エンドユーザー大変記[28]さらば、ブラウン管テレビ
── ジョニー・タカ ──

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我が家で17年使っていたブラウン管テレビがついに壊れてしまった。

音だけは出るが映像はまったく映らず、右上に表示される入力ソースも表示されない。これが壊れたパナソニックのテレビ。これをコンポジット接続でひかりTVのチューナーで視聴していた。
< http://yfrog.com/ob9tzwpuj
>

一般的に、どのメーカーも部品の保全期間を8年としているが、およそ倍の年数を使ったことになる。その17年の内およそ8年は、大学の授業や仕事でほとんど家にいなかったから、その分余命が延びたのだろう。

結局ついにテレビを買わざるをえないのだが、予算に限りがある。壊れたテレビの引き取り&リサイクル費用もトータルで予算を組まないといけないのだ。結局、融通の効きやすさを含めて、東芝のREGZA19インチにすることにした。買ったのは横浜のヨドバシ。
< http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/b3/index_j.htm
>

金額的には本体+リサイクル費用+アンテナケーブル+テレビに直接接続するLANケーブルで24,000円程度。本体自体は19,500円。何でこんなに安かったのかは、後で調べたらモデルチェンジが控えていたためだと分かった。




オプションで設置(組立&テレビの設定)もしてくれるのだが、「これぐらいなら自分で出来る!」と昔のIT企業を放浪していた時の血が騒いだので、自分で設置する代わりに5年の延長保証を付けて貰う。

夜には届くのでそれまでケーブル類の整理をする。届いてすぐにブラウン管テレビを回収してもらった。さらばブラウン管テレビ。17年間ありがとう。98年のベイスターズ38年ぶり(当時)の優勝と日本一も、大学の授業をほったらかしてこのテレビで見たし、散々ゲームで使い倒した。

その後スタンドを組み立て、スタンドを本体に取り付け、アンテナケーブルとテレビに直接接続するLANケーブル、そしてひかりTVのチューナーに接続するHDMIケーブルを取り付け、テレビの設定。そうするとこうなった。
< http://yfrog.com/obhabfbj
>

スタンドに取り付けるネジと、スタンドと本体に取り付けるネジのネジ穴が小さいのか、それともネジが若干大きいのか、ネジが入りづらい。これは経年劣化での考慮しての余裕をもたせているのかもしれない。

テレビの設定自体は、デジタルチューナーを設置する時に慣れていたので、案外サクサク終わってしまった。それでも2時間。

ああキレイだ。インチサイズは小さいかもしれないけど、とりあえずはこれで十分だ。もっと先になったら、標準である32インチがこれくらいの価格になるだろうと予測しているので、それまで待っておくつもりである。

あえて欠点をいえば、リモコンのチャンネル部分に傾斜が付いていて、ちょっと押しづらい。あと画面表示(チャンネルや音量)の大きさが変更できないこと。チャンネル以外のボタンがやや小さく、特に電源ボタンはもう少し大きくてもいいのではないか(まぁ、リモコンがゴチャゴチャあるよりマシかもしれないけど)。

それから、サイズの都合上、どうしてもステレオで聴き取りづらい。大きさによって、フレーム部分に余裕を持たせられるのでサラウンド機能を搭載できるのもあるが、これは19インチなので致し方あるまい。

次はハードディスクを買ってきて録画を試してみるつもりである。

【ジョニー・タカ】johnnytaka32(a)gmail.com

1976年、横浜・関内で生まれ、上州と越後の風を受けて育ち、来世でもFUNKを踊り続けるフリーランサー。ヴァーチャル・キャラクターに曲を付けて選曲を展開する"コンピレーション"を1998年から行っている。2012年はようやく発売されたPSPソフト『フォトカノ』のコンピレーションを展開予定(と言っても勝手にやってるだけです。それを続けて14年目)。PS3でも『THE IDOLM@STER2』が発売されたので、そちらの選曲作業も始めてます。
< http://music.ap.teacup.com/cafedejohnny/
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日常ブログ < http://ameblo.jp/johnnytaka/
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ツイッター < http://www.twitter.com/johnnytaka1962/
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テレビを買いに行ったついでに、Ratina MacBook PROを見に行った。確かに綺麗ではあるけど、微妙にずっしりした感があり、従来のMacBookPROと比べると当然持ち運びには慎重になる。17インチの製造をやめたのはこれが理由かもしれない。価格も微妙に27インチiMacに届く金額ではあるので、WWDCでこれが発表された時には驚いたが、実際に現物に触れてみたら一歩立ち止まって考えたくなってしまう。

しかしこの訳はやっぱり凄すぎる。
「一段とクイック」「あえてパワフル」──Apple新商品のキャッチコピーが直訳すぎると話題に(ねとらぼ)
< http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1206/14/news087.html
>
"すべてのナノメートルに力を与えました"になると、日本人でも意味がわからない。

私用も含めて横浜の外れ(ほぼ町田に近いところ)に行く。八王子街道が空いていたのでスムーズには行けたのだが、鬱蒼とした森なので物凄く湿気が多く、自分の地元より蒸す感じがした。なにがマイナスイオンだよ、と思いつつも重い荷物を持って帰ってきた後のビールが美味かったこと。

その所用も兼ねて区役所に行った。詳細は書けないのだが、前例のないことだけに区役所中が上へ下への大騒ぎになった。いつも「公務員はマニュアル対応だ」と文句を言われることが普通なのだが、今回は殆どの職員がマニュアルと首っ引きになっていた。それはやむを得ない。ない前例でまたマニュアルを改訂しないといけない。それはITの世界でも一緒であると感じた(散々マニュアルを作らされた立場から言えば)。