[3366] あいほん紛失! そのときワタクシは

投稿:  著者:  読了時間:20分(本文:約9,600文字)


《印度映画祭なのにパキスタン映画?》

■アナログステージ[86]
 あいほん紛失! そのときワタクシは
 べちおサマンサ

■デジタルちゃいろ[25]
 ウナギと地域文化の狭間
 browneyes




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■アナログステージ[86]
あいほん紛失! そのときワタクシは

べちおサマンサ
< http://bn.dgcr.com/archives/20121106140200.html >
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「世界中のヒトたちコンニチハ!」と、インスタグラムでコミュニケーションに潤いを与えていた矢先(前話参照)、iPhone4(以下、あいほん)を失くした。正確には「地下鉄でうっかり寝ていて、置き忘れてきた」というのが正しいのだが、主人の元を離れて、独り旅に出たあいほんは、駅の忘れ物コーナーにお邪魔しているわけでもなく、警察に保護されているわけでもない。

ワタクシ、新幹線だろうが飛行機だろうが、移動中の乗り物で「うたた寝」をすることはほぼない。限りなくゼロに近いはずなのに、蓄積された疲労と、軽く飲んでいたこともあって、うっかり寝てしまった。暖かい座席にガラガラの車内。地下鉄が揺りかごになってしまっていた。

いつも超爆睡していたのに、降りる駅に近づくと、シャキッっと目覚めるサラリーマンなどを見ては、「すごいなぁ......、これって特技だよなぁ」と感心しつつも、ふだん車生活のワタクシには、当然持ち合わせていない奥義だ。

寝起きの無防備っぷりといったら、産まれたばかりの赤子のようなもの。目が覚めて瞬間的に把握できるのは、まったく関係ない場所に運ばれているという事実。目覚めた瞬間が移動中であれば、「あら、こんなところまで来ちゃった、テヘへ」とヨダレを拭いながら頭の整理ができるが、駅に停車中に目覚めてしまったもんだから、「うわ、やっべ!」と慌てて電車から降りてしまったのだ。これがいけなかった。

反対の電車に乗り、「寝過ごしちゃったなう」ってTweetしようと、ケツポケに手をやるが、あいほんがない。ショルダーバッグの中に仕舞ったのかな? とバッグの中を探してもない。さっき乗っていた電車の中に、置き忘れてきた現実を理解するのに、数秒も掛からなかった。

あいほんが乗った電車と、ワタクシが乗った電車は反対を走っている。あいほんとの距離は縮まるどころか拡がるいっぽう。しかも電波が届かない地下鉄の中なので、もう一台の携帯電話から回線を止めることもできず、地上(目的駅)に着くのをソワソワしながら待つ。

「ん? 駅着いてもどうしようもなくね? あいほんが『ちょっとー、なんで独りで帰っちゃうのよー、もう、プンプン』なんて言いながら一人で戻ってくるわけではないし、とりあえず自宅まで戻ろう」と帰宅してしまった。その思いの中に、親切なヒトが駅員さんに届けてくれるだろうという、勝手な思考が潜んでいたことも事実だ。

●慌てて回線を止めたのが間違っていた

甘かった。実に甘かった。世の中、争いを一切好まず、ともにパンを分け合い、右の頬を打たれたら左の頬を向けるような、親切で優しいヒトばかりなら、法も警察もいらねー! ってくらい甘かった。どうやら、ワタクシのあいほんは、見知らぬ誰かにお持ち帰りされているようなのだ。

話が前後してしまうが、帰宅早々にiCloudであいほんの位置を調べておけばよかったものの、「明日でももいいや、とりあえず回線だけ止めておこう」と、ソフトバンクのサポートに連絡し、「すみません、あいほん紛失したようなので回線止めておいてくだされ」と先走ったのが、最終的に大失敗ということに後から気がつく。

・iCloud
< http://www.apple.com/jp/iphone/icloud/ >

翌日、iPadから『iPhoneを探す』で、迷子の仔猫ちゃん(あいほん)のデバイス位置を確認してみる。オフラインになったまま。iPadとiPodの位置情報は正確に自宅にあることを表示しているので、「電波が届かないところにあるのかなぁ、それとも誰か電源OFFにしてくれたのかぁ」と、ハチミツのような甘さが残っていた。

・iPhoneを探す - Apple
< https://itunes.apple.com/jp/app/iphonewo-tansu/id376101648?mt=8 >

ラボ(仕事場)に到着や早々、部下ちゃんにあいほんを落としたことを話すと、「もしかして回線止めちゃったんですか?」と、高菜食べちゃったんですか!?(※下記URL参照)くらいの、なんだか懐かしい危機感に迫られる。

部下ちゃんの話をよく聞いていると、どうやら『iPhoneを探す』でオフライン表示なのは、回線を止めてしまったのが原因のようだ。

だんだんボケボケの頭の中がクリアになってきた。そりゃそうだ、Wi-Fiで接続されているばかりではなく、3Gで接続されていたわけだし、「電車で落としてそのままなら、当然3Gで接続されていたんだから回線止めたら検出できないよな」って、『Wi-Fiだろうが3Gだろうが繋がっていて当然』の環境に麻痺していた脳が、急に怖さを覚えはじめた。

・「高菜食べてしまったんですかっ!?」| ロケットニュース24:
< http://ow.ly/f2UsU >←日本語URLなので短縮

「回線戻しても本体(あいほん)を再起動させない限り、位置情報が取得できないからダメっすヨ、やっちゃいましたねー、ゲヘゲヘ」。可愛がっている部下の「他人の不幸は蜜の味」状態の表情をみて、人の儚さを思い知る。その後、ソフトバンクのWEBから、マイソフトバンクで回線の停止や再開を行えることを教えてもらい、すぐさま回線を再開させてみる。

しかし、ここまで情弱になっているとは自分でも思っていなかった。いや、情弱というよりは、以前のように自分で手を掛けなくても(設定しなくても)、裏でスマートに処理されているので、「なにもしなくても使えて当たりまえ」の環境に馴染んでしまっており、頭の中も、それが当たりまえになってしまっていた。

●迷子のカラス(あいほん)は旅カラスになっていた

回線を再開させ、再度『iPhoneを探す』から迷子のアザラシ(あいほん)を探すも、オフライン。まぁ、当たりまえです。「あーぁ、どーしよ......」と不覚にも電車内で居眠りしたことを後悔しつつ、迷子のキリン(あいほん)に電話を掛けてみた。「プ・プププ・・・トゥルルルル...」呼び出す! 電話が呼び出しているじゃないか! 

これは、普段から品行方正なワタクシに与えてもらった、神様からの最後の救いだと信じ、10分起きくらいに鳴らしてみる。しかし電話には誰も出ない。もしかすると、いま仕事中で気がつかないだけかもしれない。お昼休みにかけ直してみるも、出ない。

「電話にでんわ、アッハハハハー」とか部下ちゃんと笑いながら喋るも、だんだんと、拾ったヤツがお持ち帰りしたんではないか?! と疑いはじめ、心中が穏やかではなくなる。

ボケーと「あいほんの中、なに入っていたっけかなぁ、あ、あのときの写真、あいほんにしか入ってないんだ、あ、あれもだ、あれも、あれも......」と、あいほんにしか入っていない写真が、頭の中でスライドショーされていく。

ソフトバンクのサポートに電話し、GPSで大体の位置検索をしてもらうも、「神奈川県横浜市戸塚区○○町の半径700m範囲にあります」とか、本当に大まかすぎて探す気が起きない。半径50mくらいなら、何とかなりそうだけど。

夕方頃、半ば諦めかけたとき、ピコーん! と閃いた。連続で呼び出しをし、充電切れさせれば、必然的に再起動させることになる。そうすれば位置情報も割り出せる! と充電切れまであいほんを追い込み、見事、充電切れさせた。

充電して再起動するのを待ちわびながら翌日を迎えるも、あいほんはオフラインのまま。電話は呼んでも鳴らない。車内で拾ったヒトが、エロ画の一枚も保存されていない写真フォルダに憤慨して、「なんだこのあいほん、つまらねーな、アプリはTwitterのクライアントばかりだし、中毒患者か?」って、道端にでも投げ捨ててしまっているのではないだろうか。

あいほん紛失から3日後、回線を再び停止させ、探すことを諦めた。

●分かっていても怠けるバックアップ

泣く泣く、『iPhoneを探す』から最後の自爆ボタン、『iPhoneの消去』を押した。「さようなら、あいほん! 楽しい思い出をたくさんありがとう! でも楽しい思い出のデータは残ってないけどね」。自爆ボタンを押すとき、なぜかデスノートで「L(初代)」が死んだあとの、MACのモニタに表示されるカウントダウンを思い出してしまった。

♪私は泣かない だってあなたの あなたの思い出だけは 消えたりしない♪

と、思わず松山千春の『旅立ち』を口ずさんでしまうあたり、もみのこチックな感傷に浸ってしまう。あいほんとの思い出は消えないが、写真データが消えたのは痛い。痛いどころではなく、激痛そのもの。

普段、ブラ撮り(ぶらっと目的なく写真撮影するお出かけ)するときは、D90を肩にぶら下げているので、あいほんで写真を撮るということは余りない。しかし、いつも毎日、D90をぶら下げているわけでもないので、必然的にあいほんの撮影ログのほうが多い。

今回の紛失劇から教わったことは、

・面倒でもパスコードはしっかりかけておく(たった4桁)
・電池消耗を気にせず、位置情報サービスをオンにしておく
・紛失しても慌てて回線を停止しない ←重要
・まずは『iPhoneを探す』で位置を特定する
・特定できたら行動
・特定できないなら回線を停止する
・各種届け出をする
・どうしても見つからない場合は自爆ボタン

皆さん、バックアップはマメに。

【べちおサマンサ】pipelinehot@yokohama.email.ne.jp
NDA拘束員であり、本当の横浜を探しているヒト
Twitterはコチラ→< http://twitter.com/bachiosamansa >
まとめはコチラ→< http://start.io/bachio >

○ジョニーマン(ジョニー・タカ)と横浜・野毛でブラ呑み。実は、ジョニーマンとは近所(?)なのに、一緒に飲むのは初めてだったりする。串焼き屋→ホルモン焼き→ハードロックカフェの3コンボで、ジョニーマン撃沈。フラフラのジョニーマンを見捨てて、いや、見送って、暫しブラ撮り。飲み足りなかったので、もう一軒寄って飲んで帰りましたー。楽しかった/あいほんが手元にないと不便なのは間違いなく、あいほん5を予約してきました。

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■デジタルちゃいろ[25]
ウナギと地域文化の狭間

browneyes
< http://bn.dgcr.com/archives/20121106140100.html >
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季節感とかお構いなしの我が家ではここ数年、そもそもウナギを手に取ることも口にすることもない状態なので、個人的にはあまり関係がなかったのですが、今年の夏はウナギ高騰でとんでもなかったようですね。一度だけスーパーで蒲焼きの値段を目にしてびっくりしました。

この町に暮らしはじめてほぼまる6年。近隣とのお付合いもほとんどない......のにも関わらず、どこからともなく耳にしていた「ウナギの漁」。想像ではなんとなく、どじょう掬い的なイメージでしたが、どうやら実態はちょっと違うらしい。

......というのを知ったのは、(ワタシが、じゃないのですが)ひょんなコトから今年の冬、漁業許可を得て、ちょっと試してみることになったから。会社を離れて一年半、自営で本格始動を始めて約一年、まさか季節労働の、しかも、なんちゃって漁師もどきなナニカにまで関わるとは、予想もしてませんでした(笑)。まぁ、ワタシはこの件は、基本的には外野として見るだけですけどね。

●謎多きウナギ事情

ウナギの、特に産卵から稚魚に至る生態というのはまだ色々と謎が多く、Wikipedia先生に尋ねてみても、21世紀に入ってから「◯◯は△△らしい」レベルにやっと少しずつ解明が進み始めてきたのかな、という印象。

深海で産卵・孵化をして、稚魚としての最終形態(?)のシラスウナギになった頃、淡水にやってきて成魚に育つ、「降河回遊」というのを行う淡水魚なのですね。しかも川の遡上の際、流れが激しい所だと、川岸から水際を這うこともある......ってシーラカンスか!

食物として日本で流通しているウナギは大別すると、天然ものと養殖ものとに分かれますが、養殖といってもどうやら「完全養殖」ではないらしい。上述のとおりで、生態自体に謎が多かったせいか、人工孵化の技術がまだまだ商業ベースに乗れるフェーズではないらしい。研究としてお金かければ何とか、という状態。

そのため、稚魚のシラスウナギを人力で捕獲して、養殖所で成魚に育てたのが現在の養殖ウナギなのですね。という理由で、主に太平洋に面した全国の沿岸部では、毎冬、シラスウナギ漁が行われます。はい、ウチの地元にある、ふたつの大きめな河口でも。

●地場限定・季節限定の漁

とはいっても、シラスウナギ漁は、いつでも誰でも出来るわけではない。冬場の決められた数か月、きちんと各自治体の漁業組合に許可をもらって行います。

ウチの地元での申請資格は、後にも先にも「市民である」こと。市民であれば、シーズン前の一定期間中に許可申請をしてはじめて漁ができます。たまたま今回、諸事情が重なり、今シーズンの申請最終日に許可申請をすることに。

漁の解禁は12月から。なのでまだ「実務経験」はありません。そもそもはじめてすぎて、解禁されても暫くは、様子見から始まるコトになるでしょう。

●不漁と乱獲と水面下の異変

......などと、天真爛漫に言ってはいるものの、ウナギの高騰と背中合わせに、乱獲は予想以上に深刻な問題にもなっていて、成魚のウナギもシラスウナギも漁獲量制限や禁漁など、近い将来、方針が決められていくことになりそうです。

□ニホンウナギ「絶滅危惧種」に 乱獲、禁漁求める声 :日本経済新聞
└< http://j.mp/SGS01O >

実際、シラスウナギ漁について書かれているブログ等を見ていると、2000年頃までは、景気のよさそうな話題も多く、ちょっとしたゴールドラッシュみたいな時期もあったようです。が、10年前後前くらいから徐々に、全国どこでも不漁続きに。実際に激減してきている様子が各地のブログから伺えました。

加えて、近年、ウナギの生態自体にも結構な異変が起きている様子。遡上のピークが何故か半年もズレているらしい、ということ。この半年ズレの原因もそれなりに生態に大きな影響はありそうですね。

冬遡上と夏遡上って、水温も潮の流れもだいぶ違うんだから、海中の環境も大分変わるだろうし、夏と冬の気温差なんて、どんな生物にとっても生活行動が変わるくらい大ごとですよね。ウナギに限らず、文字通り「水面下」で大きな変化が起きてたりするんでしょうか。

□ウナギ稚魚の回遊時期に異変 :セピアおじさんのランダム・ストーリー
└< http://j.mp/SGx3nO >

●終わりゆく地場文化

今年これだけ世間でも話題になったウナギ高騰で、しかも、乱獲が原因の大きな部分を占めているのは明白な感じもするこのタイミングで、シラスウナギ漁に参戦、というのは、ちょっと躊躇しないでもないのですが、この漁自体、既にこれから消えゆくものリストの上位に挙げられているもののような気がしています。

ウチの地元ではみなさん、頭にLEDランプを付けて網を持って、身ひとつで河口に入ってチマチマ漁をするようですが、地域によっては冬の川の風物詩として幻想的な光景のようですね。

□GANREF | 幻想漁
└< http://j.mp/SGY2j3 >

現代においての乱獲→絶滅危惧の流れは実際問題、深刻。それは否定しない。反面、それが故に、半世紀近くは続いていた、こういった各地の季節の風景も終わりを告げる、もしくは縮小されていく。

昔あったものが時代の流れでなくなっていくコトは往々にしてある。街角のビルも、気がつくと看板が変わっていく。であれば尚、気が留ったものについてくらいは、感傷的にではなく、それを機会に記録しておきたい、自分視点で。というのが、この狭間の時期にシラスウナギ漁を知ったワタシの今現在の気持ちかな。

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■今回のどこかの国の音楽

□Bol[Hona Tha Pyar Hua Mere Yaar] by Atif Aslam
└< >

ワタシがこの夏......というか秋に最も心残りだったのが、IFFJ(Indian Film Festival Japan)で上映されたパキスタン映画「Bol」を見逃したこと。

印度映画祭なのにパキスタン映画? とよくわからないコトになってますが、国内諸言語でそれぞれ大盛り上がりの映画産業を誇る印度。文字こそ違えど、言葉はほぼ一緒の仲の悪い隣国、パキスタンはそこまで経済的に豊かでもないため、国内での映画も頑張ってはいるものの、質の高い娯楽映画としては印度から人気がやってきます。逆はほとんどなし。それが現地公開2011年のこのBolというパキスタン映画、娯楽作品ではなく、社会派作品ですが、印度でも異例の大ヒットになったという。それが今年、上述のIFFJと、あと、ほぼ同時期開催の福岡国際映画祭で日本語字幕付き。

ストーリーは、父殺しで死刑を執行される直前の娘の告白で明かされていく家族の真実。タイトルのBolはSay。邦題は「声を上げる」となったようだった。衝撃の、とよく言われる結末まで、もう薄々は知ってるが、いつかはきちんと見たい。

しかも字幕は、常々Twitter上でワタシのトンチンカンなヒンディ・ウルドゥをよく指摘してくだったり、時折ヒンディ歌詞の邦訳をメールで教えてくださったりする、元東京外大の麻田豊先生の訳。

先生は日本語訳の際の日本語の表現にも、いつも物凄い神経を使われている。日本ではマーケットに乗った訳ではないので、今後、先生の邦訳で見るチャンスがあるかどうかはわからない。そんな丁寧な日本語字幕がほんの少しの機会にしか公開されないというのも非常にもったいない。

【browneyes】 dc@browneyes.in
日常スナップ撮り続けてます。アパレル屋→本屋→キャスティング屋→ウェブ屋(←いまここ)しつつなんでも屋。
□立ち寄り先一覧 < http://start.io/browneyes >
□デジタルちゃいろ:今回のどこかの国の音楽プレイリストまとめ
└< http://j.mp/xA0gHF >

急激に寒くなった先週の日曜日、やっと衣替え開始。開始早々に腰に違和感。以来未だに歩くのにすら難儀をする状態。実は学生時代、成長期のせいなのか、水泳(平泳ぎ)のせいなのか、スキーのせいなのか、腰椎のひとつがダルマ落とし状態という、腰の地雷を抱えてる。リハビリやら何やらで、長いこと上手に付き合ってたが、そろそろ肉体が何もせずに支え続ける若さを失いつつあるのかもしれない。うっ、ツライ......。

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編集後記(11/06)

●江原啓之「予言」を読む(講談社、2012)。この本は筆者が霊媒(ミディアム)となって霊的世界から人類に向けたメッセージを伝えるために著するものである。また、スピリチュアリストとして、過去の予言や今回もたらされたメッセージをもとに、現代社会を分析し、浮き彫りにする研究書でもある、ということだ。この人の著書はいくつか読んでいて、いつも素直に受け取ってきたが、世界情勢の話がこれほど多いのは初めてで、ちょっと違和感を覚えた。

だが、スピリチュアリズムとはこの現世を生き抜くための霊的哲学である。故に世界を知ることは必要不可欠なのだ。これからの数年間は世界中で、霊的世界から示されるまさに「最後通告」とも言える出来事が次々に起こるようだ。それらはけっして楽観できるものではない。むしろ「悪しき予言」ばかりである。でも、それが当たらない未来を築いていく、運命を変える努力もできるのが人類なのだという。

第二章の「これからの世界と日本の未来」を読むと、日本の脅威はやはり中国だと実感する。モラルの低い中国が、原発や核戦略をさらに推進するとどのようなことが起こるか。高速鉄道事故で調査も終わらないうちに車両を土中に埋めて証拠隠滅をはかったことを例にとれば、中国で核が暴走しそれを制御できないまま隠蔽されるといった事態も容易に想像できる。「中国で推進される原子力にかかわることには注意が必要でしょう」という啓示はリアルに恐ろしい。

本書の半分は人生論のようだ。人として生きる心構えについて、何度も読んだような気もする。人は死んでも無にはならない、「死して死なない」ことも理解した。だから死ぬことは少しもこわくないが、苦痛だけはいやだ。(柴田)

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●続き。実物が届いた。思った通りの紙質、色、におい。主張しすぎないところがいい。背の部分が本のように印刷されていて、まぁこれはシールでも貼って保存すればいいのかも、とか、毎年ナンバリングされているから、ナンバリング通りに並べたらいいのかもと思ったり。

ガイドを読む。「キレイに使おうとしないで下さい。どんどん使ってボロボロにしましょう。」という一文が大好き。あと「スケジュールに変更はつきものです。どんどん修正してコッテリとしたページにして下さい。」とか「スケジュールの整理をメンドクサイ雑用と考えるのでなくて〜」とあるところも。ほんとメンドクサイんだもん。

左にスケジュール、右にタスク。タスク欄に複数の仕事をいくつかに分けて列記。これはこの日にしよう、これはこっち。あ、これじゃ間に合わない。これ先に聞いとかないと二度手間になる。汚い字でガシガシ、ザッ。汚して使おうと思っていても、新しいノートだと緊張する。ヘタレなので、もらったフリクションペン0.5mmを出してくる。消せるのはいいな。3色セットのフリクションぺンが欲しくなった。ジャグリング第一弾を俯瞰すると、気持ちが落ち着いてきた。あくまで基本はGoogle Calendar。そしてOmniFocus。頭の整理と確認にyPad。使いこなせるようになりたい。(hammer.mule)

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3色ボールペン フリクションボール3。0.4mmのが欲しい。
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0.4mmの明るい色味のものでマーキングするのも良さそう