[3230] トラブルは続くよどこまでも

投稿:  著者:  読了時間:20分(本文:約9,900文字)


《熱いお湯マニア! いいかも》

■ネタを訪ねて三万歩[86]
 トラブルは続くよどこまでも
 海津ヨシノリ

■グラフィック薄氷大魔王[295]
 Retina液晶、解像度が4倍? と、サイズの話
 吉井 宏



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■ネタを訪ねて三万歩[86]
トラブルは続くよどこまでも

海津ヨシノリ
< http://bn.dgcr.com/archives/20120321140200.html >
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過去にも話題にしたことがあるのですが、私は15年ほど前に某出版社から「高慢でわがまま」という、いわれなきレッテルを貼られて困り果てたことがありました。しかし、それがどうやら今も続いているらしいのです。

もう笑ってしまうしかないのですが、かつてその出版社にいた方が数年前から私と仕事で関わるようになったのですが、彼は私の名前を聞いてかなり緊張したそうです。

先日、飲み会でその時の心境を吐露してくれました。聞いていたことと、実際の私のギャップがあまりにも違いすぎるので、同姓同名の別人かと思ったとも話してくれました。まったく何も思い当たることはないのですが、本当に困った問題です。

◎世の中がおかしくなり始めている

とにかく、真面目にやっていることで妙な結末を突きつけられることが、このごろ本当に多くてウンザリしています。

もちろん、人間ですから無意識のうちに相手に不快な態度や行動をとってしまうことはあると思います。ですから、どんな案件にも真摯に対応することを心掛けてきました。

しかし、私が「無理な状況でも対応」を続けて来たあるプロジェクトで、最近不快感が生まれています。先方の都合で、無理なスケジュールでもなんとか調整することを繰り返してきました。その結果、わがままな人を優先したプロジェクトとなり果て、融通の利く私はいつも後回しで、面倒かつ時間のない作業を押し付けられていたことに気が付きました。

「真面目が第一」と思っていても、実際は「いい加減な奴が第一」なわけです。なんとも脱力感しか出てこない現実には、やる気が消滅してしまいます。こんな時は、旧友と愚痴が出ない程度の飲み会でもするのが一番ですね。

しかし、こんな時に「世の中がおかしくなり始めている」なんて言うと、歳とった証拠となってしまいますが、別の学校で教えている知り合いの教員からあきれた話を聞きました。

演習の授業中には一切質問が出ず、まるでお通夜のような授業が続き、課題提出時になっても時間がまったく守られず、ダラダラと持ってくるのに至って、彼はキレそうになったそうです。

もちろん時々質問をする学生がいないわけではないのですが、滅多に出ない質問に回答している最中に「質問内容よりも全体に的外れなことをしている」と感じた彼が、それを指摘しようとすると、「あっ、もういいです」と、質問したことだけの回答を得たら、さっさと自分の世界に入ってしまうのだとか。恐らく学ぶということの意味が根本的に理解できていないのでしょう。

また、講評を求めてきた学生に、デザインではなく、根本的に痛いレイアウトを修正した方が良いとアドバイスすると「わかりました」と返事はするものの、結局は直さずにそのまま提出するのを見ると、講師としてのモチベーションがゼロになったと嘆いていました。

問題の学生は、私の友人からは二度と丁寧なアドバイスは受けられないでしょう。教員も人間であり勘違いやミスも犯します。あたり前の話ですが、もちろん分からない事だってあるわけです。それが大切なのだという基本的なスタートラインに学生が立っていない、立てない事が問題なのかも知れません。

デジタル時代という括りで結論付けるつもりはありませんが、ON/OFFですべてを解決しようとする考え方は、結果として臨機応変に立ち振る舞えないマニュアル人間化の始まりのような気がしています。

◎ネットで買い物便利だが

話は少し変わり、デジタル時代で思い出したのがiTunesでの買い物。慣れてしまうと普通の買い物には戻れませんね。しかし、大きな落とし穴がありました。

突然、IDとパスワード要求の無限ループに陥って、買い物が出来なくなってしまったのです。さすがに困ったのでアップルのサポートに電話し、指示通りに色々対処するも結果は変わらず、一時間余りの電話での対応で疲れ切ってしまいました。

その後も、メールや電話などで別のアプローチを受けていますが、いまだ解決に至っていません。このように、プロが対処してくれているにもかかわらず、原因が特定できないデジタル系の障害ほど困ったことはないですね。

こんな時に限ってトラブルは連続するもので、ここしばらく使っていなかったMacBookProのバッテリーが肥満化して、取り出せなくなる寸前となってしまいました。

どうにか取り出すと、まるで圧迫から解放されたかのようにみるみる中身が肥大化して、どうしようもなくなってしまいました。裏蓋のように止まっていた金属パーツが取れてしまったぐらいです。

まっ、5年も経過しているので仕方がないのかも知れませんが、あまりにもひどいのでAppleに問い合わせしたら、どのみちバッテリーはこのようになるのだとか。しかし、今までこんな事になった記憶はないのですが......14mm程度の厚みだったのが23mmになっても異常じゃないという結論は、なんとも理解しがたいものです。ノートパソコン系でこんなトラブルは初めてです。

とにかくバッテリーを購入しなくてはならないのですが、バッテリーは高過ぎるので、今回は激安のパチモンでお茶を濁そうと決めたわけです。どのみち本物もパチモノも作っている所は同じですからね。

いつものようにAmazonでワンクリック。ところが、購入したパチモンが届いた瞬間に、この考えが甘かった事に気がつき猛烈に後悔しました。とにかく造りがどうしようもなく適当で、正しく納まらないのです。通電が突然停止してしまったりします。接続不良ですね。なにせバッテリー形状はどう見ても歪曲しているので、どうしようもありません。

あわてて純正バッテリーをアップルストアで購入しました。そして問題のバッテリーは、Amazonで問い合わせをしたところ、業者が快く返金に応じてくれたので助かりました。Amazonでの返金はこれで2度目。このシステムは本当にいいですね。

実はアップル関連のトラブルは、ワイアレスキーボードが壊れた(認識しなくなった)ことで3連発となりました。iMac用に使用していたのですが、突然キーボードが認識されなくなってしまったのです。電池を入れ替えても症状は改善されません。

修理を検討したのですが、iMacと同時購入した、電池を3本必要とする少し古いタイプなので、なんとシリアル番号が本体のどこにも刻印されておらず、納品書にも記載されていないという最悪の状況。

結局、電話で確認すると現物交換となるので買うのと変わらないという回答にヘラヘラ状態。まっ、しょうがないですね。思い切ってズバッと廃棄することにします。いやはや、本当にトラブルばかりが襲ってきて本当にウンザリ状態の3月でした。

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■今月のお気に入りミュージックと映画

[Join Our Club]by Saint Etienne in 1992(U.K.)

イギリス・ロンドン出身の音楽グループであるセイント・エティエンヌの曲です。彼らの曲すべてが、どこか60〜70年代のテイストで満ち溢れていています。特にリーダーでありボーカルの、サラ・クラックネルの歌声が不思議なオーラを出しています。初めて聞いたとき、フランスのバンドのような雰囲気がありました。シルヴィ・ヴァルタンとか......そんな感じに。とにかく60〜70年代風のファンには必見ですね。

[Hot Fuzz]by Edgar Wright in 2007(U.K)

邦題は「ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-」。ひとことで言うと、このアクション・サスペンス・コメディーは本当に最高です。イギリスならでは(?)のシュールな笑いは、モンティーパイソンで免疫がありましたが、キツイけれども笑ってしまうのはさすがです。

また、主演のサイモン・ペグとニック・フロストのコンビも完璧の域。続編が見たいものです。そういえばこの二人は2011年公開の「宇宙人ポール」にも出ていますね。

それにしても、色々と幅広く活躍している「007」シリーズの4代目ジェームズ・ボンド役ティモシー・ダルトンが、「トイストーリー3」ではレーダーホーゼンを着たハリネズミのぬいぐるみミスター・プリックルパンツの声で出演、まさかこんな役(シーン)を演じるとは......とビックリ。

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■アップルストア銀座のセッション

2012年4月16日(月)18:30〜
Made on a Macとして画像処理セッション
海津ヨシノリの画像処理テクニック講座Vol. 67
【Adobe Illustrator CS5によるブラシ機能の応用とスタンプ処理】
Adobe Illustrator CS5の可能性を探り、イラストレーション手法としてIllustratorのブラシ機能とその可能性について整理してみます。

予約不要・参加無料・退席自由です。なお、セッションの翌月に予定されているハンズオンセミナーの参加希望者を、セミナー修了後に募集するのがここ数か月の恒例となっています。

【海津ヨシノリ】グラフィックデザイナー/イラストレーター/写真家/怪しいお菓子研究家
yoshinori@kaizu.com
< http://www.kaizu.com >
< http://kaizu-blog.blogspot.com >
< http://web.me.com/kaizu >

かねてより狙っていた、多摩堤通りを成城方向に向かい二子玉川に交差する厚木街道を越えたあたりにあるレストランで、モーニングを楽しんできました。本当はランチの予定で出掛けたのですが、到着が早すぎたのでモーニングです。

モーニングパンセットは「パン2種類、サラダ、ハチミツ、バター」でトッピングは「ソーセージと目玉焼き」からチョイス、飲み物は「コーヒー、紅茶、オレンジジュース」からチョイスとなっています。

私はソーセージとコーヒーにしました。また別メニューのデザートは甘夏ガトーショコラにしました。もちろん一人で食べたわけではありません。とにかくとてもいい雰囲気の店で、味もナイスで居心地も良く☆☆☆☆☆といったところでした。

ブログで紹介したいくらいの評価だったのですが、店員さんがすべてをぶちこわしてくれました。とにかく不気味なくらいに無愛想なのです。あとから出勤してきた店員と店内の店員との、挨拶なしのシーンを見てトドメを刺されました。スタッフに若い人が多すぎるのが裏目なのかも知れませんね。何事も挨拶が基本ですよね。

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■グラフィック薄氷大魔王[295]
Retina液晶、解像度が4倍? と、サイズの話

吉井 宏
< http://bn.dgcr.com/archives/20120321140100.html >
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●気になる「解像度」

新iPadのRetina液晶、「網膜ディスプレイ」と言われるように、画素が肉眼ではほぼ見えない高解像度。雑誌の見開きとか小さい字がそのまま読めるんじゃないかと期待。まだ実物は見れてませんが。

あまりの精細表示に書籍自炊をやり直したくなるかもって話もありますが、僕に限っては、ならないと思う。自炊って基本的に「本を捨てる口実」がメインだったから。スーパーファインでScanSnapしたままで未処理のファイルもいちおうバックアップしてあるから、OCRとPDF圧縮をやり直せば多少画質アップするものもあるだろうけど。

で、ですね、新iPadのディスプレイに関して、普通のニュースだけでなくIT系のニュースやブログとかでも「解像度が4倍」って書いてあることが多い。新iPadは2048x1536pixel・264ppi、iPad2は1024x768pixel・132ppi。画素数は4倍だけど、解像度は2倍ですね。

出版社の人とかでも解像度の概念理解してない人けっこういたりする。画像送ってくれっていうから大きさは? って聞くと「350dpiでおねがいします」って。350dpiで1センチか10メートルかわからんじゃん。

そういえば、「ディスプレイの画素数」をサイズと同様に表現する用語がないよね。「解像度が大きい液晶」って普通に言うけど、それってRetina液晶のことだったらいいかもしれないけど正確じゃないし。

以前はVGAとかXGAとかUXGAって、普通に使われてた画面サイズの表現があったのに最近は使われなくなった。今はせいぜい「フルHD対応」くらいか。デジカメだったら「500万画素」で普通に通じてるのと同じ意味の、画素数の数を表現するカタログ用語が必要かも。

「画面解像度」も誤解されやすい用語ですね。Wikipediaにも「本来の解像度を意味する用法ではない。」って書いてあります。
Wikipedia「画面解像度」 < http://goo.gl/SBiv >

次に出るMacBook AirやMacBook ProはRetina液晶になるのかな? 17インチだととんでもない画素数になりそう。MacBook Air 11インチと27インチシネマディスプレイの画素数が同じってのが理想なので期待!

そもそも、一般的な大きさの表現もテキトーだよね。「カードサイズ」ってよくあったけど、ある方向からのシルエットがカードのサイズだったとしても、厚みが5センチだったら容積は100倍かもしれない。

「2倍大きい」って時、寸法が2倍なのか面積が2倍なのか容積が2倍なのか。普通に2倍大きいって表現されたものは寸法を意味することが多いようだけど、それって容積で8倍だもん。8倍の容積があるものを「2倍大きい」って表現するのは無理がある。

ところで先日、ディスプレイ用に画像を送ってほしいって話があったので、サイズを聞いたら「解像度350dpiで○○pixel」って言われたので、解像度厨としてはガマンならず懇々と説明を始めたところ、「店頭のディスプレイパネル用にプリント」って話だった。はずかし〜〜!

●首都直下地震って

「首都直下地震」って東京のど真ん中が震源! ってイメージがある。絵的には「グラグラ揺れて崩れ落ちる国会議事堂」。でも「首都直下」は「関東地方の南部(神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県東部・茨城県南部)」で、めちゃくちゃ広範囲。関東大震災でさえ、震源は相模湾北部で「首都直下地震」には含まれないらしい。

で、「4年以内に70%の確率でマグニチュード7地震」ってのは東日本大震災の余震が多い時期を含んだ昨年9月までのデータで計算した結果で、1月まで含むと「5年以内に28%」になるそう。3月まで入れたらもっと下がるでしょう。

この、範囲と確率の話、僕でさえ先々週の「週刊文春」の池上彰氏の記事で知ったんだから、ほとんどの人は「4年以内に70%で東京23区内が震源のM7地震」ってまだ思ってるかもしれない。池上さんによれば「4年以内70%」ってのは読売新聞の「人騒がせな飛ばし記事」だそう。9月の計算を1月に発表した段階で、すでに発表の意図があやしい。

もうしばらくすれば、たぶん「6年以内に15%の確率で関東地方南部でM7クラスの地震」くらいに下がるのでは? そんなの日本のどこにいたって同じ。備えはどこでも必要。

●聴覚遅延フィードバック

おしゃべりをやめさせる装置かなんかの記事で「本人の声をちょっと遅らせて聴かせるとしゃべることができなくなる」って読んだばかりの先日、携帯電話で固定電話に電話したら回線の調子が変で、自分の声がコンマ数秒遅れてエコーみたいに返ってきた。なんと、本当にしゃべれなくなった。不思議! 発音しようとしてる言葉を忘れたり詰まったりして、声が出せなくなる。おもしろい!!

「聴覚遅延フィードバック」ってのだそうです。遅延の程度で効果がちがうのかもしれないけど、僕はムリヤリしゃべろうとしても「ウッ」って詰まってぜんぜん話せませんでした。振り切って「回線が変だからケータイにかけ直します!」って話すのさえすごい努力が必要だったほど。

吃音症と関連深いらしく、しゃべれなくなる感じは吃音の人の疑似体験になってるのかも。吃音症の人に遅延した音声を聞かせると、逆に普通にしゃべれるようになるそうです(「英国王のスピーチ」を観たばかり。この映画では自分の声を聴けないようにすると普通にしゃべれる、という例が紹介されてました)。

日本の「発話阻害銃」が話題(動画)wired.jp
< http://wired.jp/2012/03/05/japanese-speech-jamming-gun/ >

●お湯でイイじゃん!

コーヒー飲みすぎです。朝昼晩一回ずつ、大きな保温マグ一杯に作ってチビチビ飲む。このマグが普通のコーヒーカップ2〜3杯分くらいなので、計7〜8杯分になることも。習慣で飲んでるので美味いとかあんまり関係ないけど、ドトールのブレンド以外にするとすぐ飽きる。

で、先日、ちょっと飲み過ぎてうんざりしてるけどそれでも何か飲みたいって時、「ひょっとしてコーヒーを飲みたいんじゃなく、熱い何かを飲みたいだけじゃないか?」と思って、お湯を沸かしてちょこちょこ飲んでみた。大正解、ぜんぜんお湯でいいじゃん! コーヒーじゃなくてお湯でぜんぜん満たされる。お茶ですらなくていい。熱いお湯マニア! いいかも。

結局、仕事してるときにちょっと机から離れてキッチンとか行って何か刺激物を摂りたいってことだけなので。それがコーヒーかタバコかの選択肢に「お湯」が加わるのは良いことだな。そうなると電気ポットがほしくなるねえ。ティファールとかあこがれ。置く場所がないので買わないけど。

Twitterで書いたら、お湯を飲んでる人けっこういるみたいでした。冷めてなくても白湯っていうのかな? 白湯ってずっと謎だった。沸かして冷ましたお湯って、それ普通に水じゃんって。まあ、単に一回沸かしてカルキとか飛ばした水ってことですね。まあ、そうなるとミネラルウォーターとほぼ同じかも。

【吉井 宏/イラストレーター】
HP < http://www.yoshii.com >
Blog < http://yoshii-blog.blogspot.com/ >

先日復活させた液晶タブレットでしたが、片づけてしまいました。新しいintuos5のせいもあるけど、結局普通のペンタブで自由自在に描けちゃうほうがいろんな意味で都合がいい。あと、液晶タブレットの代用としての紙とか。そのあたり、あらためて書きます。ところで、「コトラー」って書店で見るたびに、「アムラー」とか「マヨラー」とかと同類の、「小鳥が大好きな人」って思っちゃう。経営学かなんかの人らしい。

●iPhone/iPadアプリ「REAL STEELPAN」ver.2.0がリリースされました。
「長押しロール」のオン・オフ切り替えスイッチを追加しました。
「オフ」ではレスポンスが速くなるので、素早い演奏が可能になりました。
REAL STEELPAN < http://bit.ly/9aC0XV >
●「ヤンス!ガンス!」DVD発売中
amazonのDVD詳細 < http://amzn.to/bsTAcb >

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編集後記(03/21)

●"絶体絶命"がテーマの映画DVDを続けて見た。3本目は「9INE(ナイン)」、原題は「Nine Dead」。ホラー映画「SAW」のイメージを盗んだパッケージだが、こういうシーンはないし(「Nine Dead」は死体で数字の9を描いていてけっこうナイス、でもそれもSAWの真似なのだ)内容もホラーではない。一人づつ殺されていくが、基本は謎解きである。何者かに拉致された9人の男女が密室にいる。それぞれポールに片手錠でつながれているから自由はきかない。床にばらまかれたチョーク、壁には10分間のカウンター。覆面男が現れ「何故お前らがここに集められたかを答えろ。みんなで話し合え。答えられなければ10分置きにひとりずつ死ぬことになる」と、ムチャクチャ不条理な宣告をする。

本当に10分後、一人が射殺され、悪ふざけでないとわかった8人は、それぞれが問題解決のために情報を出し合うことになるが、もっと真剣にやれよといいたくなるほどいい加減。他人事じゃないんだ、10分後にはまた誰か確実に死ぬんだぞ、お前かもしれないぞ。絶望感、緊張感がまったくないから(ってとこで、この映画はダメダメだ)、コメディみたいな会話劇。見ず知らずだと思われた彼らだが、話が進むに従い何人かは顔見知りで、不倫関係にあった2人までいる。一番まともなサラリーマン風の男が、みんなの話から得たことをチョークで壁に書き付けたりして、ジグソーパズルがだんだん組み立てられてゆく。このゲームを仕組んだ覆面男も含め、感情移入できる人物は誰もいない。オチを知ると、あー、見なければよかった......。

いろいろなイベントでプロ歌手の「君が代」独唱があるが、ほとんどが聞くに耐えない代物ばかりだ。一方、センバツ開会式の女子高校生による「君が代」歌唱はいつでも完璧、感動的で、毎回楽しみにしている。今年もよかった!なんという美しい「君が代」だ。生きていてよかったとさえ思う。(柴田)
< http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0033X7P9K/dgcrcom-22/ >
→アマゾンで見る(レビュー16件)

●「本を捨てる口実」。ですよね。自炊した本のうち、iLiadで読んだのは数冊だけ。/地震の「4年以内70%」に本気で怯えてた。そうだったのか。/そういえば出がらしのお茶でも良かったりする。/iPhoneやiPad。Bluetoothのワイヤレスキーボードではかな入力ができず、断念した覚えがある。後記にも書いた。先日、久しぶりにワイヤレスキーボードで入力しようとしたら、なんと、かな入力できるではないか。いつから? なぜ試したかの理由を延々と書いていたが、後記には長過ぎるのでカット。Bluetooth接続し、設定の一般→キーボード→各国のキーボードを選ぶ。ハードウェアキーボードをJIS配列にすれば、かな入力。US配列にすればローマ字入力。これはiPadでも同じ。入力中に出てくる候補画面では、キーボードの右向き矢印を選べば、入力途中でも選択できる。いつからだろうと調べていたら、iOS5のキャプチャ画面にJISキーボード表記があるので、去年の11月からなのかもしれない。/Siri中は通知センター(シャッターみたいなやつ)を表示できない。/iOS5.1では、iPhone以外にはメッセージ(MMS)内に絵文字を入れても表示しない。ドコモのフィーチャーフォンに送ったら、絵文字部分は空白になっていた。ユニコードの位置が変わったのだそうだ。辞書登録して回避する人が出始めている。次のバージョンアップで対応するらしい。(hammer.mule)
< http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20111019/1038357/ >
iOS5の設定画面
< http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51704146.html >
WEB業界ろくろ回しすぎワロタwwwww ←前号に掲載しようとして忘れていた