デジタルちゃいろ[08]インターネットはサグラダ・ファミリアだらけ/browneyes

投稿:  著者:  読了時間:8分(本文:約3,500文字)


前回のコラムの頃までは印刷物制作の嵐でしたが、そのうちのひとつが実は、旦那のやっている行政書士業の新聞広告。チラシの納期も決まり、配布日程も決定。...ということでそれ以降ずっと、その新聞広告配布日程に合わせためくるめく短納期で、今までペラもので誤魔化していた旦那の業務サイトをなんとかしっかりしたものとして公開...できました...なんとか。

フルスクラッチで完全にピンでのがっつり制作は、会社にいた頃以来なので一年とちょっとぶりですかね。作るのはやっぱり楽しい! 大変だけど楽しい。楽しいけど大変。そんな感じで今回は、このサイト制作直後なカオス雑感をつらつらと(というか、制作以外何もしてないのでその他のネタが振ろうが叩こうが出て来ません。あはははは)。

久しぶりに世間で人が起きだす時間まで頑張っちゃったりしたけど、そこで痛感したのは、「デスマ(的な状況)は己が作るもの」ということ。どうやらワタシ自身がデスマ体質だという自覚に至りました。よくないですね、これはなんとかしたいものです。

ホオムペエジ黎明期にフワフワ浮ついた自分のフリーランサーとしてのポートフォリオサイト作って以降、当初はいくつか今回みたいな規模のサイトも作らせて戴いたものの、気づけばどこかしらに所属してる時期の方が長くなり、それに伴い、それなりの規模の「自社サイト」なり「自サービス」サイト、もしくは受託でもそれなりの規模の企業・団体サイトを手がけることばかりになってました。

そんなこんなで、ワタシ自身のものではないものの、小規模なビジネスサイト、しかも家庭内のって、新鮮と言えば新鮮ですね、色々と。遊びの個人サイトとも、既にそれなりの信用担保のある企業サイトとも、作るにあたっての意識がまったく違うし視点もやっぱり変わる。勉強になりました。




今後も制作するとしたら、今回のような小規模な会社なり事業所なり個人なりのお手伝いを主軸にしていきたいなぁ、などと思ってるので、当面よい実験の場ともなりそうです。

今回のサイトに関しては、内容の伝わりやすさをとにかく優先、でもって、裏側的にも文章構造とかそういうものを大事にしてSEO的にも正攻法で検索エンジン様に気に入られるようにしたいわね、みたいなトコに気を使いつつ制作。

そんなこんなで公開し、ついさっきも友人と「サイトできたんだけどさ」的な会話中、「やー、まだまだ手を入れなきゃ不十分なんだけど、あとはちょっとずつ手をかければいいやねー」「そうそう、ゆっくり完成させてけばいいのさ」などと話してたのですが、そこでふと降って涌いてきたのは、「完成...完成...。サイトの完成形とは何ぞや」という素朴な疑問。

納品、または公開を「完成」とするなら既にあれも完成形な訳だし、とは言え、見栄えも裏側も本気でまだまだ手を入れる必要はある。公開直後から既に、公開前には間に合わなかったもののやるべき施策はコツコツ実装させてるし、公開後のやるべきタスクリストは着々と数を増やしてるし、何より公開直後に労ってくれた旦那に(眠くて半開きの目で)、「何いってんの、結婚と一緒でこれからがっ! これからが勝負よっ!」とか鼻息荒くしてた(笑)。

思えば、会社に所属して何がしかのサイトを作っていても、短期的なキャンペーンサイトはさておき、ほとんどの場合は大なり小なりそれなりに継続的にバージョンアップ的な何かは伴ってたな。一発ものの予定だったキャンペーンものでも、反響がよかったりすると、急遽期間延長の上、機能追加とか建て増し、みたいな依頼はあった。

そしてそんな時、拡張の余地のない作りになってるものは、1グリッド分の要素の追加でさえ妙に時間が必要になったり、見た目の変化はほほ皆無であっても裏側でとんでもない時間を手弁当で費やしたり、......ナンテネ、よくある話です。

そんなことを考えてたら、上述のとおりで、納品・公開で一旦の「完成」とはみなすものの、要するにサイトって大きいのも小さいのもみんな終わりなく成長し続けてる、まるでサグラダ・ファミリアじゃないか! 横浜駅と一緒じゃないか! と思うに至り、ちょっとニヤニヤしてしまいました。

考えてみたら、これまで言語化を試みた記憶はないのですが、そうか、そういった幾多の後付け対応の紆余曲折を経て、気づけば拡張性は常に念頭に置きながら裏側の仕組み考えたりする程度には成長してたんだ。それなんてサグラダ・ファミリアコンパチブル! 開発者さんとかは当然なのかな。

ワタシの場合は、開発者ではなくコーディングベースのワイヤーフレームの発展形? とかCMS使うようであればそのCMS特有のナニカの把握とか熟知とかだけど。枠組み的な部分って後で結構響くんですよね、ボディブローの如く。あとはIDやクラスの命名規則。この辺は過去に規模の大き目なサイトを数こなす経験があって学べたことですね、きっと。

今回のサイトは、実際そんなにソーシャル系とも相性のいい内容とは思えないものの、実験的にFB向けにOpen Graphとググる向けにMicrodataあたりもmetaタグに多少仕込んでみたりしてますが、ソーシャル時代勃興以前に比べるとheadタグ内が異様に膨れ上がりますね。

今後も自分で色々施策はしてかなきゃいけない(我が家の家計にもつながるので:笑)サイトなので、引き続き表に裏に、実験方々色々やってみたいと思ってます。

ちなみに旦那の行政書士業、個人法務をメインにやっており、フリーランサーやクリエイターさんでクライアントとの契約書周りでお悩みの方の相談にも乗れると思いますので......というか、ワタシ自身もそういう方たちと同じ立場というのもあって、是非力になりたいところでもありますので、何かありましたらご相談ください。

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■今回のどこかの国の音楽

□Omar Souleyman "Mendal"
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今回はシリアの倍速キングOmar Souleymanさんです。さすがにPVみたいなものも存在しないのか、YouTube上でもあまりコンディションのよい動画がなく、倍速キングと紹介してる割に今ひとつスローテンポな曲ですね、納得が行かないのでもうひとつ。

□Omar Souleyman "Haram"
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ああそうそう、こんな感じ。

どちらも同じような如何にも中東な出で立ちですが、まったく同様の出で立ちスナップがジャケ写なCDをオマールさんの予備知識皆無でジャケ買いして、聴いて更にどハマりしてました。その割に未だオマールさんについてはよく知りません(笑)。

二本目の動画が色んな意味で意外で、他のライブ動画だとエレキウードやその他の楽器も使ってたりするケースもあるのですが、最低限となるとこのお腹ぽっこりなキーボードさん一人いれば演奏できちゃうっていうのが意外だったり、ここまでアラブアラブしてるのに、案外欧米人(主に米人)が狂喜乱舞する図っていうのもなんとなく意外。結構アメリカや欧州やその他海外でライブやってるみたいなんですが、日本にはいつになったら来てくれるんでしょうね......。是非生で拝みたい人の一人です。

ところで、8回目にしてここで何の動画を紹介したかが把握できなくなってしまいましたので、忘備録かたがたYouTubeにここ専用プレイリスト作成しておきました。自分で言うのもナンですが、その他のオレオレプレイリストもかなり濃いのでオススメです。南亜細亜はプレイリストひとつあたりの上限を余裕で超えてるのでその4までありますよ(笑)。URLは下記にて。

【browneyes】 dc@browneyes.in
日常スナップ撮り続けてます。
アパレル屋→本屋→キャスティング屋→ウェブ屋(←いまここ)
しつつなんでも屋。
立ち寄り先一覧 < http://start.io/browneyes >
デジタルちゃいろ:今回のどこかの国の音楽プレイリスト
└< http://j.mp/xA0gHF >

ワタシ自身まだ行かれてないのですが、横浜cafeFLOWERで開催されている、Mustagram Mini #01にワタシのiPhoneography作品も2点ほど展示されてる......筈です(ぉぃ)。会期は2月の11日まで。是非見に行ってやってください(ワタシモナー)。

MustagramMini#01開催です! | Mustagram
└< http://j.mp/yHw9Hn >