並みや人々なのに、話しかけるとほとんどの人が自分を知っているという不思議な感覚がある。他人と話すたびに、自分がどのようにこの町で存在しているのかを聞かされる。いつものゼルダと何ら変わらないとも言えるこういったやりとりが、懐かしくて嬉しい。そして町の人々や仲間の期待を損なわない人物であろうと、いつしかがんばってしまう。

●繊細に豪快に空を飛ぶ感覚

操作には細やかな動きに対応するWiiモーションプラス(Wiiリモコンプラス)を使うので、繊細な制御を行うことができる。空飛ぶシーンや綱渡りのシーンなど、前作にもあった動きでも今回の方が自分の操作に良くも悪くも忠実な印象だ。

例えて言うなら、自転車の補助輪付きがモーションプラスがなかった頃のリモコンの操作感で、ゲームの方で勝手に助けてくれる感じがあった。モーションプラスでは、補助輪がない自転車のように自分で同時にあちこちの動きに気を配って操作しなければならない。水平や垂直の角度にもシビアに対応してくるので、ヘタな時はヘタそのものの動きになる(笑)。

ゲームの各場面では練習できる場所が用意されているので、実践に備えて私は練習が必要だった。しかし練習場所で遊ぶだけでもかなり楽しいので、そこだけでも単独のゲームのようなクオリティがある。練習を重ねて上達して、画面の主人公と全く同化しているようにバシッっと技が決まったときは、なんともいえない爽快感だ。

今回のキャッチコピーは「濃密ゼルダ」というらしく、どの世界も濃密に描かれている。今までのゼルダも、複数のエリアを行き来しながらゲームを進める方式だったけれど、今回は今まで以上に世界の広さも遊びの質も幅も、濃密ということなのだろう。まだ開始したばかりなので、その本当の意味ので濃さは実感できていないけれど、非常に美しいグラフィックなのは確かだと思う。

ヒントやアドバイスも選択方式なので、自分で難易度を決めて進むことができる。とりあえず、私はなるべくノーヒントで進もうと現状では思っているけれど、この先どうなるかはわからない。

そういえば、近くのコンビニで単三の乾電池の在庫が異様に少なかったのは、きっとゼルダのせいに違いないとにらんでいる(リモコンの電池)。今回はクリアまでの時間がかかってもいいので、ゼルダの世界を存分に楽しみたいと思っている。

【武田瑛夢/たけだえいむ】eimu@eimu.com
装飾アートの総本山WEBサイト"デコラティブマウンテン"
< http://www.eimu.com/ >

ラーメンの湯きりに使うザルに取っ手のついた「麺あげ」って、とっても便利そうで欲しいけれど、かなりの大きさがあるので背の高い鍋「寸胴」がないと意味がないのかな? 寸胴なんて家のガスコンロで使ったら、ずっとガスコンロの上が置き場になっちゃいそうである。やめておこう。