[3178] 卒業制作の自費出版レーベル

投稿:  著者:  読了時間:19分(本文:約9,300文字)


《目標は人に言わずにおこう》

■ネタを訪ねて三万歩[83]
 卒業制作の自費出版レーベル
 海津ヨシノリ

■グラフィック薄氷大魔王[284]
 DVD映画をすごい勢いで見てます
 吉井 宏



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■ネタを訪ねて三万歩[83]
卒業制作の自費出版レーベル

海津ヨシノリ
< http://bn.dgcr.com/archives/20111221140200.html >
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11月中旬の朝方、東京工芸大学へ講義に向かう途中の小田急線で人身事故に遭遇しました。正確には、私の乗車していた準急の前を走っていた急行への飛び込み事故だったのですが、きっかり一時間車内に閉じ込められました。もっとも、これは冷気が車内に入らないようにという乗務員の配慮です。

しかし、問題はそんなことよりも、多くのサラリーマンたちが携帯電話を使い始めて、蜂の巣を突いたようなすごい騒ぎに。都心であれば振替で目的地まで向かうことが出来ますが、それが出来ない状況ではどうしようもありません。基本的に、私はなるようにしかならないと思っているので、静かに本を読んで時間を潰しました。

もちろん大学には30分の遅刻となってしまいました。計算が合わないのは、その後の乗り換えなどのタイミングがズレたりすることも影響していますが、私の癖で何事もなければ一時間前に到着するように家を出るからです。

特に都心から離れるような場合、いつも最低一時間は余裕を持って出かけるようにしています。何事もなく早く着いてしまったら、近隣を散歩しながら写真を撮ったりするので、特に困ることはありません。

もちろん、雨の日はどうしようもありません。少々不謹慎かも知れませんが、このように予定が狂うことによる新しい発見が生まれることを楽しんでいたりします。これは予定ではなく想定と言い換えることも、当然出来るわけです。

いい意味で想定が狂う例として、引き合いに出してしまうのが失礼な話なのですが、昨年から関わっている多摩美術大学造形表現学部デザイン学科デジタルコミュニーションコースの、今年の卒業制作がまさにそれでした。

私が今年担当したのは3名。そのうちの1人である宮崎希沙さんが、面白い卒業制作をやらかしてくれましたので紹介させて下さい。実はあとの2人もユニークかつ意欲的なアニメーション作品でしたが、これは作品が公式公開された時にでも紹介したいと思います。

自費出版レーベルMESS
< http://www.mess-pressed.com/ >

宮崎希沙さんの卒業制作は、自費出版レーベルMESS。実際に良質な作品を産み出している作家たちと、綿密なコミュニケーションを重ねることにより、作家自身が納得できる本(カタチ)を作り出し、それらを実際にオンライン上で出版・販売しています。

作家が提示した限られた予算の中で、デザインや装丁、発行部数を相談のうえ決定し、必要であれば作家のアシスタントまで行い、部分的には完全な手作りに徹するなど、従来の出版のイメージを根底から覆した意気込みがとても素敵です。

今回、宮崎さんは卒業制作という縛りの中で出版社側(宮崎さん自身)の利益はゼロとして作業を進めていました。ですから、今後の課題は利益をどう乗せていくかということ。薄利多売となってしまうわけですが、そのためには様々な企画が沢山舞い込むことが前提です。

「ご予算に応じてどんなカタチでも頑張りますよ」という出版社を想像すると、なんだかとってもワクワクしてきませんか? 小回りのきく町の印刷屋さん的なこの小さな出版レーベルMESSを是非応援して下さい。2月に行われる卒業制作学内展でも販売が行われるそうです。その際は改めて告知させて頂きます。

とにかく、印刷世界はかなり危機的な状況に入っています。これはマスで処理されていた、従来の印刷物からの脱却が遅れてしまったことにも起因しているように感じています。誇大妄想のEPUBだけが要因ではないのです。

私もそうですが「本のぬくもりが素敵」などと言っているのは空気の読めない大人達だけ。若い人達の価値観は常に早いスピードで変化しています。大切なのは、世の中が少数派のための世界に変化したことを、多くの人がまだ理解出来ていないことです。

例えば「50部だけ発売したい」という要望を、ビジネスとして消化できれば良いだけなのです。その対応策の一つがオンデマンド印刷。ところがPRがどう考えても不足気味と痛感しています。

「どこで頼んだらよいのか?」という入り口捜しで終わってしまう案件が多いと感じています。まずどこで対応してくれるのかがはっきりと分からなければ、誰も依頼などするはずもありません。何かを気長に捜し、対処出来るような時代ではなくなっているのです。

時間はますます重要なポイントとなっているわけですから、無駄な時間は絶対に作りたくありません。だからこそ、年々時間を稼ぐという言葉が重くのしかかってきます。時間を稼ぐという意味では、Amazonでの買い物はとてつもなく私の行動に貢献しています。ほとんど依存症と言われるぐらい活用していますので、それ以前に利用していた店には本当に申し訳ないと痛感しています。

でも、慣れてしまったらこの便利さを捨てることは出来ません。もちろん、実際に手に取ってみないと分からない本というものは存在しています。しかし、それは本当にとてつもなく大きな専門店にでも出掛けないと、絶対に探し出すことは不可能です。だとすれば、ネットでもOKかな? という気がしています。

例えば、今や買い物はスーパーマーケットかコンビニで、食品類も含めて日常必要な物はすべて事足りてしまいます。しかし、かつては東京ですら、野菜などはトラックでの移動販売が普通という時代がありました。その移動販売的な小回りが、これからは印刷関係にも求められているのではないでしょうか。

そう考えると、宮崎さんの自費出版レーベルMESSは一つの方向性を出してくれているような気がします。もちろん、まだまだ改善すべき点はあるのかもしれません。でも、とにかく法外な料金を取ることで社会問題となっていたかつての自費出版も、この方向であればリーズナブルかつ著者の納得のいく形での出版が可能です。これからは「100部出版だとこれだけ割高になりますよ」ではなく、「100部で予算がこれだと、このような形が可能です」の世界ではないでしょうか。

ちなみに、昨年担当の学生も実にユニークな作品を作り上げてくれたのですが、ここで紹介するのを忘れてしまいました。ということで、懲りずに今後も面白い作品を創り出した学生が現れたら、積極的に紹介していきたいと思います。

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■今月のお気に入りミュージックと映画

[Que sera sera]by Doris Day in 1956(U.S.A)

日本生命が綾瀬はるかさんを起用して放映している、CMシリーズの中で使われていますね。オリジナルのドリス・デイ版が使われているのがナイスです。もちろん、オリジナルは1956年のヒッチコック作品『知りすぎていた男』の劇中歌ですが、ラストで重要な意味を持っています。

とにかくパワフルな歌唱力に圧倒されますが、私はこの曲を聴く前に日本人のカバーを先に聞いていたので、大嫌いな曲の一つでした。思い起こせばテネシーワルツもそうでした。とにかく違和感が先行して大嫌いになってしまったわけです。

しかし、物心ついたときにオリジナルを聞いて、ショックを受けたことを今でも覚えています。それほど日本人のカバーは雰囲気が台無しだったわけです。もちろん、それは私の感覚なので、実際に歌っていた歌手を否定しているわけではありません。とにかく「ケ・セラ・セラ」が永遠の名曲なのは確かですね。

[Fantastic Mr. Fox]by Wesley Anderson in 2009(U.S.A&UK)

邦題「ファンタスティックMr.FOX」。ロアルド・ダールの児童文学『父さんギツネバンザイ』を原作とし、ウェス・アンダーソンが初めて監督したアニメ作品。しかも、CG時代にあえて挑んだこだわりのストップモーション・ピクチャーというのが新鮮。撮影期間2年、総カット数125,280。

土の中で生活するすべての仲間(動物)たちは、野性の本能と誇りをかけて偏屈な人間達に戦いを挑む話が新鮮。なによりストップモーション・ピクチャーならではの味わいは必見です。

CG作品も嫌いではありませんが、チープにまとめられてしまっている作品が多いのも、否定出来ない現実。そんな中にあって、この作品は燦然と輝いています。声優陣もジョージ・クルーニー、メリル・ストリープ、ジェイソン・シュワルツマンと半端ではないです。更に野外録音という手法で得た、ナチュラルな音源を活用するなど、かなり意欲的な試みが随所で行われています。

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■アップルストア銀座のハンズオンセッション

2012年1月16日(月)18:30〜20:00 Apple Store Ginza 
ハンズオンセッション第8回 Hands on a Macとしての画像処理セッション
『海津ヨシノリの画像処理テクニック講座Vol. 62』
Adobe Photoshop CS5の可能性、及びイラストレーション手法としてPhotoshop
のブラシ機能のインタククティブ性について整理してみます。なお、ハンズオンセッションは予約制で申し込みに関してはAppleに一任しています。


【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/怪しいお菓子研究家

学生がかなり頻繁にBlogをチェックしているらしく、「最近お菓子作っていないのですか?」などと突っ込みが入ることが多くなってきて、少し焦っていたりします。そういえば、今年は何故か担当コース外の4年生からの卒業制作の相談などが多く、これまた不思議な感触を得ています。

もっとも、コース外の先生に相談するなんてことは私の時にも行っていましたので、むしろ最近の学生さんは律儀なのか温和しいのかよく分かりませんが、妙なことを気にし過ぎる傾向がありますね。ちなみに、今年の卒業制作審査も既に終了しました。審査後の飲み会はまた格別ですね。

yoshinori@kaizu.com
< http://www.kaizu.com >
< http://kaizu-blog.blogspot.com >
< http://web.me.com/kaizu >

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■グラフィック薄氷大魔王[284]
DVD映画をすごい勢いで見てます

吉井 宏
< http://bn.dgcr.com/archives/20111221140100.html >
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以前は「僕は映画いっぱい見ててちょっと詳しい」と自負してたはずなのに、ここ20年くらい年にせいぜい10本程度。見てて当然みたいな映画をあまりに見てないもんだから恥ずかしい。

仕事が忙しくて、まとまった時間を映画のために用意するのが面倒になってたんです。映画館は試写会が当たったときや「スター・ウォーズ」とか「アバター」とかの特別な映画以外には行かなくなり、たぶん20年の平均で一年に一〜二本程度のありさま。

慣用句やことわざみたいに、誰にでも通じる前提の映画からのたとえ話がわからなかったり、共通語としての映画知識が足りなくてあせってるだけ。町山智浩氏やライムスター宇多丸氏の映画解説ポッドキャストが楽しめないのがくやしかったりしたし。テレビはほとんど見ないのでせめて映画を。

というわけで、今年の後半はかなり集中して見てました。「LOST」や「ザ・パシフィック」とかのドラマは含まず70本くらい。それまでが少なすぎた僕としては相当多い。毎晩欠かさず一本見るって人もいますから、それにくらべたらぜんぜん。当然だけど、本数は重要じゃないと思ってます。映画から創作方面を学ぶとすれば、たくさん見るより厳選した映画を何度も繰り返し見るほうがたぶん有効。でも今はとにかく本数をかせいでうすく広く!

ここ数年、「ヤンス!ガンス!」プロジェクトの参加を含めて、自前コンテンツ制作にちょっと興味が出ていたところへ、別件でショートアニメシリーズの企画を出すみたいな話がありまして、企画やストーリーを考えるめずらしい機会になりました(企画の話は尻すぼみに消えましたが)。

で、たとえば「主人公の二人組が悪の組織に追いまわされるギャグアニメ」みたいな話を作ろうとして、「二人組の映画っていっぱいあるよな」と思って具体的に思い浮かべようとすると、そういえば「ブルース・ブラザース」って見てないな、と思い至る。

見なくてもいい、見ないほうがいいという意見もあるでしょうけど、簡単に見れるのに見ないわけにもいかないだろうな。......そんな感じで、少なくともジャンルの代表作みたいな映画くらいはクリアしておこうってコトです。

あと、映画関係の人と会う機会があって、その人の会社の作品をぜんぜん見てないのはヤバイってことで、前日までの数日間で10本くらい見るとかしました。

以前は、まとまった時間がとれないからと一本の映画を数10分ずつ一週間かけて見るみたいなことやってました。一週間ずっとその映画のことが頭からはなれず「あのシーンは面白かったな」「続きはどうなるんだろう」って感じが続いてなかなかいいんです。映画の流れや時間配分みたいなことを気にしだした最近は、できるだけ中断せずに一回で見終わるようにしてます。

「若大将シリーズ」や「無責任シリーズ」とかもまったく見てなかったのが「引け目」みたいに思えてたけど、もう大丈夫。一本ずつ見たからオーケー。

余談。「ブルース・ブラザース」は公開当時映画館で見て、途中で堪えられず席を立った。そんなことした映画は過去この映画一本だけ。今年あらためてDVDで見ましたけど、あんまり印象変わってなかった。記号としての黒服二人組は魅力的であるものの、あまりに傍若無人なギャグの連続で、ちっともノレなかった。

あと、たまたま続けて見た「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」の大枠がほぼ同じでびっくり。どちらも、二人組が世話になった施設の立ち退きを避けるべく、大金を用意しようとする話。

●つまらない映画ほど面白い?

ハリウッド映画一辺倒だった僕にしてはめずらしく、日本の娯楽映画も十数本くらい最近見たわけですが、共通するイマイチ部分が多い。「説明過剰/不足」「見てりゃわかる心の内やテーマをセリフでしつこくしゃべらせる」「クライマックスやサスペンスの盛り上がりを細切れに断ち切る」「ストーリーが結着してからがやたら長い」「悲しい場面で悲しい音楽などストレートすぎて興ざめする劇判音楽」「スタイリッシュを狙ってスベッててダサイ」、などなど。

もちろんハリウッド映画にもそうしたイマイチ部分のある映画は多いけど。日本映画にそれを特に強く感じるのは、普通の日本人はそうした部分をマイナス点と思わないのかもしれない。評価が高いはずの「十三人の刺客」でさえ強くそう感じましたから。

僕は基本的に映画とかつまらなかったら負けだと思ってます。楽しめなかった自分が悪い。っていうか、自分がターゲットに含まれない作品を楽しめないのは当たり前。テレビのCMでもとんでもないものつまらないものもいっぱいあるけど、僕が何を思おうが関係ない。僕はターゲットじゃないから。そのCMが心に響いて商品を買う人たち向け限定で作ってあるから。

あと、「面白くて素晴らしい出来の作品を見て感動して終わり。」よりも、ツッコミどころ満載のダメダメ作品を見るほうが、収穫多くてトータルでは楽しめるってこともあります。たとえば「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は作品としては「?」ですが、見に行ったからいろいろしゃべれたり書けて楽しかった。

完璧に面白くよくできた作品を見ても、なぜ面白かったか結果論でしか言えないけど、つまらない作品だとなんでつまらないか、どうしたら面白くなるか考えたりするのでそれが楽しい。「成功者の自伝は参考にならない。失敗した人の自伝のほうがヒントがいっぱい」みたいなアレですが。つまらない映画をわざわざ選んで見ようとまでは思いませんけどね。

でもやはり評判のいい作品を見たくなっちゃう。でも傑作と言われる作品は期待してハードルをわざわざ上げちゃうから、つまらなく感じることが多いというのも困りもの。先週「SUPER8/スーパーエイト」を見ましたが、さんざんな悪評を聞いていたのでまったく期待せずに見たら、けっこうおもしろかった。やっぱ期待度ゼロが最強!

謎で引っぱる良質なジュブナイル映画だったのに、途中からせっかくの謎を放り出して安っぽいモンスター映画になってしまうチグハグは感じましたけど、たぶん「子供向け映画の雰囲気を大人の視点から楽しむ映画」なんじゃないかと思いました。どういうスタンスで見るのがいいか早めに見つけ出す。それが自分に合わなそうな映画を楽しむコツじゃないかなと。

ところで、映画一本は2時間くらいで見終わるのに、見終わってからウェブでいろいろ調べたり、レビュー読んだりTwitterに書いたりするのに半日以上使っちゃうって、いいのか悪いのか。とりあえず、映画をネタにいろいろ調べたり考えたりしゃべったりすることも含めて娯楽なんだなあと。

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

「目標は人に言わずにおこう」。TEDで紹介されたデレク・シヴァーズって人のスピーチ。うおおお!これだ! 「○○をやるつもり。○○を作る予定」って人に話したりブログやデジクリやTwitterに書いたりすると、すでにある程度目標を達成したようないい気分になってるかも! 目標をしゃべっちゃったことで実現しなかったり継続しなかったことが多い実感は確かにあるぞ。マズい。なので、来年からの目標は極秘にしておく! いや、目標があるって知られることもマズいだろう。じゃあ、「日々テキトーに流されますのでよろしく」で。っていうか、「目標は人に言わずにおこう」を目標に?
< http://goo.gl/LTiQp >

●iPhone/iPadアプリ「REAL STEELPAN」ver.2.0がリリースされました。
「長押しロール」のオン・オフ切り替えスイッチを追加しました。
「オフ」ではレスポンスが速くなるので、素早い演奏が可能になりました。
REAL STEELPAN < http://bit.ly/9aC0XV >
●「ヤンス!ガンス!」DVD発売中
amazonのDVD詳細 < http://amzn.to/bsTAcb >

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■編集後記(12/21)

・久石彩子、伊藤優子、時東洵子、世良栄子、加藤奈津、戸枝昌子、徳田圭子、三井あすか、前原貴子、岡野初枝、竹内雪絵、道添あつみ、江角ゆかり、岬麗子、山吹加奈子、笹山亜沙子、烏丸聖子......面識はないけれど、度々メールで甘いお誘いをくださる方々である。実際はもっとたくさんいらっしゃるが、きりがないのでこのへんにする。出会い系でよく使われる架空の名前はどんなものがあるか、ネーミングの傾向はどんなものか、いやというほどたくさん来るから調査(笑)してみようと思った(ヒマだねえ)。やはりターゲットは中高年であろう。ある程度年齢を感じさせるなつかしい名前ばかりだ。確かにわたしも◎子という名前が好きだ。最近の子供の名前ベスト10にある、陽菜、結愛、結衣なんて名前じゃ中高年は食いつきません。娘や孫と同じ名前ではなあ。この調査で分かったことは、出会い系業者のオヤジの好きな女性名がこれだったというだけ。お粗末。2011年生まれの子供の名前ベスト10(明治安田生命の調査)を見ると、男の子で「翔」がつく名前が3つ入っている。わたしが出会った人でこの字を使っていたのは高校同学年の「翔一」君ただ一人で、むしろ珍しい名前だった。「大翔」と「蓮」が同率1位だが、後者はどうしても仏事を連想してしまい、本当にいいのかと思う(批判しているのではない。年寄りの感想だ)。2011年最も暴落した名前は「直人」だな。2012年は「佳彦」「賢次」「保夫」がまず降下し、その後も引き続きほかの名前も取り沙汰されるであろう。「蓮舫」なんてのも、ってそんな名前もともと誰も付けないか。(柴田)
< http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/etc/ranking/name/ >
明治安田生命の生まれ年別の調査

・まとまった時間がとれないからと、撮り溜めた映画がレコーダーの容量を圧迫している。細切れで見ることは考えたことがなかった。ドラマなら細切れで見るのに。/サルベージ2。領収書の整理が大変という皆さま。ジャバラファイルが便利よ。100均で売ってるものでじゅうぶん。月ごとに放りこんでもいいし、科目別でもいい。ルールは新しいものを手前に入れるか、後ろに入れるかのみ。これで自然と時系列で並ぶ。あとは時間を見つけて伝票を作るなり、ノートに貼っていくなりした後に、会計ソフトに入力するとか精算するとか。どこに領収書を置いたか忘れることはなくなるし、なくすこともなくなるし、時系列だから探すのは楽だし、なくさないようにとお財布がぱんぱんに膨れ上がることもない。一番のポイントは、机の上に立てておくか、引き出しの中に置くこと。手の届く、2アクションぐらいで放り込めるような場所に置くこと。めんどくさくなったり、そもそもこのジャバラファイルそのものを、どこに置いたか忘れるようでは続かない。超ズボラが言うんだから間違いないぜ。以前は日付順に綴る伝票ファイルのため月別にしていて、今は科目別。ここに手前手前で放り込んでいく。このファイルとは別に、光熱費の案内や入場チケットの半券、確定申告用の書類なども整理できる(放り込める)ようにしている。確定申告用書類って届いてから、提出するまで日がありすぎてなくしそうになるよね。(hammer.mule)