[3344] NAVERまとめ、iPod touch、情弱、そしてScrivener(スクリヴナー)

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《ドイツでは『困ったときは駅に行け』という言葉がある》

■わが逃走[112]
 ドイツよいとこの巻 その1
 齋藤 浩

■電網悠語:HTML5時代直前Web再考編[198]
 NAVERまとめ、iPod touch、情弱、そしてScrivener(スクリヴナー)
 三井英樹




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■わが逃走[112]
ドイツよいとこの巻 その1

齋藤 浩
< https://bn.dgcr.com/archives/20121004140200.html
>
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円高ユーロ安、さらに仕事が減って時間もできたので、憧れの地・ドイツへ行ってきた。

前回書いたとおり、流線型蒸気機関車に会いに行くってのが第一の目的ではあったのだが、ライカやポルシェなど質実剛健なプロダクトを生み出す国柄とか日本人と並び称される几帳面で真面目でむっつりスケベな人柄とか、前の大戦における敗戦国としてのメンタリティとか、そういったことにも興味があったのだ。

ドイツの人たちは旅行者に対してとても親切だ。おフランスとは違い、言葉がうまく伝わらなくても、こちらの意思を理解しようという"歩み寄りの気持ち"がある。

ホテルでもレストランでも中学英語でほぼなんとかなったし、田舎町のカフェや博物館では、さらにジェスチャーと筆談でなんとかなった。

初めての地は誰だって不安な気持ちになるものだが、ドイツの人たちの、そんなちょっとした心遣いが旅行者をリラックスさせてくれる。私はますますドイツが好きになった。

ドイツの人たちはもの静かで真面目で几帳面できれい好きだ。噂どおり列車は時刻表通りにやってくる。長距離列車は多少遅れたが、情報がわかりやすく電光掲示板に表示されるので、初めての鉄道旅でも不安は少ない。

車内も静かで清潔。ゴミは誰もが持ち帰って、ホームにあるゴミ箱にきちんと分別して捨てていた。公共のものはみんなで守ろうという意思が強いのだ。

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ローカル線に乗るひとたち。とてもマナーが良い。

車窓からの風景を眺めていて気づいたのだが、どの家も庭がきちんと手入れされていて美しい。ドイツでは庭は公共のものに近いという意識が強く、落ち葉や雑草も掃除してあり、道具は整理整頓され、ゴミを外に置くようなことはもちろんしない。素晴らしい。

アメリカでゴミをまき散らしたガキに注意したら「なんで? 掃除するひとの仕事がなくなっちゃうよ?」と純粋な瞳で言い返されたという話は有名だが、こんな国に日本もドイツも負けたんだと思うと腹立たしいぜ。おっと話がそれた。

ドイツの駅も美しい。中央駅とされる駅はどこも活気があって気持ちがいい。そして落ち着いている。

日本のターミナル駅のような慌ただしさがないのだ。もちろん治安もいい。掲出される情報も整理されているので、案内表示に従って移動すれば迷うことも少ない。

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ハイデルベルク中央駅の案内板。

これって当たり前のことなんだけど、日本の駅みたいにトイレの脇に「あっちにトイレはありません」「こっちにもトイレはありません」「トイレはここです」のような駅員が良かれと思って手書きした張り紙のような"余計なお世話"が皆無なのだ。トイレの位置を示すピクトグラムがあるだけ。

我が国では親切は足すことだとする傾向があるが、それがかえってスムーズな情報伝達の邪魔をしていることがわかる事例といえよう。

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ミュンヘン中央駅の案内板。

また、ドイツではコンビニなんてものはなかなか見当たらないが、駅に行けばテイクアウト可能なさまざまな旨いものが手に入る。ちょっとしたスーパーマーケット的な店や薬局、本屋なんかもある。

ドイツでは『困ったときは駅に行け』という言葉があるそうで、今回の旅でも駅のおかげでずいぶん助かった。

余談ではあるが、ハイデルベルク中央駅の本屋には『YAOI』コーナーなるものが存在し、日本のボーイズラブ作品だけでなくYAOI-MANGAの描き方やポーズ集などもドイツ語に翻訳されて販売されていた。おそるべき充実ぶりである。

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ハイデルベルク中央駅の本屋

さて駅の構造についてだが、施設が完全なバリアフリーかといえば、そうでもない。しかし、ドイツの人たちの意識がバリアフリーだった。車いすの人が列車から降りようとしていたら、ごく自然に周りの人たちが介助する。それがドイツでは当たり前なのだ。

観光地でも美術館でも、車いすの人たちを多くみかけた。障害を持つ人もごく自然に街に出て、公共機関を利用するし散歩もする。

ものすごく当たり前の姿なんだけど、ものすごく感動したオレがここにいるわけです。なんというか、ドイツでは民意が国へ上がってゆく印象だが、日本では国から下りてくるのを待ってる印象なんだな。

我が国の公共交通機関におけるバリアフリー化は確かに見た目上進んでいるけど、「国がバリアフリーにしろって言うからしました」でなく、職員も利用客も一市民として相手が誰かを見て考えなきゃね。

ちょっと前、よく利用する駅の階段の手すりに『◯◯方面はこちら』という内容の点字プレートが取り付けられたのだが、よほど大切な点字プレートだったとみえて、傷つかないよう上から厚手のビニールのシールで保護されていたのだ。冗談みたいな事実である。

悲しいけれど、日本はまだ発展途上国だ。

ドイツはもちろん道路もきれいだ。ごみひとつ落ちてない。そしてとくに自転車の交通マナーが良かった。

法律もしっかりしているし自転車ゾーンの整備が進んでいるというのもあるが、日本みたいに赤信号を突っ込んでくるヤツもいなければ、歩道を歩いていてどつかれることもない。街行く自転車のほとんどが手信号で方向指示を出すので、自動車の運転手も安心だ。

いつだったか出先でオートバイの電装系が全てダメになったことがあり、手信号で帰ってきたことがあったのだが、後続の運転手はその意味を理解できなかったらしくとても恐ろしい思いをしたことがあった。

ドイツでは教育が行き届いているので、そういった場合も安心かもしれない。

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ニュルンベルク市内。路上にはごみひとつなし。

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ハイデルベルク市内。観光の中心であるにもかかわらず雑踏感がなく清々しい。

ドイツはトイレもきれいだ。博物館も美術館も駅もショッピングセンターもビアホールも、トイレはとてもきれいだ。ここでもみんなのものだから大切に守ろうという意思を感じる。

中でも感動したのがピナコテーク・デア・モデルネ(ミュンヘンの現代美術館)。あまりの美しさに、インスタレーションのひとつかと思ったほどだ。

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ピナコテーク・デア・モデルネのアサガオ群。感動のあまり手ブレしている。

例によって"アサガオ"の位置は高い。身長170センチでぎりぎり背伸びしなくていい高さだ。これもまあ、外国に来たぜ感を象徴するいい思い出となるのだが、馴れてくると用を足す度に自分の足の短さにがっかりするとも言えましょう。

そして、とても印象深かったのは男性トイレにおけるエログッズ販売機の存在である! ニュルンベルクのそれなりに有名なビアホールで発見。

< https://bn.dgcr.com/archives/2012/10/04/images/008 >
いちばん左はコンドーム。まあそれならわからなくもない。

おねいちゃんと仲良く飲んで、今日はイケるぜ! となったときにごく自然に買えるわけだしな。しかし、右へ行くに従ってタイヘンなことになってくる。別にいかがわしい飲み屋とかじゃなくて、ごく普通のガイドブックにも掲載されているビアホールなのに。

店内は歴史と伝統を感じさせる美しい内装、店員はみな親切。で、こんなもの売ってるのか!

これは今回の旅において、けっこう衝撃的な出来事だったのだが、同様の自販機をミュンヘンの有名ビアホールでも目にしたので、これはドイツにおいてデフォルトってことなのであろう。

落ち着いて考えてみたら、これは有効な販売法かもしれない。4ユーロだったし、土産に買っとけば良かったかも。

帰国後友人に話したところ、フランクフルト空港にはアダルトグッズの専門店が入っているそうで、なるほどドイツ人のむっつりすけべを表す良い例だとも思い、ますますドイツが好きになった齋藤浩である。

【さいとう・ひろし】saito@tongpoographics.jp
< http://tongpoographics.jp/
>

1969年生まれ。小学生のときYMOの音楽に衝撃をうけ、音楽で彼らを超えられないと悟り、デザイナーをめざす。1999年tong-poo graphics設立。グラフィックデザイナーとして、地道に仕事を続けています。

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■電網悠語:HTML5時代直前Web再考編[198]
NAVERまとめ、iPod touch、情弱、そしてScrivener(スクリヴナー)

三井英樹
< https://bn.dgcr.com/archives/20121004140100.html
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NAVERまとめを始めてみた。いや、楽しい。アクセス状況を見るのがこんなに楽しみなのは久々だった。まぁ、たまたま微妙なビギナーズラックに当たったからなのだけれど。

   第5世代 iPod touch 5Gが気になってしょうがない、iPhone5よりもw
   < http://matome.naver.jp/odai/2134761286428986201
>

   ある程度長めの文書を書く人(物書き/小説家/脚本家/文筆家...)のた
   めのツール
   < http://matome.naver.jp/odai/2134892061350700701
>

iPod touchの方は、Twitterの声を拾ったものを、分類した形式。物書きツールは、紹介サイトの文言を使っての、ソフトの紹介。方法は違うけれど、全体文字量に於ける自作文字の分量がかなり少ない。隔週のデジクリのために、ない頭を絞り文字をひねり出している現状を考えると犯罪的にさえ思える。

それで、アクセス量によってお金さえ頂ける。ただし、8万viewを出しても、今現在の見込み「インセンティブ」は1,800円ちょっと。かけた時間を考えたら、時給200円行ってない気がする。更に現金化は、3,000円からのようなので、今現在は絵に描いた餅状態。

これもゲーミフィケーションの一種なのだろうと思う。Blogでコツコツ書くよりも、何だか緊張感がある。何だか共通の土俵で闘っている感があり、他の人の工夫が気にかかる。別に競争している訳でもないのに、更に頑張ろうという想いが沸き上がる。巧く乗せられているのも分かるけれど、それほど悪い気もしない。いち早く話題をキャッチして、検索して、サクッと数十分で書き下ろせる人には、かなり強力な舞台なのだろう。

でも、いかんせん、自分の記事は自分の子どもであるように感じる人には、ちょっと量産そのものが厳しい気がする。記事単体ではなく、記事群で競い合う団体戦だから。

そもそも個々のコンテンツ作成屋さんではなく、編集とかキュレーション自体が好きな人がやるべき分野なのだろう。自分の狙い通りにムーブメントがウネリ出した時に感じる高揚感はかなり高いんだろう、と思う。

とは言っても、同じ趣味というか同じ感性に共感し合っている感が、アクセス数、もっと有り体に言えば、インセンティブの金額という形で表示されるので、金銭欲や注目受けたい欲あたりに、諸々刺激を受ける。ちょっとしたギャンブル感もある。だから楽しいし、良いまとめ記事も生まれて行くのだろう。

そして、まとめのトップページに掲載されると、あっという間にアクセスが上がる。その時間帯にどれだけ稼いだかが、その後ののびシロに影響するようだ。これは、怒られるかもしれないけれど、パチンコのフィーバー的(って未だ言うのでしょうか、もう何十年も行ってないので、適切かよく分かりませんが)。



同時に「検索」という分野でも考えさせられる。よほど編集者の目が独特でない限り、同じテーマの「まとめ」は当然複数できる。多少の妬みを否定できないが、ちょっと比較してみよう。

   ▽私の記事
   第5世代 iPod touch 5Gが気になってしょうがない、iPhone5よりもw
   < http://matome.naver.jp/odai/2134761286428986201
>
   ▼2012/10/3 17:30頃
   お気に入り:212 / view:80,705
   Hatena Bookmark:2 / Twitter:97 / Facebook:32
   「iPod touch」をGoogleで検索 → 20ページ目

正直言って、Googleで20ページ目の検索結果で、ここに辿り着く人がいることに驚いている(基本的に、「まとめ」内からの流入でしかないことは、作者ページから分かっているのだが、それでも多少いる)。私は通常見ても3ページまで。

これに対して、同テーマの横綱は下記のような状況。このまとめは、昨日までは検索で最初のページに出ていたので、増加の勢いはもっとあったし、今でも増え続けている。個人でまとめた記事が40万回も人の目に触れるという状況だ。

   ▽「横綱」記事
   【第5世代iPod touch】もうすぐ会える!?─NAVER まとめ
   < http://matome.naver.jp/odai/2133475166784736201
>
   ▼2012/10/3 17:30頃
   お気に入り:46 / view:411,846
   Hatena Bookmark:8 / Twitter:57 / Facebook:65
   「iPod touch」をGoogleで検索 → 2ページ目

iPod touchという同テーマではあるけれど、記事内容というか編集方針の趣は明らかに異なる。「横綱」は噂や発表という事実を主体にしているけれど、私のは発表に触れた人たちの反応を通して、実はiPodtouchの宣伝をしている。こんなに良いんだよ、と共感を促している。

そのあたりが、「お気に入り」の数の差に出ているのだと思うのだが、Googleは、横綱を良記事だと判断しているようだ。ちょっと悔しい(笑)。自分のBlogなら、metaタグなり色々と試してみるけれど、同じ土俵ではそういう手は使えない。なんて考えていると、SEOのためのSEO泥沼に入り込んで行く、面白い記事よりも、Google様に気に入られる記事...。

という悶々を経て、ちょっと冷静になりつつあるけれど、いや、そもそももっと正しいNAVERまとめの使い方があるのかもしれないが、換金は付録くらいに思って始めてみるのは良いことだと学んだ。

書いて(まとめて)いて楽しいし、そこそこ書き易いし(見出しとコンテンツという2元論ではなく、情報のブロックという概念が欲しい)、自分のBlogには素材を書いておいて、NAVERには他記事も参照しながらまとめるというスタイルもある。

iOSアプリでは、作者はView数程度は参照し易くなっている。今後SNS系の動向などもモバイルデバイスでチェックできれば、もっと解析的に編集するという練習の場にもなりそうだ。もう少し色々と試してみるつもり。



iPod touchに関しては、世のツブヤキの見事さに圧倒された。巧いこと言うなぁの連続。実は140文字の制約は国民皆コピーライター化への一歩目だったのか、とさえ思ってしまう。見事。まとめながら自分が煽られ、ますます欲しくなる。

同時に学んだことだが、Wi-Fiのみのデバイスに対する蔑視的なもの。私は、子ども達にはiPhoneを薦めたけれど、自分ではiPod touch+Wi-Fiルータ+PHS電話(Willcom)。自分でさほど「情弱」だとは思っていないけれど、基本的にはこと足りている。常に全方位臨戦体制だ、ではないけれど、そんなに闘えないからこれで充分。

   ▼情弱(情報弱者)
   情弱とは─はてなキーワード
   < http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%F0%BC%E5
>
   情報弱者とは(ジョウホウジャクシャとは)[単語記事]
   ─ニコニコ大百科
   < http://goo.gl/A6h5
>

   ▼情強
   情強/情報強者/同人用語の基礎知識
   < http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok_j_k.htm
>
   ▽蛇足ですが...
   じょう‐ごわ【情強】 の意味とは - Yahoo!辞書
   < http://dic.yahoo.co.jp/dsearch/0/0na/09028300/
>

Twitterを見ていると、本当に罵倒語として使っている人を、まま見る。元々はデジタルデバイドで取り残される人を救うには何ができるかを論じるために作られた言葉だと思っていたのだが、現状はちょっと違うようだ。

乱暴にまとめると、いつでも何処ででもネットにある程度の太さで繋がらないと駄目でしょう(人として?)、というベクトル。これも、3.11を経て私が考えて来たものと大分違う。

最低限の情報にはアクセスできないと困るけれど、得られた情報には振り回されないで、考えられるだけは自分で考えられるようにしておこう、というスタンス。

非常時には情報が遮断される。その時に備えるためにも、自分で考えることや疑うことを練習しておかないと、と思っている。私はエンジンがかかるのに時間がかかる方だから、日頃からこうしておかないと、と。

けれど、最低限のアクセスという部分に幅がある。そこが、通信費をどうまかなうかで変わってくる。ここが決して安い訳ではないので、情弱/情強議論に貧富の差的な色合いがついて、蔑視感が強まる。

でも、大手メディアが有料会員制の方向に傾いていることも考えると、デバイス/通信費/メディア費、そしてそれにかける時間と、かなりの部分を色々と占領されそうな気配だ。そして、そうした「情強」な人は、昔近所にいた、新聞を複数取っている(良い意味での)インテリオジさんとも違った風景でたたずむ気もする。

様々な無料公衆無線LANサービスが広がる中、情報のアクセスの仕方、活かし方も多様性を帯びてくる。良い方向で伸ばし、伸びて行ってくれると嬉しい。

   「無料の公衆無線LAN」を"使い倒す"コツは?
   ─日経トレンディネット
   < http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20120927/1044076/
>



最後にもう一つ、Scrivener(スクリヴナー)。読み難い製品名だ、が第一印象。漸く試用期間が過ぎて購入したばかりだけれど、長文を書くのに使うエディタで、色々と探しているうちに出会えた。大分高機能で、未だ全機能の半分も使っていないと思うけれど、中々気に入って来ている。

いつも長めの文書を書く時には、部分的に「たため」ないかと、ずっと悩んでいた。章立てはマインドマップ的なツールで書けるので、もはや何処ででもデジタルでやれるようになっていたけれど、肝心の文字部分で困っていた。

脳内整理力がいい人は、マインドマップで章立て設計時にソゴ無く組立てられるのだろうけれど、私は書きながら悩み始めて、そして書き上げるタイプ。だから、中身を書き始めてからどうしても章立てを再構築する必要がある。

それを単なるテキストエディタだと、見通しが悪くて困っていた。で、困っていることを言い訳にして、書かなかったり逃げたりしてしまう。見通しを良くするには、部分的にたためるようなエディタで、そのたたんだ部品を自由に順序変更できるものが最適だろうと思っていた。

だから、むりやりHTMLで書いて、意味なくpタグでくくっておいて、それをたためるエディタで整理したりしていた(プログラム系ではこの手のエディタが結構ある)。でも、最終的にタグを削除したりするのが面倒だし、そんなところに頭を使っているので、無駄にもがいている感があり、楽しく書けない気分が増していた。

今試行錯誤中のフローは、以下:
1)マインドマップで章立てを行う(SimpleMind)
2)opml形式で保存して、Scrivenerで読み込む
3)中身を書きながら、順番を再構築する
4)コンパイルで、text形式で出力して、InDesignに流し込む
5)InDesignで、画像なども合わせながら、PDF化する
 → InDesignを使わなくても、textにさえなっていれば、色々と活用できる
 → EPUB形式でも直接出せるので日本語環境を見ながら後々試す予定

一番嬉しかったのは、書きながら章立て再構築という、こうした書き方をすれば良いと思ってくれる人が他にもいてくれたこと。あぁ間違っていないんだと、未だちゃんと書いてもいないのに安心してしまう。しかもそれが実装されていて、Ver.2になっているのが尚嬉しい。未だ知らないことばかりに出会う。

さてさて、遂に出会ってしまった。言い訳がし難くなった。...なので、書き出す文書の品質改善を示さなくてはならなくなった。頑張ろう。精進精進。

【みつい・ひでき】@mit | mit_dgcr(a)yahoo.co.jp
< http://www.mitmix.net
>

・OSは、人で言うと「品格」ではないでしょうか?
人格はVersionUpできないけど、品格なら上がって行ける。下がってしまう残念な人もいるけれど。→ 昨日のまつむらさんの記事、考えてしまいました。
・今期、あと2回!

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編集後記(10/04)

●いわゆる慰安婦問題。いやなテーマだが、「嘘も百遍繰り返せば真実になる」という通り、韓国によるプロパガンダが着実に成果をあげているので、もはや放置しておくわけにはいかない(もはや、なんて今頃言っても遅いのだけど)。日本政府が長年にわたり事を荒立てるのをおそれ、有効な対抗措置をとらずにいたせいで、アメリカにまで慰安婦記念碑が建てられ、在米日本人子弟がいわれのないいじめに遭っているという。

いわゆる慰安婦に関するウソは論理的に完全否定できる。それを世界に向けて発信しなければならない。だが、聞く耳を持たぬ相手にはなかなか効果があがるまい。そこで韓国向けには、発想を転換してみたらどうだろうと、古川裕さん(大学教授)があるメルマガに投稿したテキストがじつに興味深かったのでご紹介したい。

「つまり、我々の祖先が歴史の歪曲で誹謗されるならば、その歪曲歴史観を主張すれば自分達の祖先も否定することに気づかせるのだ。20万人もの朝鮮女性が慰安婦として連れ去られたということは、当時の韓国人男性、父親、兄弟、彼氏は日本人の迫害に怯えて、娘・姉妹・婚約者が連れ去られるのを黙って見ていた腑抜けだった証拠になる。祖先を敬う儒教の国民が、自分で祖先を非難することになるのは、ウソをつくよりも耐えられないのでは?」もう一つは、韓国の地域対立を利用するというのだが、それは省略。

「婦女子の強制連行がなかったと思う根拠の第一は、もしも婦女子の強制連行があったとすれば、その目撃者は強制連行された者の何倍もいたはずだし、いかに戦時中であっても大きな抗議運動が展開されて当然であるはずだが、目撃証言も抗議運動も一切なかった事実である」と、朝鮮総督府の事務官として仕え、当時の実情をよく知る大師堂経慰氏の遺稿にある。

こんにち常軌を逸した対日抗議活動に盛り上がる韓国だが、祖先は極悪日本人の非人道的な行為に対してなにひとつ抗議することもなく、唯々諾々と従った、誇りを失った腑抜けであった、なんてことを子どもたちに教育しているのだろうか。まさかねえ。彼らから、いわゆる慰安婦問題を持ち出されたら、祖先の話をしてみよう。(柴田)

●ドイツのトイレ写真に感動。美しい。美化の意味だけでなくプロダクトとして。/これ三井さんのだったの! 偶然訪問していたよ〜。/慰安婦問題や南京大虐殺。理屈じゃ無理なような気がしてる。突き詰めていくと「うるさい、うるさーい、理屈はいいの、苦しいのこっちは! あなたたちのせいだ。」って言われるに決まってる。で、「そうよねー。加害者はあっち。」で終わりそう。日本人の考える面子とあちらの考える面子は違うような気もしているし。

筋が通っていても、証拠があっても通してくれない領土問題や呼称問題(日本海だっちゅーの!)、挙げ句の果てには、空手はテコンドーが祖先だの、剣道は韓国発祥だの。中国も韓国も若い国で(中国は1949年、韓国は1948年にできた国)、祖先や知恵、歴史を捨ててきている。偉い人のいた中国と今の中国とは人種も文化も違う。だから歴史を作れちゃう。声の大きい人の意見が通るのはどこの国でも同じだし、日本は小さな国で人口も少ない。ドイツはどうやって乗り切っているんだろう。

最近、iPhoneとiTunesとの同期でエラー。iPhoneにインストールされているAppが判断できないだの、同期してもエラーが出ていくつかのアプリが同期できないだの、iPhoneからアップデート中と表示されたまま、アップデートの終わらないAppがあったり。解決方法はiTunesとiPhoneの再起動、iTunesストアからサインアウトとサインイン、iFunBoxでのRAWファイルシステム→Downloads→downloads.28.sqlitedbデータの削除など。いったん直ったと思っても、しばらくしたらまた発生。iTunesのApp同期画面では、「デバイスを読み込み中」のまま。

iOS 6からは、新しくダウンロードしたもの、アップデートしたものは2面目の最初に並ぶようになった。たぶん11面すべて使い切り、はみ出していた(検索しないと呼び出せないアプリがある)からだと思う。2393本のアプリをダウンロードしていて、そのうちの1074本がiPhoneに入ってる。そのうち試そうと思いながら放置しているものもあって整理したいんだけど、iTunesにデバイス画面が出てこないため不便している。

本数は多いとはいえ、11面にはそれなりにわかるように並べていたのに、2面目から並び始めるようになると、次々と押し出しされていき、よりいっそう不便に。iPhone 5なら多く並べられるのになぁと思ったり、きっと同じことになるわねと思ったり。(hammer.mule)
< http://ameblo.jp/konaruki/entry-11310103428.html
>
"待機中‥"のままを解決するでござる