[3195] インターネットはサグラダ・ファミリアだらけ

投稿:  著者:  読了時間:19分(本文:約9,300文字)


《勝手に集めてウットリしててください》

■アナログステージ[70]
 日常生活に「和」は如何ですか
 べちおサマンサ

■デジタルちゃいろ[08]
 インターネットはサグラダ・ファミリアだらけ
 browneyes




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■アナログステージ[70]
日常生活に「和」は如何ですか

べちおサマンサ
< http://bn.dgcr.com/archives/20120131140200.html >
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「キンガー......‥‥ しんねん!」
「なにが謹賀新年ですか、もう1月終わって2月ですよ」
「だって、うちらの出番って今年初じゃないの。それに2月は明日からです」
「......。(そんなこと分かってるわ、アホ。性悪。揚足屋。)」

「ん? なんか言いました?」
「いや、べつに」
「隠してもキミはボクなんだから、キミが思っていることは、なんでも何でも分かるんだヨ、フェーフェフェフェフェ」

「で、今回はなんですか。前回、もう二度とデジクリには出ないって言いましたよね」
「まぁまぁ、そう固いこと言わないの。いやさ、昨年の年末に、オイラと茶目(browneyes)さんがリアルチャットしていたじゃん。ついに『脳内チャット卒業』して、うちらの出番はもうないかと心配していたのよん」

「ちょっと待ってください、あのー、このチャットって、べちおさんと、もうひとりのべちおさんがチャットしている設定なんですよね? べちおさんがリアルチャットをリリースするようになったなら、このチャットはもう必要ないと思うんですけど...」

「そうはいかないのだ。あちこちでデジクリ読者さまと酒を飲みながら話をしていると、この脳内チャットがリリースされるときって、『時間なくて原稿締切りギリギリのときに書いてるでしょw』って、良からぬ話がチラホラ出たもんで、そうじゃないことを証明するのだ!」

「証明もなにも、本当のことじゃないですか。もしかして、バレてないと思っていたんですか?」
「えええええ! そんなことないんだけどなぁ」
「まぁいいじゃないですか。で? 今日のお題は?」

「和」
「わ? ワーっ!www って、なんですかいな、唐突に」
「和を生活に取り入れて、荒んだ心を浄化させる。というお題」
「最近、デジクリのスタンスをスルーしてるコラム多いですよ、マジで。連載当初のコラムを読み返してみなさいな。前回なんか、あんたの仕事日記を掲載しているようなもんじゃないですか、ダメですって」

「えー、そんなことないってばー。誤解してるって。デジタル系のネタは、ほかのライターさんにお任せして、和み系のポジションにいこうかなぁ...って」
「まったく和みもしなければ、癒されもしませんね。で? 和というのは?」

「千代紙。千代紙収集に嵌ってましてですね、これまた奥が深いんですよ」
「なんでそっちの方向へいったwww 吉原の延長が千代紙ですかw」
「東京下町散策していたときに、御茶の水(東京)にある『おりがみ会館』に、フラっと立ち寄りましてですね、たまたま『ゆしまの小林と七福神-昔、江戸のお正月展』というイベントが開催されていたんです」

「ほぉほぉ、兄さんも時間ないって言っている割には、アチラコチラと出歩いておりますなぁ」
「そのとき見た作品が、もう、素晴らしいの一言。一発で惹かれたわけです」
「んで、自分で作ってみようと、千代紙を買ってきたはいいけど、買って満足しちゃったんですね、わかりますw」

「キミ、ちょっと刺々しいねw まぁ、最後まで聞きなさい。買ってきた千代紙で、あねさま人形を作ってみようと、紙を手にとった瞬間に!」
「瞬間に!」

「千代紙の匂いと模様の綺麗さに惚れてしまいましてですね、千代紙でなにか作るという前の段階で、千代紙を眺めてウットリするという」
「......。ただの変人じゃないですか」

「バカにしちゃぁ、ダぁメぇダぁメ。和紙の匂いと模様がまた癒されるんだってば。でね、千代紙のことをいろいろと調べていくと、これまた、知っているようで知らない、新しい歴史というか、世界をを知ることになるんです。チミ、京千代紙と江戸千代紙があるの知ってる?」

「知らんです。どう違うんです?」
「こっちが江戸千代紙で、こっちが京千代紙」
「www これ読んでいるヒトには分からないじゃないですか」

「ググる先生で『江戸千代紙』と『京千代紙』で画像検索してみると、違いが分かりやすいから、検索して自分の目で確かめる!」
「なるほど。って、ググってくれ!とか、かなり手抜き原稿じゃないですかwお、この柄って、手ぬぐいとかでよく見かけますね」

「いいとこ突いてくるねぇ、さすがだねぇ。話は長くなるんだけど、そこから辿って延長してくると、千代紙を眺め始めると、着物の縞や小紋、格子が頭の中をグルグルと回るようになってだね、小紋も、『江戸小紋』と『京小紋』ってのがあってね...」

「すいません、本当に話長くなりそうじゃないですか? 今日のお題は、和服じゃなくて千代紙ですよね? 吉原遊郭話まで延長しそうな雰囲気なんですけど」

「あ、ごめん、そうそう、千代紙の話。それで調べていくと、江戸千代紙のデザインというのは、数千種類もあるということを知るのですよ」
「うわ、そんなにあるんですか?」

「そうみたいなのよー、そんな事実を知ってしまうと、作って楽しむというよりも、ほら、わたし、収集癖があるから血が騒ぐじゃなーい」
「なんでいきなり、おネぇキャラになってんですか」

「でもね、無闇に集めても仕方ないし、かといって、店頭で新しい模様を見つけても、それが江戸本来から伝わってきている伝統の柄なのか分からないでしょ? そこで、『江戸千代紙☆文様図柄大全集』なるバイブルを探していたり、うふふふ」

「ビックリマンシールを集めるのと同じ間隔ですね......。チョコを食べないでシールを集めるだけとか」
「ヘッド(ホログラム素材のシール)みたいな、レアな柄がほかの千代紙の間に隠されているとか、射幸心を煽るじゃなーい?」
「煽るもなにも、そんな販売形態してませんでしょ」
「キミって、ホントに夢がないね」

「はいはい、勝手に集めてウットリしててください」
「でねでね、千代紙の延長で着物もいいなぁって思うようになってね」
「話がループしているじゃないですかw べちおさんに着物は似合わないでしょ。和風居酒屋の店主か、うっかり八兵衛にしか見られないです。その長い髪の毛で髷でも結って出歩くんですか?」

「カミさんにも止められたwww 『お願いだから普通にしてて...』って」
「エスニックな格好しているのが一番ですって」
「でもさ、着物っていいよね。50代になったら着物を着て通勤して、ラボでは半纏きて仕事しているとか」
「だれか止めてぇぇ〜」

・おりがみ会館─和紙・折り紙・染紙・千代紙製造の老舗─:
< http://www.origamikaikan.co.jp/ >

・東京都染色工業協同組合
< http://www.tokyo-senshoku.com/index.html >

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
某ナノテク業界の技術開発屋。NDA拘束員。
< http://start.io/bachio > ←まとめ

○1月初の休日は、腰越(江ノ島)にある「Robins Egg Blue」さんへ、ランチ&ブラトリ。輸入家具に囲まれた、『おうちカフェ』で、球体関節人形がいたら(いないけど)、人形には居心地良さそうなカフェ。もちろん、人間も居心地は抜群で、お料理もデザートも美味しいかった!/2月から手作りワッフルが登場するようなので、ムスメとデートしながら食べに行こうっと/お店から数メートル歩いたところに魚屋さんがあり、アナゴやカマス、サヨリなどの天ぷらが並んでいるのを見て、その日の肴に決定/アナゴの天ぷらは、泥臭さがいい具合に残っており、とても美味でした。

武さんがゲスト出演された『ソーシャル・アートの可能性』Vol.9を見に、渋谷の「UPLINK FACTORY」へ足を運ぶ/Twitterでお知り合いになったデジクリ読者様や、いつもの呑みメンバーに出会う/当然、イベントが終わったら呑み突入の予感/ヤマーネの登場で呑み確定→終電逃す→ラーメン食べて帰宅→ヤマーネはテトリンと朝4時まで呑んでたそうな。相変わらずでwww

以前、デジクリで『つはモノどもがユメのあと』を執筆されていた、Rey.Horiさんが、マニア向け(?)なアプリをリリースされました。江戸時代の不定時法を再現した時計。江戸マニアなオイラは即ゲット! その後、Rey.HoriさんにTwitter経由で、「こんな機能があると萌えちゃうかもしれない」というような要望だしちゃった。だって、ときめくんだもん、テヘ☆

最近(ということもないけど)、デジクリ読者さまと「交流」という呑みがけっこう多い。初めてお会いするのに、数年前からの知り合いのような、そんな良い雰囲気の中で、いろいろな話を伺うことができ、惜しむのは時間の流れだけ。別れたあとに来る「明日」がとても愉しくなります。

・Robins Egg Blue
< http://reb134.blogspot.com/ > | Blogger
< http://www.facebook.com/RobinsEggBlueCAFE > | Facebook

・武盾一郎の報告書 Take Junichiro report.
< http://d.hatena.ne.jp/Take_J/20120129/1327799849 >

・和時計 WADOKEI─Japanese clock
< http://itunes.apple.com/jp/app//id496356164?mt=8 >

○記憶に残っている2週間の出来事→仙台→ロビンちゃん→武さんトークイベント→毛布への愛が加速→洋菓子を恵方巻と謳って売るのはおかしい→Googleのプライバシーポリシーが改訂される→あれこれ集めたはいいが、まったく統制されていなかったものを纏めはじめたググる→えー、Twitterが言葉狩りしちゃうの???

・Google がプライバシーポリシーを改訂、サービス間の情報共有を促進 --Engadget Japanese:
< http://japanese.engadget.com/2012/01/25/google/ >

・Twitter が不適切な発言を国ごとでブロック可能に -- Engadget Japanese:
< http://japanese.engadget.com/2012/01/27/twitter/ >

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■デジタルちゃいろ[08]
インターネットはサグラダ・ファミリアだらけ

browneyes
< http://bn.dgcr.com/archives/20120131140100.html >
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前回のコラムの頃までは印刷物制作の嵐でしたが、そのうちのひとつが実は、旦那のやっている行政書士業の新聞広告。チラシの納期も決まり、配布日程も決定。...ということでそれ以降ずっと、その新聞広告配布日程に合わせためくるめく短納期で、今までペラもので誤魔化していた旦那の業務サイトをなんとかしっかりしたものとして公開...できました...なんとか。

フルスクラッチで完全にピンでのがっつり制作は、会社にいた頃以来なので一年とちょっとぶりですかね。作るのはやっぱり楽しい! 大変だけど楽しい。楽しいけど大変。そんな感じで今回は、このサイト制作直後なカオス雑感をつらつらと(というか、制作以外何もしてないのでその他のネタが振ろうが叩こうが出て来ません。あはははは)。

久しぶりに世間で人が起きだす時間まで頑張っちゃったりしたけど、そこで痛感したのは、「デスマ(的な状況)は己が作るもの」ということ。どうやらワタシ自身がデスマ体質だという自覚に至りました。よくないですね、これはなんとかしたいものです。

ホオムペエジ黎明期にフワフワ浮ついた自分のフリーランサーとしてのポートフォリオサイト作って以降、当初はいくつか今回みたいな規模のサイトも作らせて戴いたものの、気づけばどこかしらに所属してる時期の方が長くなり、それに伴い、それなりの規模の「自社サイト」なり「自サービス」サイト、もしくは受託でもそれなりの規模の企業・団体サイトを手がけることばかりになってました。

そんなこんなで、ワタシ自身のものではないものの、小規模なビジネスサイト、しかも家庭内のって、新鮮と言えば新鮮ですね、色々と。遊びの個人サイトとも、既にそれなりの信用担保のある企業サイトとも、作るにあたっての意識がまったく違うし視点もやっぱり変わる。勉強になりました。

今後も制作するとしたら、今回のような小規模な会社なり事業所なり個人なりのお手伝いを主軸にしていきたいなぁ、などと思ってるので、当面よい実験の場ともなりそうです。

今回のサイトに関しては、内容の伝わりやすさをとにかく優先、でもって、裏側的にも文章構造とかそういうものを大事にしてSEO的にも正攻法で検索エンジン様に気に入られるようにしたいわね、みたいなトコに気を使いつつ制作。

そんなこんなで公開し、ついさっきも友人と「サイトできたんだけどさ」的な会話中、「やー、まだまだ手を入れなきゃ不十分なんだけど、あとはちょっとずつ手をかければいいやねー」「そうそう、ゆっくり完成させてけばいいのさ」などと話してたのですが、そこでふと降って涌いてきたのは、「完成...完成...。サイトの完成形とは何ぞや」という素朴な疑問。

納品、または公開を「完成」とするなら既にあれも完成形な訳だし、とは言え、見栄えも裏側も本気でまだまだ手を入れる必要はある。公開直後から既に、公開前には間に合わなかったもののやるべき施策はコツコツ実装させてるし、公開後のやるべきタスクリストは着々と数を増やしてるし、何より公開直後に労ってくれた旦那に(眠くて半開きの目で)、「何いってんの、結婚と一緒でこれからがっ! これからが勝負よっ!」とか鼻息荒くしてた(笑)。

思えば、会社に所属して何がしかのサイトを作っていても、短期的なキャンペーンサイトはさておき、ほとんどの場合は大なり小なりそれなりに継続的にバージョンアップ的な何かは伴ってたな。一発ものの予定だったキャンペーンものでも、反響がよかったりすると、急遽期間延長の上、機能追加とか建て増し、みたいな依頼はあった。

そしてそんな時、拡張の余地のない作りになってるものは、1グリッド分の要素の追加でさえ妙に時間が必要になったり、見た目の変化はほほ皆無であっても裏側でとんでもない時間を手弁当で費やしたり、......ナンテネ、よくある話です。

そんなことを考えてたら、上述のとおりで、納品・公開で一旦の「完成」とはみなすものの、要するにサイトって大きいのも小さいのもみんな終わりなく成長し続けてる、まるでサグラダ・ファミリアじゃないか! 横浜駅と一緒じゃないか! と思うに至り、ちょっとニヤニヤしてしまいました。

考えてみたら、これまで言語化を試みた記憶はないのですが、そうか、そういった幾多の後付け対応の紆余曲折を経て、気づけば拡張性は常に念頭に置きながら裏側の仕組み考えたりする程度には成長してたんだ。それなんてサグラダ・ファミリアコンパチブル! 開発者さんとかは当然なのかな。

ワタシの場合は、開発者ではなくコーディングベースのワイヤーフレームの発展形? とかCMS使うようであればそのCMS特有のナニカの把握とか熟知とかだけど。枠組み的な部分って後で結構響くんですよね、ボディブローの如く。あとはIDやクラスの命名規則。この辺は過去に規模の大き目なサイトを数こなす経験があって学べたことですね、きっと。

今回のサイトは、実際そんなにソーシャル系とも相性のいい内容とは思えないものの、実験的にFB向けにOpen Graphとググる向けにMicrodataあたりもmetaタグに多少仕込んでみたりしてますが、ソーシャル時代勃興以前に比べるとheadタグ内が異様に膨れ上がりますね。

今後も自分で色々施策はしてかなきゃいけない(我が家の家計にもつながるので:笑)サイトなので、引き続き表に裏に、実験方々色々やってみたいと思ってます。

ちなみに旦那の行政書士業、個人法務をメインにやっており、フリーランサーやクリエイターさんでクライアントとの契約書周りでお悩みの方の相談にも乗れると思いますので......というか、ワタシ自身もそういう方たちと同じ立場というのもあって、是非力になりたいところでもありますので、何かありましたらご相談ください。

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■今回のどこかの国の音楽

□Omar Souleyman "Mendal"
└< >

今回はシリアの倍速キングOmar Souleymanさんです。さすがにPVみたいなものも存在しないのか、YouTube上でもあまりコンディションのよい動画がなく、倍速キングと紹介してる割に今ひとつスローテンポな曲ですね、納得が行かないのでもうひとつ。

□Omar Souleyman "Haram"
└< >

ああそうそう、こんな感じ。

どちらも同じような如何にも中東な出で立ちですが、まったく同様の出で立ちスナップがジャケ写なCDをオマールさんの予備知識皆無でジャケ買いして、聴いて更にどハマりしてました。その割に未だオマールさんについてはよく知りません(笑)。

二本目の動画が色んな意味で意外で、他のライブ動画だとエレキウードやその他の楽器も使ってたりするケースもあるのですが、最低限となるとこのお腹ぽっこりなキーボードさん一人いれば演奏できちゃうっていうのが意外だったり、ここまでアラブアラブしてるのに、案外欧米人(主に米人)が狂喜乱舞する図っていうのもなんとなく意外。結構アメリカや欧州やその他海外でライブやってるみたいなんですが、日本にはいつになったら来てくれるんでしょうね......。是非生で拝みたい人の一人です。

ところで、8回目にしてここで何の動画を紹介したかが把握できなくなってしまいましたので、忘備録かたがたYouTubeにここ専用プレイリスト作成しておきました。自分で言うのもナンですが、その他のオレオレプレイリストもかなり濃いのでオススメです。南亜細亜はプレイリストひとつあたりの上限を余裕で超えてるのでその4までありますよ(笑)。URLは下記にて。

【browneyes】 dc@browneyes.in
日常スナップ撮り続けてます。
アパレル屋→本屋→キャスティング屋→ウェブ屋(←いまここ)
しつつなんでも屋。
立ち寄り先一覧 < http://start.io/browneyes >
デジタルちゃいろ:今回のどこかの国の音楽プレイリスト
└< http://j.mp/xA0gHF >

ワタシ自身まだ行かれてないのですが、横浜cafeFLOWERで開催されている、Mustagram Mini #01にワタシのiPhoneography作品も2点ほど展示されてる......筈です(ぉぃ)。会期は2月の11日まで。是非見に行ってやってください(ワタシモナー)。

MustagramMini#01開催です! | Mustagram
└< http://j.mp/yHw9Hn >

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■編集後記(01/31)

・福井晴敏「震災後」の中で、防衛省情報本部・統合情報部局長が主人公・野田に苦しげに語った内容は恐ろしい。1000本以上の使用済み核燃料を冷却貯蔵しているプールが蒸発しきったら、東京はもちろん本州の1/3近くが死の荒野になる。本当なら東京を含む関東・東北全域の避難勧告が必要だった。しかし不可能だった。そんなオペレーションなど日本に存在しない。だから一か八か事故収束に賭けた。それが失敗すればどのみち日本は国家の体をなくす。燃料プールに注水が成功するまでの数日間、政府は、日本という国家は、国民の生命と安全を守る大原則を放棄した。しかし、その時の非情な判断を悟られまいとする政府の思惑が、その後の対応の遅れを招いた──これは真実かもしれない。いや真実だろう。3月11日からの数日間、破滅を覚悟してじりじりした時を過ごしたことを思い返す。やはり日本は滅亡の瀬戸際にあったのだと思う。細野原発事故担当相は先日、最近まで公開しなかった原発事故の「最悪シナリオ」に関し、情報漏えいによる混乱を恐れて、当時の菅首相はじめ閲覧を数人に限った経緯を明らかにした。「当時公開していたら、東京から人がいなくなった可能性があった。そうなれば事故対応は危うかった」と言う。それはこのことを指すではないのか。それにしても、政府の原子力災害対策本部の議事録が一切作成されていなかったのはなぜか。政権の怠慢、で済む問題ではない。政府対応の細部は不明のままになるだろう。自分たちの失策がバレないよう意図して記録しなかったのである。ここまで卑劣な連中とは思わなかった。いや思っていたよ。(柴田)

・命名規則について知りたい。みんなどうしてるんだろ? 画像名、ID、クラス名。だんだんと名前がなくなってきて困ることが多く、切羽詰まって「なんとか2」「なんとか3」になることがあったり......。いけないいけないと思いつつ。そういえば、以前Android開発者さんらとコラボした時に、画像名を「仮の画面名+アンダーバー+(キャラ名、背景、色など)+拡張子」として喜ばれた覚えがある。自分でWebサイトを作る時は、作る時に探しやすいのでたとえばgNavi01、gNavi02などとして、数字で区別させる。順番を考えなくても作れるから楽なんだが、どのファイルにどの文字が乗っているかはわからない。gNavi_top、gNavi_contactsなどとすればわかりやすいが、作る時にひと手間かかることはかかるし、タイトルなんかだと、内容がちょっとだけ違うようなものがたくさんあって、名前の在庫がなくなってきたりする。/ローカルのフォルダ名、ファイル名も悩む。日付を最初にし、固有名詞をその後に入れていたことがあった。今は固有名詞を先にし、日付はその後にしているが、それが良いのかどうかわからず。(hammer.mule)